ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

伊那の烏帽子岳

2015年10月26日 | 山旅

全国に烏帽子岳という名の山は数々あるが、今日登るのは伊那地方の烏帽子岳。

鳩打峠から出発、途中小八郎岳を経て標高差1000Mほど、コースタイムは6時間40分となっているが、ツアーなのでもう少しかかりそうだ

 

1時間ほどで小八郎岳到着。今日も天気は上々、南アルプスの眺めよし

 

目的の烏帽子岳が望める

 

いったん下ってあとは気持ちのいい紅葉の森をズンズン上っていく

 

 

 

 

頂上直下は岩場と巻き道があるが、岩場を上って1320時頂上到着.

バックは念丈岳・南駒が岳

 

空に宇宙人のような顔が

 

甲斐駒、千丈ヶ岳方面

 

八が岳連峰

 

岩場も無事下りて

 

出発から8時間で出発点へ戻る。今回のツアーの参加者は15名ほど。全員が熟年の男女。皆元気で健脚だった。最高齢は83歳の男性。私もあと20年、いけるかな・・・

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木曽の風越山

2015年10月25日 | 山旅

友人も見送ってあとは帰るだけなのだが、未練がましくもう二山登ることにする。今回は登山口へのアクセスを考えて送迎付きのツアーに参加。

今日はまずは風越山に登る。伊那地方にも同名の山があるが今回は木曽の方。明日は伊那の烏帽子岳に上る予定なのでその足慣らしである。

登山口から標高差800M弱、コースタイムで往復3時間半ほど。急登が続くが先日の有明山に比べたら楽勝。道は歩きやすく一定のペースで歩けるので息も上がらず楽しく登れる。

今日もいいお天気

 

上の方はすでに落葉している

 

大きな倒木の根っこを回り込み

 

風越山頂上に着くがここからは眺望がない

 

少し先の展望台に登ると中央アルプスの峰々がよく見える

 

宝剣岳アップ

 

すすき野になったところもあって楽しく下山

 

 

 

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松本街歩き

2015年10月24日 | 山旅

今日は郊外の松本市歴史の里へ行ってみる。ここは明治村のプチ版みたいなところで昔の建物を集めて公開している。

旧長野裁判所松本支部庁舎

 

当時の法廷も再現されているので被告席に座ってみる。別に悪いことをしているわけではなが、なぜか動悸が早くなる

 

旧少年刑務所

 

独居房内部。机、便器、布団、つまり食べて出して寝る、がコンパクトにまとめられた究極のワンルーム仕様で快適とはいえない。もっとも、快適だったら刑に服す意味がないけど

 

 

工女宿 宝来屋

 

旧昭和鉱業製糸場

 

内部

 

飾られている招き猫、えびす様付き

 

ついでに隣の浮世絵博物館なども観て市内に戻る

ビルも燃える秋

 

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晩秋の上高地

2015年10月23日 | 山旅

沢渡から上高地辺りの紅葉がピークを迎えているので観に行き、徳本峠まで上ってみる。ついでに9月に行きそびれた霞沢岳に登りたいところだが、今回は友人がいっしょなのでそうもいかず、峠から1時間ほど上ったジャンクションピークまでで我慢する。

カラマツの葉が流れに浮かび、花筏ならぬカラマツ筏になっている

 

小梨平のキャンプ場からの岳沢。河童橋から見るよりここからの方がきれい

 

カラマツと西穂の峰々

 

明神から徳本峠への道に入ると人も少なくなって静かな雰囲気を楽しめる

 

徳本峠小屋もそろそろ営業を終わるころ

 

ジャンクションピークからは木立にさえぎられて穂高方面への眺望はなし。反対側に見えるのはどこかな

 

霞沢岳へはここから先、アップダウンがあってがなかなかしんどそう。今年はこのくらいにしておいてやることにして来た道を戻る。

 

 

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有明山で道迷い

2015年10月21日 | 山旅

大糸線に乗って松本を過ぎるとすぐ見える台形が特徴的な山、有明山に登る。登山口の有明、中房温泉は燕岳を経て槍が岳方面、常念岳方面への主要ルートでもあるので何度も来ているが、有明山にはこれまで登ったことがなかった。登山地図によれば標高差900M足らず、直線距離にすれば2キロほどだが、コースタイムは上り4時間、下り3時間となっているので急登は間違いないが、それ以上になかなかの難路らしい。

