「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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他人に期待を持ちすぎない。

2011年12月06日 | サイクルロードレース関連

まあ、ベイスターズ問題について、しれっと書いたわけですけれど、

僕はプロ野球ファンでなく、サイクルロードレースファンになったことで、随分、スポーツに対する見方が変わったところがあります。



まあ、ツール・ド・フランスなんかを見ていると、けっこう楽しかったりするわけですけれど、

無茶苦茶強くて、人気のあるチーム・・・まあ、プロ野球で言うと巨人みたいなチームが、突然解散したりするわけです。

ヨーロッパのサイクルロードレース・シーンにおいては。


信じられないでしょう?


だって、巨人軍が、解散!なんてことになったら、そりゃあ、ファンは大暴動モノじゃありません?


でも、サイクルロードレース・シーンにおいては、日常茶飯事なんですよねー。

まあ、今シーズンも、世界最強スプリンターと自他共に認める、マーク・カベンディッシュ選手の所属するHTCチームが解散しました。

もう、無茶苦茶強いスプリンターが数多く在籍していて、もう最強チームの名を欲しいがままにしていたチームなんですけど、

来季のスポンサーが見つからず、解散ですよー。

信じられませんけどね。にわかには。


でも、そういうことって、結構、毎年のように、ある話なんです。


だから、刹那的ではないですけど、チーム愛というものが限定的になるんですね。

というか、個人愛の方が強いというのかな。

それに、移籍がやたら多いです。

ずーっと同じチームに在籍する方が珍しいこととされていて・・・まあ、そういうチーム愛!の選手もいますけどね。

まあ、だから、ファンの方向性も個人ファンみたいな感じになりやすいですねー。


まあ、日本人選手である別府史之選手も、今年移籍しましたし・・・別府史之選手はキャリアアップで毎年のように、チームが変わっていますからね。

だから、そういうの、慣れちゃうんですね。


そして、自転車のチームって、そりゃあ、いろいろな団体がいるわけです。

ベルギーの薬品会社だったり、宝くじの団体だったり・・・やくみつるさんに言わせれば、あぶく銭で養われていることになるんじゃないですか?宝くじの団体なんて。

でも、サイクルロードレース・シーンでは、約束事がきちんと守られていれば・・・まあ、悪質な会社は入れませんけどね。

でも、財政的に健全だったり、けっこう多くのハードルをクリアしなければ、いけないですけど、

「あぶく銭」

的に見える会社であっても、参入していたりしますねー。


まあ、向こうには、儒教的な、

「お金儲けは、悪」

という価値観は、ないですからね。


まあ、でも、

「金貸しが賤業」

という意識もありましたから、程度問題なんでしょうねー、これも。


まあ、でも、報道を見ていると、サイクルロードレース界では、真っ先に注目される、その会社の財政の健全性だったり、そういうあたりの会社としての体力について、

日本ではあまり問題にされてないみたいですねー。

それより、やくさんが言っているけど、

「社会的に存在意義のある会社」

なんて言うことが、問題になっている。


社会的に存在意義のある会社って、何?


つまり、やくさんは、DeNAという会社は、社会的に存在意義がない、と言っているわけですね。


これ、要は、

「携帯ゲーム、という産業は、若者に無駄に時間を使わせ、金をむしり取る、社会的に存在意義のない産業だ」

ということを言っているわけです。

でも、それを言うなら、パチンコだって同じようなモノだし、もっと言えば、アイドルだって、同じでしょ?

