こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

無 知 は 罪 ①

2013-02-24 08:45:30 | Weblog
1990年当時

僅か200兆円に過ぎなかった国の借財が

失政以外に求めるべき理由のない

失われた20年

を生み出していたその間に

1000兆円を突破する状態へと

債務を膨張させていた

公的機関が負った借金の総額は

本日現在

既に

1231兆円を超える規模にまで

増えている


無効な需要を

延々と

創出してきた

というそのことが

国の債務をひたすら膨張させてきた


経済の意味を知らない

専門家と呼ばれる経済通が

一連の経済政策を立案し

もっと知識のない国会が

民主的と呼ばれる方法で

無効な経済政策を推進するための予算を

せっせと

積み上げる時代を続けている


効果のないことが分かっている

さまざまな温暖化防止対策と

無効な景気浮揚作を連ねていた

というその行為が

国の債務を

短期間で

六倍の規模へと

押し上げた

といえる


これら一連の経過を承知していながら

問題の所在を

誰一人

指摘しなかった

無知はまさに

災いの素

日本の現実は

エネルギーのもつ意味を理解できないでいる選良たちと

経済理論を誤って解釈して過ごしていた経済通とが

複合したことによって

できている


いまの教育は

役に立たない知識を大量に服用させ

国を劣化させている事実に

気付かせない

国の劣化を推進する原因と

その再生産に

大きく寄与するものになっている


あらゆる温暖化防止対策は

二酸化炭素の削減効果を

立証することが

いまだ



まったく

できていない


温室効果ガスの濃度は

減るどころか

却って増え続ける一方

という状態を続けている


有効需要は

ヒト モノ カネ

の移動を促す効果を生み出す起源

高速道路や新幹線の建設は

これら三つの要因を

すべて満たしていた


インフラが整備されている現在

公共投資は防災と

設備と施設の補強などがその主体

災害に備えるための予算を増やしたところで

それは安全を確保することにしかならず

経済を刺激する効果もなければ

国民と資本の移動を同時に促し

流通を活性化させる効果も備えていない

つまり

無効な需要を生み出していただけだった


経済を成長させるための基礎である

有効需要は

失われた20年の時代を通じて喚起されておらず

損失だけを

ただ増やし続けるものとなっていた


公共工事を増やすことが

建設業にとどまらず

その他の分野にまで

資本の移動を促すものへと成長できなかったとき

国の予算は

無駄を増やしただけ

という粗末な結末を迎えなければならない


自然エネルギーを増やすことと

二酸化炭素を削減することとは

まったく関連のない

互いに切り離された関係にある行為

つまり

持続可能性は

そこにない

それだけのことだった

この事実に気づく者は

甚だ少ない


結果の拙さに国会がまったく気づいえない

という当のそのことが

国と国民の暮らしを抑圧している


交流の発電機は出力を調整することが

そもそも

まったくできないものなのだ

周波数とは

要するに

発電機の回転数によって

一義的に決められるものであるからだ


どこかで

誰かが

環境のために

節電をする目的で

電気製品のスイッチを切ったとしても

それは

発電所の電源に

どのような影響も

及ぼすことができない

この単純な事実を

国民の殆どが理解していない

電力産業に隠蔽体質をもつことを

国が許容していたからである

この事実を

第三者機関が確かめようとした痕跡は

確認されたものが

まだ一例も存在しない


真相を知らずに

有効解を引き出すことは

固よりできない

無効な需要に対する有害な国による一連の投資は

悉く

損失の原因となっていた


このことは

効果のない経済対策と

環境対策とを

同時にやめれば

損失が大幅に減る

ということを意味する


国の債務を積み上げさせてきたものとは

国会と国民による

無知が招いた結果以外のなにものでも

ない


有効解は有効需要の創出にあり

無効な需要の創出は

損失の増大

をひたすら生み出すものであり続ける

このような無駄な行為を

20年間に亘ってやり続けていた

国が劣化したのは

いうまでもなく

ごく当たり前のことだった


権威は疑うためにこそ

その存在が許される

原発が引き起こした不幸な事故は

権威を盲信してきた国民が

自らの手で生み出したものに相違ない

その失敗の歴史に学ばなければ

国の損失はこれから先も

増えるのみ
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力 学 関 係

2013-02-17 09:05:11 | Weblog
貿易黒字が赤字となったとき

円安への転換が始まった

国際収支がそれでも黒字を保っている

