YSPS研究所

2006年3月よりYOSHIO_SEOKAがスタートした保存科学に関する研究所の活動内容紹介(Weekly)

関西旅行と保存科学

2014-08-30 09:49:57 | Weblog
先週のブログは、関西旅行中で、宿泊ホテルにネット環境が無かったので、パスしました。

と言うことで、その関西旅行で感じた保存科学との関連を記したいと思う。

関西旅行の詳細は、「なんアラ」8/25と26ブログをご覧いただきたい。

保存科学と言えば、何といっても、紀元2600年が西暦1940年にあたり、今年は紀元2674年であることを、橿原神宮を参拝して知ったことである。
更にその紀元2600年が戦時中の零戦のゼロと繋がっていた事実を発見したことである。

現在の、世界中の不穏な状況を鑑みて、あまり戦争のことは触れたくないが、日本人として、もっと事実関係を知る必要があると知らされた。

平和的な保存科学からすると、橿原神宮の物言わぬ静けさの千年単位の保存は、改めてそのスケールの大きさを感じさせられた。
入口の大鳥居にしても、玉砂利の整備にしても、継続的な超長期保存を見据えた活動であると思われる。

あらゆる面からの保存環境を知る良い機会となった。
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2冊の本と保存科学

2014-08-16 07:13:49 | Weblog
最近読んでしまった本と、現在読書中の本の中で、保存科学と関連するものを紹介する。

まずは、先日読み終わった、江馬一弘著「光とは何か」で、宝島社新書から出版されている。
200頁強の読みやすい内容であるが、実に目からうろこの面が多々あった。
人間にとってひかりは欠かせないものであると同時に、生物全体に大きな影響力を持ち、更には宇宙の起源までさかのぼるとともに、未来を決定づけるものでもある。
保存科学から俯瞰してみても、これが無いと、保存そのものが無意味となるし、益々その重要性が増してくる。
最後の第五章では、光に関する最新のテクノロジーが紹介されていて、現在世の中で出回っているものすべてが根底から覆る様な内容の提示があり、ワクワクするような内容であった。

そして、もう一つの本は、もうすぐ読破予定の、スティーヴン・ストロガッツ著・蔵本由紀監修・長尾力訳「SINCシンク」で、早川書房から4出版されている500頁を超す本格サイエンス書である。

こちらも、ほたるの輝きが集団シンクロする有名な話から始まり、生物界だけでなく、振り子時計の様な無生物の振り子がシンクロする現象を数理科学から解き明かし、その最後は(現在読み続けている)、ヒトの同期に迫る内容である。
最先端のサイエンスとアインシュタインの基礎理論とを実に鮮やかにセットした書物である。
内容は、かなり難しいものであるが、上記光の本と抱き合わせで読み比べると更に興味は増していくというものである。

サイエンスは実に面白い!!!
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群馬・埼玉行脚と保存科学

2014-08-09 07:41:34 | Weblog
今週の8/5と6で、群馬・埼玉を行脚した。

直接には保存科学と関連はないが、広い意味で保存科学のアプローチに影響を与える知見が得られた。

まず、初日の群馬工業高専では、直接お会いしたMFさんが手掛けておられる教育用太陽光エネルギーキットは、その耐久性の観点で相互乗り入れできそうな内容であった。

翌日の所沢の就農家YSさんとの会談では、日本の一次産業である農水林の包括的な抜本対策が、今若者に対して求められていて、それをどの程度中高年層がバックアッブできるかがキーポイントであると考えられる。
そんな意味でも、YSさんが実施されている就農活動は、とても大切で、保存科学の観点からもサポートできることがあれば、知見伝授を行いたいと思っている。
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来週の群馬・埼玉出張スケジュール

2014-08-02 07:32:59 | Weblog
先月7/5のYSPS研究所ブログで、下記記事を掲載した。
・・・・
先日、東京で初めて知り合った阪大三川研同窓生で約10年後輩にあたり、現在高専に勤務のMFさんの職場見学と、会食・一泊の予定が、昨夜確定した。