アイドルをテレビで見ていたって、個人的に、何かをしてくれるわけじゃない。

でも、グッズ買っちゃったりするわけで、構造的には、携帯ゲームと変わらない。

というか、好きになっちゃっているから、余計始末に悪いんじゃないですかねー。


でも、好きなアイドルがいる・・・好きな俳優さんがいる・・・好きなドラマがある・・・なんてことは、人生にとって、プラスだと思いますよねー。


だって、娯楽そのものなんだし。

好きなアイドルがテレビの向こうで、微笑んでくれるだけで、その日一日、楽しく過ごせるなら、充分人生にプラスだと言える。

だったら、やっぱり、社会的に存在意義があると言えるんじゃないですかね。


まあ、だから、携帯ゲームも、それを楽しんで、人生にプラスになるならば、存在意義は、あると言えるんですよ。

まあ、やくさんからすれば、存在意義は、ないんでしょうけどね。


まあ、だから、僕はその議論より、DeNAの財政の健全性がどうか、というところに興味がありますね。

だって、プロ野球の球団を持つということは、もちろん、多額の金がかかりますからねー。

3年や5年で、売っちゃうような会社では困るわけですから・・・そっちの方が重要だと思います。社会的存在意義の問題より。


まあ、話を元に戻しますけど、サイクルロードレース・シーンでは、結構夢を持てない状況ってのもあるんですよ。


ドーピングの問題ですねー。


例えば、ツール・ド・フランスの期間中、毎年のように、ドーピングテストで黒になる選手が出てくるわけですよ。

「お、この選手、若いのに強いな」

なんて夢を持って見ていると、ツールが終わった後、ドーピングで黒!なんてことになったりするわけです。

「まじかよ・・・」

と落胆することおびただしい。


そういうことがけっこうあるんで、最近は、もう慣れました(笑)。

もう、夢中にはなりませんね。

しれっと見ている。

もちろん、優勝争いなんかは白熱してみますし、楽しみますけど、いざ!という時のために、あまり白熱しすぎないようにしている。

そのあたり、気持ちが鍛えられた、というんですかねー。

だから、ある意味、冷静ですかねー。


他人に期待を持ちすぎない。

期待するなら、むしろ、自分に期待しろ。


こういう感じになっているわけです。はい。


だからねー。

サイクルロードレース・シーンは、ほーんとに、諸行無常なんです。

だから、ひとつのモノに、熱中しすぎず、ほどほどに楽しむ。

そういう感じになっちゃってますねー。


他人に期待を持ちすぎない。


これって、大事なことだと思いますねー。

自分が生きていく上でもね。

 

それが結論かな。


サイクリストの祝祭、開始!(サイクリストの幸福!)

2011年07月03日 | サイクルロードレース関連
いやあ、ツール・ド・フランス、始まりましたー。

えー、例年、こう、前の日の夜に録画した映像をDVDにダビングしながら、見ていくわけです。

まあ、ね、今日は日曜日ですから、ゆっくり、えー、6時間ですよ(笑)。えー、見ていくわけです。


まあ、明日からは、超朝と晩酌の時間を使って、見ていくことになりますけど、

今日はね、朝から、まあ、夜までに、見切る!というわけです。


なんか、自転車乗っている暇もないかもしれないなー。



まあ、スタートリストを、プリントアウトして、こう、眺める喜び・・・これは、毎年、なんとも言えない気分です。

まあ、サイクリストにとっては、最もうれしい季節の到来ですからね。

まあ、好きなスポーツの趣味を持っていて、楽しめて、うれしい!ということですねー。



まあ、日本人が出ていないツールも久しぶりですけど、まあ、今回は仕方ないですね。

新城幸也選手の所属するユーロップカーの本拠地がグランデパール・・・つまりスタート地点になっちゃったんで、

どうしても、フランス人だけの出場になってしまってねー。


まあ、仕方ないところです。



ツール・ド・フランスの楽しみってのは、映像的にフランス各所の保養所とか、観光地を見られる!ということですね。

お城なんかも、見れて、これが、楽しいんですよ。


なんか、夏が来たなあ・・・って、そんな感じです。


サイクリストの祝祭!が始まります!


