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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

吉村市長に対する抗議スタンディング!

2018-08-31 21:29:55 | 
大阪市吉村洋文市長の学力テスト検査を教員人事評価にいう暴論に対し、いろんなところから批判が渦巻いています。

本日、#吉村市長に対する抗議スタンディングとして、

大阪市庁舎前に市民が集まり、声をあげました。

その様子を画像でお伝えします。

吉村市長の学テ結果給与・予算反映方針は教育ハカイ!

教育委員会は吉村方針を拒否せよ!









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大阪市人事委員会審理日程決まる!

2018-08-31 21:22:27 | 人事委員会審理
大阪市現職中学校教員松田幹雄さんからの報告です。

大阪市人事委員会・松田「君が代」不起立戒告処分取り消し請求公開審理
10月25日(木)10:00、12月6日(木)13:30に決まりました。

 大阪市人事委員会に処分取り消しの審査請求をしてから3年以上になります。

8月30日、大阪市人事委員会の第3回準備手続きがあり、公開審理の日程が決まりました。

10月25日(木)10:00~12:00がS人事・監察課長(当時)とY校長の証人尋問、

12月6日(木)13:30~15:30が請求者(私)の証人尋問です。

場所はどちらも、大阪市役所4階です。

証人尋問に向けて陳述書(2)を提出し、以下を主張しました。

大阪市教委は、「君が代」斉唱にあたって、事実を伝えることを禁じ、国歌だからとにかく歌えと強制して、教育を「調教」に変えている。

大阪市と教育委員会が教職員に「君が代」起立・斉唱を強制しているのは、「国旗・国歌を敬愛すべき」、「国は敬意を払うべき存在」であり「従うべき存在」であると感得させる「調教」=刷り込みの目的を持って、式場内の全員が国旗に向かって起立し、ともに国歌を斉唱する状況を演出するためである。

大阪市国旗国歌条例は、憲法違反の児童・生徒へ一方的な観念を植えつける教育を強制し、教職員としての「思想・良心の自由」を否定する憲法違反の条例であり、大阪市職員基本条例は、人事監察委員会の議事録が存在しないとか、異議申立権を規定した条項の実施が想定されていないなど、欠陥条例である。大阪市国旗国歌条例と大阪市職員基本条例は、一体となって、児童・生徒へ一方的な観念を植えつける教育を強制している。

条例と職務命令による教職員の強制がもたらしている教育についての評価・判断とともに、大阪市国旗国歌条例と大阪市職員基本条例に対する評価・判断も求めたい。

吉村市長が8月2日に表明した「全国学テ結果の給与・学校予算反映」方針は、維新市政のゆがんだ教育支配の実態を誰の目にも明らかにしました。「君が代」強制を跳ね返す闘いの中に、まっとうな教育を取り戻す展望があることを訴えていきたいと思います。
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根津公子の都教委傍聴記(2018年8月23日)「教科書といじめ」

2018-08-27 16:16:16 | レイバーネット
根津公子さんの都教委傍聴記第2弾は<都教委定例会>報告。私たちは、5年前の「日本史」教科書採択への不当介入を鮮明に覚えている。あの事件を風化させてはならない・

また、いじめ問題については、根津さんの言われる通りだ。差別分断の社会を私たちは変えていかなkればならない。小手先の解決策ではいじめを根絶することはできないだろう。

以下、レイバーネットHPより転載

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 定例会の公開議案は「来年度使用の高校用教科書の採択について」、公開報告が「第2期都教委いじめ問題対策委員会答申について」。

 教科書採択は、各学校が選定した教科書がすべて採択された。
 実教出版「高校日本史B」が「日の丸・君が代」について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述したことに対し、都教委は2013年6月27日の定例会で、「都教育委員会の考え方と異なるものである」から「使用することは適切でないと考える」とした「見解」を各学校に通知し、選定を「0」にさせてきたことへの自戒的反省はどの委員からもなかった。2018年度改定の実教出版「高校日本史B」がこの記述を変更させたために、都教委「見解」は姿を消したが、学校に圧力を加えた都教委の事実を、とりわけ教育委員は忘れてはいけない。この「見解」を決めるのに、非公開の教育委員会を秘密裏に開いたのだから。



 「第2期都教委いじめ問題対策委員会答申」は、2015年度と2016年度を比較して成果があったこととして、「学級担任やアンケート調査等により、いじめを発見した件数が増加」した、「学校いじめ対策委員会が対応した件数及びいじめの解消率が増加傾向」「子供自身にいじめ問題について考えさせる取り組みをしている学校が増加傾向」にある等を挙げる。また、課題として、「インターネットを通じて行われるいじめに対する対応強化」「誰にも相談していない子供の支援の充実」「子供が多様性を認め、自己肯定感を育む場や機会を意図的に設定」するなどを挙げ、改善の方向性を挙げる。
 しかし、これではいじめの抜本的解決にはならない。大人社会には差別がまん延し、その中で子どもたちも生きているのだから、差別分断の社会を変えることにしか、いじめの解決策はない。また、障害を持つ子どもを特別支援の名の下に分離する教育を、世界の流れに倣い、“どの子も一緒”の学校教育にすることだ。
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根津公子の都教委傍聴記(2018年8月23日) 「英語より母語のマスターが先だ」

