おはようございます!
というわけで、さらっと、旅先で、名画論考の記事でも、書いてみようかなあ、
というわけで、実は、先週、一応、映画を観たんです。
まあ、DVDを借りてきて、観たんですけど、
これ、記憶が確かなうちに、というか、感動が鮮明なうちに、記事にしちゃおうかな、
ということで、朝ご飯までの、時間で、一本、記事をあげとくか!
ということですねー。
えー、これ、実は、僕は観たことのない映画でした。
で、まあ、僕は、「由美ちゃん物語」で、超お嬢様と、安サラリーマンの
恋愛をテーマに、当初、書いていく予定だったんですけど、まあ、いろいろ転がって、
いつのまにか、探偵ものに、なっちゃってますけどねー。
まあ、それで、当初の、そういう考えがあったのは、もちろん、
僕が、若い頃、つきあっていた女の子が、ほんとうに、超お嬢様だったから、
という理由があるわけなんですけど、そういう当初の僕の、「由美ちゃん物語」を
読んでくれていた、友人夫婦が、
「これ、なにかの参考になるかもしれないよ」
と言って進めてくれた映画が、あったわけです。
それを、今頃になって、観るわけですからねー。
もう、どんだけ、時間が経ったんだ!と怒られそうですが、まあ、ここで、記事をあげるので、
許してもらいましょう!という経緯があるわけですねー。
えー、この映画、邦題もついてないし、この映画についての記事が、日本語のモノを見つけられなかった、
ということで、日本未公開なんじゃないかなー、と勝手に思っているわけですけど、
「OVERBOARD」(1987年米製作:カート・ラッセル、ゴールディ・ホーン主演)
という映画です。
「OVERBOARD」の意味は、船から振り落とされるとか、落ちるとか、
とにかく、海の上で、船の外側に、出されちゃう、っていう意味なんですね。
まあ、これは、もちろん、映画の筋に関係してくる、わけですが、今のところは、それだけ、覚えていてください。
さて、主演のカート・ラッセルは、
「遊星からの物体X」
以来、僕の好きな俳優さんで、いかにも、ザ・アメリカ人って感じで、
なかなか、ワイルドを絵に書いたような、ひとですけど、その男くささが、いいですね。
かたや、ゴールディ・ホーンさん。
まあ、僕はこのひとの映画は、
「バードオンワイヤー」
っていうコメディ映画を観たくらいで、あんまり、知らなかったですけど、
まあ、正統なアメリカ美人という感じのひとで、
このひとは、コメディエンヌとして、一世を風靡した方らしいですね。
僕らより、上の年代の方に、愛された方なんでしょうね。
えー、この映画、非常に、よかったです。
まあ、観終わって、すっきり気持ちよくなれます。
そして、家族って、いいなあ。子供って、いいなあ。
奥さん、だんなさん、夫婦って、いいなあ、
という気持ちになれる、爽快感たっぷりの映画ですねー。
まあ、ホームコメディの枠に入るのかな?笑いながら、ほろりとして、最後、楽しくなっちゃう映画ですね。
えー、ゴールディさんは、超お嬢様が、年齢を重ねて、まあ、35,6歳くらいになって、旦那も、いて、
超高級クルーザー・・というより、普通の豪華客船みたいな船を、自宅にしている超お金持ち。
もちろん、執事から船を運航するスタッフ、シェフまで、抱えて、世界を旅しているという、超お金持ちなんですねー。
これが、いけ好かない奴で、ちょっとしたことで、ヒステリーを起こす、クソババアなわけです。
しかも、超インテリで、いろいろなことを、知っているもんだから、
ちょっと、風味にかける、キャビアを味見しただけで、執事とか、スタッフは、
もうこてんぱんに言われちゃうわけですよ。もう、自分の命令しか、ありえない、世界で生きているひとなわけですねー。