朝から、ちょっとしたサプライズ!(女性の気遣いにやられてる?(笑))

2011年05月17日 | サイクルロードレース関連

どうも、ゆるちょです。

いやあ、早く仕事へ行け!って感じですけど、

ほんのちょっとだけ。

まあ、今週は、朝、ツアーオブカリフォルニアをやっている!ということで、

ついつい見ちゃうんですけど、朝から、ロードレースを生で見れるなんて、

この時期のみ!ですから、なんかお得感を感じてしまうんですけどねー。


素直にうれしいわけです。


で。


それだけでも、うれしかったんですがー、もうひとつ、朝からうれしいことがあったわけです!(笑)。


僕はあのー、こう、外国の女性って、あんまり、よろしくないんですね。なぜか(笑)。

あー、外国の女性の方なんだなー、と、思っちゃっているからか、

あるいは、美しすぎるのかも、しれませんね。

まあ、東欧とか、すんごく美しくって、ちょっと天使みたいな美形の方が多いですよね、あのあたりは。

でも、なんとなく、好き!という感じより、

「美しすぎる・・・」

と、思っちゃうんですねー。


で。


ボディウムガールという、まあ、表彰台の横にいて、キスしてくれる女性がいるわけですけど、

綺麗だなーとは、思いますが、でも、あの両方からのキスって、一度経験したいよねーって、話がそれるって(笑)。


で。


昨年、唯一、

「あ、このひと、いいなあ!」

と思った女性は、昨年のツアーオブカリフォルニアのポディウムガールの左手のひと(笑)。

まあ、昨日は、レースがキャンセルになって、昨年の振り返りをやっていたんで、昨日の朝、

「ああ、この女性、かわいいよなー。気品のある美しさだし・・・」

と、胸を焦がしていたんですが、

なんと!

今年も、同じ女性が、ポディウムガールでしたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


素直にうれしがってます(笑)。


なんで、この女性だけ、いいんだろうなあ?


こう、笑顔に気品がある、仕事ができそうなタイプの女性なんだよね。


今、いろいろな選手にブチュブチュキスしているけどさー(笑)。


どうも、僕は仕事のできる、やり手の、気品のある女性に弱いのかもしれませんね。


こう、選手の出入りをエスコートしているんで、そこにやられたのかもしれないなー。


やっぱり、女性の気遣いをみると、やられる!ってことでしょうねー。


他で見る、ポディウムガールは、笑って花とかあげて、キスするくらいだもんな。


やっぱ、気遣いシーンにやられているんだなー。


と、新たに自分がわかった気持ちのいい、朝でした。


ま、でも、朝からうれしかったゆるちょでした(笑)。


しかし、昨年と同じ女性が、ポディウムガールをやるとは・・・。


こういうサプライズは、素直に、うれしいね。


朝からいいこと、ありました!


と、ちょっとルンルンで、仕事に向かいましょう!


ではではー。


ワウテル・ウェイラント選手の死に、よせて。

2011年05月12日 | サイクルロードレース関連
おはようございます。

えー、今日も雨!ということですが、

うーん、今の時間帯は、止んでいるみたいですね。

なんとなく明るくなってくる、朝は、とても、気持ちがいいです!

