Blue in Green 美容室

唐津の美容室です。店長カタミネの雑記になってて美容室じゃないみたいですね。(^^;)

ヘアカラーその①髪って?

2007-08-02 | ヘアカラー
今、ヘアカラー剤を5社から取り寄せて、テストしています。
今使ってるヘアカラー剤がモデルチェンジするんですが、ダメージ対応力が低下するので もっと痛まないヘアカラーを探しています。
メーカーの人と、毛髪科学やカラー理論をもう一度勉強して、最新の状態に更新しなきゃ( ̄▽ ̄)

ちゃんと説明すると、長くなるので、簡単にヘアカラーについて説明しますね。

髪を染めるのには、大きく分けて四つの種類があります。
アルカリカラー、酸性カラー、ヘアマニキュア、ヘナ(草木染め)です。
どれも一長一短があります。

髪の毛を簡単に説明すると、、、

日本人の髪には、メラニン色素がいっぱい入ってるから黒色に見えます。
髪の毛を 「のり巻き」に例えてみますね。
のり巻きの「のり」が髪の毛で言うと「キューティクル」になります。
「のり」は黒いですが、「キューティクル」は透明です。
で、ごはんの部分が コルテックスと言う蛋白質で黒い。
真ん中の「かんぴょう」が毛髄質と言う芯みたいなものになります。

ごはんの部分が黒いから、日本人の髪は黒くみえるんですね。

いろんな色や明るさが楽しめるヘアカラーが「アルカリカラー」です。
一般的にカラーと言えばこれかな。

「アルカリカラー(1剤と2剤を混ぜて使います)」が「のり(キューティクル)」を開き、
「ごはん(コルテックス)」を壊すと同時にメラニン色素も壊すので、
髪の毛は明るくなります。

メラニン色素をいっぱい壊すほど、髪の毛は明るくなりますが、その分「ごはん」&「のり」も失われるので痛みます。
アルカリカラー剤の「アルカリ」と2剤の中の「過酸化水素」が反応して「活性酸素」が発生して、
「活性酸素」がところかまわず髪を壊していくからです。
子供の頃、ころんだ時に傷口を「オキシドール」で消毒しましたよね。
あれも「活性酸素」です。
すごく「しみて」痛かったですよね。
「活性酸素」がバイキンを消毒してくれるんですが、「活性酸素」には バイキンと人間と細胞の区別がつきませんから、両方壊しちゃうからなんです。

んで、メラニン色素が壊れたところに酸化染毛料が入っていって「活性酸素」に酸化されて発色(色がつきます)します。
だから、いろいろな明るさ、いろいろな色を楽しめます。
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