コンコルド乗ったよ！

2003年に商業フライトを終えたコンコルド。
唯一の超音速（Supersonic）民間旅客機でありました。
時代はエコに流れているのでこういった飛行機は今後もうないかもね、と言ってました。
燃費が悪いうえにほんの100人しか運べないからね。

1994年から英国に住んでいるので何度かその姿を見ましたがとにかく形が美しいのよね～。
そして飛行の際のものすごい轟音にいつも驚いたものでした。
ラスト・フライトもその退役を惜しむたくさんの人たちとともに、見ました。

（写真、Wikiより）

英国サリー州のブルックランズ博物館に1976年から2003年までBAが実際に運行していた機体、
"Delta Golf"　（英国で作られた３機目の機体だって。）が野外展示されています。　
この機体に乗れるのですよ～。

コックピットの撮影も可能。　現在￡４。チケットはまんま搭乗券仕様。

こちらがその"Delta Golf"　です。

　何人かのグループで
　入れ替え制で
　内部案内をされるので
　チケットを買うと時間まで
　バスの中で待ちます。
　（空港でタラップまで
　運んでくれる、あのバス）
　そこで説明を聞き、
　その後いよいよ機内へ！
　後部から入るんで
　最初はかがまないと
　頭がつかえるくらい
　天上が低い。
　その後展示室を抜けて…


　これがコンコルドの客室です！（忠実に再現されたもの）
狭い、狭いと聞いていたけれど座ってみればそうでもない。
まぁ、エコノミーしか乗った事がない私には普通じゃん。となる空間。
ビジネスやファーストに乗る人たちにしてみれば狭すぎなのでしょうけれど！
驚くのは窓の小ささ。とっても小さい！！はがき大くらい。
これは飛行中機体が相当な高温になるため、その影響を低減するためだそうです。
音速飛行時は機首先端の温度が120 ℃程、マッハ2を超えた場合胴体は91 ℃に、
さらに熱による機体の膨張により、20cmほど全長が伸びるらしい。…なんか怖いです。
（以上、現地で説明のおぢさんから）

この客室に座ってコンコルドの歴史みたいなビデオを見ます。15分くらいかな。
つくづく、もう運行してないのが悔やまれます。まぁ、どうせ乗れないけどさ。

　
機体下にある、ロールスロイス社のエンジン。　右はコックピット。



機内を見た後は操縦シュミレーターを見学。
この装置は実際にパイロットの訓練に使用された世界に2台しかないもののうちの１台。
BAのパイロットの訓練に使われていたんだって。


飛行機好きな“飛子”には素敵な時間でした！







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