最近は、4時を過ぎると、白々と明けてくるんですよね。

まあ、静かだし、この時間が一日のうちで、一番好きかもしれないですねー。


さて、本来であれば、「江」記事である、プリプリ通信を書かなければいけないところなんですが、

どーも、今週は、視聴する気になれません。

まあ、徹夜仕事があったり、いろいろあったおかげでもあるんですが、

ある大きな事件が起こって、その影響で、精神的に参っている・・・というのが、実情です。

ですから、その事件について、記事にしたいと思います。



2011年5月9日。

26歳の、ひとりのプロ・サイクリストが死にました。

ジロ・デ・イタリア、第3ステージ、ボッコ峠をダウンヒルしている中、縁石に顔から突っ込み、亡くなったのでした。

その選手の名は、ワウテル・ウェイラント。

ベルギー自転車界の将来を嘱望された、エリート選手でした。

映像では、事故の様子は流れませんでした。

というより、あまりに事故が悲惨だったためか、普段なら落車の様子を映すはずのカメラもなかなか近づかなかったのです。

「落車があったようだ」

という雰囲気を告げる映像。車が止まっている向こう側で、人々が動く姿が見える。

そして、一瞬だけ、選手の映像が見えた時、僕は息を飲みました。

鼻から血を流した、顔面蒼白の選手のその映像は、一度見ただけで、

「これは、やばい!」

と思わせる映像でした。

そして、ヘリから見た遠い映像で、医師と見られる人間が、心臓マッサージをしている影が、うっすら見えました。

「ってことは、心臓が動いていない!ってことじゃないか!」

僕はその映像を見ながら、そう叫んでいました。


その事故の記事が、のように、アップされています。


僕がこの選手を知ったのは、昨年のジロ・デ・イタリア、奇しくも、同じ、第3ステージのことでした。

昨年のジロは、オランダ・スタートで、第3ステージも、風のすごい中、相当タフなレースが展開されました。

世界的なスプリンター達が、足を使い過ぎて失速する中、ワウテル・ウェイラント選手は、優勝したのでした。


「タフなレースに強い、スプリンターだ。こいつは、大物に化けるかも」


僕はそう思いながら、うれしそうに、両手をあげるワウテル・ウェイラント選手の笑顔を見ていました。

がっしりとした身体と、頼りがいのある男の表情。

女性なら、こんな男性に、お姫様抱っこをしてもらいたいのでは、ないでしょうか。

気さくな人柄だったようで、多くの友人に愛されたようです。

そのウェイラント選手が、今年の、ジロの同じ第3ステージで、亡くなったのです。


近年のサイクルロードレースの歴史の中で、レース中に死亡した選手は、95年のツール・ド・フランスで、落車して亡くなったカザルデッリ選手だけでした。

昨年のツール・ド・フランス、彼の落車した場所を通ったプロトンは、その記念碑の前で、皆スピードを落とし、十字を切り、敬意を表しました。

そのシーンを僕は印象的に覚えています。

そのころは、ヘルメットの着用義務がなかったんです。

落車して頭を打って死んだカザルデッリ選手の事故があったからこそ、ヘルメットの着用義務ができた、と言っても過言ではありません。

それなのに、また、サイクリストが死んでしまった。

もちろん、ヘルメットは被っていましたが、顔を強打したことが、死につながったのです。

日本人の別府史之選手は、その状況を近くで見てしまったそうです。

プロトンでよくしゃべっていた相手だったこともあり、彼は、ショックを受けているようです。


いや、そんなの当たり前だよね。


僕もショックでした。

彼の笑顔を思い出す度に、胸がしめつけられる思いです。

同じサイクリストして。

同じ喜びを感じていた人間として。


ジロ・デ・イタリアの第4ステージは、ウェイラント選手の死を、全員が悼む日となりました。

ノーコンテストとなり、レースではなく、ウェイラント選手のために、スタートからゴールまで、祈りながら走ることになったのです。

各チームが代わる代わるプロトンを引き、最後、彼の所属していたレオパード・トレックの選手達が、横に一列となり、ゴールしました。

ウェイラント選手と兄弟のように、仲の良かった、世界的スプリンターのタイラー・ファラー選手も、その列に連なりました。

皆、泣いていました。

僕もそのシーンを見ながら、泣きました。



彼には、これから生まれてくる子供もいたそうです。

同じ男として、無念だったと思います。


今回の第3ステージも、タフなコースで、ウェイラント選手は、

「今日のコースは、自分向きだ」

と思っていたに違いありません。

「昨年の第3ステージで、勝てたのだから、今日もきっと・・・」

そう思っていたと思います。


それが、こんな結果になるとは・・・。



それでも、ジロは、続きます。

亡くなったウェイラント選手も、それを望んでいるに違いありません。

彼の死を無駄にしないためにも、自転車の怖さをしっかりと理解しながら、

自転車を、人生を輝かせるツールにしていかなくては、ならないのです。


彼のためにも。


(レオパード・トレック・チームと、タイラー・ファラー選手は、ジロ・デ・イタリアの以後のレースを辞退しました)

イタリアの季節、到来!

