YSPS研究所

2006年3月よりYOSHIO_SEOKAがスタートした保存科学に関する研究所の活動内容紹介(Weekly)

「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加決定

2007-08-31 07:04:32 | Weblog
8/11のこのブログで記載していた9/8開催予定の「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加希望に対する返事が一昨日来て、74名の参加希望中の30名に当選したとの連絡が入った。

このシリーズの3回目で、最初の第1回目ははずれたが、その後2,3回と続けて抽選で選ばれたことになる。この幸運を是非YSPS研究所に役立たせたいと思っている。

「宇宙の生命」とは何とも大きなテーマであり、現在最も注目されている宇宙科学の内容である。
どんな議論が飛び出すかとても楽しみである。
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SHさんとYSPS研究所その2

2007-08-25 06:36:29 | Weblog
先週の「YSPS研究所」ブログで記載したが、先月7/27に急逝されたSHさん宅を8/23に訪れ焼香をしてきた。

次女であるRHさんとまだ3ヶ月にしかならない子犬が私を迎えてくれた。
約2時間、SHさんが「YSPS研究所」設立にもいろいろアドバイス戴いた経緯をお話することであらためてSHさんを懐かしく偲ぶ事が出来た。
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SHさんとYSPS研究所

2007-08-18 06:20:18 | Weblog
8/6の「なんアラ」ブログでも記載したが、FF時代を含めてお付き合いいただいていたSHさんが7/27に急逝された。

前述の「なんアラ」出版に関して多くの助言とサポートを戴いたが、YSPS研究所設立からのアイデアなど先輩としてのアドバイスをとても親切に教えていただき、尊敬していた先輩であるだけに残念極まりない出来事であった。

昨日次女のRHさんとのメール交信で来週8/23にお邪魔して線香をあげさせていただくことが決定した。

その様子は又来週記載予定である。
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「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加申込

2007-08-11 06:37:41 | Weblog
6/23のYSPS研究所ブログで「カフェ・デ・サイエンス:生命の起源」参加感想とYSPS研究所について記載したが、その時のレポート(当日の司会者が詳細にまとめられる)がまだ出来ていない状態で、早くも次の参加希望申込が昨日メールされてきた。

先日のブログでも記載したようにとても面白くて、YSPS研究所としても是非継続して参加したいと思っているので早速エントリーしておいた。

今回のテーマは「宇宙の生命」で話しはどんどん広がっていく傾向にある。
開催日は9/8で、抽選日は8/28。

でも前回・前々回のことを考えると抽選で参加できる可能性は約30%くらいしかないので後は運に任せるしか無さそうだ。
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塾講師アルバイトのその後とYSPS研究所

2007-08-04 07:03:05 | Weblog
6/9のYSPS研究所ブログで記載したがYSPS研究所としてもいろんな活動を継続するためにはどうしても資金的サポートは必須でハローワーク通いを今年2月より行い塾講師として6月より開始した。

現在は週に2回が定着してきて月曜日と水曜日は17-21時までの4時間は連続で3人の個人対象の塾講師を務めている。生徒も中2から高3までこれまでに7名を受け持った。現在は5名が継続中である。科目も国語を除く4科目で主として英語であるが数学、理科(物理)、社会(地理・歴史)も担当している。

夏休みに入って特別講習として火・木・金も一部入り、6,7月の2倍の稼ぎ(?)となる。いずれにしてもこの暑い夏も始まったばかりなので、月末になってバテ無い様に頑張るつもりである。

数日前から家庭教師の話しも飛び込んでいるがさてこちらはどうなるであろうか?
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「YSPS研究所」200705~7まとめ(20070801転記)