有明荘の辺りは紅葉真っ盛り

 

0740時、有明温泉の駐車場奥の登山口から登り始める。やはりかなりの急登である。いったん尾根に出て少し緩やかになるがまたすぐに急登、しかも木の根の張りだした道は段差もあって歩きづらい。木の根っこにしてみれば散々踏まれて文句を言われる筋合いではないだろうが。

唐松の紅葉に癒される

 

特に危険な本格的な岩場はないが、ロープやらクサリが多い。一定のペースを保って歩けないのが時間がかかる原因か。

 

 

頂上が近くなったところで左の尾根に入るが、それまで付いていた目印のテープがないし、そのうち踏みあとも怪しくなってきたので道を間違えたことに気づく。

引き返し始めると、あとから上ってきた3人組に出会う。「道が違うようなので引き返している」というと3人組のリーダーに「いや、これで間違いない。不安だったら一緒に行きましょう」と確信をもっていわれる。そういわれると断りきれず、自分でも9割は間違いだと思うのだが残り1割くらいは間違いないのかもという気持ちがあって一緒に行くことにしてしまう。時折道のようなところもあるのだがそのうちヤブこぎになり、私としては引き返したいのだが、リーダーはまだ突き進もうとする。それからしばらくしてやっと納得して引き返すことにしてくれて思わずホッとする。

やっと修正して正しい道をたどり、有明山頂上(2268M)

立派な光輝くステンレス製の鳥居と小さな社がある。鳥居は避雷針を兼ねているとのこと、納得。

 

 

鹿島槍方面

 

間違えて上った反対側の山。地図で見ると標高2283Mであちらの方が標高が高い

 

ここから20分ほどのところに南峰もあるのだが、道迷いで時間のロスもあるし帰りのバスの時間もあるので省略、すぐに下山。急登だっただけに下るのも速い。1550時のバスに乗るつもりだったが、ギリギリで1400時のバスに間に合った。

バスから見る中房林道には午後の光が当たり、輝いていた。穂高駅前のカフェでカレーうどんを食べる。以前ここで食べた豆のカレーもおいしかったがうどんもおいしかった

 

いつもながらきれいな穂高町のマンホール

 

今回は 分岐を右に行くべきだったのを反対方向に入るという初歩的なミスを犯してしまったが、後続の3人組も間違えたし、時折踏みあとらしきところもあったのでけっこう迷い込む人もいるようだ。私一人だったらあのまま分岐まで戻ってすぐに修正できたのだが、たまたま人に出会ってしまって誘いに乗ってしまったのはまずかった。地図の確認を怠り、明らかに私の判断ミス。いい勉強をさせてもらった山行だった。

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駅から歩ける冠着(かむりき)山

2015年10月20日 | 山旅

例年10月は雨が少ないが、今年は特にそう感じる。週間予報を見てもまったく雨のマークがでていないことが多い。そんな情報を見ると家にいるのがもったいなくて落ち着かず、また松本に舞い戻る。

今日は篠ノ井線の冠着と姨捨駅の中間にある冠着山へ出かける。冠着山は別名姨捨山といい、姨捨駅からも登山道があるようだが情報不足でよくわからないので冠着駅からスタートする。

冠着駅は新しいきれいな駅

 

駅から線路沿いの車道を歩いていくがなかなか登山道が現れない。

マンホールは冠着山か。蛍が飛んでいる

 

 

一時間半ほどでやっと登山道入り口に到着

 

結局登山道に入ってからは20分ほどで小さな石の祠のある頂上に着いてしまう

 

善光寺平が一望

 

帰りは姨捨駅の方に下りたいが、頂上にいた地元の人に聞いても道がよくわからないので、来た道を引き返すはめになる。最近は車で来る人がほとんどなので、地元の人に歩く道を聞いてもよくわからないことが多い。

こんなところに捨てられてもおばぁはすたすたと登山道を下り、車道でヒッチハイクして帰っていきそうだ

 

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南八が岳縦走 ③

2015年10月08日 | 山旅

今日の予定は天狗岳から黒百合平に下りて渋の湯に下山。天気は上々だが稜線に出ると風が冷たい。薄い手袋では寒いくらいだ。

西天狗岳の斜面。帽子を被ったなにかが座っているように見える。

 

