こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

誘 導 操 作

2017-09-24 09:01:08 | Weblog
実効なき温暖化対策

と未だにそう呼ばれている

交流電源を起源とする

世界中で実施されている送電系統

の普遍化というものが

インフラとして機能し続けている以上

再生可能エネルギーの大量投与

というよく知られた

既存の方法では

失った環境の復元を果たすことが

いつまで経っても

実現できない



太陽光発電を増やす行為



化石燃料の消費抑制とのあいだには

どのような相関も存在していない


有害な商用電源に

有益な自然から得た外部電力

を大量にとり込ませても

地下資源の消費量を減らす効果は

何一つ

得られない


交流電源は周波数で成り立っており

回転軸の円運動量を

常に一定の状態で保っていなければ

高品位の電力供給を

維持していることが

本質的にできない

という事実を

見ようともしてこなかった


この粗末な現実を知ったところで

代替電源たり得る装置が

見当たらない以上

現在の水準を維持する以外に

有効な方法は与えられていなかった

これが止まらない温暖化

を世に導いたその背後の理由


50ヘルツの交流電流は

毎分3000回転する状態を

維持することで

電力供給を滞りなく

維持することがよくできている


この周波数に関する安定性

が失われてしまうようだと

たちまち周波数変動を

引き起こすこととなる

乱れた周波数は

電気製品の精密制御を不可能にして

製造した商品などの品質を劣化させ

その価値を大きく引き下げる

だけでなく

電圧変動の原因となって

電力輸送の局面で

さまざまな障害を惹起する


電力会社は乱れた周波数の交流電力を

供給してはならない

という制約にいつも縛られていて

発電機の運転を

滞りなく実施している義務を

国から課されている


環境負荷のない

優れた自然エネルギーを

どれほど大量に導入したところで

熱エネルギーによる蒸気発電を実施している以上

回転運動を減らす行為を

国から強く禁じられているため

発生させるその周波数は

いつ

いかなる時であっても

常に一定でなければならない

という課題に

世界中の電力会社は

完全に支配されている


商用電源のすべては

回転運動を些かたりとも減らすことが

要するに

許されない

という宿命を負わされているのだ


環境的に健全な電力を獲得することが

仮にできたとしても

蒸気発電を実施している限り

燃焼炉の火を落すことが

つまり

まったくできなくなっていた


発電機の円運動量の減少は

とりもなおさず

周波数の低下となって

顕在化する

複数の周波数の混在する交流電流からは

電気エネルギーを取り出すことが

固よりできない


このため世界中の電力会社は

地下資源の燃焼量を減らすことが

そもそもできなくなっていたのだった

環境問題が劣悪化するようになってからも

燃焼炉の火を落とすことができない

というその事実を公表してこなかった

という過去の経過が

止まらない温暖化

という条件を

文明へと押し付けたことにより

京都議定書をパリ協定へと

シフトさせる結果を生んだ


火力発電を廃止することができなければ

パリ協定の遵守

は即ち不可能


太陽光発電を増やしても

それが地下資源の消費抑制に寄与した

とするデータは

一貫して不在のままであり続けている

地下資源の輸入量が減ったことを

証明する資料は

どこにも見当たらなくなっている

意図的な韜晦

が行われているということなのだ

その一方で

二酸化炭素濃度は

着実に高まり続けている


電力会社が秘密主義に囚われている以上

気候変動因子はその濃度を高める一方

とならざるを得ず

減るようなことは

絶対におきない

という時の厚みを積み上げていた


パリ協定を批准した国は

火力発電に代わる新しい電源系統を

大急ぎで見つけださなければならない

という状況へと

最終的に負い詰められる


新電源の開発が可能となっても

経済効果が得られなければ

文明をまたしても

追い詰めることとなる


コストの高い代替電源を

市場メカニズムにとり込むことは

つまりできない

ということなのだ

経済成長を阻害する電源は

それが環境復元効果

を備えたものであるにせよ

