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沖縄に対して冷たいのは自民党が薩長の流れが主流だから?

2018年04月24日 | 改善したいね

これから考えるの勝手な推測で実際とは当て嵌らないかもしれない。そもそも薩摩は琉球国を属国として海外貿易の迂回地として、沖縄特産の販売等で過酷な税で搾取に搾取を重ねた。長州は威勢のいいことが好きで議論のための議論が好きで、議論に筋が通らない場合でも声が大きくしているうちに信じ込んで突き進んでしまう傾向がある。これは勝算が無くても攘夷と言うだけで外国船に大砲を打ちかける始末である。こういう流れは太平洋戦争でも同じことをしている。ビルマのインパール作戦にて然り。人ができるのは自分でもできるという手柄を自信過剰の結果である。沖縄戦における軍人優先で安全な壕から民間人を追い出したなどその流れをくんだものか。

歴史的に見ると薩長は勤皇を掲げ、天皇をまつりあげることで徳川幕府を倒す力のよりどころにした。京での政治工作で錦の御旗を掲げて徳川慶喜をして戦争を放棄させ大政奉還につなげて幕府を覆した。これは幕府は国内の戦争を行うことで西洋の侵略をうけないように一旦政権を返上し、日本統一のため、新の仕組みを作ろうとしたが、対する薩長は錦の御旗をの下、鉾を納めることができず江戸城まで兵を進めることになった。そして、新政府を作り上げたが、薩長とわずかな土肥が主流で政治はなされた。戦勝により軍の自信が着いたこと西南戦争での勝利により侍の没落を速めた。軍組織が確立し、西洋列強からの植民地化を防ぐため近代国家と軍国による独立、立国をめざし軍備を備え清国に勝ち、日露戦争では英国のなどの仲裁によりかろうじて形上ロシアに勝ったことで、過剰な自信がついて軍も国民も浮かれてしまった。その結果、軍備の抑制、政府の汚職都の議会、政府への軍の不満からクーデターが起き、軍内部の主張が強いものが台頭して実権を取るようになり、政府を無視するようになった。ついには軍人が首相になる羽目になった。これは合法的クーデターである。

つまり、新政府の当初は大村益次郎のような合理主義者が軍隊に良き伝統を残していた頃はまだよかったが、代が変わり合理的なことが徐々も失われ、精神主義が台頭してくると軍隊は勝手なことをし、政府もそれを抑えることができなきなってしまった。満州国立国は朝鮮併合で成功した手法である。朝鮮王朝を実権を失わせ植民地化し日本化を進めた。実態は日本の二軍を作ったことになる。軍隊はそれを真似して、独自に満州国を打ち立て清王朝を打ち立てながら実権を握らせず、満州国の経営実権を軍隊がもち、結果満州国のお金を使い、満州事変を継続している。この背景があるため度重なる日本政府、軍司令部が戦争の中止を迫るがのらりくらりと回避し満州中国と戦争継続できるために天皇の戦争回避要請受けた外務省は目的を遂行できず、日英同盟が破棄されていたこと、国際連盟脱退を受け、今の北朝鮮のごとく、ますます経済制裁、石油制裁等の締め付けが大きくなり、平和回避の選択肢が無くなり、強いては手をこまねいて最終的には御前会議で昭和天皇に米国政府絵の宣戦布告を会議メンバー全員で決断させる。一人に対して何人であったろうか。(大日本帝国においては天皇の独裁ではなかった。)いわば御前会議の面々が責を取るべきともいえる。

話を本題に戻すと薩長の流れを引く自民党は天皇を錦の御旗にしていた戦前の軍国主義に戻らんとする組織である。しかもそれを強力に推し進めようとする面々が日本会議であり、自民党の大部分の人が参加している。錦の御旗を立てることで、軍貴族並びに旧軍属財閥が政治の実権を採ろうとすることを狙っているに過ぎない。日本国憲法が成立した時日本が軍を持つことができなかったことに独立国家として矜持として憲法を認めず、改憲を党是にする集団である。その日本会議は生長の家

実質的に自衛のための侵略してくる外国軍隊からの防衛組織として自衛隊を打ち立て、最新兵器を整備し続けてきて世界で有数な軍隊に準じる組織に育ててきた。これは、外国が戦争を仕掛け攻めてくる外国人による人災をまもるために許される戦闘で国民の領土、生命、財産を守る自衛権に属するものであるとの解釈は当然と思っていた。しかるに米国の要請か自衛隊幹部の希望かよく分からないけど第一次イラク戦争の時、憲法の制約から自衛隊派遣を拒否した事が国際的不評を受け、第二次イラク戦争では後方支援という形で自衛隊の参加、PKOの派遣等自衛権の逸脱を重ねるようになってきた。

自衛権の上での立脚であれば自衛隊は現行憲法でも問題ないはずの事を、改憲し戦争放棄した事破ろうとしているおかしな風潮がまかり通ている。

この風潮はは民主主義を守る中間層、低所得者層が増えてきていること、日本が不況だったとき就業できなかった世代が、景気が回復してもまったうな就業ができないことが要因である。大企業優先、ホワイトカラー優先の奇妙な安定社会を求める若者の価値観が招いた社会構造変革がまねいたことがあぶれた人がこの風潮を担っていると考えられる。

話がグダグダになってきたので、一旦停止。

=====<by やじさん>==========