2011年05月07日 | サイクルロードレース関連
いやー、しかし、今年も「ジロ・デ・イタリア」の季節になりましたねー。

まあ、世界的にも、この5月っていうのは、自転車月間だったりするわけですよー。

まあ、ジロ・デ・イタリアの季節でもあり、5月の中盤からは、アメリカで、ツール・ド・カリフォルニアが

始まる!ということで、もー、サイクリストとしては、最高の季節です!

そして、ツールの準備期間である6月が終わると、ツール・ド・フランス!ですからねー。

もう、このあたり、ほんと、サイクリストとして、たまらない月日になるんですねー。


ジロ・デ・イタリアは、イタリア一周レースですが、チーム・タイムトライアルあり、すんげー山岳コースあり、

コースは狭かったり、グランツールの中でも、マニアックなレースですからね。

毎ステージ、楽しみなんですよねー。

それが、もう、今日から!ですから、もう、「江」のことなんて、どっかいってます(笑)。

いやあ、3週間、燃えるなあー。

最近、ほんと、楽しいなあ(笑)。

やっぱり、春は、いいです。


日本人選手としては、ジロ初登場のレディオシャックチームの、別府史之選手が登場しますからね!

いやあ、楽しみだ!

もう、別府くんを初めて見てから、もう、何年経つんだろうか・・・。

近年のサイクルロードレースとしては、日本人で初めてプロツアーチームのディスカバリーチャンネルチームと契約した別府くんですからねー。

もう、あれから、長い年月が・・・。

その別府くんが、ディスカバリーチャンネルの後継チームでもある、ランス・アームストロング関わるレディオシャックのメンバーとしての登場ですからね。

いやあ、それだけでも、うれしいです。

そして、その活躍を毎日、見れるんですから、いやあ、サイクルロードレースファンとしては、もう、涙ものです。


2年前のツール・ド・フランスの最終日、シャンゼリゼステージ、強烈な逃げを打って、鮮烈な記憶を残してくれた別府選手ですから、

このジロでも、きっと何かやってくれるでしょう!

いやあ、楽しみだなあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


もう、イタリアは、初夏です!



歓喜のツール・ド・フランドル!(そこには、さわやかな風が吹く!)

2011年04月05日 | サイクルロードレース関連
おはようございます。

いやあ、昨日は、日差しは暖かでしたが、風が冷たかったですねー。

まあ、春もだんだん、ということですかねー。

で、おはよん!なんて見てると、今日は暖かになりそうですから、

朝から気分いいですねー(笑)。


さて、今年はお花見も自粛モードだそうで、

まあ、こんなご時世じゃ、それも仕方ないですよねー。

華を愛でて酒!なんて、そういう気持ちになりません。

まあ、原発がね、ひどい状況で、こんな状況を毎日聞かされるのは、さすがにきついです。

なんか、宇宙戦艦ヤマトの世界ですよ。

放射能汚染が、現実なんですから、まあ、放射能除去装置をイスカンダルに取りに行きたい感じです(苦笑)。


昨日、読売新聞を見ていたら、

「福島第一原発に対する政府の対応を評価しない・・・61%」

「菅首相に今国会の終わる夏ごろまでに退陣してほしい・・・50%」

「民主は「こども手当」などやめて、震災復興の財源にせよ・・・83%」

「民主と自民で大連立を・・・64%」

というアンケート結果が乗っていました。


まあ、僕は大連立など、反対の立場ですけどね。

だって、民主が政権与党である必要が感じられないんでねー。


というか、このバカ首相、現地入りも、めちゃくちゃ遅いばかりか、

赤いランドセルを見つけて、

「これ、なんとか、なおとさんにもらったのかな?」

とか、

「いつ頃の話してんだ、このバーカ!」

って言う発言を子供に向かって、したらしいじゃないですか?

あのね、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ?

被災した子供達が一生懸命、つらい状況に耐えているというのに、そういう状況がわからないの?あんた!

って、普通に思いますよねー。


このバカさー、そういう状況でも、自分をアゲることしか、考えていないわけ。


普通、被災した子供達を前にしたら、

「この子達を、一刻も早く助けてあげよう」

と、真摯な気持ちになるのが、首相ってもんじゃねーの?