受け容れられて定着する

という結果を

市場へと導くことはできない


環境負荷のない

それでいてコスト効率の高い電源モデル

を見出すことができない限り

気候変動を回避する方法

と遭遇する機会は

与えられない


交流電流と直流電流との違いを弁えず

木に花を接いでみたところで

美しかったものを

ただ単に枯らすだけ

実効を引き出せない太陽電池は

電力会社に買わせなければ

投資を回収することも

できない


市場形成能力の欠如

という状況が

総ての消費世帯に

太陽光付加金を強制的に負担させる

現在の制度を

国に認めさせ

二酸化炭素を減らせない制度欠陥を放置して

無駄を許容することで

損失を増大させる結果を引き寄せた


経済効果のない投資のすべては

このようにして

最終的に無駄となるばかりか

損失を徒に積み上げるものとなる


利益を生む優れた投資というものは

有効需要を作り出すことにより

最終的に経済を賦活する効果

を簡単に引き出す

現在実施されている環境投資の一切は

実効を確認することが

未だに何一つできていないのだ


この無駄な投資が積み重なって

デフレ経済を

世界規模で展開させる動力源となっていて

赤字財政で苦しむ国家を世界中に乱立させ

消費増税を重ねる行為を国民へと押し付け

経済全体に強い負圧を

未だにかけ続けている


知識が大量にあったとしても

その意味を理解していなければ

有効解を導くことは

できない


経済と環境に関する問題の本質は

認識の正当性を検証しないまま

直流電源を増設すれば

自動的に交流電源が減る

と思い込んできた

その認識の過ちにこそ存する


環境電源をただ単に増やすことで

火力発電が減った事実を

確認したとする事例は

これまで皆無

きれいな電気を増やしたら

汚い電気が勝手に減る

とそう勝手に思い込んでいた

単にそれだけのこと


教育の高度化は知識を量的に拡大させたが

その使い方を教えてこなかった

知識の意味を知らされていなければ

応用する分野の広がりを見る術は

当然のことながら

与えられない


勝手な思い込みであることに

国民を気付かせなかった

ということが秘密主義の結果として

国民を長期間錯誤させ

低迷する経済と環境の一方的劣化

とを同時に生みだす原因となったのだった


電力会社が一貫して続けている

その不誠実な秘密主義

というものが

環境の劣化と

低迷する経済の蔓延とを

世界規模で同時に生み出した

ということになるハナシなのである


交流の知識があれば

地下資源の燃焼を減らせないことくらい

いうまでもなく

誰もが心得ていた筈のこと

その意味で電力業界と

監督官庁の罪は意図的であるが故に

許されざる行為となった


パリ協定が奏功するか否かは

目下のところ

電力業界の誠意一つ



かかっている


問題の所在を知れば

対策を講じることが

可能になる

問題認識能力の不在が

異常気象をこれほどまでに

短期間で募らせた


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幻 影 装 置

2017-09-17 09:56:29 | Weblog
他者を排除するための

その主要な一つ

方便とでも申すべき

高等教育の更なる高度化は

判断能力を失っていること

を自覚することができない

優れた頭脳を

思慮なく再生産しつづけることとなり

判断能力を失ったまま

その病状に気付くことなく

往時のあのバブル経済に

粗雑な一撃を加えたことで

消滅させてしまったばかりか

その事実をすら

察知できない

知識階級を

その後二十七年間に亘って

生み育ててきた


同じ理由で

世界規模の判断停止を

地表に於いて引き起こし

削減する筈の

温室効果ガスを却って拡大し

その大気中濃度

を一貫して高めつづける

という愚かで最悪の経過

を導いた


この事実は

たったマイナス6%に過ぎなかった

削減目標の達成を成就できなかった

京都議定書を失敗へと誘導し

マイナス100%

という実現不可能な数値目標を

パリ協定で掲げさせる

という哀れな顛末を成立させた


問題認識能力が欠如していた

とする事実の連鎖

がここに見られる

教育の高度化は中国の官僚試験である

科挙

の頃から

非生産的

という点で

まったく変わらずに消え残り

浅くて薄い認識でお茶を濁す