2007-08-01 08:14:09 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログのまとめの日とします。
以下2007年05~7月のまとめ13件
・・・・・・・・・・・・・
20070505>>>宇宙関連書物とYSPS研究所
この1週間はゴールデンウィークとあって交通機関はもとより、自分の周りの雰囲気も何かいつもと違うと感じられる。
昨日東京に出張した際にいつもの新宿三省堂で本を購入したが、偶然以前から読み進めていた本と著者が違うものの内容がかなり似ていて最近の科学進歩を肌で感じることが出来たのでちょっと紹介したい。
そしてその内容とYSPS研究所の立場とのリンクも同時に考察してみる。
まず以前から読み進めている本でA5版500頁を越えるものなのでまだ1/4程度の所をじっくりと読破中であるもの。
レオナルド・サスキンド(Leonald Susskind)著
林田陽子訳
宇宙のランドスケープ(宇宙の謎にひも理論が答えを出す)
そしてもう一つが昨日購入した本でこちらは比較的短時間で読み上げることが出来るB6版200頁で帰りのロマンスカーでほぼ半分を読み上げた。
佐藤勝彦編
宇宙はこうして誕生した(宇宙創生から最新の宇宙研究まで)
以上の二つの本であるが21世紀にはいったこの10年で宇宙に対する考え方が大きく変化したことを「人間原理」の考え方に重点を置いて議論を展開していることが大きな共通点である。
つまり人間を含む生物がこの地球に現在も存続し続けていること事態から宇宙論を展開して行き、それを壮大なスケールで読者を納得させていくストーリーがYSPS研究所の5番目のタスク
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する
と深く関連するので両方の本を完全に読破したところで又コメントを加えたい。
・・・
20070512>>>ハローワーク(その6)
4/14の「YSPS研究所」ブログのタイトルをハローワーク(その5)とすると本日のブログは「ハローワーク(その6)」となる。
今週のトピックスは5/7に小田急線南林間で塾講師パートのための面接を行ったことだ。
5/8の「なんアラ」ブログに一部を掲載しているので参照されたい。
ここではYSPS研究所としての塾講師面接を振り返ってみたい。
南林間は小田急新松田から相模大野乗換えで3つ目の駅である。
先月から家庭教師・塾講師関連のパート探しを続け今回で5件目となる。
でも全てが電話でのやり取り又は書類審査のみで直接面接を受けるのは今回が初めてであった。
若干の緊張を持って南林間駅から2分の所にある建物の2Fに位置する塾の扉を叩いた。
担当のYKさんとの出会いは結果としてとんでもない方向に進展していった。
5/8「なんアラ」ブログに掲載したようにYKさんの出版物に対する興味は予想以上で今後も執筆を含めて有望な「なんアラ」サポーターとしてお付き合い願いたいものだ。
実はその後の付録があって5/9「なんアラ」ブログで右手の腱鞘炎の記述を見て活性酸素を抑える水素水系飲料水を送付願った。
その心配りに改めて感謝したい。
さて肝心の塾講師の話は時間待ちとなったので、昨日再度松田ハローワークを訪れ、新規塾講師求人を検索し3つの候補用紙を持参してハローワーク担当者と面談した。
2箇所はまさしく門前払いで、年齢不問は形ばかりでやはり若者が欲しいのが本音らしい。断りの理由に遠距離(片道約1時間)を持ち出されるのも誠意の無さと割り切って最後の1つの求人にかけた。
そしてハローワーク担当者の電話での話のやり取りを傍受しながらこれは良い感触だと思っていたら、一気に面接まで進み実は本日の16時から小田急海老名乗換え相鉄線次の駅さがみ野下車3分の学習塾にトライすることになった。
何だか学力テストがあるらしくまたまた新たな緊張感が出てきた。
結果は又来週のお楽しみとなる。
・・・
20070519>>>ハローワーク(その7)
先週の「YSPS研究所」ブログに続いて今週もハローワークの話。
先週記載したように塾講師の面接があり、続いて学力試験があった。
事前に神奈川県公立高校入試試験のH18&19版を試していたので、ある程度の自信を持って臨んだが、提示された問題は私立高校用で英語・数学共に応用問題ばかりで面食らった。
何とか半分程度は解けたががっかりして帰宅の途についた。
電車の中であれこれ思案していたら数学は7問中6問までは解けたので若干安堵した。
でも不採用は覚悟していたら今週中ごろ電話があり、採用の方向で検討したいので再度来て欲しいとのこと!
そして昨日約1時間かけてその塾に向った。
詳細は当塾の機密規定に基づき記載は出来ないが、来月初めから週に一度月曜日に講師を務めることで合意し、5/21に最終書類提出をして正式に確定することになった。
まずは目出度いが期待半分・不安半分の気分だ。
・・・
20070526>>>ハローワーク(その8)と東北地方国宝巡り
先週記載の「YSPS研究所」ブログでついにハローワーク通いに終着点の目処が付いたことを話した。
今週月曜日5/21に塾講師の正式契約を結んできた。
それにしても予想以上にシビアーな契約内容だ。
ほぼマンツーマン方式の40年前に実施していた家庭教師とスタイルは似ているがいろんな意味でかなりの拘束がある。
まずは始めてみて、自分なりのスタイルがどの程度貫けるかがポイントとなりそうである。
中学2年生の英語はともかくとして、高校3年生の数学は如何に文科系とは言えちょっと大変である。
先日新宿三省堂で購入してきた「文系・センター対策/数学ⅠⅡAB/入試必携168」をざっと眺めて新たな勉強の決意をして5/21の打合せに臨んだ。
約2時間の話も無事終了して、6/4からスタートする高3用の参考書を持ち帰り毎日少しずつ予習・復習を始めた。
さて今日から「なんアラ」通巻6号仙台講演会兼東北地方国宝巡りを3泊4日で出かける。
YSPS研究所としての新たな出会いを期待している。
・・・
20070602>>>東北地方国宝巡りとYSPS研究所
先週のYSPS研究所ブログで予告したように、5/26-29の3泊4日で東北地方国宝巡りを実施した。
4日の内5/27は「なんアラ」仙台講演会のために費やした。
詳細は「なんアラ」5/28ブログを参照下さい。
又5/31記載の「文化財的Archival教育」ブログでも東北地方国宝巡りに関して一部報告しているのでこちらも参照下さい。
いずれにしてもYSPS研究所は「なんアラ」、「文化財的Archival教育」とも密接な関係を持っていることを象徴している1週間であった。
まず初日の5/26は会津若松市にある福島県立博物館学芸員TMさんとお会いしたことだ。
丁度10年前に初めて知り合い、文化財保存の環境問題共同研究の一員として活動をスタートしたのが切っ掛けである。
その後一度この博物館にお邪魔した記憶が蘇ってきたが今後も末永くお付き合い願いたい人だ。
その日は同じ福島県湯川村にある勝常寺/国宝薬師如来像・日光菩薩像・月光菩薩像の見学が心に響いた。
特に30歳のお坊さんによる、マンツーマン説明はとても気に入り感謝をしているが、そのお坊さんにブログを見てくれるように言って置いたのでひょっとすると今日のこのブログを閲覧してくれるかも知れない。
人の輪/和の繋がりを期待したい。
5/28は青森県八戸市櫛引八幡宮/国宝赤糸威鎧・白糸妻取威鎧の見学だ。
特別に設置されたガラスケースにその国宝は収められていて、見学者がほとんど訪れない静かな雰囲気をじっくりと堪能できた。
途中疑問となった点を受付嬢に聞いたがわざわざ本堂に聞いて説明願えたことは有り難かった。
続いて訪れた秋田県中仙町水神社/国宝線刻千手観音等鏡像は年に一度8/17の午後しか見ることが出来ないと知ってがっかりして帰るところを自慢の粘り越しで中仙町観光協会にあるレプリカ像を見せてもらった。
当日は休館日であるにも拘わらず親切に説明願ったおふたりにはまず感謝をしたい。
そしてその白銅の御神鏡は表裏の二度にわたって国宝指定されるという全国でも珍しいものであると聞いて又関心が深まった。
最終日の5/29は宮城県仙台市/国宝大崎八幡宮。駐車場探しに戸惑ったがまだ人の居ない早朝に訪れたのでその厳かな雰囲気は肌に染み渡った。
巫女さんの爽やかな朝の挨拶にはその清清しい雰囲気に花を添えた感があった。
続いて訪問した松島町瑞巌寺/国宝本堂・庫裏・廊下・御成玄関は人が多くちょっと興ざめであったが茅葺の建物の壮大さは流石であった。
隣接している松島海岸と対比して見事なコントラストを醸し出していた。
最後の訪問地は山形県鶴岡市致道博物館。残念ながら国宝太刀銘真光は未公開で見られなかった。
そのまま直ぐ近くにある羽黒町/国宝羽黒山五重塔。
こちらは国宝巡りの最後を飾るのに相応しい佇まいを杉林の中に見つけて心が洗われる印象を強く持った。
幸い人も少なくじっくりと鑑賞できた。
東北地方の地元の人の親切さと自然との触れ合いを同時に体験できたことはYSPS研究所の活動に大きな励みとなった。
最後に国宝羽黒山五重塔の写真を添付しておく。
・・・
20070609>>>塾講師アルバイト開始とYSPS研究所
下記6/5の「なんアラ」ブログでも記載したがYSPS研究所としてもいろんな活動を継続するためにはどうしても資金的サポートは必須でハローワーク通いを3ヶ月行いやっと塾講師として定着しそうである。
現在は週に1回なので負担は少ないが生徒の夏休みとなる7月は臨時の講習会が追加となるらしい。
次回の6/11に少しは見通しが付くかもしれない。
いずれにしてもこの塾講師が単なる資金的サポートとしてのアルバイトだけでなく良い意味での影響をYSPS研究所にもたらすことを期待して止まない。
<以下6/5の「なんアラ」ブログの一部>
・・前略・・塾講師アルバイトが本格的にスタートした。
つまりマンツーマン方式の生徒3人との初対面である。
中学2年生ふたりは共に今スポーツ(野球・サッカー)に夢中な少年で、高校3年生の男子はこれから大学入試を目指し夢の実現に向けてのスタートを切った若者である。
・・中略・・正味合計4時間の授業の他に事務的書類作成など2時間を費やした。
初日が故に必要な時間を差し引いたとしても5時間は塾内に居ることになる。
通勤(?)の往復時間を入れるとやはり7時間にはなりそうだ。
初日の昨日は午後2時過ぎに自宅をバイクで駅まで出かけ、帰宅は午後11時を廻っていた。
でも若者との会話はやはり純粋で良い!
・・後略・・
・・・
20070616>>>確定申告と住民税への反映
今月7月より住民税が大幅に増税となったことは周知のことである。
その分、所得税が既に1月から減税となっているがサラリーマンにとっては頭の痛いことであろう。
2年前までの自分を振り返ってみてちょっと懐かしい気分であるだけに、切実感が薄らいだことは確かである。
しかしYSPS研究所としては財務の関係で又違った関心を持たざるを得ない。
