なんとか時間作ろう。
Aプログラム
『クリストのヴァレー・カーテン』
(1974年/アメリカ/28分)
監督:デイヴィッド・メイズルズ、アルバート・メイズルズ、エレン・ホヴド
コロラド州にある幅381メートルの谷に、高さ111メートルの巨大なオレンジ色のカーテンをかけたプロジェクト。
『ランニング・フェンス』
(1978年/アメリカ/58分)
監督:デイヴィッド・メイズルズ、シャーロット・ズワーリン、アルバート・メイズルズ
サンフランシスコ北の牧場地帯に、高さ5.5mの白いフェンスを39.2kmにわたって張り巡らせたプロジェクト。
Bプログラム
『アイランズ』
(1986年/アメリカ/57分)
監督:アルバート・メイズルズ、シャーロット・ズワーリン、デイヴィッド・メイズルズ
マイアミのビスケーン湾に浮かぶ11の島々の周辺を、60万3,850平方メートルのピンク色のポリプロピレンで囲んだプロジェクト。
『パリのクリスト』
(1990年/アメリカ/58分)
監督:デイヴィッド・メイズルズ、アルバート・メイズルズ、デボラ・ディクソン、スーザン・フロムキー
400年にわたってパリジャンに愛され続けているポン・ヌフ橋を、合成繊維とロープによって優雅に包んだプロジェクト。
Cプログラム
『アンブレラズ』
(1995年/アメリカ/81分)
監督:ヘンリー・コーラ、グラハム・ワインブレン、アルバート・メイズルズ
茨城県の山間地帯と南カリフェルニアの牧場地帯に、高さ6メートル、直径8.66メートルの青い傘1,340本と黄色い傘1,760本を並べた壮大なプロジェクト。
Dプログラム
『アウグスト・ザンダー』
(2002/ドイツ/44分)
監督:ライナー・ホルツェマー
ワイマール時代、ドイツの人々を撮影した膨大な肖像写真のプロジェクト「20世紀の人間たち」で知られ、多くの写真家に影響を与えたアウグスト・ザンダー。彼の遺族と当時のアシスタントの証言によって、ザンダーの人生と作品を見つめ直す。
『ミース・ファン・デル・ローエ』
(2004/カナダ/56分)
監督:ジョセフ・ヒレル
20世紀モダニズム建築の<三大巨匠>の一人と称され、今なお世界の建築家に影響を与え続けるミース・ファン・デル・ローエ。本作はミースの遺した傑作を振り返りながら、レム・コールハースやエリザベス・ディラーなどのインタビューによってミースの建築精神を明らかにしていく。
Eプログラム
『アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶』(2003/スイス+フランス/72分)
監督:ハインツ・バトラー
人前に顔をさらすのを嫌い、自身についてほとんど語ることのなかった20世紀最大の天才写真家が人生の最期に “愛すべき記憶”と“決定的瞬間”の謎を初めて語った奇跡のドキュメンタリー。