慣例を放置容認させてきた


その結果

民主主義は劣化の一途を辿り

政治経済は国際化の反応場に於いて

一層の不具合を引き出すこととなり

世界中にその不始末を

一斉にばら撒いた


他者を差別化するための教育が

生産的と呼ぶべき成果

を齎すことなど

到底ありえない

当然のことながら

世界は高度化した教育を

善と信じて推進し続けたその果に

より一層 窮屈な体制へと陥り

自ら縛られて

抜け出せなくなってしまったのだった


経済は爾来永く停滞するようになり

政治は対立軸の方向なき乱立

で一斉に満ち溢れ

破壊活動さえ正当化する時代

へと自動的に繋がった


この国では

国益を考慮することなく

目の前の党益と省益

の確保にのみ熱中した

永田町と霞が関からなる

国の指導体制の両輪に属する住人

つまり似非知識階級は

打ち揃って

国の劣化を意図することなく

粗漏のまま急がせた


民主主義の成否を決めるのは

教育に他ならぬ

大多数の判断能力に

特定のバイアスがかかっている時に

平衡状態へと推し戻す力

は健常な判断能力と

それが生み出す

私利私欲のない批判精神

を国家へと植え付けるための

最良の土壌となる


利己的な欲求は

判断を往々にして誤らせ

往々にして国民を一様に苦しめる

初期の成果がなかなか得られないときには

そこに判断の誤り

が潜んでいる

と思いつくことが

当事者に於いて

できていなければならない


止まらない温暖化を生み育てたのは

交流と直流の違いを

弁えることなく

交流がもつその欠陥を

直流の導入で糊塗してきた

というその知識と精神の拙さにある


また一向に浮揚しない景気対策

となったアベノミクスの欠点

を認識していなかった

似非エコノミストに分類すべきその全員が

意味のない制度となった

アベノミクスを温存しようと謀らせた


無駄な延命工作を

未だに傍観し続けている

その粗末な経過の来し方

にこそ

行く末を暗示する機能を宿らせ

深刻な問題の本質を

そこに潜ませていることを許す

仕組みを構築させた


遡るとそこに

バブル経済の崩壊を発生させた

判断の壮大な誤り

が過去の事実として

歴史を装飾する効果

を与えていた

ということが見えていてよい


生産性に寄与しない

他者の排除だけ

を目的としてきた高等教育のあれこれ



巡り巡ってさまざまな不具合を

多方面の多分野へと

一斉に生み出す

事態を今

という時代が連れてきた


経過の意味が見えていたなら

教育のあり方を見直すことで

制度の運用を改善し

良好な結果を引き出す

方法があることくらい

一目して瞭然たるものが

あった筈


問題というのは

その事実に相変わらず気付かない

というその点にこそあったのだ


批判精神を失うと

当否判断を誤ったことに

誰も気づかない

思考力を失った者は

判断することを避け

権威者による具体的な指示

を待つことしかできなくなるのだ


判断能力の欠如が

社会の病弊を拡大し

成果なき無駄な投資を拡散する行為を

善と信じて延々と続けさせている

営々と努力して積み上げてきた

貴重な富を呆気なく投棄して

無駄な結果のみを高く積み上げ

獲得した茫然自失の状態から

いま以て抜け出せないまま

千兆円を凌駕する

負債の巨大な山を

短期間で築きあげたのは

指導体制に関与していた

その当事者

す べ て


対策として選択した消費増税へとひた奔り

その行為がアベノミクスを失速させる

最大の要因となって

逆向きに機能した

のは歴史の皮肉

要するに愚か者の証明


すべての項目に

判断の誤りが関わっており

それが問題の所在を

より一層見え難くしただけでなく

視野狭窄へと陥ったその状態が

問題の全貌を包み隠す効果を生み

問題認識能力それ自体を無効にし

対策として割り当てられた

国家予算の大部分を無駄に捨てただけでなく

有効需要の創出に失敗し続ける

という浅はかな経過を

十重二十重とひたすら

積み上げてきた


これで財務状況が改善する

と思うこと自体

がそもそも不遜

失われた十年を倍にしただけでなく

そこにアベノミクスの失敗が加わって

国の劣化を急がせた

これが教育の失敗を導き

その具体的で粗雑な経過

つまり生産性の向上に結びつかない

一切の行為を

単なる無駄へと貶めた


教育に汚染された

現行の指導体制は

