ゾンビな人生

ゾンビの映画の感想や社会をゾンビ思考で語ります。

ダイアリー・オブ・ザ・デッドのゾンビ感

2018-03-02 10:10:00 | ゾンビ映画

ジョージ・A・ロメロの傑作
「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」

いや~、やはり巨匠の作品は最高です。
この作品は学生が記録映像を撮っている
そのビデオ映像という設定です。

ネット社会の玉石混合の情報の中
こんなニュースが流れます。

「死体が動き出した!」

この何気ない日常の中。
ありえない光景が・・・
「し、死体が動き出した」

けど、葬式などの遺体をみていると
動き出さないだろうか心配していたものです。
まあ、本人が死んでから動き出しちゃったけどね。

このゆるーく起き上がるところがいい。
走ったり、飛んだりしたら、この恐怖は表現できない。

動く死体は噛みついてくる。
あー喉掻っ切られた~。ぶっしー。

けど、そんなの信じられません。
映画の中でもフェイクニュースだと
信じない学生もいます。

こういう、まだゾンビを目の当たりにしていないのに
存在を感じさせるのが素敵です。

で、主人公らの学生は映画を撮っていたが、
どうも何か異変が起きているということで
寮に変えるともぬけの殻。
うーむ不気味。
とりあえず、この場を離れて各自の家に行こうかという時
ついにモノホンゾンビが・・
運転していた女の子は車に突っ込んでくる頭のおかしい人を
ひき殺してしまったとショックを受けて、拳銃で顔を打ち抜く。
中途半端だったのか、まだ生きていたので急いで病院に。

その病院も誰もいない。
いや、人いたよ~「すみませーん」って
ちょっとあーた、やばいよ~。
結局、ゾンビしかいないじゃねーか。
そんな中、主人公は撮影を続けるのでした。

こりゃ、ただ事じゃない。ここにいたらやばすぎる。
ひとり腕を噛まれていた。
単なる怪我ならよかったが、ゾンビに噛まれたら「死」へ一直線。
急に様態が悪化してぽっくりいってしまいます。
そして数時間後ゾンビとなって目を覚ます。
もはや、恋人のこともわからない。

逃げる途中で車が故障。
近くにあった民家に立ち寄ると、
これまた、この映画最高のキャラクター
串刺しおじさんサミュエルが登場。
このおじさんしゃべれないのか、
銀魂のエリザベスよろしく、
ボードに文字を書いて会話をする。
(最初ゾンビかと思ったぐらい怪しい)

このおじさんはすごい。
ゾンビの群れにダイナマイトを投げるし、
脱出の際に噛まれた時の最後の攻撃が
自分の頭ごとゾンビを倒してしまう
ぶっ飛んだキャラ。

死んでしまったのが残念でならない。

病院でぱくったビデオにあった映像。
ホームパーティーでピエロが登場。
冗談で鼻をつまんだら、鼻が取れて
血が噴き出す。
そしてがぶりぃ

このビデオが平和な時が終わった感じで
最初みた時、何ともいえない恐怖を感じました。
けど、好きなシーンでもある。

その後、武装集団の基地でお世話になり、
お金もちの友人の家に行くことになる。

その途中で軍人に略奪される。
この辺りが人間の恐ろしさを表している。
この軍人が続編「サバイバル・オブ・ザ・デッド」の主人公というところが面白い。

続編に繋がるのだが、劇中にあるネット画像で
ゾンビになった家族を匿う、老夫婦の話があった。
ゾンビが増殖する理由は家族を殺せない、
動いているだけに希望を持っている。
そして不用意に近づき噛まれる。
そうやって増えていくのです。
うん。愛する家族がゾンビになったら、
閉じ込めておくのがやっとかもしれない。

で、友人宅へ到着。
すごい豪邸。
でも門もドアも開けっ放し。
いつも思うがゾンビ映画では
戸締りがなっていない。
だから侵入される。

そしていつの間にか
結構やられている。

昨日まで元気だった人がいない。
友達もどうやら噛まれている。

そして衝撃のゾンビプール。
泳ぎたくねえええ。

 

そんな中、豪邸の友達がゾンビ化して
女友達を追いかける。
主人公はそんな危機にも撮影を続ける。
それにブチ切れた(そりゃね)女の子は
車に乗って出ていってしまう。

最後はシェルターに隠れないで撮影を続け、豪邸の友人ゾンビに
噛まれて、恋人に頭を打ち抜いてもらってTHE END。

最後にネットでゾンビをなぶり殺すシーンは
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を思い起こさせる。

そして最後のつるされた女の子のゾンビは
車で出て行った女の子では?

まあ、この最後のシーンもエクセレントです。
いや~最高です。
これはゾンビファンなら必見です。

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