一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

風の噂に誘われて 「日本酒でイタリアン」がコンセプトのお店 『伊食家 のKOTOBUKI』 【福岡】

2015年08月21日 01時45分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 伊食家「KOTOBUKI」 福岡市警固)

 

■2015/8/10(月)

 

「日本酒でイタリアン」をコンセプトにしている店が福岡にある ~

 

そんな風の噂に誘われて小倉から特急SONICに乗って (予約を入れ)立ち寄ったのが、

路地の奥まった場所にある隠れ家的な店 イタメシ家レストラン 『伊食家 KOTOBUKI』

 

 

その日は暑い日だった。夕方とはいえ外はまだ明るく、青空を低空で飛行機が飛んでいる。

やがて飛行機雲は、ゆっくりと風に流されて寺の境内からは蝉の鳴き声が聴こえていた。

ちょっとイカした今泉をぶらぶらしながら ここに入店したのは午後6時 予約時刻丁度。 

カウンター席で私の話し相手をしてくれたのは、谷口さん。 シェフが寺本さんだからTTコンビだな。

「えっ、奈良からですか!?  もしかして飲食関係のお仕事の方ですか?」と聞かれた。

「ぜ~んぜん(違います) そうだったら こんなヘラヘラ飲み歩いてないですよ」

お店はオープンして1年とまだ新しい。 店内の撮影は、快諾して頂いた。

 

▼ オープン直後、写真はイタリアンシェフの寺本さん 

 

一番奥のカウンター席に通され、早速ドリンクメニューを開いてみて驚いた。

イタリアンの店なのにワインは、グラスワイン(赤・白)とだけしか書かれていない。

 

▼そんなワインと打って替わって  別冊のメニューには ずらり日本酒が21酒

「山の壽」・「新政」・「風の森」 の3酒に線が引かれSOLD OUT状態だった。

 

▼最初に頂いたのは、蝉ラベル「三井の寿」チカーラ

 グラスは、信楽焼 内面はステンレスというハイブリッドグラス

 

▼手にした「食メニュー」はこんな感じ

 

▼前菜として 「アボガドと海老とこのわた」

 

▼頭上の酒瓶のラベルを観ても楽しい。「六十餘洲」に「前」「旭菊」「尾瀬の雪どけ」「ウラ鍋島」も

 

▼二杯目は、「田中六五」 年々美味しくなっていると思ったら 品薄なのだそうだ。

「クリームチーズの茎わさび和え」で頂いた。 

 

▼「伊食家KOTOBUKI」ハウスカード  盃をとりこんでロゴデザインしているところがいい

 

▼「燻煙薫る 糸島美豚のグリル」は、全然脂っぽくなくて日本酒にぴったりの仕上げ

 向こうの端で飲んでいた奥さんから ここの糸島美豚 オイシイでしょ と言葉が飛んできた。

 

▼真ん中に立ってお酒を手にしているお兄さんが、この店の日本酒をセレクトしている 谷口さん

その谷口さん カウンターで、私の話し相手になってくれたが、

 実は「山の壽」忽那さんとは同じフットサルのチームで親しい仲なのだとか

 

▼調理中のシェフ 寺本さん 日本酒の瓶がこの店の装飾の一部になっていると感じた。

お店は、2階もあってテーブル席(20名) 結構な人がそのまま2階に直行していた。

 

この豚には、「三連星」の純米大吟でしょ と注文したら、富士山のようなグラスに注いでくれた。

 

▼飲み干してひっくり返すと ほらね 銘酒をバックに富士山みたい いい写真が撮れた

 

▼この湯呑に入っているのはお茶でなく 「東一」クロビン 

 

▼「長崎県産ヤリイカとスナックエンドウ ホタルイカのパスタ」を頂いた。

 弾力性抜群のイカが日本酒にぴったり パスタ好きの私も満足

 

▼最後は、甘いもん。 「最中でくるんだ大吟醸酒粕アイス」で〆

 

 

▼ 「美味しい日本酒と料理、ごちそうさまでした」 「またのお越しをお待ちしておりまーす」

お店を出たのは、丁度8時。 あっという間の2時間だった。

振り返ると夜に明るく照らされた店は何とも暖かくておしゃれ 日本酒の瓶たちが見送ってくれていた。

 

「KOTOBUKI」というだけあって めでたし めでたしの満足感。

秋風が吹き始めるころには、燗酒もいただけるというのも嬉しい。

時間とタイミングが許せば また寄りたい そんな店が一軒増えた。

 

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(寅)

 



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