国民を不幸にする一方

という後継体制を末永く

保持しつづけることとなる


不健全な保守体制というものは

進取の芽を抑圧し

己の延命工作のみを

独善的に推し進めようとするようになる


少子化と高齢化が同時進行するようになり

納税規模は縮退を更に進め

負のスパイラルへと急速に堕ちてゆく

教科書に書かれていない項目について

指導体制は有効な対策を打つことが

何一つできない

戦後統一的に導入された教育制度が

そうなるように

国民全体をそうなるように導いた


バブル経済を崩壊させておきながら

その事実にさえ

未だに気づかずにいる

その不作為の三年を

最も大事な当初に挿入した

ということが

現在の不具合を乱立させた

その起源

指導体制の不明が

現在の逼塞した状況を

国民へと強く押し付けた


初動対策を講じるための最も枢要な

三年間

をあたら無駄にした

ということが

アベノミクスの失敗へと繋がった


バブルが潰れたことに気付いてからも

指導体制はバブル崩壊の対策

が書かれている筈の教科書

を探し求めて

更なる無駄な時間を積み上げていた

六年たったその年の予算に

漸く300兆円規模の公共工事

を主とする国家予算を成立させ

資本注入を急いだのだったが

役に立つ真水の割合が少なかったということが

所期の成果を台無しにしてしまった

この教科書を探しあぐねていた時代を

失われた十年と呼ぶようになったのであり

その後の対策も

悉く海外からの資本流入を容易にしただけのこと

過度な対米追従型の自由化が

その後の日本経済を

永く苦しめることになってゆく


その時代を通算して

失われた二十年

と後に呼ぶようになったのだった

このままの状態で

これからも進んでゆく

のだとすると

失われた三十年まで



あと僅か


経過が通有するその拙さは

おしなべて

教育の失敗

に由来して起きたもの


問題の所在に気付かない限り

国家の再興は

当然ながら覚束ない

それどころか

温暖化による気候変動が募り

国際経済は富と資本を失いつづけ

文明を最終的に亡ぼす

事になりかねない


正しい判断を担保するもの

を見つけだすことができない限り

文明に明日はない

問題の所在に気付きさえすれば

有効解は

おそらく

呆気なく

労せずして手に入る

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不 毛 の 賭

2017-09-10 09:26:59 | Weblog
拉致被害者のもの

とされた遺骨のDNA鑑定結果



別人と判定されたその直後

北朝鮮は

最初の核実験を

唐突に実施した

その結果

成立していた六か国協議

は棚上げとなり

現在も未だ

その状態でいることを余儀なくされた


一旦都合が悪くなって

逆風が吹くようになると

起死回生の手段に訴える

というのが

この分断された半島国家がもつ

その共通の特徴


慰安婦問題を繰り返し蒸し返し

国家間の合意を否定しさえする

韓国の反応パターンを眺めると

追いつめられた段階で

ムキになって反撃しようとする

その姿勢が朝鮮半島に

今も尚根強く残されている

ということが見えてくる


己の非を決して認めず

却って相手を強く罵る

ことなど当たり前

最終的に勝てばよい

とするその気風は

世界にとって異質のもの


大陸間弾道弾の威嚇発射で

アメリカによる北朝鮮包囲網が狭まり

行き場を失った半島の北半分は

水爆という核分裂と

核融合を同時に発生させる

ための地下核実験に踏み切った


追いつめられて干上がる前に

可能な対抗措置を実行しておく

ことで反撃に転じたものの

その見せびらかし行為によって

それ以降の手段を使い果たし

行き場を失って

電磁パルス攻撃という

意味不明の対抗措置を

有効だと思い込んだ


EMPと呼ばれる

その根拠となった波動エネルギーは

距離の二乗に反比例して

衰弱する法則に従う

広範囲の国家群に

ダメージを与えようとして

より高空で核爆発を引き起こしたとしても

それが遠くであればあるほど

その電磁波攻撃のパワーは

力を失って無害化する


昨日発生するとみられていた

11年周期で起きる

太陽フレアーによる磁気嵐は

予見されていたほどの破壊力は

なかった


電磁相互作用は一過性であり

原因が消えてしまえば

実害はその場で無化する