このYSPS研究所が絡む保存科学関連の群馬県出張となりそうである。
まだひと月先のことであるが、いろいろ準備をして、実りある出張としたいと思っている。

その前後で、出来れば先日、やはり東京目黒で知り合った所沢在住のYSさんにもお会いでき、就農の何たるやを知ることが出来ればと欲を出している。
これから、再度のアプローチをしてみるつもりである。

以上の2件ともに、広い意味での保存科学を指向しているジャンルだと考えている。
・・・・

そして、今週、詳細なスケジュールが確定した。
上記、MFさんとは、何度かのメール交信によって、具体的な群馬高専訪問イメージと夕食の段取りもつかめたが、翌日のYSさんとは、午前中の埼玉所沢農家訪問の許諾メールは頂いたが、具体的なイメージが掴めないままの行動となりそうである。

まずは、初日の群馬高専までの道程チェックをカーナビで確認しておくことにしよう!
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「YSPS研究所」201401~7まとめ(20140801転記)

2014-08-01 15:29:08 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログのまとめの日とします。
以下2014年01~7月のまとめ30件
・・・・・・・
20140104>>>今年最初のブログは?
2014年度の最初の”YSPS研究所”ブログは、「保存科学」コンサルタントの件である。
昨年度も、「保存科学」に関するコンサルタントは何件か扱ったが、あまり顕著な成果は得られなかった。
今年最初の仕事は、今月末に予定している「保存科学」コンサルタントの日程確保からスタートする。
昨年末に、その日程候補の打診が有ったので、そろそろ当方から確定のメールを送付しようと思っている。
そのコンサルタント内容は、まだ固まっていないが、昨年度の画像保存セミナーで、閃いた”ブレーンリーダブル”がキーワードとなるかもしれない。
楽しみにして、月末の会談を待ちたい。
・・・
20140111>>>ネット環境をADSL回線から光回線にシフトする日程確定
昨年12/21のYSPS研究所ブログで、ネット環境ADSLがまたもや故障したことを記載した。
そして、ネット環境を思い切ってADSL回線から光回線にシフトする決断をしたのが、昨年の末、大晦日が近づいたころであった。
そして、その公示日の日程が確定したことを、昨夜工事担当者から連絡が有った。
それは2/初旬で、まだ先のことではあるが、それまでにやっておきたいことが数点あるので、それはそれ結構気が張る内容である。
YSPS研究所として、このネット環境は大変重要なことなので、慎重かつ迅速に対応しなければならない。
・・・
20140118>>>青色申告・確定申告の準備万端
この時期は、青色申告・確定申告の準備作業に追われるものである。
今週は、YSPS研究所としての種々の資料を整理して、まだ届いていない、小田原税務署からの申請書類と、各機関から送付されてくる源泉徴収票を待っている状態である。
確定申告は、通常2/15から受け付けられるが、例年、松田町で実施される説明会に出て、その場で青色申告・確定申告の同時提出が最も楽なので、2/初旬に有るその説明会までに、全てを整えるつもりである。
それにしても、例年この時期に、このイベントが実施されることは、分かっているのだから、ひと月ないし半月でも早く、上記書類が送れないものかと歯がゆい思いをしているのは私だけでは無いと思う。
ひとりひとり出来ることを、実践してほしいものである。
・・・
20140125>>>やっと税務申告書到着!
先週も、このYSPS研究所ブログで記載した、青色・確定申告のための税務申告書が、昨日やっと到着した。
まだ、源泉徴収票の一部が到着していないので、完成とまでは行かないが、いつでも提出できる状態まで、この一週間で仕上げようと思っている。
