さらさらと読んだ。特に下巻犯人がだれなのか気になって読み進んだ。今日読み終えた。
しかし、なぜタイトルが『怒り』なのかよくわからないままだ。犯人が現場に書き残した文字。そういう事件を描いた小説だという意味なのだろうか?
三、四か所で起こるストーリーが同時並行に描かれていて、読み終えてみれば、思わせぶりなサイドストーリーであったなあと思う。どれが犯人なのか?同時並行に描かれている別々の人物が実は一人の事なのではないか?と思わされた。終わってみれば、犯人じゃない人物を取り巻く描写は必要だったのだろうかとも思う。もうちょっと犯人が実はどういう人物で、なぜ犯行に及んだのかについて書いて欲しかった。なぜ犯人は『怒り』と書き残すのか、示唆するような描写欲しかった。
なんか消化不良だな。僕の読みが浅かったのだろうか?
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