ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~

手造りPHEVで、そしてプリウスPHVで二度の日本列島縦断を達成し、世界初EV南極点到達を目指し活動する冒険チームです。

ERK Cup Japan第4戦(電動レーシングカートのシリーズ戦)

2014年10月04日 12時07分10秒 | ZEVEXの活動

運営側に回った第3戦から1ヶ月、ERK Cup Japan第4戦に再び「選手」で参加しました。今回の構成はスプリントレース5ヒート、それも正回り6LAP、逆回り6LAP、逆回り5LAP、正回り5LAP(ジョーカーLAP有り)、正回り4LAP(ラッキーLAP有り)というバラエティーに富んだ構成でした。

リチウムを積んだスペシャルクラスは電力量的には余裕なので、基本常に全開でのバトルになりますが、鉛ー酸バッテリーの02クラスは全ヒート全開では電力量が足りません。そこで、攻めるヒート退くヒートの戦術を考える必要に迫られることになります。

(ZEVEX Racing Teamの第1ヒート担当は藤井尚孝隊員。前回はグリップの切れたタイヤで散々だったが、今回はタイヤの状態もバッチリ。)
02クラスは他のチームがどのヒートを勝ちに来るかも重要です。同じ勝つでも他のチームとバトルして電力を消費して勝ったのでは、他のヒートの戦術に影響が出てしまうからです。その辺の様子を見つつスタートした第1ヒートは、現役ガソリンカーターのZSSチームがストレートでもぐいぐいアクセルを踏んで来たので勝負は諦め、スタートグリッドで前に居たアドバンテージを生かして強豪JKB(女子カート部)を何とか抑えて2位でまとめて上々の滑り出しとなりました。

そして第2ヒート、逆回りを得意とする内山豊隊員のドライブです。第2戦ではTOPを走っていながらも、残り200mでハーフスピンして3位に留まったので、その雪辱戦でもあります。

(常にも増して気合いが感じられるスタート前の内山隊員。スタートはヒート1のチェッカー順なのでフロントローアウト側だ。奥に見えるのが強豪女子カート部。)
詳細は下の動画をご覧頂くとして、このヒート踏んで来た女子カート部との一騎打ちを3周目にかわして、そのまま逃げ切って見事1位を取りました。トランスポッダーの調子が悪くて一部タイムが取れてないLAPが有りますが、このヒートで出した内山選手の38秒650が、この日の02クラスファステストだった様子です。

第3ヒートはバッテリー温存の為にDNSして、私の乗る後半2ヒートです。1・3ヒートを取ったZSSチームと競うには、この第3ヒートは落とせません。スタートグリッドは最後尾でしたが、スタート直後からZSSの後ろに付けてジョーカーLAPも後ろに付けたままこなします。1ヒート目で明らかな速度差が有ったストレートでもZSSチームとの差が開かないので「このヒートは抑えている」と判断して前に出ました。そしてそのままチェッカーを受けて1位。この時点で、2位・1位・DNS・1位なので、最終ヒートで1位を取れば初優勝の目も出て来ました。
そして最終ヒート、スタートで飛び出した女子カート部の後ろに付けますが既にパワーが出ません。練習走行用のバッテリーが不調で、6LAPを決勝用のこのバッテリーで走ったのが響いている様子です。ピット無線を繋いでいる女子カート部が上手くラッキーラップに入ったところで勝負有りでした。レースに「たられば」は有りませんが、練習走行で使った6LAP分が無ければ計算通りこの最終ヒートもレーシング速度を維持できたと思われるので残念でした。

ま、それでもこの日は2位表彰台。第2戦が3位で、欠席の第3戦を挟んで第4戦で2位。徐々にセッティングが出て来た手応えが有ります。

(2位表彰台は久々。2014のシリーズタイトルは全戦出場の東自大チームと中央のZSSチームに可能性が有ります)

(ちょっとはレーシングチームっぽくなって来たか?「ZEVEX Racing Team」 でも主戦場はオフロードでの4x4クロカンEVなチームです。)

ERK Cup Japan 4th Oct 2014 [The Sprint5] heat2 ~ZEVEX Racing Team win~


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貴媒体からの広告リンク掲載のお願い (山田)
2014-11-19 18:18:25
【ZEVEX~行動する自動車環境問題NGO~】運営者 様

初めまして、山田と申します。
様々な分野でのメディア運営や大手企業様のWebプロモーションなどのサービスを提供している会社で勤務しております。
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誠にお手数ではございますが、ご返信は下記連絡先にご連絡頂きますようお願い致します。
E-mail: ik-web@outlook.com  山田
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何卒宜しくお願い致します。
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