ただし、質問したい項目が数点あるので、いずれにしても再来週開催される、松田町確定申告説明会に出席し、当日全てを整えて、青色・確定申告同時提出するつもりである。
・・・
20140202>>>YSPS研究所と類似略号が現れる!
本来は、昨日の2/1(土曜日)が、”YSPS研究所”ブログの記載日であるが、月初めのまとめの日と重なったので、一日延期して、本日の日曜日にブログ記載更新をしている。
先日、民放で放映されたTV番組で、YSPS研究所と類似した略号が現れ、驚いた。
”YSP”と言う「水無し豆腐」の商品名なのである。
周知の如く、当方の”YSPS”の中身は、YSが筆者の姓名イニシャルで、PSはpreservation Science の略号つまり「保存科学」である。
一方、上記”YSP”の中身は、ネット検索すると、”Your Success Partner”のイニシャルらしい。
特に、バッティングする訳ではないが、ちょっと紛らわしくて、今後いろんな場面で問題を起こすかもしれない。
要注意である。
・・・
20140208>>>今週はネット環境を光回線に変更で大騒ぎ!
今週はネット環境を従来のADSL回線から光回線に変更することで大騒ぎの週となった。
まず、週初めは、NTTの回線変更工事が、スムーズに運ばず難儀した。
何とか工事が終了した後は、プロバイダーのヤフーと光回線設置側のNTTとの、予想をしていたとはいえ、たらい回しには呆れてものが言えない状態であった。
結果的には、昨日の、NTT側の腰を落ち着けた対応で、何とか難局を乗り切った感じである。
特に、現在使用しているパソコンでは、難しくて(IPv4からIPv6への変更)、もう一つ前のパソコンを引っ張り出してきて、漸く解決したのである。
上記ネット環境整備は、今後、「なんアラ」活動を含めたYSPS研究所としての運営に大きく影響することなので、ちょっとホッとしている。
ただ、まだまだトラブルに出くわす可能性は大きいと覚悟はしている。
つまり、パソコンソフトをXPからWindows8に変更することや、メール環境を”アウトルックエクスプレス”から”ライブメール”に移行することなどが大きな分岐点である。
・・・
20140215>>>ネット環境は未だ不安定な状況が続く!
先週の本ブログで、ネット環境をADSLから光回線に変更して、トラブルが発生していることを記載したが、今週に入っても、その不安定な状況は未だ充分解決されていないで、不安な状態が続いている。
プロバイダーのヤフー(会社名はソフトバンクBB)と、光回線設置者であるNTTとの直接のやり取りが出来ないので、間には行ったユーザーは大変である。
XPセキュリティー終了期限と、「なんアラ」通巻15号発刊の起源とがほぼ重なっていて、更には、ヤフーストア上場のタイミングも見計らいながら、ちょっと息苦しい日々が続く。
・・・
20140222>>>青色・確定申告による国税還付金の振込通知届く!
今月初めに、松田町の文化センターで、青色・確定申告を済ませた。
その時は、いろいろ大変であったが、済んでしまうと、そのことはすっかり忘れていた。
昨日、その申告によって戻ってくることが決定した国税還付金の振込通知が届いた。
YSPS研究所を設立して、丁度8年になるが、赤字から黒字転換するには、もう一つ工夫が必要である。
先日来、健闘しているヤフーストアの無料開店がその特効薬となるだろうか?
あわてず、じっくりと構えて、事に当ろうと思っている。
・・・
20140302>>>今週は「なんアラ」出版関連作業に集中!
今週は「なんアラ」出版関連作業に集中しており、YSPS研究所としての進展は無かった。
強いて言えば、昨日・本日と連続して、山北町・松田町・大井町で開催されるイベントに参加して、YSPS研究所としての保存科学に関連する知見を深める努力をしている状態である。
・・・
20140308>>>連続して酒匂川保全関係イベントに参加!
本日と、来週のの始めに、連続して酒匂川保全関係イベントに参加予定である。
