CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-287「カンダハル 突破せよ」(イギリス)

2023年10月31日 00時24分31秒 | イギリス映画
現代の戦争に勝利はない
 イラン国内で核開発施設の破壊工作に成功したCIA工作員トム・ハリスは、CIAの内部告発による機密情報漏洩で全世界にその正体が明らかとなってしまう。ミッションを即刻中止し、中東からの脱出を図るトムは、30時間後に離陸する英国SAS連隊の飛行機に搭乗するため、アフガニスタン南部のカンダハルにあるCIA基地を目指す。
 しかし、イランの精鋭集団・コッズ部隊、パキスタン軍統合情報局(ISI)、さらにタリバンの息がかかったゲリラ、金次第で敵にも味方にもなる武装集団など、トムをめぐる追跡劇は敵と味方が入り乱れる混沌としたものとなっていく。(「作品資料」より)


 イランで破壊工作を成功させたCIA工作員のトム・ハリス。

 しかし、次のミッションを行なっているさ中、その存在がバレてしまう。

 CIAの内部告発によって情報が記者へと渡り、その記者がイランのコッズ部隊の手によって拉致され、情報が明らかになったもの。

 イランは公開処刑にするため、トムがいるアフガニスタンに入国し、彼を捕らえようとする。  

 しかし、その情報によってトムを捕らえようとするのは、イランだけでなく、パキスタンの軍統合情報局、ISIまでも動き出す。

 トムを捕らえ、その身を売ろうという考えのよう。

 トムは通訳のモーと共に逃走を図り、イギリス軍輸送機が救出に来るカンダハルを目指す。

 カンダハルまでの400マイルという距離を、輸送機が来る30時間以内に到着しなければならないというタイム・リミットのある展開。

 時にカー・チェイスを繰り広げ、時に激しい銃撃戦を繰り広げる。

 CIAは、偵察機でその映像は見られるものの、逃走に手を貸すことは出来ない。

 果たして、トムとモーは様々な追っ手がある中、脱出することが出来るのか。
 
 タイム・リミットとほぼアウェイの状況の中での脱出行。

 アクションもあり、緊迫感が高まり、惹き込まれる展開であった。

 実体験を書いたものが原作となっているらしい。

/5

監督:リック・ローマン・ウォー
出演:ジェラルド・バトラー、ナビド・ネガーバン、アリ・ファザル、バハドール・フォラディ、ニーナ・トゥーサント=ホワイト、トラビス・フィメル
於:池袋HUMAX CINEMAS

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