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リトルカブとクラブマン

バイクの旅は終わった・・・。
なので日常のことを書き留める。

再出発15日目 秋田県と山形県の県境にある三崎公園にて

2010年07月17日 | 
青森県の県道12号にて。
日が昇り始めた頃に撮影。

今朝は4時過ぎにキャンプ場を出発。
県道12号→国道101号と走る。
県道12号は田園に囲まれており、その中を走るのは気持ちがよかった。
昼は気温が高くなり32度まで上がり、ここまで高くなると走っていても暑く感じるので、かなりしんどい。
北海道が恋しくなってしまった。
休憩を多めに挟み、キャンプ場を目指す。
目的地にしていた三崎公園だが、入り口が分かりづらく、秋田と山形の県境を三往復してやっと見つけることができた。

三崎公園で仲良くなったW400乗り(この日は車だった)の人と、その友人の人に夕食に誘ってもらった。
バーベキューで肉をたらふく食べさせてもらい、色々話した。
人とこんなに話すのは久しぶりだ。
面白い二人だった。
「またどこかで会えたらいいね」と言ってもらい嬉しかった。
一期一会、良い経験ができた。



国道101号沿いにある、日本一の大銀杏。樹齢は1000年以上とのこと。
大きさと存在感に迫力を感じた。


三崎公園から見える夕日。
家族が何組か来ていてわりと賑やかだった。
残念ながら雲が多くて水平線に沈む太陽はみれなかった。

再出発14日目 五所川原市十三湖中の島ブリッジパークにて

2010年07月16日 | 
津軽半島龍飛崎にて撮影。
霧が出ていて何も見えない。
晴れていれば北海道が見えるらしい。



この間のことだが、大間崎のキャンプ場でテントで寝ていると、ダニ(らしき生き物)の無数の集団の襲撃にあった。
朝目を覚ますと、テント内の至る所に入ってきており、何故か天井で一塊になりうごめいていた。
多分テントの中が暖かかったため、入ってきたのだろう。
えらいこっちゃと思ったが、テント自体と中の物をはたいたら払い落とせたので大事にはならなかった。
そういうことがあったので、昨日はテントを張らず炊事場の中で寝た。
炊事場と言っても小屋になっており、室温も高く風も通さないため居心地のいい場所だ。
しかし、寝るには少し問題があった。
人の動きを感知して、「バチン」と大きな音を立てて室内の明かりや換気扇が自動で動き出すので、寝返りをする度に起こされてしまうのだ。
そのせいで余り眠れなかった。
大間崎のキャンプ場を利用するときは、テントに虫除けスプレー(最近では網戸にかけるようなやつがある)をしておくと良いかもしれない。

話を戻そう。
今朝は5時に出発し、龍飛崎を目指す。
青森市街を抜けるまでは流れが悪く、思うように進まなかった。
国道280号に乗ってからは交通量が減りスムーズに。
途中、湯ノ沢温泉に入り汗を流し、冷えた体を温める。

龍飛崎に着いたのはお昼頃。
霧が出ていて風景などは全く見えず、何のために来たのかと虚しくなった。
長居してもしょうがないので、気持ちを切り替えブリッジパークを目指し国道339号を走る。
濃い霧に当たり苦労したが、何とか14時過ぎにはたどり着き、寝床を確保できた。


ブリッジパークキャンプサイトの炊事場にて撮影。
サラサラと涼しい風が吹いて心地よい。

再出発13日目 大間崎のキャンプ場にて

2010年07月15日 | 
函館港にて撮影。
ハート型の置物の所に「恋人の聖地」
と書かれてあった。ビキビキ。


今朝は6時に起床し、テントなどを片付けて出発の準備をしていると、自転車で旅をしているおじさんが「今日はどこまで?」と話しかけてきた。
函館でフェリーに乗ることを言うと、そこからお互いのことを少し話した。
おじさんは自転車で15年間旅をしてきたそうだ。(その身を原動力にしているだけに、体格はプロレスラーに近かった)
日本一周をした後、オーストラリアでも旅をし、また日本を回っているとのこと。
1日150キロ走るのだとか。
すごいの一言だ。
今回の北海道を走って、自転車の旅は終いにして、今度はバイクで旅をしようと考えているらしい。
おじさんは、すーぱーかぶ(こんな発音だった)に乗りたいと言う。
やはり、丈夫でトラブルが無く、整備が簡単となったらカブに落ちつくようだ。
自動車免許を取ったとき大型バイクの免許も一緒に付いてきた、とのことで、原付二種のスーパーカブを薦めておいた。
他のライダーや旅人も話に加わり賑やかになる。
話を聞いていると、どうも俺の走行ペースは早いらしい。
北海道に入って8日ほどで一周(内2日は雨により足止)してしまったが、北海道はゆっくりと回って楽しむもののようだ。
まぁ、それはまたの機会に。
ぼちぼち話を切り上げ出発することに。
晴れて気温も高く気分が良かったので、遠回りして函館を目指すことにした。
国道5号を戻り、国道276号→国道229号と海岸線沿いを走った。
訳あって277号に入り国道5号→道道96号→国道228号で函館港へ。