本日は、松田町文化センターで、神奈川県西部広域行政協議会と言う長ったらしい名前の団体が主催する「酒匂川の現状を知る」が開催される。
以前、小田原高校で開催されたイベントと類似するものであると思うが、酒匂川流域監視モニターを担当している私としては、参加せざるを得ない。
そして、次に参加予定のイベントは、その酒匂川流域監視モニターを委嘱されている、小田原飯泉取水管理事務所で開催される第二回モニター会議である。
その場で、一年間の活動費として6000円が支払われる。
実際には、週に2度の湯の沢橋周辺巡視(一年間を合計すると丁度100回となる。)に対する御苦労さん費用なのだ。
YSPS研究所の保存科学とは間接的に関連することなので、このブログで取り上げた次第である。
以上の参加内容は、次週のブログで紹介したい。
・・・
20140315>>>ネット上の保存科学
ネット上の保存科学の期限が迫ってきた。
つまり、OSをウィンドーズXPから8へ、電子メールをアウトルックエキスプレスからライブメールへ、セキュリティの更新を新規パソコンに導入すると言った一連の作業の期限が、いよいよ、残りが半月余りとなったのである。
本日も、東京のエディオン(上記新規パソコンをこちらで購入した。)で、いろいろ相談をしたが、とにかくトライアルあるのみである。
・・・
20140322>>>パソコンOSのXPからウィンドーズ8への切り替えほぼ完了
この一週間で、パソコOSをXPからウィンドーズ8へ切り替える一連の作業をほぼ完了した。
実際、このYSPS研究所ブログも新規に購入した、東芝のダイナブックから投稿しているのである。
それにしても、この一週間は、緊張の連続で、疲れてしまった。
セキュリティソフトのアップデート、メールソフトのXP対応アウトルックエクスプレスから暫くは継続しそうで、バソコン購入担当者のお薦めでもあったウィンドーズライブメールへの移管、更にはその他の日常作業に使用しているアプリケーションソフトと、以上のソフトにより作りためてきたデジタルデータ類の移設等など、まだまだやることは残っているが、肝心なポイントとなる所はほぼ完了したという訳である。
データ類の転送は時間をかけてじっくりと間違いの無い様に事を運ぶつもりである。
ここで、焦って、データ消失などおこると元も子もない事になるからである。
現在、ドライバ不要のUSB2.0リクケーブルをパソコン同士を接続してデータ転送しているが、この間に余計な操作を行うと、エラーが発生することは自明の理である。
焦らず、しかも迅速に作業を粛々と進めるとしよう!!!
・・・
20140329>>>XPサポート終了間際で、尚未解決部分を残す
いよいよ、残り10日余りで、XPサポートが終了することになるが、尚未解決部分を残していて、本日、ノジマに出かけ、知恵を拝借したいと思っている。
もう少し、マイクロソフト社側の、ユーザー目線でのサポートが欲しいところである。
いずれにしても、待ったなしなので、形振り構わずアプローチをしていくつもりである。
YSPS研究所関係のさまざまなデータ類の活用・保存も、このXPからの移管作業成否に大いなる影響を受けることは間違いないところである。
・・・
20140405>>>今週もネット環境整備に終始
今週もYSPS研究所として、ネット環境整備に終始した。
XPサポート終了まで、残り3日となった。
現在は、この新規パソコンで、OSもウィンドーズ8に完全に移行はできている。
そして、日常の作業も、ほとんど差しさわりなく熟せるところまで持ってこれた。
ただ、OSがまだXPの旧パソコンからデータ移行ができていないものも半分くらいは残っている。
こちらは、XPサポート終了後はオフラインでその移行作業を行うことで、問題は発生しないと思っている。
でも、実際に月日が経過したところで、何か不具合が出てくることを危惧しているが、その際は臨機応変に対処したいと考えている。
YSPS研究所の保存科学を念頭に置いて・・・。
・・・