2018-08-27 14:55:07 | レイバーネット
レイバーネットHPより転載。まず、第1弾として、東京都教育総合会議傍聴記を。ちなみに、総合教育会議とは、「地方教育行政法の改正に伴い、2015年4月から、各都道府県・市町村に設置される会議体。首長と教育委員会により構成され、地域における教育行政の指針となる大綱を策定する。」(デジタル大辞泉)というもの。為政者である知事や市長が直接教育に介入するだけに、私たちは今後注視していかなければならない。傍聴記を読む限りでは、東京都教育委員会は、早期からの英語教育を再考しなければならないはずだが、、さぁ、どうだろうか?

根津さんの、
「読解力がないことで「労働力不足なのに失業や非正規雇用が増大」と結論づけるのは暴論だ。首切り自由・非正規雇用を進める国の政策に目を向けず、向けさせず、それが各人の読解力=学力に起因すると結論づけ、生徒の自己責任とするものだ。」に共感。

以下転載〜

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

根津公子の都教委傍聴記(2018年8月23日)

「英語より母語のマスターが先だ」

<第1回東京都総合教育会議>報告

 今年度総合教育会議はこの日が第1回目。「これからの時代に必要な『読解力』を育てる』という議題で、2011年度から「ロボットは東大に入れるかプロジェクト」を立ち上げ、調査研究をしてきたという新井紀子教授(国立情報学研究所、(社)教育のための科学研究所)が「AI時代を生きるための『読解力』とは」と題して講演。その後、淵江高校数学科の主任教諭と江戸川高校の国語科教員から短い報告があった。

 新井教授の話は――。AIは、意味は理解できないが、キーワードを上手くたくさん入れれば、「よく当たる」こともある。一方、意味がわかるはずの高校生が、意味のわからないAIに敗れるのはなぜかを、文章題の質問に答えさせることで調査した結果、
① 正答率(読解力)と偏差値とは相関関係にある。
② 就学援助(金受給)とは強い負の相関関係にある。
③ 中学生は学年が上がるごとに読解能力が上がるが、高校生は上がっているとは言いがたい。 とのこと。

 この調査結果から新井教授が導き出した結論は、
「教科書が読めない→予習も復習もできない。貧困下でも塾に通わなければならない→AIに職を奪われる、新しい職種に移動できない→労働力不足なのに失業や非正規雇用が増大→格差拡大、内需低下、人口がさらに減少」したがって、「中学を卒業するまでに、教科書を読めるようにすることが公教育の最重要課題」とのこと。

①~③は調査するまでもなく、予測できると思いつつ聞いていたが、読解力がないことで「労働力不足なのに失業や非正規雇用が増大」と結論づけるのは暴論だ。首切り自由・非正規雇用を進める国の政策に目を向けず、向けさせず、それが各人の読解力=学力に起因すると結論づけ、生徒の自己責任とするものだ。

 講義の後、小池都知事や教育委員から質問ややりとりがあった。その中から幾つかを挙げる。
小池知事:東京は英語教育を早期から行なっている。幼いときから英語をやると、読解力がなくなるか。
新井:母語がしっかりする前に慌てて英語をしなくていいのでは。英語を使いたいのであれば、音声翻訳が使える。
小池知事:プログラミング教育も東京では早期にやっているが、それも良くないのか。
新井:プログラミング教育をイベント的に年に何回かしても成果はない。プログラミングの基本は、定義をよく読むこと。
宮崎教育委員:英語よりも母語のマスターが先だ。

 学習指導要領の改定に伴い、今年度から3,4年生が英語活動を、2020年度から5,6年生は英語が教科化される。都教委は全国に先駆けて英語教育に力を入れ、多大な金をつぎ込んで、英語村・体験型英語学習施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」をこの9月に開業させる。宮崎教育委員も他の教育委員も、英語教育に反対する発言を定例会の場でしてはこなかった。ここでの宮崎教育委員の発言の趣旨は何だったのか。
 新井教授の発言を受けて、都教委は英語教育を再考する用意はあるか。
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豊中市教委による「減給処分」撤回訴訟控訴審傍聴支援お礼

2018-08-24 20:50:46 | 当該から
みなさまへ

昨日は、傍聴にきていただきありがとうございました。
提出書面の確認と私の意見陳述で、結審となりました。
高裁11民事部ロ係で山下郁夫裁判長でした。
判決は11月1日10時30分からです。
判決言い渡しは通常、裁判所が一方的に決定するそうですが、
山下裁判長は双方の代理人に都合を訊き調整して決定しました。
このことがどういう意味を持つのかは不明ですが、
今後ともご支援をよろしくお願いします。

佐藤訓子
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