2月から3月前半のこの「YSPS研究所ブログ」で確定申告に関する記事を何度が記載しているが、その中で申告受付の担当者からここでしっかりと所得税に関する申告をしておくとその額がそのまま住民税に反映されますよと聞いていたがあまり実感が湧かず月日が過ぎていた。
そして今回、町から今年度の住民税の知らせが来て初めてその意味が理解できた。
なるほど所得税が少なければそのままの比率で住民税に反映されると言うことである。考えてみれば当然のことであるが、実際にその額を見て初めて実感として納得した。
YSPS研究所としては節税対策により財務に少しでも貢献できて満足である。
来年度もしっかりと確定申告を行おうと心に決めた。
勿論正確に誠実に申告することは言うまでも無いが・・・。
・・・
20070623>>>「カフェ・デ・サイエンス:生命の起源」参加感想とYSPS研究所
先週の土曜日、6/16に東京新宿御苑前にあるギャラリー円月で開催された武田計測先端知財団主催の「カフェ・デ・サイエンス:生命の起源」に参加したので、その感想とYSPS研究所との絡みを述べてみたい。
そもそもこの講演会に出席することになった切っ掛けは今年2/10に開催された武田シンポジウム「2007未来の「ゆたかさ」に向けて- 続く世代に何を渡すのか -」への参加により感銘を受け当財団の動向に気を配っていた。
そして3/24の「カフェ・デ・サイエンス:生命世界の右と左」には残念ながら抽選漏れで参加できなかったが今回100名募集者の内の30名に当選したと言う訳である。
熱気で溢れた2時間はとても感動ものであった。
司会はこのギャラリーで写真展を開いておられる三井恵津子さん、講師は化学者大島泰郎さん、物理学者松野孝一郎さんの対談形式で始まり参加者が自由にその会話に入っていけるとてもユニークで且つアカデミックなものであった。
詳細なやりとりは三井さんが後ほどテープ起こしをされてネット上で公開されるのでそれを待ちたいが、ここでは参加者のひとりとして感想を述べてみたい。
まずテーマが「生命の起源」と言うとてつもない大きなものでどの様な展開になるのか、参加者がどのように入り込めるのか気になったが、そんな危惧は全く必要が無いくらいスムーズにトークショーは展開され、会場からも活発な意見が続出した。
ポイントは何点かあって隕石他からの地球外からの起源と海底熱鉱床付近での地球内からの起源が議論されたこと。
物理学者・化学者・生物学者で論点が大きく異なるがお互いの主張・歩み寄りなど今後に期待することが大きいこと。
コンピューターを含めて生命(自己増殖が鍵!)の定義を明確にしてスタートしないと議論が堂々巡りになりそうなこと。
以上がざっとした私の感想であるが、YSPS研究所として目指している「保存科学」とも切っても切れないテーマであるだけに今後も注目していきたいと思っている。
特に今回「生命の起源」と共に「老化現象を含めた生と死」についても一部議論されたことは参加した意義がとてもあったと考えている。
・・・
20070630>>>MLS年次大会参加とYSPS研究所
6/28-29の両日MLS(マテリアルライフ学会)名古屋市工業研究所で開催された年次大会に参加した。
本学会は来年で創設20年目を迎える学会で創立段階から深く関与した思いで深い学会でありYSPS研究所としては今後も最も注目していく必要が有る学会である。
本学会ではFF時代に何度か発表はしているが、YSPS研究所としてはまだ報告はしていない。
今回の参加は情報収集が大きな目的の一つではあるが、来年度のYSPS研究所としての初めての発表の下準備としての意味も含めての参加であった。
文化財・耐候性評価・環境設計・リサイクルなどのジャンルで積極的に議論に参加し、質問・コメントを述べてYSPS研究所のブラント浸透を図った。
懇親会にも参加してFF時代の交友関係を再認識すると共にYSPS研究所をアピールし、保存科学の重要性を再度議論して来た。
まだ記憶が新しいこの1週間以内にメールによって個々に人脈を確認しておこうと思っている。
一つの成果は文化財ジャンルでYSPS研究所が関与できる感覚を強く持ったことである。
もう一つは現在特任教授を仰せつかっている京都工繊大とYSPS研究所が共同研究の形で学会発表まで持っていけそうな実感を持ったことである。
実際どのようなテーマで進めて行くかは担当教授のYFさんと良く議論するつもりであるが、次回7/20にお会いする予定であるのでとても楽しみである。
・・・
20070707>>>YSPS研究所財務管理用会計ソフト
いよいよ今年も半分経過して7月に突入した。
YSPS研究所は個人事業として昨年3/1に発足した。
このブログはそれに先立ち昨年の1/7にスタートしている。
YSPS研究所の財務管理は設立当初から会計ソフトを用いて日常管理と共に月毎の集計作業も全てこのソフトでまかなっている。
先日来述べている今年の確定申告もこの会計ソフトで非常にスムーズに申告が出来てその恩恵も沢山受けたことはこのブログでも何回か御紹介した。
さて昨年度から引き続き今年度も先月6月までスムーズに事が運んだが、何故か本年度が自動的に6月で終了してしまい慌ててソフト会社に問い合わせた。
どうも自動的に翌年半年分まで更新するらしく、再度ここで1年分の更新宣言を必要とするとのこと!
どうも納得できないところもあるがこれをしないと既に突入している7月分が日常作業として行えないので仕方が無い。
やはりアナログ・デジタル旨く使い分けないといけない。
いつデータが紛失しても良い様に月毎のデータの出力もこまめにやっておかないといけない。
デジタルとはそういうものである。
・・・
20070714>>>YSPS研究所財務管理用会計ソフト対応その後
先週の「YSPS研究所」ブログで「YSPS研究所財務管理用会計ソフト」を記載したが、その後どう対応したか述べてみたい。
ソフトメーカーとのメールのやり取りでいろんなことが分かった。
本来なら使用前から十分分かって事に当たるのが当り前で私の信条もここにあるが、つい便利なものは早く使いたいとの気持ちもあり、使用を続けているうちにそれが日常業務となり当初抱いていた疑問も記憶から欠落していくようだ。
と言うことで、結論としてはソフトメーカーとしては当然との意見を貰ったのである。
なぜ日常記載している現金出納や預金出納が先月の6月で終了してしまったのかは、通常1年分の決済に対しておまけとして翌年の半分つまり6月までが自動で記載が可能なのだ。
そして翌年度の会計はその間に新規に登録宣言が必要なのだ。
そうするとその年の会計年度は勿論また次年度の6月まで記載が自動的に可能となるわけである。
分かってみれば簡単だが、どうもこれはメーカー側の余計なお世話の様な気がする。かえって私の様に勘違いする者も出てくることは必定であろう。
しかも下手に会計年度更新の操作でボタンクリックを繰り返すとドンドン会計年度が先先まで登録されてしまうらしい。
注意記載はされているもののソフト作成者の良識を疑う。
ともあれ本年度の会計ソフトは無事再稼動を始めたことは確かである。
まずはご苦労様!
・・・
20070721>>>YSPS研究所としての京都出張
昨日と本日の1泊2日で京都出張に来ている。
昨日はこの4月から特任教授となった京都工繊大で10月に予定されている講義の内容や、共同研究に関する討議、その他YSPS研究所として今後どの様な関わりを持っていくのかについていろいろ担当教授YFさんと議論した。
同席されたTKさんとも長期保存研究に関していろいろ議論して有意義な半日を過ごせた。
最後は懇親会で夜8時まで人生に関する議論を夕食を共にしながら盛り上がった。
京都工繊大に行く前には、中西印刷YTさん・便利堂OYさんTNさんとお会いして旧友を暖めた。
その後京都センチュリーホテルロビーで岡山林原のMHさんと会って写真に発生するカビに関するサジェッセッションを実施した。
本日はこれから奈良の入江泰吉奈良写真美術館を訪問し、KSとお会いしたあと再度京都に戻り相国寺で開催される「コロタイプ保存研究会」に参加する予定でうある。
詳細は来週のブログで記述したい。
・・・
20070728>>>京都出張その後
先週の「YSPS研究所ブログ」で「京都出張初日」の様子を宿泊ホテルより記載した。
本日のブログは翌日のYSPS研究所としてのメインの研究会参加報告とその後のメールやとりを記載する。
まず京都出張2日目の成果は「なんアラブログ」の20070722で詳細に報告しているので一部を転載すると共にYSPS研究所に関連する補足を述べる。
<以下「なんアラブログ」20070722の一部と補足>
1泊2日の京都旅行の最終日
午前中入江泰吉奈良市写真美術館を訪問した。
そして「なんアラ」通巻5号で執筆願ったKSさんと約1時間強お話をした。
対談内容は主としてデジタル・アナログアーカイヴについてであり、KSさんが最近出くわされたパソコンクラッシュを例にしてデジタルアーカイヴの脆さを実感すると共にその対応策をいろいろ議論した。
その後慌しく奈良を後にして午後から開催予定の京都今出川相国寺である便利堂主催の「コロタイプ研究会」に参加した。
この研究会も今回で7回目となる。
講演会ではまず最初に伊藤若冲釈迦三尊像のコロタイプ複製を依頼した臨済宗相国寺官長・承天閣美術館館長有馬さんの講話があった。
文化財保存の観点から中国に行かれた経験談や今回のコロタイプ複製画を作製するに至った経緯を詳細に話された。
続いて東京芸術大佐藤道信さんの「オリジナルと複製-機械と人間-」はとてもインパクトがある話であった。
実は現在読んでいる「美術のアイデンティティー」の著者であることを講演中に気がつき、講演後及び懇親会で親しく話し合えたことは今回の大きな収穫であった。
YSPS研究所としても保存科学の観点から大いに関心が持てる分野である。
今後もコンタクトを取っていく予定である。
続いて登場された便利堂OYさんは「なんアラ」通巻2号執筆者であり、相変わらずの雄弁さには舌を巻くと同時に今回のコロタイプ版伊藤若冲筆「釈迦三尊像」「動植サイ絵」合計33幅製作にかける意気込みを強く感じた。
懇親会では便利堂SNさんとも今後のコロタイプ印刷技術伝承と共に必要な保存性評価について自論を紹介しておいた。
いずれ共同研究に持ち込みたいと思っている。
懇親会では上記記載の方々の他に、便利堂の多くのお知り合い、そして今回初めて名刺交換をした方々とも今後お付き合い願うためにこの後又メールで挨拶をしておくつもりである。
以上が先週のYSPS研究所ブログの続きの詳細報告である。
そして帰宅後5名の方々とメール交換又はファックスによるメール送付を行った。
既に返事を戴いているかたもおられるが今後YSPS研究所としてじっくりとお付き合い願いたいと期待している。
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「YSPS研究所」200701~4まとめ(20070801転記)