20140412>>>関西出張で得られた保存科学
今週、4/6から4/8まで2泊3日の関西出張に出かけていた。
そこで得られた保存科学に関する情報を記したい。
初日は、奈良県高田市内で行われた、新庄小中合同同窓会がメインであったので、特に保存科学に関する内容はなかったが、参加者25名それぞれのスピーチの中で、人間の保存科学が語られることが多かった。
つまり、人生を快くまっとうする為には、身体と精神の両方がバランスが大切であることが強調されたように思われた。
二日目の、同じく奈良県御所市で実施した県立畝傍高校同窓生KOさんとの会談の中では、上記人間の保存科学に加えて、地球規模での保存科学科の重要性を議論できたことが大きな成果であった。
最終日の昼間は、まず、京都市内にあるセキスイ化学工業を訪問した。
もう20年近くお付き合いいただいているHYさんに、新製品紹介を頂きながら、保存科学に関していろいろ議論できた。
劣化した上下水道管の修復に、従来の古い配管を掘り返しての作業とは一線を画す、既設配管はそのままで、配管内部に新たな管を導入する技術が進んでいることに驚愕した。
夕刻には、便利堂OYさんと会談する機会が持てた。
こちらは、既に消失して現存していない国宝法隆寺壁画の撮影フィルム及びガラス乾板の長期保存に関していろいろ議論出来て、保存科学の観点からとても参考になった。
今週は、YSPS研究所としても有意義な日々を過ごせた。
・・・
20140419>>>今週はコミュニティデザインについて
大震災後、3年が経過して、日本全体にも、少しづつ活気が戻りつつあると実感できる。
そんな中で、少子高齢化と、地方活性化は待ったなしの問題である。
YSPS研究所としての保存科学の観点からも、上記問題点をクリアーしていくことは、重要な課題でもある。
そこで、今週はコミュニティデザインについて考えてみたい。
このYSPS研究所ブログでも何度か取り上げているが、昨年度丸一年間、この湯の沢団地の組長を引き受け、自治会役員として上記テーマを議論すべきことを再三提案したが、日常のこまごまとしたイベントに埋没して、ほとんど有効な議論はなされなかった。
一昨日の民放テレビで上記コミュニティデザインの特集があり、日本各地、特に地方・離島の町興しが紹介された。
いずれも、少子高齢化問題を念頭に置いた地方活性化を図るものであった。
いずれにしても、誰かがやってくれるのではなく、住民全体から自主的に行動できることを、地道に且つ、大胆な手法で取り組んでいることが成功につながっていると思われる。
そして、最も大切なことは、それらの活動が持続していくことを確認しながらの行動であるという点である。
保存科学はこの重要なポイントに何らかの貢献ができるのではないかと、常々考え続けている。
近々、何らかのアクションをするつもりである。
・・・
20140426>>>ヤフーストア構築中
今週のYSPS研究所としての活動は、ヤフーストアの構築に終始した。
今年初めから、すったもんだして、「なんでもアラカルト」出版活動のネット進出を考えてきた。
そして、ここに来て、漸く、「なんアラ」創刊号すら通巻15号(通巻2号のみ在庫不足のため出店を見合わせている。)までの、ストア表示をほぼ終えた。
基本的な、ディスプレイ内容は、「なんアラ」各号のカラー表紙を先頭に、「この本の特徴」、「発刊にあたり」、「各号の目次」、「編集後記」の順で紹介をしている。
まだ、何点か疑問点があるので、ヤフーストア事務局とのQ&Aを実施したのち、充分納得した形で、スタートしたいと思っている。
・・・
20140503>>>IEの脆弱性に翻弄される
この一週間は、IEの脆弱性に翻弄されている。
本日の「なんアラ」ブログでも記載したが、マイクソフト社のネット閲覧ソフトであるIE(インターネットエキスプローラー)の脆弱性をついて、サイバー攻撃の可能性を指摘されている。
日経新聞でも、二日連続でこの問題点に関する記事が掲載された。
