関東地方に白根山と名のつく山は、二座あって本峰の名は栃木県日光市にあることから、日光白根山と呼ばれることもある。もう一方の白根山は、群馬県吾妻郡草津町ににある為に、草津 白根山(くさつしらねさん)と呼ばれる。
草津白根 が標高 2,160mなのに対して、日光の白根山は 標高 2,578mであり、関東地方の最高峰である。そして是より北に行けば、日光白根よりも高い山はない。山頂は群馬県利根郡片品村との境にある。この山頂から群馬県側を眺めれば、見渡す一体は、群馬県のある大地主が、全部所有しているとか、日光湯元の人に聞くことがあった。南側から上れば、比較的ゆるやかな登山ではあるが、菅沼から登頂すれば急峻な崖を越えて行かねばならない。遠方から見れば、このようにも見えるが、小学生の子供でも上れる。前白根との間には、五色沼という湖があり、深田久弥は日本百名山に選んでいる。
巻頭の映像は、2017年5月28日に中禅寺湖の歌ヶ浜から撮影したもの。前日までは、数日つづいた雨天で、昼頃に雲が消えて絶好の撮影日和となった。空気が綺麗に浄化されたので、いつもより白根山が鮮明に見えている。
白根山と白根隠山
中央の高い峰が、白根山で
左前の丸い峰が、白根隠山。立木観音前の駐車場から
2018 11 24 撮影した。
こちらにも、白根隠山が写っているが、
白根山本体と重なっているので、その区別が難しい。
半月峠の展望台から、同日に撮影。
8月でも、当日のような晴天がある。とてつもなくラッキーな山行きでした。