CO2を大気圏から
すべて
排除する
と宣言した文明を
代表する立場となった
国連と環境保護団体
は
CO2排出量
をゼロにする
と宣言し
とりわけ熱心に
取り組むようになった
だが
効果はなかった
これまでの環境対策は
炭素含有量の多い石炭
から
炭素含有量の少ない
天然ガスに
切り替える
という方法だった
エネルギー資源の変更を
急ぐよう
国連が世界を駆り立てた
できるところから
切り替えを急いだものの
そうしたあいだに
地球がもっていた水の総量は
その頃から
少しずつ増えていた
海面水位の上昇は
既に
世界各地で屡々報告
されていた
地下資源の選択
と切り替え
が先行した地域で
集中豪雨が却って増えた
何故なら
天然ガスこそ
水の供給源
であったからである
天然ガスには
水を作るための水素原子
が多く含まれている
だから
降水量が劇的に増えていた
気象庁などでは
過去に経験したことの
ない大雨
と表現していたほどの
異常な降水であるとして
当時度々警告していたものだった
天然ガスには
水素
が大量に含まれている
炭素一つに水素が四つ
メタンを燃やすと
水がCO2の二倍
強制的に作られる
自然界になかった多量の水
は地下資源を燃やした
炉の中で
熱を持った水蒸気
となって
絶え間なく
吐き出されていた
このようにして
火力発電所の燃焼炉から
人工的に合成された大量の水
が四六時中
大気圏内
へと放出されていた
水が液体であるとは限らない
環境温度の違いによって
氷であったり
ガスであったりする
常に変化する
というのが水の性質
気体の水は
水蒸気と呼ばれている
霧や霞を経て
雲という塊となって
空を浮遊しているのが
ガスとなった水
の正体
水蒸気は上昇して
雲になり
寒気にふれて液化する
そこで重くなり
降ってくる雨となる
温度が下がった高い空では
雹となることもある
雲の層が厚ければ
降水密度はより高まる
集中豪雨は
この状態にある雲が生む
天然ガスの主成分は
炭化水素と呼ばれる化合物
代表は
メタンCH4
メタンガスは極めて軽い
この性質が
メタンガスを大気圏外へと
急上昇させている
メタンが余りにも
軽かったからである
行き着く先は
成層圏の最下層
地上25kmの
宇宙との境界域
メタンの温室効果能力が
大気圏に影響することは
したがって ない
空気より重いガスである
CO2は
空気圏を上昇できない
熱を与えることができるのは
ガスが舞い降りる海
海面の温度は
こうした理由で
緩慢に高められていて
今では日本近海で
30℃にまで達している
同時に海を酸性化してもいた
大気圏内に吐き出されたCO2は
地表のどこかにおりてくる
そこが海なら
石灰化でサンゴの骨格となり
沈殿すれば
隆起して石灰岩となって現れる
炭酸カルシウムは
貝殻の素材となり
甲殻類の外皮となる
地表に落ちたCO2は
水和して地中へとしみ込む
光合成で根が吸い上げたCO2は
新鮮な酸素を空気に与え
炭素は有機質を補強する
素材として使われる
有機物にとって
炭素は必須の原子
炭酸同化作用は
植物の生育に不可欠
有害だとされているCO2は
有機反応に欠かせない
分子化合物
空気に比べ
50%も重いCO2は
大気圏どころか
空気圏でさえ
滞留することができない
この程度の知識は
分子質量を計算すれば
だれにでも簡単に分かること
アボガドロについては
中学で公平に学んでいるはずだ
大気圏の温暖化とは
だから無関係
温室効果ガスでありながら
気温上昇に関われない
というのがCO2なのだ
温室効果ガスは
CO2より水蒸気
の方が遥かに能力が高い
国連が進めている脱炭素運動は
したがって
まったくのムダ
世界中でやっている
環境投資は悉く
無駄中の無駄
となって終わるのみ
錯誤した判断が生んだ
損失の壮大な高い山脈は
世界中を
気候変動枠組み条約
を起点として
30年に亘って
世界から富を奪い
貧困を強いる結果を公平に与えた
ということができる