このEMP攻撃で

電力供給系をマヒさせておくためには

毎日にように

太陽と同じ核融合反応を

引き起こす必要性に縛られる

この役に立たない攻撃を

脅威だと感じるほど

愚かな指導体制が存在する

とは到底思えない


楕円軌道を回る月の盈虚で

干潮と満潮が起きるのと

それは同じ逆二乗則の結果に過ぎない

最も月が近づいたとき

大潮とよばれる変化が生じる


エネルギーというものは

距離によって

異なる変化を連れてくる

原因を失えば

効果は消える


太陽フレアーが電子機器や送電系統など

に影響を及ぼしていない

というその結果

が既に確定している事実となった

これこそがその有力な

何よりの証拠

距離の関与は

エネルギーを減衰する効果をもつ


要するに

EMP(electro magnetic pulse)攻撃を問題視するのは

相手の思う壺に飛び込む

ことに等しい

愚か極まる哀れな行為


北朝鮮が行った最初の地下核実験以降

国際社会は当事者能力を

失い続けてきた

北の勝利がICBMの発射を許し

地下核実験後の山の崩落

へと繋がった

核反応が無害化するまで

この地域に於ける同様の再実験は

不可能


北が行った一連の反応パターン

を理解していたのであれば

今回の核実験の実施は

彼らの追い詰められた窮状

を映し出していた

ということが

当事国の指導体制すべて

に見えていなければならなかった


常識の通用しない国家

に対する国際的な包囲網は

このような幼稚極まる経過を閲したのち

どうやら

網あげ直前

の段階に入りつつある

今後は対象が干上がるプロセス



兵糧攻めの構えのまま

観察する

というスタンスで臨めばよい


拉致被害者の早期開放は

これにより

一層困難な状況となった


核弾頭を半島勢力の北半分が

実戦配備する直前

又は包囲網が機能するまでの間

膠着状態で過ごすこととなる

情報の収集活動に

アメリカは

より多くの時間が使えるようになった

ということになる


強迫神経症という歴史的な病

をDNAにもつアメリカが

恐怖に駆られて攻撃を先行させたとき

対立軸が経済的に衰弱した状態にあるのなら

中国とロシアの思惑は外れ

漁夫の利を第三の国である日本

が得る

これは考えられないシナリオ

ではない


EMP攻撃は可能でも

その有効性には

疑問符がつく

継続することのない

電子系統の暴走は

攻撃能力をその時だけの時限措置とし

磁場変化を電磁力が増強して

電圧の高揚を導いた

としても

それが永く続くようなことには

ならない

電圧が失せれば

勝手に復旧する

フレームグラウンドが機能するからだ


意味のない北の軍事プロパガンダで

気勢を上げる行為こそ

そこに欠如する能力の所在

とその拙さを

指し示すことになる


示威行動の一々に

騒ぐことなく只黙殺している

ということが

この場合の

最善手

臆病者が

事態を却って悪化させただけ

という顛末が

このようにして

地表へと残された


地下核実験場となった地域では

山の崩落が既に起きており

次の核実験は当分行えなくなっている

この情勢の変化は

トランプの病を癒すだろう


終わってみれば

空騒ぎ

だったということになるだけのこと

愚か者であることを証明する行為は

どのような成果も導かない

恐怖心は判断能力を損ない

状況を自らの手で

却って追い詰め

悪化させるだけとなる
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相 互 作 用 ②

2017-09-03 09:37:05 | Weblog
この地球以外に

文明と呼べる

進化形態を記す

経過と結果



何一つとして

存在を確かめられたものはない

確たる証拠

と呼べるものは

見当たらない


それが仮にあった

としても

文明同士の相互交流

が成り立つ道理がない以上

それは不在

という意味に等しい


生命の総ては

この地球以外に

安住するための場所を

持ち合わせていない


環境が悪化した

からといって

この星を脱出してみたところで

辿りつくべきその場所

はどこにも

ない


物質は光速を超えることが

要するにできない

質量はそのとき

無限大

の重さを得る

ということになっているからだ


この地球と呼ばれている

太陽系第三惑星