2007-08-01 08:12:07 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログのまとめの日とします。
以下2007年01~4月のまとめ17件
・・・・・・・・・・・・・
20070106>>>YSPS研究所としての青色申告準備1
今年最初のYSPS研究所ブログ掲載である。
このブログも昨年の1/8スタートだから丁度、丸1年となる。
今年は最初から青色申告の話である。
いよいよ確定申告の時期となり、昨年末に棚卸しをしたが初めてのことなので仕分けが充分理解できず、現在ソフトの会社と税理士に相談中!
又医療費控除のための資料作成にはほぼ半日を掛けてまとめと計算を行い、昨年度よりも若干多くの額申請となった。
それだけ病院に通っている回数が多いと言うことで今年は減らす方向で考えて行きたい。
残るのは電気代・水道料金などのYSPS研究所分(今のところ20%程度の申告にして計算予定)で以上を含めて1/末に訪問戴く予定のSTさんとのやり取りで青色申告そのもののをほぼ完成に持ち込みたいと考えている。
ちょっと甘いかも知れないので事前に電話をして判断を仰ぐ予定である。
・・・
20070113>>>YSPS研究所としての青色申告準備2
先週の「YSPS研究所」ブログで青色申告準備の話をしたが、今週もそのつづきをちょっと述べたい。
昨日昨年末に新しく担当戴いた税理士のSTさんから電話が入り、青色申告の具体的な話をするために来週1/16に再度来訪いただけることになった。
既にお聞きしたい項目がいくつか有ってそれのまとめと、事業主としての申告内容・個人事業そのものの申告内容との関連などこれから出てくる疑問点に対するまとめを当日までに行っておき1/16には青色申告をほぼ完成に持って行きたい。
月毎の伝票の流れを見ていると「なんアラ」出版本の発送荷造り費用がほぼ毎日ほど出て行って、ダイクマ・ノジマなどで購入する事務用品が意外と多く月に数回程度ずつ伝票を切っている。
何か昔の「八百屋」の雰囲気を時々思い出される。
まあちょっとしたミニュチュア店舗のつもりで一年が過ぎたような気になっている。
1/16以後若干の補正・修正を行って正式な青色申告が出来ればと目論んでいる。
さて順調に行くかどうかはこれから数日のまとめにかかっている。
・・・
20070120>>>YSPS研究所としての青色申告準備3
1/16に昨年末に来て頂いた税理士のSTさんと再度お会いしてYSPS研究所としての青色申告の詳細な詰めを行った。
その後発生した疑問点を昨日もう一度電話で確認して新たなことが判明した。
当然とはいえちょっと愕然とした。
つまり青色申告の最大の特典である65万円の控除は年間での最終事業所得が赤字ではまったく適用されず0円であることが判明したのだ。
素人とは言え不覚であった。
もう一つ電話で確認したのは事業所得が赤字となった場合、その赤字は雑所得と相殺できるかと言うことである。
こちらは相殺できるとのことで、雑所得で源泉徴収された税金がいくらか戻ってくることになる。
ではどれくらい戻ってくるかがポイントで、これから昨年の確定申告で提出したA表とは異なるB表の提出に向けて再度いろいろ悩むことになる。
いずれにしても新規なことに挑戦することは楽しみと共にいつまでも悩みは尽きないものだ。
・・・
20070127>>>YSPS研究所としての青色申告・確定申告準備4
いよいよYSPS研究所としての青色申告・確定申告準備は終盤となり、収支バランスの全体像が見えてきた。
更に資料不足であった源泉徴収票がほぼ送付されてきたので実際に上記申告のための数字の埋め込みを始めた。
まだ下書きの段階なので、提出用ではなく控用に鉛筆で書いている。
実は来週の2/1に松田町での説明会が有るのだが、丁度北海道旅行で不在のため2/5に南足柄で開催される説明会に参加して種々の疑問も含めて内容確認をしてくるつもりである。
但しまだ未着の資料2件(大学・技術協会からの源泉徴収票)が最終的には揃う必要が有る。
あと少し時間が掛かりそうである。
・・・
20070203>>>北海道旅行のYSPS研究所としての成果
1/31より来ている北海道旅行も今日が最終日。
初日の1/31は天気が荒れ模様でいろいろトラブルがあったが今日の天気はまずまずで無事神奈川の自宅に戻れそうである。
さて4日間の旅行であったが、YSPS研究所としての成果は一昨日・昨日の2日間でいろいろな人たちとお会いして多くの出会いが有ったことである。
名刺交換も積極的に行い、ホテルより発信したメールもランの発受信の遅さを除けばまずまずの出来で始めての交信も何人かと継続できた。
この出会いを今後のYSPS研究所活動に反映していきたい。
札幌雪祭り会場となる大通りで見つけた氷像を画像添付しておく。
・・・
20070210>>>YSPS研究所としての出張
先週記載したYSPS研究所としての北海道旅行成果に関連して、実は来週の2/16-17で岐阜1泊の出張を実施する。
これらの出張・旅行がYSPS研究所としてどのように扱っているかについてちょっと述べたい。
昨年の1/21のこの「YSPS研究所ブログ」で下記記載している。
YSPS研究所とはいったい何をする所なのか、そのタスクを箇条書きにしてみたい。
1.保存科学に関連する種々のコンサルタント業務を実施する。
2.1/31スタート予定のブログ「文化財的Archival教育」で今後展開していく内容を包括する活動を技術的にサポートする。
3.既に90件に及ぶブログ投稿を行っている「なんでもアラカルト」出版活動を資金的にサポートする。
4.保存科学と言う共通項を情報保存・文化財保存の分野に広げ、学会(写真学会・マテリアルライフ学会など)で発表することにより、真の保存科学を見極める行動を展開する。
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
以上の様に保存科学に関連する講演会などには積極的に参加して情報収集に努めるとと同時にいろんな人とお会いしてアナログ人脈ネットワークを構築していきたいと願っている。
と言う訳で来週の2/16に岐阜羽島で開催されるMLS中部支部講演見学会に参加すると共に、岐阜在住の保存科学の第一人者であるKHさんと直接お会いして種々会談してくるつもりである。
特にKHさんは上記5番目の地球。宇宙規模で保存科学を語れる日本でも数少ない権威者の一人であると尊敬しているので今からワクワクする気持ちで一杯である。
・・・
20070217>>>岐阜出張中
先週のブログで1泊2日で岐阜出張することを述べたが、昨日まず岐阜羽島で開催された三洋電機ソーラーアークでの講演会と見学会に参加した。
講演会では三洋電気太陽電池科学館館長の阪本さんから「結晶系太陽電池モジュールのマテリアルライフ」の話が約1時間半あり、その後巨大ソーラーアーク(東京タワーを横にした長さのノアの箱舟サイズ)見学が実施された。
講演後名刺交換すると共に、エネルギー問題と関連して太陽電池そのもののリユース・リサイクルのための耐久性について議論した。
見学会終了後、岐阜羽島から名鉄で30分岐阜に到着した。
12年ぶりのKHさんとの再会。
お元気な姿にまず懐かしさがこみ上げ握手!
夕食を挟んでKHさんの生涯研究テーマである予測学とYSPS研究所に対する期待との結びつきについていろいろ議論した。
話は約3時間にも及んだ。
KHさんから次の4項目の提案が有った。
1.既存方法・データの整理・再検討
2.新方法の開発(劣化のリアルタイム追跡法など)
3.既存技術の見方を変えた再評価(長寿命化技術・短寿命化技術・保存環境問題など)
4.YS保存学ワークショップの立ち上げ
以上だがいずれも内容はやりがいがあり、充分検討して現在私が考えているYSPS研究所構想との相互乗り入れの可能性を探索することでご返事とした。
KHさんは私より16歳先輩だがいつまでもお元気で我々をサポート願いたいものだ。
今日はこれから岐阜市内見物にお付き合い願えるとのことで、又違ったKHさんが見えてくることを期待したい。
天気がちょっと心配である。
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20070224>>>YSPS研究所タスクの5番目のアプローチ
YSPS研究所のタスクの5番目に下記記載があり、一年間活動してきた中で最も実現していない項目であった。
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
先日2/10に東京で開催された講演会「続く世代に何を渡すのか」に出席し、いろいろな刺激を得て帰って来たが、その後同じ主催者から下記誘いがあった。
そこで上記の5番目の観点から是非参加したいとの回答をした。
但し定員30名なのでどうなるか分からないが、もし参加できれば又このブログで紹介した。
以下に主催者勧誘メールと私の参加希望メールを続けて掲載する。
<以下主催者勧誘メール>
第13回 カフェ・デ・サイエンス開催のご案内
今年度のサイエンスカフェは「生命」がテーマです.
生命の起源、地球外生命、進化などを話題にしながら、
少なくとも6回の開催を予定しています.
「異端児のみる生命」カフェ
第1回 「生命世界の右と左」
 生物の体は左右対称のように見えても厳密には違います.
 生命を構成する分子の非対称性とその生理活性の違い、
 体の左右性を決めると考えられている遺伝子や繊毛の動き、
 シャム双生児の内蔵逆位、魚類の視交差の左右性、等々.
 こうした話をとおして、生命について考えてみましょう.
 日時: 2007年3月24日(土曜日) 午後 2時~4時
    場所: ギャラリー円月(地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」駅)
<私の参加希望メール>
私はあらゆるものの保存科学に大変興味が有り、在職時代・定年後(1.5年)もそれをスローライフとして極めて行きたいと思っています。
最近読んだ本で、中田力著「脳の中の水分子」やマイケル・モーガン著鈴木光太郎訳の「アナログ・ブレイン」を読んでとても今回のテーマには関心があります。
特に疑問と言うよりはいろんな人の考え方を勉強したいと思っています。
よろしくお願い致します。
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20070303>>>確定申告とYSPS研究所関連フォーラム参加
今週はYSPS研究所としてのイベントが2つあった。
まず昨年来小田原税務署に申請したYSPS研究所の個人事業としての活動に対して派遣税理士の協力も有って2/26に無事松田町役場でH18年度確定申告を済ませた。
その場で公的年金に対する控除内容の修正を求められたが、還付金が増える方向だったので喜んで修正を了承した。
これで本年度最初のYSPS研究所としての大きなイベントの一つが終了したことになる。
続いて昨日YSPS研究所としてのタスクの一つである「保存科学」に関連する講演会に参加した。
一部「なんアラ」ブログにも関連記事を掲載しているので重複しない形でこの講演会について記してみたい。
講演会のタイトルは「美しい日本の歴史的風土100選」選定記念フォーラムであった。3/2午後半日をかけて東京霞ヶ関の弁護士会館で800人の参加者を集めて開催された。
そもそもこのイベントは古都保存法が施行されて40年になる今年の記念事業として行われ、既存の世界遺産指定・古都保存制定都市以外で日本全国から「歴史的風土」を選定することにより環境問題に一石を投じると共に村興しに貢献しようと言う目論見だと私は判断した。
そこでこのイベントを通してYSPS研究所としての活動に役立てるべく、情報収集を行うと共に全国各地との人間的繋がりを求めていく切っ掛けになると思い、各市町村から配布されたカタログ類をしっかりと集めてきた。