その原因となったものこそ
国連の錯誤とミスリード
温暖化防止対策に乗り出した国のすべて
がこうして巨額の国富を無駄にした
国連に従った国家の
多くがその反動で
多くの保有資産
つまり 富を喪う経過に晒された
国民の多くがそこに光明を見出し
極右勢力へと傾いたことで
彼らの台頭を支援した
民主制度の広域的な一斉劣化は
こうしてはじまったものなのだ
増えたのは貧しさだけでなく
地球がもっていた水
の絶対量にも
重大な影響を及ぼした
洪水の急激な増加
という変化は
天然ガスに取り込まれていた
大量の水素が酸化したことで
つくりだしたもの
自然界にもともとなかった
合成された
不自然な人造の水
洪水は季節を問わず
地球全域のどこかしらで
その被害を国民に遍く圧しつけている
空気より軽い水蒸気は
上昇気流となって
水を垂直移動させ
地表から熱をうばって
そこを冷やすのだが
奪った熱は雲となって
空気圏を広域で温めるのだ
熱が保存されているからだ
上昇気流は低気圧と呼ばれ
発達すると
太平洋上で台風になる
一万六千メートル付近で折り返し
下降気流となったものは
水分を手放して
熱く乾いた空気を
地表へと圧しつける
下降気流となって再生する
高気圧へと変化するのだ
渦の回転は反転し
時計回りの渦となる
大気圏は
低気圧と高気圧が
入れ替わるところ
対流となるための反応場
発達した低気圧である
台風は左回転の渦となり
降下してきた高気圧
は逆回転の渦となる
この乾燥した空気の高気圧が
山火事の原因となっている
洪水が増えると
少し遅れて山火事の被害が増える
対流圏では
こんなサイクルで
熱の移動と
交換を行っている
温暖化現象は
この対流圏低層域の
空気圏でおきている
空気より重いCO2は
この熱交換に関わりたくても
関われない
こんなことさえ
国連は理解できないようなのだ
脱炭素運動こそ
諸悪の根源
思考力を失うと
判断能力も損なわれる
己の錯誤にさえ
気付けない
困ったものだ
すべて
排除する
と宣言した文明を
代表する立場となった
国連と環境保護団体
は
CO2排出量
をゼロにする
と宣言し
とりわけ熱心に
取り組むようになった
だが
効果はなかった
これまでの環境対策は
炭素含有量の多い石炭
から
炭素含有量の少ない
天然ガスに
切り替える
という方法だった
エネルギー資源の変更を
急ぐよう
国連が世界を駆り立てた
できるところから
切り替えを急いだものの
そうしたあいだに
地球がもっていた水の総量は
その頃から
少しずつ増えていた
海面水位の上昇は
既に
世界各地で屡々報告
されていた
地下資源の選択
と切り替え
が先行した地域で
集中豪雨が却って増えた
何故なら
天然ガスこそ
水の供給源
であったからである
天然ガスには
水を作るための水素原子
が多く含まれている
だから
降水量が劇的に増えていた
気象庁などでは
過去に経験したことの
ない大雨
と表現していたほどの
異常な降水であるとして
当時度々警告していたものだった
天然ガスには
水素
が大量に含まれている
炭素一つに水素が四つ
メタンを燃やすと
水がCO2の二倍
強制的に作られる
自然界になかった多量の水
は地下資源を燃やした
炉の中で
熱を持った水蒸気
となって
絶え間なく
吐き出されていた
このようにして
火力発電所の燃焼炉から
人工的に合成された大量の水
が四六時中
大気圏内
へと放出されていた
水が液体であるとは限らない
環境温度の違いによって
氷であったり
ガスであったりする
常に変化する
というのが水の性質
気体の水は
水蒸気と呼ばれている
霧や霞を経て
雲という塊となって
空を浮遊しているのが
ガスとなった水
の正体
水蒸気は上昇して
雲になり
寒気にふれて液化する
そこで重くなり
降ってくる雨となる
温度が下がった高い空では
雹となることもある
雲の層が厚ければ
降水密度はより高まる
集中豪雨は
この状態にある雲が生む
天然ガスの主成分は