そのゴールディさんが、大工を雇って、自分のクローゼットを、靴が多すぎて、入らないという理由で、直させる、
というわけで、その豪華客船に、貧乏大工そのままの格好でやってくるのが、カート・ラッセルなわけです。
もう、明らかにおかしいですけど、まあ、その大工にむちゃくちゃわがままを言うゴールディさんと、山猿とか低能とか、言われながらも、
きっちり、クローゼットをつくりあげる、カート・ラッセルなわけです。
で、終りかと、思ったら、ゴールディさんが、
「クローゼットは、杉で作るのが当然でしょ?オーク材なんて、ありえないわ。お金?そんなもの払えないわ」
といちゃもんをつけ、600ドルという請求も却下し、金を払わないばかりか、
カートさんを、海にたたき落とし、大工道具も、一緒に、海に投げ込む、というむちゃくちゃをやるわけです。
まあ、とにかく、理不尽大王なゴールディさんで、見ている誰もが、
「あの女!」
という感じになるわけですねー。
まあ、海にたたき落とされたカートさんは、さらに貧乏になる、ということで、金ももらえず、憤慨しまくりなわけです。当然ですよね。
で、一方、ゴールディさんは、あまりに口うるさいヒステリックぶりで、旦那も辟易しているわけですよ。
それで、ある夜、ゴールディさんが、
「船上に、婚約指輪を置いてきちゃった。もってきて!」
と旦那に命令するわけですが、旦那は
「テレビを観たいから!」
という理由で、拒否!
ぶちぎれたゴールディさんは、怒りながらも、指輪を探しに船上へ・・・とそこで、よろけたゴールディさん、船から投げ出されて、海に落っこちてしまう・・・。
というわけなんです。
彼女は、記憶喪失になり、ゴミ回収船に救助され、近くの病院へ収容され・・・その様子をニュースで、知ったカート・ラッセルは、
「いいことを考えついた!」
というわけで、まあ、復讐を、考えるわけです。
そして、彼女の夫だ、と嘘をついて、記憶喪失の彼女を、うまく言いくるめて、自宅へ連れ帰るわけです。
もちろん、自宅には、カート・ラッセルと結託した5人の悪ガキ供が手ぐすね引いて待っているわけです。
そして、彼女を、家政婦兼奴隷として、こきつかう・・・本人には、奥さんなんだから、当然の義務・・みたいに言い含めて・・・
そんな家族の生活が、始まってみると・・・、
というお話なわけです。
まあ、とにかく、ゴールディさんの、演技が秀逸で、もう、冒頭のいけ好かない女ぶりが、ほんとに、よくできていて、
ほんとに、むかつく女なんですよ。
ここが、思い切り強調されているので、まあ、その後、ちゃんと感情が、動かされるわけです。
まあ、いわゆる、これ、ゴールディさんの成長物語なんですね。
それまで、超お嬢様として、育った女性だったから、なに不自由なく、生きてきたわけです。だから、わがままの、ヒステリー女になっちゃうわけですけど、
それが、一転、五人の悪ガキの子持ちになり、主婦として、経験を積み、さらに、旦那の普段は見せない、ほんとうのやさしさ、なんぞに、
触れていくうちに、女性として、母として、恋人として、成長していくわけです。
これが、なんとも、楽しく描かれているわけですけど、非常に、よかったですね、これ。
この映画を友人が、進めてくれた背景なんですけど、まあ、僕の友人T君が、アメリカにいた時に、この映画を観たらしいんですね。
それで、いたく感動したらしいんですけど、自分のかみさんにしたいと思った女性が、できたら、
この映画を見せて、そのあとに、プロポーズしよう!と決めていたらしいんです。
まあ、家族というものの価値や、夫婦であることの、素晴らしさというものが、どっさり描かれている映画ですからね。
これを観た後は、そういうモノの価値を、わかっているはずだ、その時にこそ、プロポーズすべきだ!