これからそれらを整理して先週のブログでも述べた「地球・宇宙規模で保存科学を議論できる場の提供」の足がかりにしたいと考えている。
因みに今回の歴史的風土100選・準100選に選定された市町村の中で実際にカタログ類を収集出来た市町村を列挙すると下記になる。
今カタログ類を整理してみると合計22都市町村であった。特別枠が47件、100選が101件、準100選が116件なのでカタログ収集出来たのは全体の僅か8%強なのでちょっと寂しかった。
まず特別枠47件(世界遺産・古都保存制定都市)の内1件で奈良市から「こころの奈良」を入手した。
続いて100選からは101件の内16件入手した。
北から
1.東京都台東区から「にぎわいいきいきしたまち台東」
2.新潟県関川村から「えちごせきかわ四季紀行」
3.富山県高岡市から「タウンマップ高岡文化の森回廊万葉の森回廊」
4.石川県金沢市から「四季のめぐり逢いアート降る金沢」
5.岐阜県中津川市から「山紫水明の地中津川」
6.岐阜県名古屋市から「名古屋近世武家文化への誘い」
7.滋賀県近江八幡市から「歴史街道近江商人のまち近江八幡」
8.滋賀県東近江市から「うるおいとにぎわいのまちこころにごちそう東近江市」
9.大坂府富田林市から「富田林じないまち散策絵図」
10.岡山県倉敷市から「倉敷美観地区夜間景観照明」
11.広島県呉市から「海色の歴史回廊くれ」
12.福岡県北九州市から「門司港レトロ」
13.愛媛県内子町から「えひめ内子紀行」
14.佐賀県佐賀市から「佐賀城下ひなまつり」
15.大分県別府市から「べっぷ湯わく紀行」
16.沖縄県竹富町から「日本最南端大自然と文化の町ぱいぬ島ストーリー」
最後の準100選からは116件中5件しか入手できなかった。
やはり北から
1.千葉県我孫子市から「手賀沼のほとり心輝くまちあびこがおもしろい!」
2.山梨県甲斐市から「甲斐市家族で楽しむ優遊パラダイス」
3.長野県下諏訪町から「いで湯と街道と神々のふるさと信州下諏訪」
4.長野県飯田市から「南信州飯田心揺さぶられる感動の旅」
5.滋賀県長岡京市から「自然と歴史のロマン街道長岡京市」
以上で紹介を終わる。
・・・
20070310>>>修正確定申告とハローワーク
先週YSPS研究所としてのH18年度の確定申告を済ませたことを記載したが今週の初めに松田町福祉課から連絡が入り、お袋の障害者控除申請が認められ扶養控除と合わせて確定申告の修正を3/6に再申請してきた。
やれやれなかなかこの様な書類は完成までいろいろあるものだ。
さてその足で町役場の直ぐ隣にあるハローワークに足を運び、YSPS研究所としての資金調達が可能か最近の求職状況をパソコンで検索してみた。
丁度1年前の3/1にYSPS研究所が正式に発足したわけであるが、それまでに受給していた失業保険受領に通っていた頃が懐かしく思い出された。
その折に求人検索していた気分とは又違った形で情報を収集した。
その結果週に2-3日ならちょっとアルバイト気分でパートをやってみようと考え付いた。
今週3日かけてじっくりと求人検索をハローワークで行い、その結果本日午後から面接を受ける所まで漕ぎ着けた。
履歴書も35年ぶりに記載した気がする。
顔写真を貼っていよいよその成果が試される日だ。
結果は又来週のお楽しみ!
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20070317>>>ハローワーク結果1
先週のブログでハローワークを経過してパートをYSPS研究所としての収入源にしたいことを述べたが、3/10の面接についての詳細を「なんアラ」ブログの3/11に記載したので一部を紹介する。
<「なんアラ」3/11ブログより転載>
求職希望先はYSPS研究所からバイクで約20分の所にある足柄上郡中井町の物流業社である。
所で20社もの求人票からなぜAD社を選択したかと言うと
1.仕事の内容が「パソコン入力業務・メール返信業務」の記載。
2.労働日数が週に3日以上の記載。
3.就業時間が朝、昼、晩の各4時間ごとに分かれていて選択できる。
4.所在地が比較的近い。
以上の理由からこのAD社に決めた訳である。
さていよいよ面接の場面。
面接担当者は実は社長本人の予定で有ったが、丁度不在で専務(?)のYOさんと約20分緊張の面接を実施した。
特にいろいろ考えていったわけでは無いが、質疑応答は比較的スムーズに進行した。
話はいきなりスノボから始まり、陸上競技などのスポーツの話題や親父の仕事ぶりを受け継いでいる話を経由して、FF時代の仕事内容、そして希望の事務作業内容、最後はAD社での営業活動の可能性まで発展した。
満足してAD社を後にした。
求職合否の回答は郵便で3/17までに送られてくるとのことで、又ちょっと期待と不安の1週間を過ごすことになる。<<<
以上であり、一週間待ったがまだ返事が届いていない。
期限は今日なのでいよいよドキドキである。
その楽しみ(苦しみ?)の結果は来週のブログまで先延ばしとなった。
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20070324>>>ハローワーク結果2
YSPS研究所活動のパート部門として始めたハローワークでの検索・面接はいよいよ第二ラウンドに入った。
先週のべたAD社は結局不採用との結果となった。
詳細は「なんアラ」ブログ3/20を参照願いたい。
結局下記条件にスイッチして新たに2箇所の面接を実施した。
1.仕事の内容が現時点でも持ち続けている大型免許が活用できる職種。
2.労働日数が週に2-3日の記載。
3.就業時間が朝早くてもOK。
4.所在地が比較的近い。
結果は
1件目がYSPS研究所(自宅)からバイクで15分程度の所にあるゴルフ場だ。こちらは26人乗り用のマイクロバスでゴルフ場と小田急沿線駅とのピストン運転となる。面接の印象とドライバーに要求される内容で双方共に折り合わずお互いにNGの形となった、
2件目は秦野駅近くにある高齢者マンション居住者の送迎でこちらは中型バス(46人乗り用)で担当者との面接の印象も良く、その後の何度かの電話のやり取りで昨日最終的に3/26に現場で実際に実車して採用を決定するがほぼ内定の状態まで漕ぎ着けた印象である。
さて次週のブログはどんな内容になっているやら!!!
・・・
20070331>>>ハローワーク結果3
YSPS研究所活動のパート部門として始めたハローワークでの検索・面接第二ラウンドも終わってみれば両方とも結局不採用との結果となってしまった。
詳細は「なんアラ」ブログ3/23&27を参照願いたい。
でもどちらの面接・実技試験共に得る所はとても多くあったと信じている。
何らかの形で忘れない内に残しておきたいと思っている。
そして今週は性懲りなくハローワーク第三ラウンドに突入していった。
求職条件は以前の二つのラウンドと大きく変わらないが職種をがらりと変更した。
下記である。
1.仕事の内容を家庭教師・塾講師に限定した。
2.労働日数が週に2-3日の記載。
3.就業時間には拘らない。
4.所在地が比較的近い。
早速反応があって近辺での家庭教師に関して約1週間返事を待つ事になった。
さて次週のブログはどんな内容になっているか今度こそ三度目の正直を信じたい。
・・・
20070407>>>ハローワーク(その4)
YSPS研究所活動のパート部門として始めているハローワーク第三ラウンド。
先週の家庭教師2件は敢え無く沈没。
この1週間も徒労に終わった。
予備校の非常勤講師を加え、場所も横浜・川崎・東京まで守備範囲を広げて検索すると一挙に一桁数が増えた。
そして昨日ハローワークで2件の紹介状を貰った。
2件共東京の新宿及び代々木に本社を置く会社だ。
いずれも履歴書・職務経歴書を郵送しての書類選考から始まる。
本日ポストに投函する予定だ。
この段階はクリアーしないと話にならない。
さてさて来週のブログはどうなっていることやら・・・・・。
・・・
20070414>>>ハローワークその後と特任教授職
先週の「YSPS研究所」ブログでハローワークその4として先月いろいろアプローチしたパート求職の第3ラウンドを開始したことを述べたが、昨日予備校の非常勤講師職の人事担当者から電話で不採用との連絡が入った。
もう一つの家庭教師職の方はまだ返答は無いがやはり難しそうと判断せざるを得ない。
又来週ハローワークに行って地道に活動を継続するつもりだ。
さて今週のビッグニュースは京都工芸繊維大学複合材料長期耐久性評価研究センター特任教授の委嘱依頼が正式に到着してその承諾書を返送したことだ。
これで正式に「委嘱期間がH19.4.11-H20.3.31」
担当内容が「写真の修復・保存技術から複合材料の長期寿命化への貢献」
でスタートすることになった。
具体的には担当教授のYFさんとの話し合いによって決定される。
YSPS研究所としてまずは目出度いことだ。
・・・
20070421>>>「なんアラ」仙台講演会前後の予定とYSPS研究所
YSPS研究所のタスクの大きな位置を占める「なんアラ」出版活動も回を重ねて通巻6号の出版が予定より約半月早まり今週初めに実施の運びとなった。
発行部数は700冊で今後も通算10号までこのペースを守っていくつもりである。
さてその出版のひと月後に計画されている出版記念講演会も同じく回を重ねて今度の5/27仙台講演会で通算6回目となる。
現在参加者の最終調整の段階であるが予定の15名を確保するための努力を行っている。
今回は並行してどうしても参加できない方々から従来の欠席者メッセージとは別に実際に何名かの方々には直接お会いしてお一人5-10分程度のビデオ撮影を行いそれを講演会で御紹介する新しい試みに挑戦しようと目論んでいる。
何でも新規なことはいろいろ困難を極めるが出来上がりの楽しみは倍になって戻ってくると信じている。
さてYSPS研究所としての今後の活動の糧とするために従来も実施してきたが今回の仙台講演会前後でもその土地の方々と一人でも多く懇親を深めたいと考えている。
今回は僅か3泊4日ではあるが東北地方6県全てを廻る計画である。
具体的には初日が福島・山形県、二日目が宮城県、三日目が青森・秋田・岩手県、最終日が再び宮城・山形・福島県を廻って神奈川の自宅に戻る予定である。
詳細は来週以降のブログで又紹介する。
・・・
20070428>>>新年度を向かえての環境変化とYSPS研究所
4月からの新年度がスタートして転勤の知らせや組織改造の知らせが相次いでいる。
下記は昨日メールを戴いたKSさんへの返信メールの一部である。
YSPS研究所として実施している「なんアラ」出版活動を含めてYSPS研究所としての活動の抱負を語っているので紹介する。
<以下本日20070428YSメール>
私の周辺でも企業だけでなくご本人の変革の激しさに戸惑いを隠せないケースが多々あります。
今後もこの様な環境の中で文化財保存を考えていかざるを得ないと思っていますし、YSPS研究所としても微力ながらお手伝いさせて頂きたいと考えております。
「なんアラ」発刊以外の最近の活動としては、古都保存協会主催の講演会やトンボの眼主催の講演会に積極的に参加しております。
又個人的活動としてのトピックスはこの二ヶ月でハローワーク通いを十数回行って「なんアラ」発行継続のための資金的サポートを実施中ですが未だ適当な職種に出会っておりません。
「なんアラ」出版は現在通巻6号で来年10/末には通巻9号を発刊し、その記念講演会を2008/11に奈良県橿原市で開催予定です。
その折にはKSさんにもエッセイ再登場願い、講演会にも是非ご参加下さい。
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「YSPS研究所」2006010~12まとめ(20070801転記)