こういう大きな国難とも言える状況になった時、過去の首相は、数日中に現地に言って、直接国民に声をかけたものだよ。


このバカ、何した?


勉強するために、原発見学しに行って初動を遅らせただけじゃね?


典型的な理系バカ。


こんな奴、どうにかしちまえよ!


使えねー、どころか、首相としての機能をまったく果たしていない。


国民に直接声をかけて、はげまそうとも、しない。


被災地じゃ、自分アゲに必死。


こんな奴、首相しておいちゃ、いけないよ。


この日本の未曾有の危機に、こんなバカ、即刻、退陣させろ。


もう、連立組んでいいから、首相以下閣僚は、全員、民主以外にしろ。

公明、みんなの党、その他いろいろ、機能的に強い分野の人間を閣僚にして、

民主以外で、連立組んでくれ。

そうしないと、民主みたいな使えない癖に権力にしがみつく人間を政府にしてたんじゃ、できるものも、できなくなってしまう。


とにかく、使えない人間はいらないんだよ。

バカ首相にこだわり続けるなら、民主自体、ポイ!だな。

とにかく、こいつ、ほーんと、使えない人間だ。それだけは、はっきりしているねー。


ま、鳩山と共に、歴代最低首相という評価を得るのは、必至だねー。


ま、早く消えてくれ。それだけだね。



さて、日曜日、ベルギーは、フランダース地方で、ワンデークラッシックの王様レース、ツール・ド・フランドルが行われましたが、

いやー、これが、ねー(笑)。

まあ、化物ファビアン・カンチェラーラ選手が勝つか?はたまたベルギー期待の伝説の王者トム・ボーネンが勝つか?と、盛り上がったわけですねー。

とにかく、前週、圧倒的な勝ち方をしたファビアンと、ギリギリで勝ったボーネンと、さて、どっちなんだろう、とファンは迷ったわけですが、

「これは、ファビアンか?去年の繰り返しか?」

という戦前の予想が多かったように感じられます。


なにしろ、去年は、一番の勝負所で、立ちこぎもせずに、ボーネンをちぎったファビアンですから、

「今年も同じパターンか?」

というのが、おおかたの見方だったんですねー。


で、今年、さてどうなったでしょう?(笑)。


今年のファビアンは、去年と違ってあまりテレビの前に現れなかったんですねー。

つまり、去年は集団の前の方を自信を持って走っていたので、よくテレビに写ったんですが、どうも、今年はあまり見えない。

「調子悪いのか?はたまた、調子がいいのを隠すために、隠れているのか?」

と、まあ、皆思っちゃうわけですよ。

まあ、レースは、5時間、放送されますからねー。長丁場です(笑)。

そして、そんな忍者ファビアンの状況が長く続いた、ゴールまで40キロ手前で、ファビアンが動いたんですねー。

まあ、放送が3時間を超えた頃ですね(笑)。

「ファビアン、ボーネンを引きちぎった!」

えー、そういう言葉をナビゲーターが吐いた瞬間、実際、昨年のように、ファビアンはボーネンを引きちぎったんですねー。

普通、前を走る自転車の後ろにつけば、スリップストリーム効果で、後ろの選手は、ものすごく楽になり、前の選手より、楽に動けるはずなんです。

まあ、風を受けなくなるわけですから、めっちゃ楽になるわけです。それに対して、前の選手は、風の抵抗を受けるわけですから。

だから、その状態で、後ろの選手を引きちぎるわけですから、ファビアンの力のレベルが、他とは、圧倒的に違うことがわかるわけです。


そして、ファビアンは、タイムトライアルの現世界チャンピオンなわけですから、一人で独走するのは、世界一!ということで、こりゃまあ、手をつけられないわけですよ。


まあ、ぐんぐん、ファビアン選手は、後続を振りきってひとり旅に出ちゃってねー(笑)。


昨年は、このまま、ファビアン選手が独走して、優勝をさらったわけですけどね。


・・・でも、今年は違ったわけです(笑)。


ファビアン、確かにぐんぐん、走っていっちゃったわけですけど、今年は、その前を走っている選手がいたわけです。

