斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

釧網本線キハ54系と石北本線キハ40系の乗り継ぎ

2024-05-06 17:24:19 | 鉄道
 今年3月のダイヤ改正で石北本線と釧網本線にH100系が投入され、キハ40・54系が
 撤退
 しました。というわけで、釧路からキハ54系とキハ40系を乗り継いでみました。





 まず、釧路発6時38分の網走行き
 4726D
 に乗車します。キハ54系の2両編成で、後ろのキハ54-522がルパン三世ラッピングで、キハ283系から転用されたシートを装備しているので、迷わず後ろの522に乗車しました。リクライはしないけど、座り心地いいんですよね・・・。
 早朝とあって、まばらな状態で釧路を出発しました。


 塘路で釧路行きと交換するためにしばし停車。釧網本線は本数が少ないので、交換待ちは塘路が唯一でした。釧路行きは単行でしたが、そんなに乗ってなかったな・・・。川湯温泉でそれなりの乗車があったとは驚きました。(さすがに席が埋まるほどではなかったけど・・・)


 湿原の中を走り、9時ぐらいに知床斜里に到着。ここで数分停車します。観光地なだけに下車が多く見られました。


 知床斜里を出ると、オホーツク海の側を走るようになるわけですが、今はまさに流氷シーズン。なので、流氷を眺めることが出来ました。乗客たちはみんな海側にカメラを向けて撮影してました。


 釧路から3時間以上かけて線も本線を走り抜き、9時51分に
 網走
 に到着しました。4726Dとすれ違うようにキハ40系2両編成の知床斜里行き流氷物語号が出ていきました。シーズンなだけにほぼ満席でした。因みにキハ54系は10時24分発の快速しれとこ摩周号として折り返すのですが、インバウンド客で盛況でした。



 網走からは10時19分発の
 4658D
 に乗車します。遠軽行きできは40ー1758+キハ40-1751の2両編成でした。2022年に釧路地区がH100系に置き換えられてから網走地区は引き続きキハ40系やキハ54系が活躍し、国鉄型車両の聖地というイメージがあったのですが、一気にH100系に置き換えられるとは驚きでした。(数年は活躍するだろうし、キハ150系に置き換えられるのかなと思ってました)網走駅の大きな上屋の下でキハ40系がのんびりと出発を待つシーンが好きでした。
 とはいえ、前の4726Dの時とは異なり、時間的に丁度いいせいか乗り納めの客でそれなり乗ってました・・・。因みに4658Dは網走で朝の撮りバスを終えた後、北見方面へ向かう時によく乗車していた列車でもあります。10時19分発というのがちょうどいいので・・・。


 11時20分ごろ、北見に到着し、ここでオホーツク1号と交換するためにしばし停車します。オホーツクは2023年のダイヤ改正でキハ183系からキハ283系に置き換えられたので、石北本線でキハ40系とキハ283系がすれ違うシーンが見られるのは2023年から2024年までの1年だけでしたね・・・。


 12時52分に
 遠軽
 に到着しました。4658Dは遠軽行きなので、ここで終点となるのですが、車両自体は遠軽発13時27分発旭川行き4622Dとしてそのまま旭川へ直通します。別列車扱いなので、乗客はいったんホームに降りてホームで待機します。


 1番ホームでは網走行き4663Dが出発していきましたが、この列車は上川発遠軽行き4623Dがそのまま直通したものです。4622Dとともに上川~白滝で1往復しかない普通列車でもあるのですが、以前は通勤通学に合わて朝夕に設定されていたのですが、通勤通学が無くなってからは昼間にシフトされましたね・・・。



 遠軽から2時間かけて上川に到着しました。北見峠を越えた時、キハ40系が苦しそうに登って行ったのが印象的でした。
 上川では約40分停車し、特急「大雪4号」に抜かされ、更に下りの特快きたみ号と交換します。特快きたみ号はキハ150系の単行でしたが、これもH100系に置き換えられます。とはいえ、石北本線のキハ150系ってイメージできず、ほとんど見ることが出来なかったのが惜しまれます。


 16時17分に
 愛山
 に到着し、ここで下車します。旭川まで行きたかったのですが、3月改正で廃止される愛山駅を訪れてみたかったこともあり、下車することにしました。まぁ、4622Dは愛山に停車する数少ない列車でもありましたからね・・・。


 愛山駅は片面ホームを持つ小さな無人駅でした。周囲には何もなく、すぐ近くにバスが走っていることもあり、廃止を決めたのでしょうね・・・。


 駅のすぐ近くにある愛山小学校前バス停から旭川行きのバスに乗車し、旭川まで向かいました。愛山での滞在時間は10分でした・・・。

 こうして、釧路からキハ54系とキハ40系を乗り継いだわけですが、石北本線と釧網本線は国鉄型車両の宝庫であり、遅くまで残っているというイメージだっただけにH100系に置き換えられるとは実感が沸かない状態でした・・・。(鉄道線の廃止や富良野線のH100系投入などで北海道新幹線の札幌延伸まで持つだろうと思ってました)特に釧網本線はあと数年間はキハ54系で安定するだろうと思ってましたから・・・。
 以上です。

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