韓国では米牛肉輸入問題でスト7政治問題が政局を左右。日本では食べない米を輸入し在庫。古米として飼料におとし生産をやめ補助金をだして自給率を下げ、おいしい麦を作らず高くてまずい小麦を輸入し値上げで国民生活を圧迫している。この不合理に与野党ともに、韓国のような騒動にならないのは何故?道路や年金のように政局、選挙の票にならない爲か、次回の選挙まで十分に対策を論議、農業政策のみならず、食料自給、、国民生活の基礎として対処してもらいたい。
土井晩翠の詩に＜成否を誰かあげつらう、消えざるものは唯誠＞と孔明を称える秋風五丈原の一節を思い浮かべたシーンをTV報道でみた。中国四川大地震に国際救助隊として出動し帰国した隊員たちを出迎えた在日留学生の一団の感謝の行為が隊員達の生存者1人も出来なかった沈んだ気持ちを貢献出来たのだと明るく変えられた事。学生たちをこの行動にさせたのは救出した遺体に黙祷する隊員たちの自然の行動と感動をもってシャッターを切ったカメラマンの1枚の写真がＮＥＴを通じて感動が中国国民に波動し反日の論調を親日に変え、更に日本の反中論調を断つ役割となったようである。誠意ある行動は事の成否を超えるものである。今回の報道の流れをみて痛切にかんじた。政治の現状の幾多の案件、報道のあり方により成否いずれへも動くものだと確信できた。
皐月の天候激しい変化の中の初夏は過ぎ梅雨入りか中国四川の大地震はユーラシアのヒマラヤ生成のエネルギーが内部で何万年も蓄積されたものが発動されたとか、自然の猛威に人間は反抗できるものではない。北京五輪を妨害せんと聖火を消しチベット分割の反中運動を企てていた連中はこの災害にどのように救済対処できたろうか。死亡者８万人を超える規模にも驚きだがニュース画像の悲惨さ、子供たちを救い出し最後の２人と共に力尽きた保母さん等、聞いた私に何ができるか、思わず赤十字への義捐金の振込みに郵便局へ走った。各国の救援隊が応援に参加していたが、破壊された山間の道路も河川の奥地では動員された６万の解放軍の１人毎に背負うた医薬食料しか救えない、水衣料は空輸出来たとしても緊急救助は訓練された軍隊の力が必要か。災害被害の救出に働く軍隊は本来の姿でありクラスター爆弾のような人殺しの兵器で他国に出てテロ退治の名目で戦争を始めるより正義の行為と思えたが、どうでしょうか。このような最大の被害に立ち向かい団結して復興に立ち上がり山間の少数民族の救助に真っ先に現場第１線に指揮をした首相の働きは政治家の行動の手本と思う。全国民の自発的義援金で回復と発展の基礎となり中国のみならずアジアそしてアフリカを含む世界の発展への大善の引導となろうと確信する。評論する前にできることから実践していこう