以外に生命が宿るべき地平

など要するに存在してはいないのだ


この事実を承知していたのであれば

環境の悪化を防ぐだけでなく

本来のあるべき姿へと

戻るための道の確保は

文明がもつ義務

の一つとなっていた

宇宙開発など

無駄中の無駄

その最たるものに過ぎない


ヒトは神仏と呼ぶ第三存在を

古来より

必要不可欠と思い込んできた

実態を持たないそれら

はヒトと人の心とが

共に必要としたときに

心的現象として

立ち現れた

かのように信じられ

永くそう伝えられてきた


ヒトにとって

それが必要な存在であったからこそ

生まれては消え

消えてはまた

生まれでてくる

というサイクルを果てしなく繰り返す


過去に隆盛を極めたゾロアスター教

はいまではイスラム教にその地を席巻され

当のイスラム教それ自体が

反宗教的な殺人国家となることを

許容する時代を導いた


排他性と狂暴性を前面へと押し立て

勝手な思い込みに基づく

特異な宗教観で

破壊活動を行う理由づけ

をことある毎に行い

破壊を信仰の証として位置づけた


イラク戦争開戦直後から

宗教的対立を際立たせる役割を

テロリスト集団が意図的に担い

散発的な破壊活動を繰り返して

キリスト教文明と対立することを

旨とする相互間で正当化してきた

その宗教戦争の歴史が

対立の相をイラクで募らせた


国家を持たなかったテロ組織は

ISを僭称するようになったとき

宗教国家を樹立して

拠点をもったことで

その滅亡を急ぐ道へと足を踏み入れた

テロ組織が

反米運動を

世界規模で組織化することができた

のは

国家の枠にとらわれない

実体はあっても領土をもたない組織

であったからだった

領土の拡張を急いだISは

国家を標榜するための拠点を

得た時を境に

テロ組織からテロ国家

へと変貌を遂げる道を急いだ


拠点を持たないテロ組織は

柔軟な抵抗を繰り広げ

半年で済む

とアメリカが予測していたイラク戦争を

八年の長期に亘って

引き伸ばすことに成功した


この経過は太平洋戦争のそれ

とよく似ている

同時に

ベトナム戦争でアメリカに敗北を受け容れさせた

その経過とも

類似していた


太平洋戦争を終わらせたのは核だったが

ベトナム戦争は

長期化で泥沼化した

イデオロギー戦争に

米国民が倦み疲れ

厭戦気分を急速に高めた

ということが

米政府に敗北を認めさせた

その理由


この戦争はアメリカがドミノ理論

という強い思い込みで始めた

防衛戦争という切り口でよく語られた

ソ連と中国の両共産国が

当時既に権益の拡大を模索しており

南北に分断されていたベトナムに於いて

共産主義国家が誕生するようだと

それがドミノ倒しのように

その他の国へと次々に波及していき

あらゆる国家が

最終的に共産化する

という西側諸国

とりわけアメリカで見られた

強い思い込みがトンキン湾事件という

アメリカが演出した攻撃を端緒として

意図的に始められた戦争

であったことは既に確定した事実


イラク戦争も同様に

大量破壊兵器の実戦配備

という偽りの情報を

確認することなく

テロとの戦いを有利にする

目的のためにアメリカが

身勝手にとり込んだ

反共体制を維持するための枠組

であるNATOを利用することで

イラクへの侵攻を急がせた

そこには中東に於ける利権確保

という思惑が働いて

連合軍を束ねる動機となっていた


その結果敗北というカタチ

で米軍が退去し

その隙にISが蔓延る

という事態をアメリカが連れてきた


大義名分となっていた大量破壊兵器

はついに発見されず

捏造された情報であった

ということを米英両政府が

その後認めるという記録を歴史に残した


ベトナム戦争までは

イデオロギーを主張するための

軋轢が高まったことが

作用因として機能した


不正な政治判断に基づいた

国家エゴの結果に過ぎない

この共産主義体制との対立を起源

とする戦争に終止符を打ったのは

ソ連型共産主義体制の

91年クリスマスの唐突な自己崩壊

という誰も予想していなかった

唐突な変化であった


ソ連と呼ばれた連邦国家の唐突な消滅が

アメリカの軍産複合体制から

その予算継続を認めるための理由を奪った

ということが米政府をして周章てさせ

日米同盟の強化が

当時進められたのと軌を一にして

新しい敵

を生み出すことがアメリカの急務となった