ということが確認されたとき

円高へと戻る素地が築かれた


資本を操る勢力は

安全な通貨でなければ

投資行為を実行できない


円安が現象化しているあいだ

ウォールストリートでは

株価の上昇が観測されていた

ドル資本は

外貨で運用効率を高めたとしても

配当を実施する段階で

ドルへと戻さなければ

成績を実証することができない


ドルの通貨価値が

石油や兵器の需要の急増で

高まるようになったとき

流通量が増やされたドルは

市場で余るものとなる

通貨インフレを防ぐには

特定の場所で

ドルがダブついていてはならない

速やかに回収して

他の投資先へと転用しておけば

ドルを新規に

どんどん

追加発行し続けることが

できる


利益を投資家へと還元するためには

外貨を売ってドルを買い戻す

必要性が

資本勢力の側に生じる

急激なドル高は為替差損を拡大し

緩慢なドル高は為替差益を安定化する


円高は突発的な上昇を引き起こすが

ドル高はよく制御された状態を保ち続ける


為替市場を誘導するのは

ドルを供給する側の都合による

需要がないときに

ドルを供給するのは

意味がない

地下資源を輸入するには

汎用性の高い通貨でなければ

資源輸出国とドル供給国とに

メリットは生じない


エネルギー需要が増えると

ドルの需要も増加する

このとき

ドルの供給者が市場にいなければ

突出的なドル高が発生する

これを避けるためには

ドルの供給者が常に

為替市場に関わっていなければならない


ドルの供給者が望む外貨は

買われて高くなり

価値の少ない貧しい国の外貨は

ドルの供給が円滑に進まなくなるために

必要以上に安く

買い叩かれる

これが世界市場にみられる

ドルの差別化という現象を生み出した

このようにして世界には

二種類のドルが併存するようになった


高いドルは魅力のない外貨をもつ国の市場で発生し

安いドルは有益な価値を保つ国の市場で発生する

余ったドルで魅力的な外貨を買う押し売り行為を

ドル安政策と呼ぶ

ドル安という状態が

農産物輸出で成り立っているアメリカ経済にとって

それが有益なことであるからだ


アメリカ経済にとって魅力のない多数の外貨は

ドルの売り惜しみの対象となり

ドルの通貨価値は

自動的に高くなってゆく

このような理由から

価値を異にするドルが

流通する事態が生み出されるようになったのだった


環境負荷のない

優良かつ低廉なエネルギーを文明が手に入れたとき

ドルの通貨価値は

当事者の統制能力を超えて

勝手に変動し始める

ドルの属性となった過剰流動性が

国際経済にそのとき

どのような変化をもたらすのか

ということについて

考慮しておく時機がきている

既存のエネルギーは

既に限界の壁を確認している

温暖化と貧困化は

エネルギー問題の解決を

いま

まさに迫っている


問題解決能力をもつ国が現れでたとき

ドル経済圏は爆発ではなく

爆縮を引き起こす

内部が真空になっている容器が破壊されたとき

この爆縮という現象が起きる

真空管 蛍光管 ブラウン管

などを破壊すると

爆縮がみられる


代替エネルギーを開発した国の通貨が

ドルに代わって基軸通貨として機能する

そんな時代がやってこなければ

温暖化は止まらない

生命は異常気象と大洪水によって

短期間で大量に失われてしまう

淘汰の時代は確実にやってくる


地下資源を燃やさずに

電気と熱を取り出すことができたとき

環境と経済は

より健全な状態を取り戻す

このエネルギーを平和実現のための手段としなければ

核の廃絶は不可能


環境の復元を質にとり

それと平和の実現と引き換える

核保有国はこの優良なエネルギーを利用することができず

経済発展から取り残されてゆく


世界市場は核保有国からの輸入品に課税し

エネルギーコストの低い生産品を

優先的に購入するようになる


この状態を導くための手段が

平和本位制という枠組みなのだ

優良なエネルギーは

平和の実現に寄与した国に

一定の比率で公平に

だが

「不平等」に

意図的に分配される


統治方法に未解決の課題を持つ国家と

課題を解消した国家とのあいだで

差ができるからこそ

よりよい枠組みの実現が

よりよい状態で

可能になる


優れた見本が誕生すると

形を真似るのはすぐできる

内実を伴った変化は

進化の母体

劣ったシステムはそのとき相対化され

優れたシステムが

平和の実現を率先して

誘導する

という麗しい展開が顕れる



※為替市場ではいま、ドル資本とヘッジファンドとが対峙しており、資本の力学に前線を与えている。円安はヘッジファンドによるカラ売りの関与を示し、ドル高への反転はその阻止を目的とする反動形成としておきている。このマネーゲームの推移をみれば、二度目の円のカラ売りの成否で、見せかけだけの力技が通用するかどうかが占える。
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隠 蔽 体 質 ②