炭化水素と呼ばれる化合物
代表は
メタンCH4
メタンガスは極めて軽い
この性質が
メタンガスを大気圏外へと
急上昇させている
メタンが余りにも
軽かったからである
行き着く先は
成層圏の最下層
地上25kmの
宇宙との境界域
メタンの温室効果能力が
大気圏に影響することは
したがって ない
空気より重いガスである
CO2は
空気圏を上昇できない
熱を与えることができるのは
ガスが舞い降りる海
海面の温度は
こうした理由で
緩慢に高められていて
今では日本近海で
30℃にまで達している
同時に海を酸性化してもいた
大気圏内に吐き出されたCO2は
地表のどこかにおりてくる
そこが海なら
石灰化でサンゴの骨格となり
沈殿すれば
隆起して石灰岩となって現れる
炭酸カルシウムは
貝殻の素材となり
甲殻類の外皮となる
地表に落ちたCO2は
水和して地中へとしみ込む
光合成で根が吸い上げたCO2は
新鮮な酸素を空気に与え
炭素は有機質を補強する
素材として使われる
有機物にとって
炭素は必須の原子
炭酸同化作用は
植物の生育に不可欠
有害だとされているCO2は
有機反応に欠かせない
分子化合物
空気に比べ
50%も重いCO2は
大気圏どころか
空気圏でさえ
滞留することができない
この程度の知識は
分子質量を計算すれば
だれにでも簡単に分かること
アボガドロについては
中学で公平に学んでいるはずだ
大気圏の温暖化とは
だから無関係
温室効果ガスでありながら
気温上昇に関われない
というのがCO2なのだ
温室効果ガスは
CO2より水蒸気
の方が遥かに能力が高い
国連が進めている脱炭素運動は
したがって
まったくのムダ
世界中でやっている
環境投資は悉く
無駄中の無駄
となって終わるのみ
錯誤した判断が生んだ
損失の壮大な高い山脈は
世界中を
気候変動枠組み条約
を起点として
30年に亘って
世界から富を奪い
貧困を強いる結果を公平に与えた
ということができる
その原因となったものこそ
国連の錯誤とミスリード
温暖化防止対策に乗り出した国のすべて
がこうして巨額の国富を無駄にした
国連に従った国家の
多くがその反動で
多くの保有資産
つまり 富を喪う経過に晒された
国民の多くがそこに光明を見出し
極右勢力へと傾いたことで
彼らの台頭を支援した
民主制度の広域的な一斉劣化は
こうしてはじまったものなのだ
増えたのは貧しさだけでなく
地球がもっていた水
の絶対量にも
重大な影響を及ぼした
洪水の急激な増加
という変化は
天然ガスに取り込まれていた
大量の水素が酸化したことで
つくりだしたもの
自然界にもともとなかった
合成された
不自然な人造の水
洪水は季節を問わず
地球全域のどこかしらで
その被害を国民に遍く圧しつけている
空気より軽い水蒸気は
上昇気流となって
水を垂直移動させ
地表から熱をうばって
そこを冷やすのだが
奪った熱は雲となって
空気圏を広域で温めるのだ
熱が保存されているからだ
上昇気流は低気圧と呼ばれ
発達すると
太平洋上で台風になる
一万六千メートル付近で折り返し
下降気流となったものは
水分を手放して
熱く乾いた空気を
地表へと圧しつける
下降気流となって再生する
高気圧へと変化するのだ
渦の回転は反転し
時計回りの渦となる
大気圏は
低気圧と高気圧が
入れ替わるところ
対流となるための反応場
発達した低気圧である
台風は左回転の渦となり
降下してきた高気圧
は逆回転の渦となる
この乾燥した空気の高気圧が
山火事の原因となっている
洪水が増えると
少し遅れて山火事の被害が増える
対流圏では
こんなサイクルで
熱の移動と
交換を行っている
温暖化現象は
この対流圏低層域の
空気圏でおきている
空気より重いCO2は
この熱交換に関わりたくても
関われない
こんなことさえ
国連は理解できないようなのだ
脱炭素運動こそ
諸悪の根源
思考力を失うと
判断能力も損なわれる
己の錯誤にさえ
気付けない
困ったものだ