味噌ラーメンとチャーシュー丼。
国道5号沿いの山岡というラーメン屋で昼食をとる。
味噌と豚骨の合わさったスープが非常に旨かった。太麺のタマゴ麺との相性もgood。
チャーシュー丼はイマイチ。


フェリーで青森市まで行きたかったが、時間も時間で周辺にキャンプ場がなさそうだったので、仕方なく大間に行き、大間崎のキャンプ場へ戻る。

明日から北海道の天候は回復するらしい。やはり俺は雨男のようだ。



本州最北端の夕日。
あまり人気はなく、肌寒い風が吹いている。

再出発12日目 北海道倶知安町旭ヶ丘公園にて

2010年07月14日 | 
旭ヶ丘公園のキャンプ場。
すでに4~5張りのテントがあった。
大学生が4人ほどでバーベキューをしているのだが、酔っているのか騒がしい…。


今朝は4時に起床し早めに出発。
早く出た分ゆっくりと走ることにした。
地平線さえ見えそうな直線道路をゆっくりゆったり。
風もなくすれ違う車もなく心地よく走ることができた。
国道231号あたりから車が増えだしたので、いつものペースに戻して函館を目指した。
5号線をたどるが、流れが悪くペースダウン。
そのままずるずるとしたペースで旭ヶ丘公園のキャンプ場に着いた。
そこで偶然にも、大間崎のキャンプ場で知り合ったライダーのおじさんと再開する。
おじさんはゆっくりと北海道を回っているとのことで、旭ヶ丘公園で二カ所目らしい。
その後はボチボチ話した程度で俺はテントにこもった。

この間の雨に懲りたので、撥水スプレーを購入しテントに塗りたくった。
2本で1000円ほどだったか。
これで少しは違うだろう。

再出発11日目 北海道遠別町の旭にて

2010年07月13日 | 
出発して一時間ほどして空が晴れてきた。北海道に梅雨はないと言うが、これだけ雨が降るんだったら、ないとは言えないような気もするが。



朝起きると頭の上に水たまりができていた。
地面が少し傾斜になっていて、そのせいで雨漏りしてきたものが端に溜まってしまったようだ。
そのおかげでテント内全体に広がらなかったので、被害は最小限ですんだ。
雨が止んだのは明け方頃で、強風は吹き続けていた。
そんなもんだから、夜中に何度も起きては雨漏りを拭い、水の侵入はないか確かめ、風で倒れてくるテントを支えた。
繰り返す内に、どうにでもなれと吹っ切れて、支えることも拭うこともやめ、寝るに徹することにした。
その結果が水たまりだ。
テント自体は何とか持ちこたえてくれて、雨風の直撃から身を守ってくれた。
ホント何事もなくて良かった。

強風の中やっとこさテントやらを片付けて、稚内の宗谷岬へ出発した。
国道238号を北へ向かって気持ちよく走っていると、突然左足のくるぶし辺りに激痛が。
「虫に咬まれた!」と思い、反射的に左足を振り回した。(後ろの車はさぞやビックリしただろう)
それでも痛みは取れないので路肩にバイクを停め、恐る恐る見てみると、蜜蜂がくるぶし刺していた。
針を抜き取り、刺された箇所を水で軽く洗う。
それ以上どうすることもできないので、また走り出した。
トラブルはあったが予定より早くに宗谷岬に到着。
すでに20台程のバイクが来ており、観光客などで賑わっていた。
折角なので、すぐ側の日本最北端の定食屋(だったと思う)という店で食べていくことに 。
最北端ラーメンなるものがあったが、1300円と高めだったので、手頃な値段のうどんを注文。
面は太く、モチャモチャしていて、つゆは辛かったが定食屋のおばあちゃんはいい人だった。



日本最北端の石碑。
常に人だかりができているので、撮るのに苦労した一枚。


食べ終わるとすぐに出発。
国道238号→国道40号→道道106号と走り函館を目指す。




道道106号にて撮影。
オトンルイカ風力発電所。
めちゃめちゃデカい!

今朝の嵐で疲れが溜まってしまったので今日は宿をとることに。
旭という温泉地だが、ライダー限定で個室2000円と激安プラン(ツーリングマップル参照)を利用させてもらった。
北海道は旅人に優しい。