2007-08-01 08:10:48 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログの前月まとめの日とします。
以下2006年10~12月のまとめ13件
・・・・・・・・・・・・・
20061007>>>学会誌掲載「私の写真史」に対する返信メール
7/8及び7/15の「YSPS研究所」ブログで写真学会誌8月号掲載の「私の写真史」のさわりを紹介した。
先日よりそのPDF原稿を親しい人にメール送付して御意見を戴いている。
本日のブログはその中から何件か取り上げて「YSPS研究所」が今後タスクとしてやっていかなければならない項目の参考としたい。
掲載内容は特に御本人の了解を取っている訳ではないが、問題となるような内容は割愛し、支障の無い範囲で部分掲載しているので御了承願いたい。
<20060916SSさん>
今、アナログ画像の保存を重視しなければならない現実は、これまでの重要な資料
の保護には欠かせない問題であり、私の職場でも日々頭を悩ましていますので、YSさんの主張は大変によく理解できます。YSさんには、画像保存の専門家としてこれからもご指導願うことになろうかと思います。
<20060917RKさん>
アナログ保存は、果てもみえない、みんなに共通の大きな問題であると感じております。先日は、アメリカでアナログ保存の極致とも言える古代の地層をみてきました。本当の駆け足で、遠くから、その威容を感じただけですが。
<20060918HIさん>
従来掲載の「私の写真史」は、毎回目を通していますが、私なりの基準で、「個人の写真キャリアを自分用に記録した自分史」と、「個人の写真キャリアの中で読者の参考になる経験を綴った記録史」という2つのカテゴリに分けており、前者は多分に著者の自己満足であってあまり役に立たないので、読み流し、後者をよく読みました。そのような背景の持ち主の私にとって、貴殿の「写真史」は、後者の部類であり、したがって精読しました。私の印象に残ったのは、自己をよく見つめてひたすらに粘り強く、自己実現に努めてきた姿勢、そしてそのためにはわずかな手がかりもつかんでみるがめつさでした。程度の差はあるが、私の生き方とオーバーラップさせながら、共感的に読みました。
<20060918ATさん>
写真学会誌の記事は、学会誌で興味深く読ませていただきました。漠然と抱かせていただいたYSさんというイメージが、それ程ずれていないことが分かりました。 失礼ながら私には「YSさん=快速列車」というイメージがありました。ポイントとなる駅に止まりながらもできる限り早く目的地を目指す、というイメージです。学会誌の記事を読んで、やはりそうだったか、と感じました。それにしても画像保存に30年、というのはお疲れ様でした。と同時に、それだけ打ち込める対象を持てた、というのは会社のしがらみに惑わされている当方にとって、うらやましい限りです。私個人としては、画像保存に関する興味はつきませんし、写真文化を守って行く義務があると考えています。何とか個人として続けられることは続けて行きたいと考えております。YSPS研究所でお手伝いできることがありましたら、お声をかけて下さい。
<20060920ACさん>
NHKをはじめとする放送業界は、今、デジタル化に向けまっしぐらです。(好むと好まざるとに関わらず、国策ですので従うしかありません)そうした中で、YSさんの「なぜ、今アナログ保存なのか?」という問いかけは、逆に新鮮に感じます。デジタルとアナログのそれぞれのよさを活かして、適材適所に活用していけば良いのに、今の風潮はすべて「デジタル命」のような感じですね。
<20060921KHさん>
写真分野と出版分野の共通点のご指摘に共感いたしました。アナログとデジタルの棲み分けの問題は、最近デジタル化やデータベース化などを担当している身としてよく考えさせられる場に直面しております。やはり歴史研究者の中には、まだまだデジタル化とアナログとの棲み分けを理解されていない方も多い印象があります。私は歴史研究の立場で、今後この棲み分けを考えて、実践していくことが必要だと自己認識しております。
<20060924YMさん>
YSさんの定年を見通したテストを話を見て、あのころ出していた十数年先まである(30年だったような気がしますが)実験伝票を思い出しました。はんぱじゃないなとは当時思っていましたが、こうやって蓄積されてきた事実を思い返せば、この仕事は好きで執念深くないとできないなと、感嘆する次第です。事実は最強の武器であると同時に、何があっても妥協せずに相手を説得し続けてきた、あのころのYSさんの姿勢が思い出され、生きていく中で何が大事かと言う仕事を越えたものを感じさせてくれ、いい人に巡り会えたなと思っています。定年後はこうしたいと言うことも当時から聞いていましたが、そのような姿勢も大いに勉強させてもらいたいです。ともあれますます元気でご活躍の様子、何よりです。自分のことようでうれしい限りです。
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20061014>>>「YSPS研究所」としての「京都講演会」成果
10/11-12の1泊2日で京都に出かけていた。
その中で「YSPS研究所」としての成果を述べたい。
10/11
京都市内で「コロタイプ印刷」の製造販売を一手に引き受けている日本で唯一の企業である「便利堂」のOYさんと約1時間対話を試みた。
毎年2回「コロタイプ技術の保存と印刷文化を考える会」を開催されていて、今度の11/24に東京文化財研究所で6回目の研究会を開催予定とのことであった。
OYさんとは写真学会・マテリアルライフ学会・文化財関連全てに絡むお付き合いを続けている。更には「なんアラ」出版にも参画いただいている。
今回の1時間では「YSPS研究所」のコンサルタント業務としての提携の可能性打診が主目的であったがそれに関連する進展は無かった。
むしろ「コロタイプ技術研究会」の今後の向う方向をもう少し保存技術を科学的に解明するアプローチに力を注ぐべきとの意見を述べて今回は終了した。
続く京都工芸繊維大ベンチャーラボでの「複合材料長期耐久性評価研究センター講演会」(副題は耐久性を機械の観点から、化学の観点から考える)で、私が「文化財保存を意識した長期写真耐久性評価」のタイトルで1時間講演を行った。
私の講演の前に同大学名誉教授のMIさんが「プラスチックスの長期耐久性評価法の一考察」のタイトルで話され、参加者約40名の質疑応答も熱が入っていた。
私の講演はちょっと場違いの感もしたが、続いて行われた懇親会も含めると広い意味での耐久性に多くの方が関心を持たれていることが良く理解できた。
特に1800年前の生脳発見から現在の保存方法、超耐久性保存方法、文化財保存の現状、保存性とベンチャービジネスとの関連など多くの意見交換が出来て「YSPS研究所」としても大きな成果が有った半日であった。
この講演会を主催され、今年4月に同大学の教授として着任されたYFさんは同大学の「教育研究プロジェクトセンター」の中の10個のセンターの一つをセンター長として持たれていて、翌日のYFさんとの会話の中でYFさんから私の特任教授としての可能性打診を戴き今後の「YSPS研究所」としてのステイタス高揚に大いに役立つと期待している。
10/12
翌日は先程述べた今後のYFさんとのお付き合いの具体的進め方の話をしてYF教授室を後にした。
もう一件京都市伏見区にある高校時代の同窓生KOさんを尋ねた。
KOさんは営業肌一筋に勤めてこられ現在30を越えるテナント全体を管轄している営業総務取締役の任に就かれていて、忙しい日々を送っておられる。
今回はどちらかと言うと学会とは一線を画した商売として「YSPS研究所」活動に役立てる話しが貰えるのではとの気持ちから対話をしたが、短い時間ではあったが「なんアラ」出版事業のスポンサーの可能性も含めて今後の展開が期待できる予感が持てた。
以上実り多い2日間であった。
・・・
20061021>>>YSPS研究所本格稼動10>>税理士による個別指導2
7/2の「YSPS研究所」ブログで最初にお願いした税理士HMさんとの「個人事業における記帳指導」の成果を述べた。
そしてその2回目の個別指導に関してHMさんの体調回復を待って次回開催することを9/30のブログで述べた。
その2回目の個別指導が昨日ようやく実現した。
まだHMさんの体調回復は万全でなく大変申し訳なかったが、9/30ブログで記載した次の項目に関しては充分理解できる範囲での成果が昨日の話し合いで出来たと思っている。
1.まず投資金の扱いに関しては当方の考えどおり、事業主借の形の事業資産として記帳することで合意した。
2.次に在庫管理の棚卸しの仕方は実際は年末になるが、「なんアラ」本の在庫、ハガキプリントセットの在庫、シールプリントセットの在庫数及びその原価計算の方法を明確にすることで理解した。
3.次に個人書店及びセブンイレブンにおける委託販売の対応については実際にお金が動いた時点での金額で売り上げ計上することで合意できた。
4.更に謹呈本の扱いは金銭が動かないので、在庫管理の棚卸し段階で帳尻を明確にすることで実施する予定である。
5.最後にスポンサー前払いの扱いはその時点で金銭が動いているので売り上げ計上することにした。
以上が事前に予定していた質問事項であったが、昨日その場で疑問になったことを含めて追加は以下となった。
6.事業主報酬の考え方はちょっと会社方式に対してまだ理解出来ないでペンディングとなった。
7.不明になっている在庫についてはその処理は理解できた。
8.個人事業としてのバランスシートとYS個人としての確定申告の違いについてはまだ実感が無いので次回(来年1月中旬)に具体的に話し合うことで合意した。
9.予定通り次回と次々回(2/中旬)で確定申告に向って最終調整をお願いすることで個別指導を終えるつもりである。
以上今回もHMさんのお陰でかなり納得しながら記帳が進めていける自信がついた。
・・・
20061028>>>YSPS研究所本格稼動11>>大阪・奈良出張と「YSPS研究所」
10/25-27の2泊3日で大阪・奈良に出張して、いろんな活動を行ってきたが、その中で「YSPS研究所」としての部分を取り出して記述したい。
10/25
エル大阪で行われた色材協会関西支部主催の色材講演会「微粒子技術の最前線」で、5件中3番目に「写真プリント系微粒子材料の文化財的長期安定性評価方法」のタイトルで講演した。
聴衆は約30名で、他の4件とは若干異質な内容であったが微粒子の安定性とひの特徴が絡む特異性と言う共通点で議論がかみ合ったと考えている。
YSPS研究所としての宣伝効果は充分得られた。
同時に明治大宮腰教授の「ナノ漆」は文化財保存の観点から非常に興味の持てる内容であった。
10/26
この日は高校同窓生MSさんと橿原神宮でYSPS研究所のタスクと将来の方向について話し、「なんアラ」通巻5号を謹呈して今後の出版活動に対して協力を要請した。
10/27
大学の同窓生KYさん夫妻と35年ぶりに会って友好を暖めると共に上記と同様に、、「なんアラ」通巻5号を謹呈して今後の協力を要請した。
続いて奈良市写真美術館のKSさんと会い、現在実施されている「相田みつを・入江泰吉:書と写真の世界」を鑑賞した後YSPS研究所のタスクである地球規模での文化財保存について議論した。