つまり、5/2の12面に「マイクロソフトIEに欠陥」、5/3の15面に「閲覧ソフト、消えぬ脅威:マイクロソフト、異例の修正」という特集記事が掲載されたのである。
いずれにしても、この種の問題点は、ネット環境ではつきものであり、便利性を享受する以上、それに対するデメリットとどのように付き合っていくかが重要なのである。
YSPS研究所としても、暫く、慎重に様子見をしていこうと思っている。
・・・
20140510>>>保存科学に関する深夜の質問
今週の水曜日の夜、保存科学に関する質問が電話で飛び込んできた。
FF時代の旧友とまではいかない方からであったが、出来る限りの返事をしておいた。
このような場合でも、現場主義は続けたい方なので、電話での応答にはどうしても限界がある。
でも、銀塩写真の保存性に関して、今なお多くの疑問点や悩み事があることは事実である。
機会があれば、現場主義を貫き、是非現物を見て、その対処に対して具申したいものである。
・・・
20140517>>>本の保存科学
5/12の「なんアラ」ブログにおいて、松田町図書館で「はてしない物語」を借りて現在読書中であることを述べた。
その本の内容は、とてもユニークなもので、まだ半分も読んでいないが、30年以上前に上程されたとは思えないくらい新鮮味があり、現在の悩める世界を予見していたかと思えるくらいである。
さて、今回はその本の内容では無く、本の保存科学に関する話である。
実は、上記図書館で検索した時、この「はてしない物語」は、翻訳された1982年のものと、その20年後となる21世紀初めに文庫本(上下2冊に分かれている。)となったものの2種類が貯蔵されていた。
ちょっと興味があったので、どちらも借りてみようと思い、まず文庫本を書棚から取り出した。
その書棚は、童話を集めた幼児文庫に分類されていた。
そして、30年前の本は、カウンターでお願いして取り出してもらった。
それは、別書庫に保管されていたのである。
理由は、多分、文庫本が出来たことと、何度も読み返された、当時としてもベストセラーであったと目され、何十人という人達に繰り返し読まれそうぞされるくらい、本の痛み具合が進行していた。
その本体と文庫本の両方を借りて自宅でその違いを見て、やはり原本で読もうと思った。
そのわけは、原本は、26の話(AからZまで)が、2色刷り(文庫本は1色)で、迫力があることと、各所に見られる指跡の汚れもその本の30年の足跡が残っていて、本の内容ともマッチして生々しいものをそこの感じたからである。
更に、装丁のやり直しと、修復後、本の背表紙に手書きで、タイトルを書き入れてあったことに感激した。
このような本の価値は、内容だけでなく、アナログ遺物の保存科学としてはとても貴重なものであると認識している。
・・・
20140524>>>保存科学と植物2種
先週の"YSPS研究所"ブログは、本の保存科学について述べたが、今週は"保存科学と植物2種"について記載したい。
一つは、これからの高温湿潤な夏を乗り切るための施策である。
明後日、先着40件で、松田町から無料配布予定の「ゴーヤの苗」を受領した後、南面窓際に植えて、出来ればその蔓を屋上まで這わせて、夏季暑さ対策を試みるつもりなのである。
もう一つは、昨日の「なんアラ」ブログで記載した、巨大ネギ坊主の苗をゲットして、来年の我が庭をパット明るくする計画である。
こちらは、小田原フラワーパークに赴いての先着30組なので、果たしてゲットできるかどうかは危ういが、挑戦してみも価値は充分ある中身である。
上記植物も、長い年月を経過してそれぞれ進化しながら、後世に子孫を継続していく様は、まさに保存科学そのものである。
・・・
20140531>>>最後はやはり人類の保存科学
このYSPS研究所ブログの最近の話題は、さまざまなジャンルの保存科学について言及してきた。
そして、最後はやはり人類の保存科学に行き着いた。
最近出版された書物で、チップ・ウォルター著、長野敬・赤松眞紀訳「人類進化700万年の物語」が気になって、購読している。