2013-02-10 08:04:18 | Weblog
この先

日本が進むべき道は

経済の復興と

環境の復元とを

同時に達成することができるもの

でなければならない


地球環境を元の麗しいものへと戻すためには

エネルギー創出法を

環境負荷のない

健全で

かつ

低廉なものへと

進化させていく必要がある


低廉なエネルギーは経済の再生を

それだけで

早める

環境負荷のない健全なエネルギーの確保は

異常気象を誘発させなくするだけでなく

その原因である二酸化炭素の発生を

削減する

という効能をもっている

実効を伴う変化を確実に導き

国の歳費に与える負担を

大幅に削減する

という望ましい効果を与えるものとなる


地下資源の採掘

という既存の方法にこだわってきた文明は

温室効果ガスである二酸化炭素の濃度を高めつづけ

平均気温を引き上げて

上昇気流となる低気圧を

執拗に

発達させるようになった

対流圏で上昇気流が発達すれば

それが反転して

下降気流となったとき

その圧力も高め

優勢な高気圧となる

気圧差の乖離が拡大するのだから

吹き降ろす風の強度は

当然のこととして

増す


二酸化炭素を減らすための手段を

文明は

節電と再生可能エネルギー

そして

排出権取引などに求め

そこに資本を集中的に投下してきた

だが

何年経っても

有害な炭素系酸素化合物は

減るどころか

却って増加するようになっている


認識の誤りが

判断の誤りを生みだしている

ということなのだ


炭素を中心とする酸素化合物は

安定な状態を持つ二酸化炭素となって落ち着き

水素系酸素化合物は

もっとも安定性の高い物質

即ち

水となる


発達した低気圧は台風やサイクロン

ハリケーンの勢力をひたすら高め

破壊力を増やしていく

このような望ましからざる経過を

地下資源の燃焼は

地球全域に導きだすその原因となっていた

随伴現象として集中豪雨が急増し

洪水の被害を

至るところで高めている

このような負の連鎖を

年毎に悪化させている現状が

温暖化の進行によって

拡大するようになっていた


地下資源からエネルギーを取り出す暮らしを

文明がこれからも続けていこうとするのなら

温暖化と財政状態の劣悪化は

同一歩調でやってくる

温暖化を止める実効性を

まったく引き出せていなかった

というそのことが

役に立たない環境対策の費用を無駄に捨てさせ

赤字の累増が国家の財政を圧迫し

債務の一方的膨張という経過を

国民のすべてに対して与えたのである


将来の見通しが見えなくなっているからこそ

人は消費を急ぐことができない

これがデフレという負のスパイラルを生み出した

国民が消費生活を謳歌する

あの時代の経済を取り戻すには

直接消費の動因となる

可処分所得の増加を

実現させることができていなければならない


金融緩和という方法では

銀行を肥え太らせることはできても

国民の消費意欲を刺激することまでは

できない

企業の内部留保は

失われた20年と呼ばれる低迷の時代に

リストラを連ねた結果として

その厚みを取り戻した

だが

最も実害を被ったのは

団塊の世代に属する国民だった

この階層が消費を先導する役割を果していた

デフレの長期化は

企業のリストラの結果として

与えられたもの


有効かつ具体的な投資先が

市場に見当たらないとき

内部留保を戦略的投資として用いることは

できない

これが企業マインドを

より慎重な姿勢をとるよう

強く促していた


既存のエネルギーを駆逐するほどの

革命的な新エネルギーを見つけ出してこないかぎり

デフレからの脱却は

絵空事におわる

結果として

損失だけが国民に遺される

という近来国民が慣れしたんで来た見窄らしい経過を

またしても再生産しつづけるのだ


地下資源によるエネルギーの全ては

地球環境と経済に

それぞれ重大な影響を

与えつづける


優良で低廉な

未来のエネルギーを生み出す方法は

複数ある

エネルギーレベルを安定化させながら