この相田・入江のコラボは「なんアラ」にも非常に近い位置づけでとても議論にも熱が入った。
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20061104>>>YSPS研究所本格稼動12>>画保セミナーでの活動
11/2に恵比寿の東京都写真美術館で日本写真学会・画像保存研究会主催のH18年度「画像保存セミナー」が開催された。
一時期開催場所が東京工芸大中野キャンパスに移動した時もあったが是非この場所で定着して欲しいものである。
YSPS研究所活動の一環としての参加であるのでそれに関連する内容をピックアップして述べてみたい。
最初のジョージイーストマンハウス国際写真博物館マーク・オスターマン氏の話は写真の保存修復に関する歴史的技法の研究と実践の具体的解説でこの分野の人に取っては大変有意義な内容となったであろう。
次の3件(東大史料編纂所谷昭佳氏、歴博勝田徹氏、奈文研井上直夫氏)の画像保存ケーススタディはアナログ・デジタル保存の併用社会での苦悩が滲み出ていた。特にこの3年間での激変における戸惑いが肌で感じられた。
福井県文化財調査センター本田達也氏、堀内カラー川瀬敏雄氏の福井豪雨での被災写真原板救済は生々しく天災に対する人間の無力さが伝わってきた。
国会図書館木目沢司氏、NHK小納谷雅明氏のデジタル画像保存の話はデジタル活用・アナログ保存を強く印象付けるものであった。
全体でYSPS研究所のタスクを意識した立場からの質問を2件行ったが、特に今後大規模レベルのみならず個人・小規模博物館/美術館におけるデジタル画像保存・活用は益々重要なポイントとなるのでこの画保研究会・セミナーを通してその方向のリーダーシップを取れる内容を持続できることを期待したい。
休憩時間・昼食・懇親会を通してYSPS研究所活動の現状を理解いただけるよう20人を超える多くの方々と話し合えたことは大いなる成果となった。
・・・
20061111>>>YSPS研究所本格稼動13>>来年度年賀状購入
来年度の年賀状が11/1から発売開始され、事前に650枚を予約しておいた。
昨日それを郵便局に取りに行った。
従来は400枚だったので、今回のYSPS研究所としての250枚増加分を入れての数となる。
果たしてこの増加分250枚、YSPS研究所としての収入増加に繋がるかどうかは不透明だが、将来を見越しての投資額12500円也!
YSPS研究所名で領収書を発行してもらった。
これから半月ほどかけて従来の400名の住所名登録に加えて、新たに250名分をソフトに登録する作業が始まる。
これも結構大変な作業である。
丁度時期を同じくして、外の天候は雷雨でこの寒冷前線通過を境に山では雪が降り始めそうだ。
今年も後ひと月半、健康に留意して頑張ろう!
・・・
20061118>>>税理士TMさんに哀悼及び新税理士要請
YSPS研究所の経理の相談をさせて頂いていたTMさんが11/7に突然逝去された。
ここに謹んで哀悼の意を表すると共に御冥福を心からお祈りいたします。
TMさんは小田原税務署からの要請を受けて小田原税理士協会より派遣戴いたのが6/28のことだったからそれから僅か4ヶ月余りで亡くなられたことになる。
先日10/20に2回目の記帳指導を戴いただけに今でも信じられない気持ちである。無理をされてお越しいただいたのではとちょっと悔やまれる。
小田原税務署からは新しい税理士を派遣してくれるように税理士協会に依頼したとの電話連絡が有ったが、このような突然の状況なので引継ぎも全く出来ていないのが現状である。
今までの状況説明を行いたいので、早期に新税理士を派遣いただきたい旨要請をしておいた。
・・・
20061125>>>YSPS研究所本格稼動14>>「なんアラ」鳴門講演会とYSPS研究所
YSPS研究所のタスク5項目の内の重要な位置を占めている「なんアラ」出版活動。
一昨日の11/23無事、鳴門市民会館で通巻5号の出版記念講演会を終了した。
参加者は14名で、家族的な雰囲気で4時間半はあっという間に過ぎてしまった。
途中の懇親会ではバックナンバーを含めた「なんアラ」出版本を9冊、ハガキサイズイラストプリントセットを3冊、シールプリントセットを2冊購入願い、YSPS研究所としての資金面でも御協力いただいた。
この場を借りてお礼を申し上げたい。
又これから半年後となる「なんアラ」通巻6号の出版(2007/4/末)、仙台講演会(2007/5/27)に注力を注ぐことになる。
・・・
20061202>>>「YSPS研究所」のための新税理士さん派遣
11/18のブログで記載したが、3/1に正式発足した「YSPS研究所」経理をサポート戴いていたTMさんが先月お亡くなりになり、小田原税務署には新規税理士さんの派遣をお願いしていた。
数日前に小田原税理士協会よりお電話があり、来週12/8にこちらに来ていただけることが正式に決定した。
いずれにしても又振り出しに戻ることが煩わしいが、前日の12/7に青色申告のための説明会が税務署主催で実施され、それに出席するのでその結果とも合わせてこの難局を乗り切ろうと思っている。
・・・
20061209>>>青色決算説明会出席と新規税理士STさん
先週のこのブログで紹介したとおり、一昨日小田原税務署主催の青色決算説明会に出席した。
6月の新規青色記帳説明会と内容はかなり重複したが、出席者は前回の2倍以上の20名程度で確定申告時期が迫っていることが肌で感じられた。
内容はやはりかなり難解で出席者の何割が理解されたのか疑問を感じる。
約3時間に及ぶ説明はとても疲れたが無料でやってくれるのだから文句は言えない。
6月の説明会と合わせてかなりの知識過剰気味の感は否めない。
その翌日となる昨日、先日お亡くなりになったTMさんの後任と言うことで小田原税理士会からSTさんに来て頂き引継ぎを詳細に確認した。
STさんはTMさんより数歳年上だが、質問に対してはっきりと自分の意見を述べて戴けるのでとても好感が持てた。
収穫は従来から気持ちの中でモヤモヤしていた赤字決算に関すること、及びYSPS研究所個人事業分の経費計上に関することが明確になりスッキリした気分で約2時間の話し合いは終了した。
次回の1/末までに青色申告決算書の下書きをしてSTさんとの2回目の個人指導に向うことにした。
いずれにしても年末の棚卸しが最初の関門だ。
・・・
20061216>>>仙台方面出張とYSPS研究所
今年も後余すところ半月となった。
YSPS研究所としての正式事業発足は3/1なのでまだ1年にならないが、この「YSPS研究所」ブログは本年1月の最初の週から始めているので、年末で丁度1年となる。
今週の12/10-13で仙台方面にYSPS研究所として出張した。
つまり交通費などの経費はYSPS研究所から出費したことになる。
先週・先々週のブログで記載した青色申告記載もその線で実行中である。
さて今回の仙台方面出張でYSPS研究所としての成果を述べてみたい。
まず12/10の便利堂主催「コロタイプ印刷研究会」仙台フォーラムでは、文化財的長期Archivalに該当する講演・質疑が懇親会を含めて実施できてとても満足できるものであった。
特に懇親会では5名の方との名刺交換及び5分程度の挨拶を通してのYSPS研究所としての活動を認識していただいたことは有意義な時間となった。
もう一つの成果は大学における講義の可能性探索で、初日のSIさん所属の仙台・宮城大学、二日目にお会いしたYMさん所属の山形・東北芸術工科大学、そして三日目にお会いする予定で会談は実現しなかったがMMさん所属の米沢・山形大学について今後地道にフォローを実施していく予定である。
更に人脈の開拓によるYSPS研究所の活動範囲の拡大を図る行動は、初日の研究会とその後のSIさん、二日目の東北電子産業のお二人、エスペック仙台営業所TIさん、三日目のYMさんに加えて米沢のTKさん、HKさんと予想以上の多くの方々と交流が達成できたと喜んでいる。
今後この実績を是非アナログ人脈ネットワークとして確実なものにして行きたい。
・・・
20061223>>>名刺リストと年賀状
いよいよ今年も後1週間となった。
YSPS研究所として今年中にやらなければならないことは多い。
その一つに人脈のまとめがある。
人脈ネットワークはやはり名刺の整理から始まる。
今年も数多くの方々と名刺交換をした。
まずその数を今数えてみると103枚有った。
この中から新たに年賀状送付に加えたのは僅か6枚に過ぎない。
と言うことはほとんどが電子メールのやりとりで済ませていることが良く分かる。
数年前に比べる全くの様変わりである。
と言う訳で年賀状の数が減ったのかと言えばそうではなく、今回倍増となる650枚の年賀状を昨夜作製をやっと終えたところである。
つまり電子メールだけで済ませる関係のデジタル人脈ネッワークと年賀状を実際に手元に届けて人としての人脈を作って行きたいと思っているアナログ人脈ネットワークとは自ずと異なることを意味している。
勿論この両者でオーバーラップされている方々も多く居られるので一概には言えないが又どこかでその分布を調べてみると何か面白い結果が得られるかも知れない。
・・・
20061230>>>YSPS研究所設立1年目を振り返って!
いよいよ今年も残すところ後2日。
今年はYSPS研究所を3/1に設立した。
その2ヶ月前の1/8にこの「YSPS研究所」ブログを立ち上げ、実際のYSPS研究所設立前の状況を1週間に一度土曜日に継続して掲載してきた。
YSPS研究所設立後もこのブログは一度も休まずに週一度のペースを保ちながら本年末を無事迎えることが出来た。
ここで1年を振り返って見ようと思う。
YSPS研究所は小田原税務署にも正式に個人事業として3/9に正式に開業届けを出している。
その内容は
1.保存科学に関連するコンサルタント業務
2.保存科学に関連する本の出版業務
3.保存科学に関連する教育活動業務
である。
1のコンサルタント業務は主としてOS社の社員の方々に「保存性に関する評価一般」を延べ4回に亘り講演を行いその後質疑応答を実施した。
来年も継続して実施予定である。
2の本の出版活動は「なんアラ」通巻4&5号を4月、10月に発刊して、その翌月にあたる5/28と11/23にそれぞれ米子、鳴門で出版記念ミニ講演会を実施した。
3の教育活動は定例の東京工芸大で12/1に約100名の学生対象で「文化財を意識した保存性一般」の講義をしたのを始めとして、10/11に京都工繊大で、10/25に色材協会関西支部(大阪)で、5/25に技術情報協会(東京)でそれぞれ講演を行って「各種マテリアルの保存性概論」を流布した。
その他の活動として日本写真学会誌8月号に「私の写真史」としてFF社在職中の活動概要とYSPS研究所への流れを記述して掲載された。
以上の活動を個人事業として税理士さんの指導の下に来年度始めて青色確定申告をすべく準備中である。
現在出版物の棚卸し、YSPS研究所として使用した固定資産税配分、電気代・水道代の計算をして今年の締めくくりとしたい。
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「YSPS研究所」200608&9まとめ(20070801転記)