西天狗岳・東天狗岳

 

恐竜の手形か

 

樹林帯に入るとやっと風が収まりホッとする。黒百合小屋でお茶を沸かして朝食を摂る。あとはのんびり下り、渋の湯で温泉に入り1130時のバスで茅野に出て終了

里の田の稲穂は刈り取りを待つのみ

7月に南八が岳を歩くつもりだったが雨で撤退。捲土重来で今回の旅となったが好天に恵まれ、無事に念願を果たすことができたことを感謝

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南八が岳縦走 ②

2015年10月07日 | 山旅

今日は主峰赤岳へ上る。八が岳連峰ではここが一番の核心部の岩場なのでしっかり腹ごしらえ。

キレット小屋朝食

 

小屋の正面からは富士山が望める。

 

岩場の上りは怖楽しい。ただ最近、岩場では「ヒヤリ、ハッと」の経験も何度かあるので、気を抜かないように危ないところでは「落ちたら死ぬ、落ちたら死ぬ」と言い聞かせながら歩くことが多い。若いときはあんまり怖いとも思わなかったのだが。

1時間半ほどで赤岳の南にある分岐に到着。ここまで来れば頂上は間近

 

 

阿弥陀岳の肩には穂高連峰、槍が岳も見えている

 

1時間40分ほどで赤岳到着。珍しく誰もいない

 

 

ここからいったん下り、横岳へ

 

横岳頂上から振り返って赤岳・阿弥陀岳

 

横岳の辺りも少しいやな岩場だが硫黄岳までくれば一安心。硫黄岳の小屋で昼食。トイレを借りたがこの稜線の小屋でウォシュレットが付いていてびっくりする。最近は山小屋のトイレもきれいにはなっているが、ついにここまでくるとは隔世の感あり

硫黄岳の爆裂口をのぞく

 

ここから赤岩の頭方面へ下りていき、今日はオーレン小屋泊まり。オーレン小屋のオーレンとはミツバオウレンなど、オウレン系の花に由来しているとか。

ここの夕食はすき焼き。ただし肉は馬肉

 

言われてみれば馬なのだろうが、味付けが濃いので牛といわれてもわからないかも。おいしく完食

 

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南八が岳縦走 ①

2015年10月06日 | 山旅

7月に南八が岳を歩くつもりで来たものの、雨で撤退してしまったのが気にかかっていたので再度チャレンジすることにした。前回は赤岳から権現岳、編笠山へ南下する予定だったが、今回は観音平から北上することにする。

小淵沢からタクシーで観音平へ入り、まず編笠山へ上る。

 

雲に浮かぶ南アルプス

 

ここからいったん下る。振り返って編笠山。その名の通り

 

次は権現岳を目指す

 

権現岳頂上

 

ここからはぐんぐん下っていく。まずは有名なゲンジー梯子。下が見えない。61段あるそうだがこころなしかお尻が寒い

 

下るに下って鞍部のキレット小屋到着。今日はここで泊まる。泊り客は全部で3名。小屋番さんが薪で炊いてくれたご飯とカレーをいただく。一番若い青年は3皿を完食。若い人がモリモリ食べているのを見るのは気持ちがいいものだ。

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白駒池

2015年10月04日 | 山旅

八が岳連峰の紅葉の名所、白駒池を観に行く。シーズンには麦草峠までバスが出ているが、渋の湯から歩くことにする。

八が岳は北と南ではまったく山容が異なり、南部は峩々たる岩場が多いが、白駒池のある北部は苔の森が美しい穏やかな樹林帯が多い。

 

 

 

苔むした森はしっとりしてお肌にはいいかもしれないが、なんとなく陰気で個人的にはカラッとした明るい森の方が好きではあるが。

渋の湯からそんな森を抜けると岩がゴロゴロする賽の河原に出る。

 

ここから高見石小屋方面を目指す。高見石小屋の展望台から見下ろす白駒池

 

小屋方面

 

斜面の色づき

 

ここから白駒池まではどんどん下っていく

青苔荘近くのこの辺りがいちばんきれい

 

 

 

日曜なので車の入る麦草方面から続々と人が上ってくる。帰りは麦草峠から茅野行のバスに乗る。

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