供給するシステム建設の必要性を知れば

問題の解決は はやい

それは

とても簡単にできることであるからだ


交流は一定の周期を厳密に維持していなければならない

という種類の電気

再生可能エネルギーには

安定性を確保するための

成分と方法とが共に欠けている

そのために有害な既存のインフラの関与を

求めていなければならなかったのだった


地下資源に依存しない電源でなければ

エネルギー問題を解決することは

できない

生命環境はどんどん劣化していき

経済は負債の増加で成り立つことを

当然とするようになる

問題の持つ不健全性に気づけなければ

この惑星に築かれた稚拙な文明は

遠からず

確実に行き詰まる


その途中経過の一つとして

テロによる政権奪取が横行するようになっただけでなく

現状を維持するための保守化

も進む時代を生み出した

このようにして

世界は益々危険な場所へと変化した

国民は地球環境からだけでなく

経済とテロからの圧力も

同時に受けなければならず

苦しみ続けて

過ごすことを強要されている


そんな未来を変えることこそが

文明にとって

最重要課題

それにはエネルギーの再発見が

不可欠なのだ


アルキメデスが風呂で

比重の違いに気づいた時のように

ユリイカ

と人を叫ばせるのは

果していつのことなのであろうか


ヒントは交流送電そのものの中に

ある

電力業界がそこに気づくことは

ない

保守すべきインフラを

自ら否定することができたとき

その具体的な方法が

浮上する


電力業界がもつ隠蔽体質が

真実を知ることを

国民に強く妨げている

国が負っている損失の最大の原因が

そこに隠されているからだ


意味のない隠蔽は

大怪我のもと

ほどほどにしておくのが

よろしかろ
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制 度 欠 陥

2013-02-03 11:50:32 | Weblog
民主主義と言う名のシステムでは

政策決定機関がその判断を誤ったとき

責任を追求することが

できない


バブルを破裂させた原因は

紛れもなく

ときの政府内閣が与えたもの

その名を

不動産融資に対する総量規制

という


この政策を導入実施したということが

膨張を続けていたバブル経済に針を突き刺し

拡大基調で推移していた

不動産投機に急ブレーキをかけたのだった

資本の流入が

90年4月1日を契機に

天井となる上限が設定されたことにより

追加の融資を引き出すことが

唐突にできなくなった

このことから

資本の再投資というサイクルが途絶し

バブル景気が急速にしぼみ

資産デフレが日本市場へと訪れた


土地投機に走っていたすべての組織は

手持ちの不動産を売却しなければ

次の仕入れを行うことができなくなり

資産の処分を市場から迫られた

これが絶対に値下がりしない

という土地神話を転覆させ

投機資本の回収をドル資本に急がせた

投げ売りに次ぐ投げ売りがぞくぞくと発生し

膨張を続けていた日本型のバブル経済は

終焉を迎えることとなったのだった

この事実を悟るのに

二年という長い時間が必要だった

それほど土地神話は根強く信じられており

現実を受け入れることができるようになるまでの時間が

経済の痛手をより深いものにした


このときの判断の過ちを

誰一人

その後追求したことがない

民主的な方法で実施された政策は

その判断が誤ったものであったことが判明しても

まったく

責任を問われない

つまりフィードバックがかからない

という制度になっていた


マジョリティの意思となったものは

結果を誤っても

その段階で

既に正当化されたものとなっている

このことから

誰も責任を問われることが

なかったということなのだ


これが国の劣化を急がせた


法律で発行が禁止されている赤字国債を

単年度の時限立法という衣を着せることにより

毎年特例法案を可決させ

その発行残高を増長させていったそのことが

国に巨額の負債を抱え込ませていた


