政府が今回の消費税増税に伴う低所得者対策として現金1万円
を支給することを検討しているというが・・・
従来消費増税をめぐる議論の中では、増税に伴って、相対的に
高所得者よりも低所得者の負担が高くなってしまう「逆進性」
が指摘されてきました。
25日、この「逆進性」対策の一環として、政府・民主党が、消
費税率を8%に引き上げる2014年4月に、低所得層を中心に現
金1万円を支給する検討に入ったと報道されました。
必要経費は最大で1,000億円規模とみられ、野党からは「ばらま
き」とする批判の声も上がっています。
今回の施策については、自民党政権下で緊急経済対策として実
施された「定額給付金」、消費喚起や地域経済の活性化を狙っ
て実施された「地域振興券」、政権交代後に民主党がマニフェ
ストの実行として実施した「子ども手当」など、「ばらまき」
と批判された政策と同じと見る向きもあります。
今回の増税は、税と社会保障費の一体改革が目的であるはず。
これは単純に消費税への重税感を少しでも緩和させようとする
まやかしそのものではないかと思う。
私達素人でも「逆進性」に対する素案はある。
例えば、日常生活用品や食料品などは「非課税」とし、贅沢品
などに対して、税率を高めに設定するなど・・・。
(ブランド品や500万円を越えるような高級車など)
こんな国民目線で発想力がない政治で、将来の日本は前途多難
ではないか?
どうみても消費税増税の意図がぼやけてしまっている。
どうせ・・消費税が上がり、税収が上昇したら「シロアリ」が
群がり、各省庁は予算請求を求め、無駄遣いになるのは必至。
今回の政府案を見る限り、消費税増税の必要性を感じません。
皆さんはどう思いますか??