という考えだったらしいんです。
そして、ある女性を見つけた、T君は、十分につきあった後、自分の部屋で、この映画を彼女に見せ、
感動している彼女に、
「君も、彼女のように、家族や旦那に愛されたいだろう?」
と、言うわけです。もちろん、彼女は、
「うん。こんな素晴らしい家族を、もつのが夢だわ」
というわけなんですね。そして、その言葉を聞いたT君は、
「もし、良かったら、僕と一緒に、その夢をつかまないか?愛している。僕のかみさんになってくれ!」
と、やったそうなんですねー。
もちろん、彼女の答えは、多量にあふれる涙と共に
「もちろん、大OK!」
ということで、まあ、ある夫婦の結婚に寄与した作品でもあるんですね。
いやあー、しかし、80年代の映画って、いいなあーって素直に思いますね。
僕は、この80年代的やさしさに溢れた作品というのが、好きで、
なんとなく、この時代の映画を、よく愛していますね。もちろん、今でも、こういう家族愛や、夫婦の愛というのを謳いあげる作品は、
たくさんありますが、なんとなく、素直じゃない気がするんですね。ちょっと毒が入っていたり、
現実は厳しい、みたいな、スパイスが、効きすぎている感じがします。
しかし、この時代の映画というのは、そこらへん、素直な感じが、します。
アメリカが、アメリカンドリームを素直に信じていた時代、それが、80年代という時代だったような気がします。
自分に自信が、あって、でも、傷つきやすい、思春期のアメリカ。だけど、明るい未来を信じている、そんな時代に感じますね。
この映画は、子供を持つことに、疑問がある方にも、観てもらいたい作品です。
最近は、少子化が問題になっていますけど、結局、経済的な心配から、子供の数を減らす対策をみんなが、打っている状況なんですよね。
いつ、雇用が保証されなくなるかわからない。そんな時代ですからね。
それに、大阪の事件のように、子供を、ただの犬や猫の延長にあるモノのように、考えている人間もいる。
まあ、あの事件は、もう、別モノですけどね。バカおんな、ここに極まれり!という感じですけどね。俎上にもあげたくないくらいです。
まあ、そういう人間は別として、子供を持つことに責任を感じるから、少子化が進行しているわけですけど、
「ちょっと待って!やっぱり、子供は、宝なんだよ!」
と言ってくれるのが、本作だと思いますね。
子供の価値、子供を持つことの素晴らしさ、家族というものの、素晴らしさが、この映画には、存分に示されています。
さすがに、ひと組の夫婦の人生を決めた、映画だなあ、と僕は、思いますね。
映画は、心にうるおいをくれます。
そして、感動をくれます。
「観て損した、つまらない映画だった」
なんてのも、まあ、たくさん、ありますが、
良作に、たまに出会うから、観る意味があるわけですよ。
まあ、そんな良作に出会う、一助にでも、なれば、という思いで、書いているわけですけどね。
なにか、が、うまくいかないとき、
本作を見ると、ほんの少しの間だけかもしれないですが、もしかしたら、うまくいくんじゃないかな、
と思えてくるはずです。そしたら、思い切って、その手を、実行しちゃえば、いいです。
次の瞬間、あなたは、新しいしあわせの扉を押しているかもしれません。
そんなことを感じさせてくれる、良作、それが、本作でした!
楽しくなりたい、気持ちよくなりたい、そんな方に、是非、オススメです!
ではでは。
##訂正します。今、調べたら、「潮風のいたずら」っていう邦題がついてました。
日本でも公開されたんでしょうね。ちなみに、ゴールディ・ホーンさんとカート・ラッセルさんは、
プライベートでも、パートナーだそうです。いやー、二人のシーンが、実に自然だったし、
そういうことなんだ!と、納得しました。えー、あと、ゴールディさんの映画は、ほとんどコメディ
なんだそうですが、お尻に自信があるとかで、お尻を見せるシーンがお約束なんだそうで、
本作にも、しっかり、ありました(笑)。それが、貴重な伏線になっているんだけど、
確かに、綺麗なお尻でした。あ、そろそろ、出る時間だ!やば!
