松浦市でIRの説明会がありました。出席は市役所職員の方もいらっしゃり、参加は30名程でした。長崎県・佐世保市IR推進協議会からの説明ですから、メリットの強調ですが、つまる所、IRとはカジノの収益を含めたところで全体の運営をします、健全なカジノ事業を楽しんでもらいます、との説明でした。質疑OKでしたので、①カジノの収益予測は？、県と市の税収は？、②説明で、ラスベガス来訪でのギャンブル目的は4％と言われたが、収益は幾ら？、とお尋ねしましたが、①についての回答は、入場料の1人6,000円の計算と事業者が決まっていないので収益は分からない、税収は粗利の30％を県15％・市15％で納める、②については回答を持ち合わせていない、との事でした。粗利の30％を納めるとの事ですが、それは、売上額・建設費などの額がある程度掴めていて、その上での約束で、今日の松浦市での説明会には示す予定はなかったものでしょうから、回答が「分からない」となったのではと思いました。
“健全なカジノ事業を楽む”ことはありえないと思います。