約、3割程度しか読んでいないが、実に面白い。
我々が通学していた時期では、ネアンデルタール人とホモサピエンスしか記憶になかったが、20世紀末にアフリカで人類のルーツが発見されて以来、さまざまな情報がこの数十年で構築され、この様な本が出版されるに至っている。
137(最近では138に訂正されているが・・)億年前の宇宙誕生や、生命誕生40億年の物語も大変面白いが、行き着く先はやはり現存している人類の不思議であろうか・・・・。
この700万年という数字からすると、我々の祖先と言われているホモサピエンスのルーツはわずか20万年ということになるらしい。
いずれにしても、この本を完読するころには、もう少し保存科学の面からコメントが出せるレベルになっているかもしれない。
・・・
20140607>>>ソフトバンクワールド2014に参加申し込み
今週の水曜日の日経新聞に、7/15と7/16開かれる"ソフトバンクワールド2014"の開催通知が掲載された。
昨日、ネットを通じて、事前登録をした。
まだ、個々のセッション選択はしていない(登録後でもできる。)が、すでに満席になっているものもあった。
一昨日のニュースで、ソフトバンクが会話認識ロボットを来年20万円を切る値段で発売することをぶち上げたばかりなので、多分、相当な関心を持ってこのイベント参加者は増えるだろうと推測される。
長い目での保存科学にも属する内容なので、しっかりとチェックしておきたいと考えている。
・・・
20140614>>>カーナビの保存科学
昨日、「なんアラ」ブログで、アクアのカーナビ更新時の煩わしさについて記載したが、このYSPS研究所ブログでは"カーナビの保存科学"について考えてみたい。
さまざまな製品には、当然寿命があり、それぞれの保存可能期間が想定される。
上記カーナビは、ユーザーにとって、ハード・ソフト両面での長期保存が要求される。
ハード面では、車の買い替え(私は10年位)までは、問題なく稼働してほしいものである。
さて、問題は、ソフト面である。
道路は毎日といっても過言ではないほど、リニューアルされている。
しかし、それらの新規道路を走る機会がない部分の更新は、まさしく宝の持ち腐れである。
今回の購入後2年目での更新作業に合計3時間ばかりを要したのは、SDカードでは、部分修正が出来ず、全国版修正更新を余儀なくされたためである。
いずれにしても、もう少し、ユーザーの声が反映された修正を求めたい。
購入後、3年以後の有料料金(約2万円と聞いている。)の高さも気になる。
カーナビは、今後、道路のシステムとのマッチングで大きな変革が要求される予感がするが、長期保存の観点からも、注視していきたいと思っている。
・・・
20140621>>>ソフトバンクワールド参加概要
二週間前のこのブログで、ソフトバンクワールドに参加エントリーをしたことを述べた。
その後、「なんアラ」ブログで二日間にわたる各セッションの個別エントリーの件を記載したが、一番最初の孫社長の講演セッションが早くも満員で、予約出来なかった。
しかし、何度かチェックする過程で、キャンセルが出たのか、瞬間的満席から残り数席に表示が替わり、その間隙を縫って孫社長講演セッション参加を予約することが出来た。
上記ソフトバンクワールド開催まで、まだひと月近くあるので、時々チェックしながら、二日間にわたる各セッションのエントリー修正をしていくつもりである。
保存科学が関係する東京出張は、上記ソフトバンクワールドの前に、来週早々、年に6回程度開催される"カフェ・デ・サイエンス"がある。
こちらも楽しみである。
・・・
20140628>>>人間の保存科学
YSPS研究所として、保存科学を扱っているが、人間の保存科学はやはり、人間ドックからスタートするのだろうか?
一昨日、昨日と私と家内が続けて人間ドック検査を受けた。
胃カメラ検査で麻酔をするために、車での運転が出来ずに、交互に送迎をし合った。
この麻酔に関しても結構保存科学が関連する。
