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( 山忠本家酒造「義侠」 山田社長と対談) 2011/2/20 15:12撮影
■2011/2/20(日)
息子さんのアテンドにより蔵見学の後、6本の利き酒を終え
十代目 山田社長とお話しする機会を得た。
私もいくつか 特に米の栽培について質問させて頂き、わかったことが、
この社長が、30年前 兵庫県東条A地区に初めて
山田錦の栽培を頼んだ方だということ。
「うちの蔵は400石ととても小さい蔵ですが・・・
うちの酒は、あくまで山田錦にこだわる。そして精米は全て自家精米。
酒はいかにその米の持つ味をお酒に伝えるかなんですわ。」
ここの酒造りは、この社長の言葉が、全てかもしれないと思った。
築地の料亭「田村」の料理会に招待された11蔵
全てを覚えきれてないが、
「十四代・飛露喜・磯自慢・初亀・明鏡止水・松の司・美丈夫・東洋美人」
錚錚たる中に ここ「義侠」も入っていて
食中酒として目立つ存在だったそうである。
400石といえば 本当に少ない生産量だ。
「だから問屋売りは一切しない。
面談してうちの酒造りがわかってくれる酒店にのみ卸す。」
こんな頑固な姿勢は、とても素敵だ。
・本来蔵見学は、お断りしている。
・海外特にアメリカの東西海岸では人気が上昇中。
・日本の都会でも仕事のできる女性が、うちの日本酒を味わってくれる。
・つい先日サッカーの中田(英)選手がうちの蔵に訪問してくれた。
と お話しは、尽きなかった。
山田錦にとことんこだわった酒造りをされている山田社長のスピリット
今日は、「本当に来て良かった」と思った。
このメンバー19人もその多くが 今日「義侠」のファンになったのではなかろうか。
(寅)
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