こんにちは。
今日は練習後にそのまま倒れ寝て、気がついたら日が落ちてました…
普段はこんなに倒れるほどの練習内容では無かったのに…
理由は簡単。
「ジャパンカップが終わったから」。
最大目標のジャパンカップは10位でした。
公言していたように、優勝を狙っていたので、なんとも言えない順位ですが、ベストを尽くしての結果です。
脚質や展開、コースを考えて、作戦は「プロツアーチームの最後の攻撃に耐える」でした。
つまり、ある意味では逃げたり、奇襲を仕掛けたりでは無く、真っ正面から彼らに立ち向かう作戦。悪く言うと人任せ作戦。
実際、これで戦える可能性を感じていたからです。
スタートは最善列。各プロツアーチームの思惑を探るため。
なんとまさかの最初から蓋作戦!しかも全プロツアーチームが共同で。
過去にも同じ様な作戦が取られていましたが、プロコンチームや、英語出来ない風のイタリアチームが若干抜け駆けをする所を見てきましたが、今回はカンチェラーラが最前列で逃げるメンバー一人一人を選別していた影響で、皆素直に従っていました。すごい。
5人くらいの段階でもういいだろう風な空気感を出してきていましたが、チーム右京は入っていません。作戦では入る予定。
キョロキョロしていると「お前いけや」って、お尻つつかれまくる始末。自分は待機の作戦だったので、拒否してると土井選手が割って入ってきて、そのままアタック。ここで蓋が完全起動。「ラスト、ワン!!」って叫んでるプロツアー選手達に混じって「ラスト、ラスト」と一緒に叫んでみたりw
そのまま一回目の古賀志林道は先頭付近で走行していましたが、SKYの選手辺りはわざとブツけてきて後方に追いやろうとします。まぁそんなもんだよね。
このまま展開待ちで後半へ。
ちなみに、タイム差をコントロールしてるメイン集団ですが、逃げが速ければ速いほど調整が難しく、プロツアーのアシストが減っていきます。
そうするとラスト1~2周のレース展開に少なからず影響が出てきます。なので、逃げの選手はリアルに重要なんですよ。実際、ほとんどのアシストを使い切ってくれた年は日本人が多く上位でゴールしています。
そんな感じでラスト4周。
ブリッツェンのエース級選手とアンカーの初山あたりがアタック!これは、ありだと思ったが、声をかけてもらっていなかったので、間に合わず待機。そしてランプレペースアップ。
ここからの登りはすべて3~4分、7W/kgを超えています。
かなりキツかったですが、これはかなりチャンスが増えたと感じながらラスト2周の登りへ。ここが勝負なのは誰でも分かっていました。
プロツアーの隊列の最後尾付近に待機。コースが変更になり、比較的この位置でも問題無いと判断して、最後の勝負に挑みました。
3分でパワーは7.9W/kg。限界です。むしろ、人生最大だったような…いや、2011年のツールド北海道前の3分走で1度8W/kg出したかな…今回はレース中ですが。
付いていければ勝機がある!数秒遅れても、リスクを負って下れば勝負出来るかも!!
ギリギリ残った集団の前方に数人の選手が見える。追いつかなければ!でも一人では追いつけない。周りと協調したかったですが、うまく行かずに終了。数秒前に見えているが、力足らずで終了。
ラスト1周の登りは7W/kg以下でも少し遅れる。出し切ったのだろう。
下りで追いつき、ゴールは全力で10位。
練習もうまく出来ていたしモチベーションも良し、展開も悪くは無かったですが、最後は納得の力負けでした。
沢山の応援をして頂いたのに、結果を残せなかったのは残念ですが、少し、ほんの少し強くなれば…引き続きがんばりますので、またよろしくお願いします。
少し気が抜けましたが、Jプロツアーも大詰めですし、最後には大事なツールド沖縄もあります。
集中してシーズン最後を戦います!!
レースレポートよかったです。サイクルモードなどのトークショーとかで、生で聞きたいですね~