在野の遊子随想

壱個人として時事報道や評論に対しつれずれ感じた思いの日記

閑谷学校と夢二美術館を見学して

2013-05-31 | 善悪の基準と幸せの人生の為に
大正ロマンと現在の美人像の感覚の相違を感じた。閑谷学校は藩主池田光政公の英明君主に感動し他。江戸時代に
庶民のための学校とは驚きでした。門前で献吟詩の記念とできた。個人として再感す。

吟詠作詩は情操を陶き 愉墨丹青は晩年に伴う
紫風月明に健身を保ち 常楽我浄是至福なり

21世紀の現在、日本に生まれ師、親族、友人親しい人たちに恵まれ幸せ、東海南山に比すと言うべきか。
常に蘭秀菊芳よりも佳人に援けられてきた人生に感謝あるのみ。米寿を目指し報恩を尽くす仕上げとす
べきと思う1日であった。(吟行会の感想)

自然の初夏は美しいー、政治は力がかりで支配か

2013-05-03 | アジア経済共同体
5月といへば初夏と思うが今年も寒暖定まらず2010年も同様朝夕寒さ残りであった。
しかしながら躑躅は全盛を過ぎ山吹の黄、鈴掛の白、更に真紅の薔薇咲きそろえば
庭中が賑やかになった。今年出番遅れとなったが、菖蒲の気品ある濃淡の紫は立ち
姿美人のごとくでありシルクロードを安全な基幹通商路とした偉大な帝王である漢
武帝をして秋風の辞で蘭の秀,菊の芳より佳人を偲ぶと詠んだ詩文を吟じたくなる
<少壮幾時ぞ老いを如何>
それに反して人間世界、政治はどうか、北朝鮮対米挑戦に対して中米協議中に靖国
問題で安倍、石原の論調は戦前復帰の日本を望んでいるのかと受け取られ、国内問題
だとの反論は北朝鮮の持論主張に似てるようだ。20世紀の力の歴史は破滅への道で
あり、21世紀はNPT再検討会議で核兵器なき世界への連帯、ジュネーブが希望の光で
あろう。このような国際情勢のなかで自民党の改憲は日清、日露戦役以後、西欧列強
と同格の富国強兵への道として中韓のみならずアジア諸国にも警戒論を興しかねない
国内問題だから外交に関係ないと思うとは国際政治で日本は脱亜親欧の戦前の昔の
歴史を指摘されそうである。
本来憲法は国家権力の暴走を監視防止するため国民の権利を規定が原点であり国民の
命を権力に利用され敗戦で空襲でどれだけの命を失ったか、広島長崎沖縄の記念の
誓いは忘れたか、武力を行使しない平和を目指す最新最高の誇りある憲法とすべき
だろう。
ゲルマンドイツが第1次大戦で破れ苦しみを力にかえナチスが反ユダヤの旗のもと
力の政策で再び破れ今回は反省しユーロ連合で圏内の平和を確立した。東アジアに
おいてもドイツの先例に学び日中韓を含めてアセアン諸国と経済共同体を作る方
向へすすむべきだろう。宮沢内閣で一旦同意出来たが米国の反対で中断しアジア
諸国の信頼を失った事忘れたか、米豪カナダをいれてエイペック会議を持ったが
宣伝の割りに物にならなかった経験をもう一度考える方が改憲より先だろうと思う