いつもなら、そういう人間も、ガンガンパスしていくわけですけど、逃げの名手、シルヴァンシャヴァネル選手だけは、そうは、いかなかった。

彼は、ファビアンの後ろにつくと、そのまま、ついていけたわけです。


シルヴァン選手は、ボーネン選手と同じチームの選手です。

ですから、

「俺のチームのエースは、ボーネンだから、この逃げについては、君に協力はしないよ」

と、シルヴァン選手は言えるわけです。実際、ファビアン選手の後ろについたまんま。

ファビアンは、ずーっと風の抵抗を受け続けて走り続けるわけですけど、そりゃ、ファビアン選手、いくら怪物だからと言っても、やっぱり疲れてくるわけです。

それに対して、後ろにつき位置のシルヴァン選手は、どんどん力を貯めこんでいくわけで、ファビアンは圧倒的に不利になっていくわけですね。

しかし、ファビアン選手は、途中ある激坂で、このシルヴァン選手をひきちぎろうと考えていたわけです。

「俺には、それぐらいの力は、まだあるだろう」

彼はそう考えていた。だから、次の激坂で、少し余裕ある走りに落としながら、シルヴァン選手を引きちぎろうと準備を始めた。


それが・・・。


余裕のある走りというのは、力を貯めるために、スピードを落とすことです。

その時点で、後続の集団(プロトン)とは、一分のひらきがあったのですが、

ファビアンが、スピードを落としたら、見る見る後続が迫ってきて、なんと、あっさりと、追いつかれてしまったんですね。


焦るファビアン・・・。


でも、彼は坦坦と、シルヴァンを引きちぎる作戦を実行した。

激坂で、一気に踏んだんですねー。


しかし、しかし、疲弊していたファビアンは、いつもの力が出せなかったんですよ。


「だーい誤算!」

と、ぐるないのゴチなら、言われていたことでしょう。


結局、ファビアンとシルヴァン選手は、後続に追いつかれ、プロトンと一緒になり、振り出しに戻っちゃったんですねー。

まあ、ファビアンは、力を使って疲弊しましたからね。

もう、圧倒的に不利なわけですよ。


そして、集団からは、いくつものアタックがあり、逃げをうつものあり・・・もう、ごちゃごちゃ、どうなるかわからない状況になるんですが、

結局、後続が追いつき、また、振り出し!と、もう、そんな感じで、まったく先の読めない展開になりました。


しかし、ラスト3キロというところで、まーた、ファビアン選手、逃げに出るんですねー。


これに反応できたのは、さっきのシルヴァン選手と、サクソバンクサンガード・チームのニック・ナイエンス選手。

このニック選手は、ベルギー出身のベテランアシスト選手なわけです。

つまり、ベルギー王者ボーネン選手の栄光の裏に隠れてきた、一介のアシスト選手なわけです。

いつも周りからアシストされてきたベルギー期待のエース・ボーネン選手の裏に、ずっと隠れてきたきたベテランのベルギーの選手なわけですよ。

当然、こーんな、大きなレース、勝ったことなんて、ない。というか、ここ7年くらいは、勝ったところ、見たことないですからね。

そのニック選手が、終盤も終盤、大事なところで、ファビアンの後ろにつけたわけです。


ファビアンは、その力を発揮して、後続を引き離しにかかります。

シルヴァンも、強力な逃げの選手ですからね。これも、ファビアンの後ろにくらいつく。

ニックも、一介のアシスト選手ながら、なんとか、これについていく。


ラスト1キロ、ファビアンは、さらに逃げをしかけますがが、シルヴァンも、ニックも、くらいつきます。

ラスト30メートル、先頭のファビアンが、疲弊し、その後ろにくらいついたシルヴァンは、ファビアンのスリップストリーム効果で、追いぬきをかける。


それより、前に、ラインを変え、ひとり、ゴールに向かったニックは、どんどん加速する。


その加速を見たシルヴァンは、疲弊したファビアンを捨て、ニックの背後に迫る。

そして、スリップストリームを使って、前に出ようと加速する。


ゴール!


