( 橿原市八木「餃子のざ」 餃子二人前&キリン生ビール)
■2012/6/2(土) 曇時々雷雨
午後3時すぎと言えば「おやつ」時だが、天空では、打楽器の練習をしているみたいな
雷鳴が地上にまで響いてきて、黒い雲に覆われた天空のステージ上は何だか騒がしい。
「大人のおやつ」と言っては何だが、橿原に居た私は、雷鳴を耳にしているうちに何だか
無性に美味しい餃子が食べたくなってきて、少し北の大和八木へと足を伸ばすことにした。
8年ぶりに昔良く通っていた「餃子のざ」を覗いてみようと思いついた。
8年経っているが、あの赤い看板の小さな餃子屋さん まだ営業をやっているだろうか?
昔のようにメニューは餃子だけだろうか? と思いつつ、店に着いたのは、3時25分。
空は、今にもどしやぶりが降り出しそうに真っ暗で、あいかわらず音が響いている。
開店が3時半からなので、扉を開いて「あの~5分早いみたいですけど」と私が聞くと
「いいですよ どうぞ」とのことで、この小さな餃子専門店に久々に入った。
厨房の中にはおじいちゃんとおばあちゃんのご夫婦が居て、カウンターごしに初対面。
「あの~ 昔 この店が開店した頃、割と良く通っていて、その時は確か若いお兄さんが
一人でやっていたと思うんですけど・・・ もしかして経営者が変わったんですか?」
と尋ねると 奥さんの方が 「あぁ あれね。 私たちの息子ですんや。 5年前から
私たち親がやってるんですわ」と説明してくれた。
「それにしても入口の「太宰治」のポスター 昔(8年前)のまんまですね。」と私。
「色褪せてもうて、貼り換えんといかんのやけどね」とお母さん。
「昔と同じオーダーで、餃子2人前と生ビールお願いしま~す。」と注文。
メニューも餃子の形も味も昔のまんまで、ひと安心。 焼きは、昔の方がもうちょっと
濃い目の焼きだったが、それ以外はいっしょだ。
ニンニクを使わないここの餃子は、女性にも人気で、食べている際にも 持ち帰り客が
多いのに驚いた。
美味しかったので 「すみません。餃子をあと1人前焼いてください。」と追加注文。
別段遠い場所でもないはずなのだが、機会を失うと8年(オリンピックなら2大会ぶり)
のご無沙汰なんか容易なものだな。
今日は雷に誘われて来て良かった。 また、機会があれば寄ることにしよう。
それにしても何で雷が鳴ると餃子を食べたくなったんだろう?
餃子は腑に落ちても この疑問は腑に落ちなかった。
(寅)
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