一体、どれくらいから麻酔が効き始めて、どれくらいで麻酔がら覚めるのか、人によって大きな違いがある。
同じ量の麻酔薬を投与されても、直ぐに覚めてしまう人もいれば、なかなか正常に戻らない人もいる。
一昨日も、ふらふらしてなかなか立ち上がれない人や、ずっと眠りこけている人もいた。
人間も含めて、生物そのものは、生命現象ひとつひとつが保存科学であると認識しているこのごろである。
・・・
20140705>>>保存科学関連の群馬県出張が確定
先日、東京で初めて知り合った阪大三川研同窓生で約10年後輩にあたり、現在高専に勤務のMFさんの職場見学と、会食・一泊の予定が、昨夜確定した。
このYSPS研究所が絡む保存科学関連の群馬県出張となりそうである。
まだひと月先のことであるが、いろいろ準備をして、実りある出張としたいと思っている。
その前後で、出来れば先日、やはり東京目黒で知り合った所沢在住のYSさんにもお会いでき、就農の何たるやを知ることが出来ればと欲を出している。
これから、再度のアプローチをしてみるつもりである。
以上の2件ともに、広い意味での保存科学を指向しているジャンルだと考えている。
・・・
20140712>>>日経新聞"アートで読む哲学史"から
2014年7/10の日経新聞朝刊"アートで読む哲学史"から保存科学にぴったりの記事が掲載された。
中身は、"グーテンベルク聖書"に関するもので、西暦1455年に誕生した、世界初の印刷されたこの聖書は、科学的な観点だけでなく、宗教的観点から歴史を大きく変えたことに間違いはない。
アナログ本は情報メディアとして圧倒的に優れていると評している。
電子データの天目学的に豊富な情報量に対し、その保存性に関する脆弱性の指摘は同感である。
また、ロゼッタストーンを引き合いに出して、その堅牢だが情報量不足。持ち運び困難の指摘は、ちょっと比較対象の限定しすぎを感じた。
しかし、本の情報効率の面から見た優位性指摘には再度同感の意を表したい。
本日の「なんアラ」ブログで、一般家庭の収納の話を記載しているが、保存科学と大変関連する内容であり、講師のNHさんとの議論で、有名写真家の保存にも大変関係が深い内容で、近々、再度会談する機会を持つことになっている。
・・・
20140719>>>ソフトバンクワールドと保存科学
今週のトピックスは、何といっても、話題の人ソフトバンク社長の孫氏が開幕の辞と今後の日本を高らかに語った、ソフトバンクワールドであった。
スマホ・タブレット・クラウトのデジタル三種の神器、20万円を切ったパーソナルロボットペッパー、雇用対策にロボット導入、等々はなやかな宣言ばかりが注目された様だが、ここは一息入れて、日本国民一人一人が、自分自身と将来の子孫へのために本当になすべきことを真剣に考える良い機会を与えてもらったと考えるべきと思う。
私個人としては、上記止めようとしても止まらないデジタル社会とうまく付き合いながら、人間としてこの世に生を受け、何を後世に残すべきなのかを考えている。
最後は、保存科学が決定的な支配を決するような気がしている。
我々が住んでいる各市町村の存続危機の問題や、日本の農業改革問題、更には地球規模での異常気象問題等々、いずれも、残していくべき物や事柄に対して、事実に基づいた科学的な観点からのアプローチが最後にものをいうと思っている。
YSPS研究所としても、この基本的スタンスを崩さないで活動していくつもりである。
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20140726>>>古都奈良は保存科学の宝庫である。
一昨日から来ている、古都奈良は保存科学の宝庫である。
初日の明日香地方の古墳群に加え、昨日の室生・五条、そして奈良市内の仏像とその関連国宝・重文群はとても見甲斐があった。
本日は、奈良から徳島方面に移動するが、猛暑の中、頑張って保存科学関連物件を眺めてくることとしよう!
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