##訂正終り
というわけで、さらっと、旅先で、名画論考の記事でも、書いてみようかなあ、
というわけで、実は、先週、一応、映画を観たんです。
まあ、DVDを借りてきて、観たんですけど、
これ、記憶が確かなうちに、というか、感動が鮮明なうちに、記事にしちゃおうかな、
ということで、朝ご飯までの、時間で、一本、記事をあげとくか!
ということですねー。
えー、これ、実は、僕は観たことのない映画でした。
で、まあ、僕は、「由美ちゃん物語」で、超お嬢様と、安サラリーマンの
恋愛をテーマに、当初、書いていく予定だったんですけど、まあ、いろいろ転がって、
いつのまにか、探偵ものに、なっちゃってますけどねー。
まあ、それで、当初の、そういう考えがあったのは、もちろん、
僕が、若い頃、つきあっていた女の子が、ほんとうに、超お嬢様だったから、
という理由があるわけなんですけど、そういう当初の僕の、「由美ちゃん物語」を
読んでくれていた、友人夫婦が、
「これ、なにかの参考になるかもしれないよ」
と言って進めてくれた映画が、あったわけです。
それを、今頃になって、観るわけですからねー。
もう、どんだけ、時間が経ったんだ!と怒られそうですが、まあ、ここで、記事をあげるので、
許してもらいましょう!という経緯があるわけですねー。
えー、この映画、邦題もついてないし、この映画についての記事が、日本語のモノを見つけられなかった、
ということで、日本未公開なんじゃないかなー、と勝手に思っているわけですけど、
「OVERBOARD」(1987年米製作:カート・ラッセル、ゴールディ・ホーン主演)
という映画です。
「OVERBOARD」の意味は、船から振り落とされるとか、落ちるとか、
とにかく、海の上で、船の外側に、出されちゃう、っていう意味なんですね。
まあ、これは、もちろん、映画の筋に関係してくる、わけですが、今のところは、それだけ、覚えていてください。
さて、主演のカート・ラッセルは、
「遊星からの物体X」
以来、僕の好きな俳優さんで、いかにも、ザ・アメリカ人って感じで、
なかなか、ワイルドを絵に書いたような、ひとですけど、その男くささが、いいですね。
かたや、ゴールディ・ホーンさん。
まあ、僕はこのひとの映画は、
「バードオンワイヤー」
っていうコメディ映画を観たくらいで、あんまり、知らなかったですけど、
まあ、正統なアメリカ美人という感じのひとで、
このひとは、コメディエンヌとして、一世を風靡した方らしいですね。
僕らより、上の年代の方に、愛された方なんでしょうね。
えー、この映画、非常に、よかったです。
まあ、観終わって、すっきり気持ちよくなれます。
そして、家族って、いいなあ。子供って、いいなあ。
奥さん、だんなさん、夫婦って、いいなあ、
という気持ちになれる、爽快感たっぷりの映画ですねー。
まあ、ホームコメディの枠に入るのかな?笑いながら、ほろりとして、最後、楽しくなっちゃう映画ですね。
えー、ゴールディさんは、超お嬢様が、年齢を重ねて、まあ、35,6歳くらいになって、旦那も、いて、
超高級クルーザー・・というより、普通の豪華客船みたいな船を、自宅にしている超お金持ち。
もちろん、執事から船を運航するスタッフ、シェフまで、抱えて、世界を旅しているという、超お金持ちなんですねー。
これが、いけ好かない奴で、ちょっとしたことで、ヒステリーを起こす、クソババアなわけです。
しかも、超インテリで、いろいろなことを、知っているもんだから、
ちょっと、風味にかける、キャビアを味見しただけで、執事とか、スタッフは、
もうこてんぱんに言われちゃうわけですよ。もう、自分の命令しか、ありえない、世界で生きているひとなわけですねー。