国の劣化は政治の劣化

政治の劣化は教育の劣化にホカナラナイ

考える力を養わず

知識の量的拡大にのみ特化した


どんなに優れた知識があっても

その有効な使い方を知らなかったのであれば

豚に真珠


温暖化を止めることが未だにできていない

という結果は

知識の使い方に限界ができていたことによる

交流電流の性質を考慮せずに

直流電流と混同し

消費をやめれば

発電量が減る

と単純に考えた


電池などの直流電源の場合なら

その論理は言うまでもなく

正しい

だが

交流電源の場合

発電出力を制御することは

できない

周波数とは

発電機の回転数が規定するもので

あるからだ


節電しても化石燃料の消費が全く減っていなかったのは

安定した周波数を維持する必要のある

交流電流がインフラとなっていたからだった

交流を直流化するのは簡単なこと

180度異なっている電流の向きを

ただ

揃えてやるというだけの話

その逆をやれば

直流電流を交流化することが

すぐできる


そこで必要になるのが二次電源

繰り返し充放電することができるこの装置は

最新型の航空機である

B787に搭載されているのだが

信頼性の低さが祟って

飛べない飛行機のままになっている

リチウムイオン二次電池を

ショートさせたそのメカニズムは

未だに不明のままである


二次電源の異常は

一次電源と連携するシステムに

問題が潜んでいる

ということ

古いリチウムイオン二次電池には

素材の一部を

樹の枝のように

鋭く成長させてしまうことがあり

その突起が絶縁壁を突き抜けてしまうことで

ショートした事例のあることが

既に報告されていた事実がある

過充電が原因であるのなら

それは電源系に異常がある

ということであり

短絡が原因であったのなら

それは内部構造に異常が発生した

ということになる話


真相の糾明に手間取っているようでは

問題の深刻さを証明するだけなのだ

樹状突起の成長によるショートは

リチウムイオンに固有の現象であることから

電気自動車の販売にも

重大な影響を及ぼす虞がある


電気を貯めておくためには直流化しなければならず

電気を輸送するためには交流に統一しなければならない

交流の方が変圧を効率よくすることができ

高圧化することで

送電ロスを減らして

電力の安定供給が可能な状態となる

直流の場合

低い電圧でも重大な損傷を発生させることがあり

交流では漏電による火災を発生させることもある


電気は消費地で

必要なだけ作り出すのが最もよい

エンジンの回転力を活用すれば

発電機を併設することが可能になる

だが

回転数の過剰な上昇は

起電力急激に高める

発電出力を制御する機構に

なんらかの課題が残されていた場合

過充電という結果が残される


すべての風力発電機は三相交流を出力するタイプなのだが

風に依存する方式では回転ムラが避けられない

このため

直流化した状態で

電力を出力するようになっている

それを交流に戻すにはインバーターが必要なのだが

大規模な風力電源には

この装置の関与が失われている


ここに電力供給にみられる実態の

ナゾを解く鍵が

隠されている

仕組みの秘密を国民が知ったとき

電力業界と監督官庁は

合理的な説明を国民に対して

実施しなければならない

それが果して本当にできるのだろうか

とても疑わしいことである


国会が整合しない物理法則を

合理化するための法律を定めたとしても

根拠となった判断が誤ったものであるのなら

その法律は無効である

節電して温室効果ガスが減った事実は

どこにも ない

交流送電の意味を知らないと

実効のない温暖化対策に

毎年

無駄な資本を大量に投入し続けることになる

問題の持つそのほんとうの意味を知ったとき

無駄な投資に賛同するのは

ごく限られた少数派だけ

誤った民主主義が温暖化と

国の劣化とを

同一歩調で推し進めている


現実はとても雄弁である
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