勝ったのは、直線で一気に加速した、一介のアシスト選手、ニック・ナイエンス選手でした!


ベルギーの伝説の王者、トム・ボーネン選手は、勝ち負けにまったく関われませんでした。

そのボーネンを国対抗戦で、いつもアシストしてきた、一介のアシスト、ベルギー出身のニックは、涙でほほを濡らしていました。


いやあ、見ている側の僕も、その様子を見て、ちょっと涙ぐんでしまいましたねー。


ニック・ナイエンス選手の、今までの苦労が、全て報われた瞬間でした。


そして、ベルギーの自転車ファンのおっさん達が、パブで、テレビを見つめながら、ビールを頭にぶちまけた瞬間でもありました(笑)。


ファビアンもゴール地点で泣いていました。

それだけ、彼がこのレースに自信を持って望み、勝てると信じていた、ということでしょうね。


このニック選手のサクソバンク・サンガードチームは、昨年、ファビアン・カンチェラーラ選手が在籍していたチームでもあります。

リース監督という名監督のチームであり、ファビアンは、このチームで、長く成長を続け、昨年、このレースに勝ったんですねー。

しかし、昨年、リース監督の片腕と言われた、ひとりのレースディレクターが密かに独立し、チームを作った。

そこに、チームの主力が、ごっそり引きぬかれたんですねー。


ファビアンもそのひとりだった。


だから、ファビアンの育ての親を、自認するリース監督としては、今年は、どうやっても負けられない、言わば、因縁のレースだったわけです。

そこで、彼のチームの、アシスト選手である、ニック選手が勝ったわけですから、もー、サポートカーに乗っていた、

リース監督以下のスタッフ達の喜びようといったら、こーれは、すごかったですよ(笑)。


因縁なんですよー、自転車レースって(笑)。


そして、シルヴァン選手と、トム・ボーネン選手のチームサポートカーにのる監督は、レースが決まった瞬間、

「シット!」

と、青ざめました。


いやー、おもしろかったです。この人間模様(笑)。


ニック選手は、大泣きでね・・・もう、苦労人が報われた瞬間ですからねー。

こちらも、うるっと来ちゃいました。

そして、ベルギーのパブは、おっさん達で、大騒ぎ!ということで、

そりゃ、2年連続で、ファビアンにトム・ボーネンが打ち負かされるところを見たくなかったんでしょうねー。


それを一介のアシストで、皆からも忘れられた存在だった、ベルギー出身のニック選手が勝ったもんだから、

もう、涙やら、つばやら、もう、いろいろなものが飛ぶ状態の、おっさん達のパブ!ということで、

まあ、感動物語でしたねー。


「能力がなくて、苦労していても、いつか、報われるんだ」


僕は、涙涙の、ニック・ナイエンス選手の姿を見ながら、そう思いましたね。


これが、自転車レースです。

力がある者のみが、勝つレースじゃないんです。

だから、おもしろいんですね(笑)。


「苦労した者は、必ず報われる」


ベルギーの伝説の王者、トム・ボーネン選手も、ニック・ナイエンス選手に拍手を送っていました。

惜しみない拍手を。もちろん、ファビアン・・カンチェラーラ選手も。


なんかね。晴れやかな気持ちになりましたよ。


5時間の激闘のあとに、晴れやかな瞬間がやってくる。


やっぱり、サイクルロードレースは、もんのすごく、いいです。


フランダース地方の夕焼けの風景を眺めながら、僕は、気持ちいいビールを飲んでいました。

ベルギービールじゃ、なかったけどね(笑)。


でも、よかった。今年の、ツール・ド・フランドル。


そして、来週、今度は、ワンデー・クラッシックの女王!と呼ばれる、パリールーベが、やってきます。


まーた、ファビアンとボーネンの一騎打ちが見られるわけですよ!


いやあ、サイクルロードレースファンとしては、答えられない季節です!


来週も、盛り上がらなくっちゃ!


ではではー。