そのゴールディさんが、大工を雇って、自分のクローゼットを、靴が多すぎて、入らないという理由で、直させる、
というわけで、その豪華客船に、貧乏大工そのままの格好でやってくるのが、カート・ラッセルなわけです。
もう、明らかにおかしいですけど、まあ、その大工にむちゃくちゃわがままを言うゴールディさんと、山猿とか低能とか、言われながらも、
きっちり、クローゼットをつくりあげる、カート・ラッセルなわけです。
で、終りかと、思ったら、ゴールディさんが、
「クローゼットは、杉で作るのが当然でしょ?オーク材なんて、ありえないわ。お金?そんなもの払えないわ」
といちゃもんをつけ、600ドルという請求も却下し、金を払わないばかりか、
カートさんを、海にたたき落とし、大工道具も、一緒に、海に投げ込む、というむちゃくちゃをやるわけです。
まあ、とにかく、理不尽大王なゴールディさんで、見ている誰もが、
「あの女!」
という感じになるわけですねー。
まあ、海にたたき落とされたカートさんは、さらに貧乏になる、ということで、金ももらえず、憤慨しまくりなわけです。当然ですよね。
で、一方、ゴールディさんは、あまりに口うるさいヒステリックぶりで、旦那も辟易しているわけですよ。
それで、ある夜、ゴールディさんが、
「船上に、婚約指輪を置いてきちゃった。もってきて!」
と旦那に命令するわけですが、旦那は
「テレビを観たいから!」
という理由で、拒否!
ぶちぎれたゴールディさんは、怒りながらも、指輪を探しに船上へ・・・とそこで、よろけたゴールディさん、船から投げ出されて、海に落っこちてしまう・・・。
というわけなんです。
彼女は、記憶喪失になり、ゴミ回収船に救助され、近くの病院へ収容され・・・その様子をニュースで、知ったカート・ラッセルは、
「いいことを考えついた!」
というわけで、まあ、復讐を、考えるわけです。
そして、彼女の夫だ、と嘘をついて、記憶喪失の彼女を、うまく言いくるめて、自宅へ連れ帰るわけです。
もちろん、自宅には、カート・ラッセルと結託した5人の悪ガキ供が手ぐすね引いて待っているわけです。
そして、彼女を、家政婦兼奴隷として、こきつかう・・・本人には、奥さんなんだから、当然の義務・・みたいに言い含めて・・・
そんな家族の生活が、始まってみると・・・、
というお話なわけです。
まあ、とにかく、ゴールディさんの、演技が秀逸で、もう、冒頭のいけ好かない女ぶりが、ほんとに、よくできていて、
ほんとに、むかつく女なんですよ。
ここが、思い切り強調されているので、まあ、その後、ちゃんと感情が、動かされるわけです。
まあ、いわゆる、これ、ゴールディさんの成長物語なんですね。
それまで、超お嬢様として、育った女性だったから、なに不自由なく、生きてきたわけです。だから、わがままの、ヒステリー女になっちゃうわけですけど、
それが、一転、五人の悪ガキの子持ちになり、主婦として、経験を積み、さらに、旦那の普段は見せない、ほんとうのやさしさ、なんぞに、
触れていくうちに、女性として、母として、恋人として、成長していくわけです。
これが、なんとも、楽しく描かれているわけですけど、非常に、よかったですね、これ。
この映画を友人が、進めてくれた背景なんですけど、まあ、僕の友人T君が、アメリカにいた時に、この映画を観たらしいんですね。
それで、いたく感動したらしいんですけど、自分のかみさんにしたいと思った女性が、できたら、
この映画を見せて、そのあとに、プロポーズしよう!と決めていたらしいんです。
まあ、家族というものの価値や、夫婦であることの、素晴らしさというものが、どっさり描かれている映画ですからね。
これを観た後は、そういうモノの価値を、わかっているはずだ、その時にこそ、プロポーズすべきだ!