そこで展開されたのが

湾岸戦争だったのであり

その九年後に米本土で実行された

9.11と呼ばれる同時多発的な報復テロ


イスラム原理主義運動に基づく

反米主義を動機とするこの破戒活動は

米国民のこころを

報復感情でそのとき一杯にした

テロ組織の首謀者を

その年の暮れに

アフガニスタンの禿山へと

追いつめて起きながら

敢えて取り逃がす

という失態を米軍に演じさせたことで

討伐を目的とする

イラク侵攻作戦へと繋いだということが

大量破壊兵器の実戦配備という偽情報で

国民の不安を過剰に煽り

イラク戦争へと強引に突入することを許し

新たな敵の誕生を理由とする

軍事予算の増額を謀った

そのひと連りの過去というものが

中東でISを結果として誕生させ

原油相場の長期的高騰を成り立たせただけでなく

国際経済を圧迫して

デフレ経済へと追い落とす

余りにも拙い経過を

地表へと呼び込んだ


第二次世界大戦前

アメリカの主導による国際干渉で

石油の輸入ができなくなることを

畏れた日本が

八紘一宇を名目とする領土拡張政策を採用し

大東亜共栄圏構想を推し建て

アメリカに一矢報いる目的で

最も日本に近いアメリカであるハワイ

の真珠湾を攻撃した

この経緯はアメリカにとって自明であり

米政権が意図的に仕掛けたこの引き技

に乗じた日本海軍が

真珠湾を最後通告なしに攻撃したことで

太平洋戦争をアメリカに

戦争するための合理的理由を提供した

その後核兵器の二度に亘る連続的投下を経て

終戦へと至り戦後の復興が図られた


ベトナム戦争ではソ連と中国に

核兵器が既に大量備蓄されており

イラク戦争ではISの領土に核はなかった

という過去の経過が

北朝鮮を核の保有へと執着させた


北朝鮮に原子炉の建設を容認したのは

韓国政府とアメリカだった

その政策判断の失敗が

北朝鮮のミサイル陽動作戦と

核実験の再開を動機づけさせたその主因

だが核実験を北が強行すれば

それを理由とする

アメリカからの攻撃に合理的理由を与え

半島国家の消滅を

速めさせるきっかけとなる


北の言動の変化を見ていると

その立場の脆弱性の認識は

最早否定することができないほど

追いつめられていることを示す状況証拠

となっている


攻撃する意思があるのなら

当事国の政府は敢えて沈黙し

攻撃計画とその予定などを

内外に漏らすようなことは

絶対にない


己の弱点を知る者は

その部分で敢えて攻撃的に

振る舞いたがる

という共通の特徴を隠しきれない


ミサイル攻撃能力を誇示する行為は

取りも直さず

防衛能力が虚弱である

という明確なそのメッセージ

それを真に受けた臆病者の政府こそ

北をそこに付け込ませ

ミサイルの発射実験を

楽しませているだけの臆病者


国民を強迫神経症に感染させて

国を亡ぼすことに気付かない

イジメの構造は

こうして破局へと

当事者すべてを抗いがたく向かわせる


信仰を持つことは

エゴを矮小化する効果をもち

その意味で有益ではあるのだが

宗教は解釈を施したその時点で

真実からたちまち乖離したものとなる


ヒトは神仏の関与を心の隅で求めたがるが

宗教はそのこころの弱点

に付け込んで

利益となるものを

制限なく大量に得てきた


不毛な戦争と破壊の連鎖は

信仰を人質にとった宗教が

バイアスのかかった解釈を下すことによって

ヒトの持つ心の弱さに付け込み

ビジネスへとそれを変容させてきた


造物主には

相互作用する必要がない


ヒトが神仏にそれを求め

気持ちの揺らぎが

宗教に解釈を加えることで違いを生み

宗派の乱立で混乱をあまた呼び込んできた


解釈で真相をゆがめてさせてきた宗教が

その変化を資本蓄積の動機としてとり込んだ


信仰は紛れもなく普遍的な行為だが

宗教は最終的に飽和して

勢力の拡大にストップがかかる

そのある一線に縛られる


そこにこそ真実へと至る

公にされない未知の方法

つまりヒントが潜んでいる


法則を探れば

造物主の意図が見えてくる


すべての宗教は

その意味で有害な作用を

内部にもつ


ビッグバンを許可した何かである

サムシンググレートが宇宙に法則を与え

その探求をヒトの道と定めた

だから相互作用が

成り立たないよう

結界が次元の中に

予め張り巡らされている
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