という考えだったらしいんです。
そして、ある女性を見つけた、T君は、十分につきあった後、自分の部屋で、この映画を彼女に見せ、
感動している彼女に、
「君も、彼女のように、家族や旦那に愛されたいだろう?」
と、言うわけです。もちろん、彼女は、
「うん。こんな素晴らしい家族を、もつのが夢だわ」
というわけなんですね。そして、その言葉を聞いたT君は、
「もし、良かったら、僕と一緒に、その夢をつかまないか?愛している。僕のかみさんになってくれ!」
と、やったそうなんですねー。
もちろん、彼女の答えは、多量にあふれる涙と共に
「もちろん、大OK!」
ということで、まあ、ある夫婦の結婚に寄与した作品でもあるんですね。
いやあー、しかし、80年代の映画って、いいなあーって素直に思いますね。
僕は、この80年代的やさしさに溢れた作品というのが、好きで、
なんとなく、この時代の映画を、よく愛していますね。もちろん、今でも、こういう家族愛や、夫婦の愛というのを謳いあげる作品は、
たくさんありますが、なんとなく、素直じゃない気がするんですね。ちょっと毒が入っていたり、
現実は厳しい、みたいな、スパイスが、効きすぎている感じがします。
しかし、この時代の映画というのは、そこらへん、素直な感じが、します。
アメリカが、アメリカンドリームを素直に信じていた時代、それが、80年代という時代だったような気がします。
自分に自信が、あって、でも、傷つきやすい、思春期のアメリカ。だけど、明るい未来を信じている、そんな時代に感じますね。
この映画は、子供を持つことに、疑問がある方にも、観てもらいたい作品です。
最近は、少子化が問題になっていますけど、結局、経済的な心配から、子供の数を減らす対策をみんなが、打っている状況なんですよね。
いつ、雇用が保証されなくなるかわからない。そんな時代ですからね。
それに、大阪の事件のように、子供を、ただの犬や猫の延長にあるモノのように、考えている人間もいる。
まあ、あの事件は、もう、別モノですけどね。バカおんな、ここに極まれり!という感じですけどね。俎上にもあげたくないくらいです。
まあ、そういう人間は別として、子供を持つことに責任を感じるから、少子化が進行しているわけですけど、
「ちょっと待って!やっぱり、子供は、宝なんだよ!」
と言ってくれるのが、本作だと思いますね。
子供の価値、子供を持つことの素晴らしさ、家族というものの、素晴らしさが、この映画には、存分に示されています。
さすがに、ひと組の夫婦の人生を決めた、映画だなあ、と僕は、思いますね。
映画は、心にうるおいをくれます。
そして、感動をくれます。
「観て損した、つまらない映画だった」
なんてのも、まあ、たくさん、ありますが、
良作に、たまに出会うから、観る意味があるわけですよ。
まあ、そんな良作に出会う、一助にでも、なれば、という思いで、書いているわけですけどね。
なにか、が、うまくいかないとき、
本作を見ると、ほんの少しの間だけかもしれないですが、もしかしたら、うまくいくんじゃないかな、
と思えてくるはずです。そしたら、思い切って、その手を、実行しちゃえば、いいです。
次の瞬間、あなたは、新しいしあわせの扉を押しているかもしれません。
そんなことを感じさせてくれる、良作、それが、本作でした!
楽しくなりたい、気持ちよくなりたい、そんな方に、是非、オススメです!
ではでは。
##訂正します。今、調べたら、「潮風のいたずら」っていう邦題がついてました。
日本でも公開されたんでしょうね。ちなみに、ゴールディ・ホーンさんとカート・ラッセルさんは、
プライベートでも、パートナーだそうです。いやー、二人のシーンが、実に自然だったし、
そういうことなんだ!と、納得しました。えー、あと、ゴールディさんの映画は、ほとんどコメディ
なんだそうですが、お尻に自信があるとかで、お尻を見せるシーンがお約束なんだそうで、
本作にも、しっかり、ありました(笑)。それが、貴重な伏線になっているんだけど、
確かに、綺麗なお尻でした。あ、そろそろ、出る時間だ!やば!
##訂正終り