2007-08-01 08:09:22 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログの前月まとめの日とします。
以下2006年8&9月のまとめ9件
・・・・・・・・・・・・・
20060805>>>YSPS研究所本格稼動1>>建屋の地固め
先週のブログで、下記表明をした。
週末ごとにリニューアルしてきたこのブログの副題「YSPS研究所始動」も今回で20回目を迎えたので始動の文字は今回のブログで終了とし、次回からは本格稼動と改名して新たにスタートする予定である。
では早速と内容に入るつもりで有ったが、この一週間はYSPS研究所の建屋の地固めに時間を費やしたのでその話をまず最初にすることにした。
これはひと月前に遡る。
ここ数日の猛暑とはうって変わって梅雨空が続く日々であった。
玄関の扉を開けた家内が「噴水だ!」と叫んでいる。
行ってみると確かに上水道のメーター付近から水が噴出しているのだ。
猛暑の今なら見ただけで涼しげな感慨にふけられたが、その時は大雨の中だったので最初は鉄砲水と勘違いしたくらいだ。
市役所の水道課に電話したら半時間後には駆けつけてくれた。
原因は水道本管と家屋水道メーターとを繋ぐわずか数メートルの鉄管(約35年前に敷設された直径15mm程度の)が腐食して徐々に漏水しこの大雨で一度に噴出したらしい。
その日は応急措置で屋内給水には何ら支障は無かったが、水道メーターの前での漏水のため上水道管理(この地区は管理が上水道は秦野、下水道は松田に分かれている。)の秦野市役所のお役所仕事としては珍しく早急に本管接続変更工事をしたいとの要請が数日前に水道業者をつれてやってこられその翌日から大掛かりな工事が始まった。
自宅前の6メートル道路を通行止めとして、丸2日を要して昨日ようやく繋ぎ替えが終了した。
作業としてはまず6メートル道路のどの位置に本管が有るのかが不明でコンクリートを切削・掘り進みほぼ中央で地下1.5メートルで上水道本管を発見。同時に下水道・雨水・温泉(今は使用されていないが昔はこの配管がされているユニークな団地であった)・ガス配管の全ての位置が判明した。
まず本管から新規な接続配管を自宅前まで埋設する作業で1日。そして漏水している旧接続配管の本管元を再度掘削探し当てそれを元で止水する作業に1日。
昨日やっと終了し、現在は無事新規接続配管を経由した水が勢い良くYSPS研究所兼我家を流れているが、まだ最後の修復作業(玄関前の階段)が残っていて今朝の9時から始まる予定である。
これでやっとYSPS研究所の事実上の地固めが完了したことになる。
YSPS研究所のタスクの一つに地球規模の保存科学があるが、最初に地面の下に問題が隠れていたとはちょっと皮肉なスタートとなった。
いずれにしても文化財とは到底考えられないが、人間が生活していくうえで避けて通れないマテリアルの耐久性評価に関係する「保存科学」そのものであると考えている。
いずれYSPS研究所としても取り上げたいテーマの一つでもある。
最後に1枚大掛かりな作業風景を掲載してこの話を終了としたい。
・・・
20060812>>>YSPS研究所本格稼動2>>日経新聞からの活動ヒント
昨日の「なんでもアラカルト」ブログで一部取り上げたが、本来はこの「YSPS研究所」ブログの内容であるのでこちらで本格的に取り上げたい。
2006年8月10日日経夕刊の「記者手帳」と言うコラムで、森山真弓衆議員が日本の近現代を捉えた写真の保存活動に力を注いでおられるとの内容を見つけた。
これはYSPS研究所のタスク下記4&5に関連する内容である。
4.保存科学と言う共通項を情報保存・文化財保存の分野に広げ、学会(写真学会・マテリアルライフ学会など)で発表することにより、真の保存科学を見極める行動を展開する。
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
つまり森山氏の「日本写真保存センター(仮称)」を設立してテーマ・写真家毎に資料を整理し希望者に有料で貸し出すという構想に共感を持った訳である。
又森山氏はデジタルカメラ時代に敢えてフィルムカメラを使い撮影の緊張感の必要性を強調すると共にその撮影されたネガフィルムには歴史の記録と言う文化的な値打ちが有るとされている。
流石元文部大臣の言葉だけに重みがある。
このくだりにも大変共感できるものがあり、是非お会いして「YSPS研究所」が抱いている構想も入れた対談が実現できればと考えている。
具体的には首相官邸写真室のTKさんを通してのアプローチを考えているが、果たしてスムーズにことが運ぶだろうか?
まずは当たって砕けろ精神で行ってみよう!
この様な対談はあくまでも対等であることが必要で、こちらのお土産は過去に写真学会などで強調してきた数編の論文記事である。
後はいつ実行するかであるが、国会もいろいろあってタイミングを見つけにくいがまずはTKさんと電話で話してみよう!
・・・
20060819>>>YSPS研究所本格稼動3>>日経新聞からの活動ヒント2
先週自民党森山真弓衆議員の写真の保存活動に力を入れ、「日本写真保存センター(仮称)」設立構想を持っておられるとの日経記事を紹介したが、昨日のやはり日経夕刊に今度は「SPレコードの音楽や演説」をデジタル化して遺す民間活動の財政支援を政府・与党が考えているとの記事が掲載された。
僅か一週間の間に同類の内容の記事が日経に立て続けに掲載されるのも偶然では無いと理解できる。
つまりこのなんでもありの時代に人間は何を遺し、何を実行すべきなのかを真剣に考えていこうとする兆候であると理解したい。
上記二つの活動は決してYSPS研究所の活動と切り離せない、むしろ協調して進めて行きたい内容である。
規模の違いは承知の上で、YSPS研究所しか出来ないユニークさをたもちながら受け入れられるところは受け入れ、利用できるところは利用していきたいと願っている。
具体的に何をするかは先週述べた直接担当者との人としての会話が最も手っ取り早いと思っているが、この政局の変化の大きい波の中でタイミングが難しく少し考えをまとめてアプローチしたいと思っている。
・・・
20060826>>>YSPS研究所本格稼動4>>最近の読書からの示唆
先週・先先週と日経新聞から「YSPS研究所」活動に対するヒントを得たことを述べたが、今週は最近の読書からの活動ヒントを述べてみたい。
最近並行して3つの本を読んでいる。
河出書房新社・歴史の謎を探る会編「世界の三大宗教」
岩波書店・土屋賢二著「ツチヤ教授の哲学講義」
筑摩書房・野崎昭弘著「不完全性定理」
いずれもまだ読書は完了していない。
何か共通点が有るのかと言うと特に購入時は関連性は無かったように思う。
そしていずれもまだ読書中と言うほど難解でもページ数が多いわけでも無い。
ここ数日読んでいて感じるのは本の中で共通してプラトン・アリストテレス・デカルトと言った哲学者の名前が出てくることである。
「・・・哲学講義」や「・・・宗教」は題名から容易に想像できるが、「不完全性定理」からもほぼ読書中の同じ時期に同じ名前が登場したのにはちょっと驚いた。
しかしよく考えてみると哲学・宗教・数学は大きなくくりから考えるとジャンルは同じであって不思議ではない。
これらの読書からYSPS研究所のタスクの5番目に掲げている
保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
に大いに得る所があり、上記読書はYSPS研究所としての活動には大変参考になるし、この様な情報の収集とそれからの具体的活動への展開を進めて行くことを継続していきたい。
・・・
20060902>>>YSPS研究所本格稼動5>>読書の秋>五感の定義
YSPS研究所とはいったい何をする所なのか、そのタスクに関しては何度か過去のブログで紹介しているが、その5番目に
「保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。」が存在する。
9月に入り一度に秋が来た感がするが、秋といえば読書が一番に想像される。
YSPS研究所に関連する書物をここ数年何十冊と読んできたが、含蓄がある本の一つが本日紹介する一冊「感性の起源」である。
この本は2004年11月25日に中央公論新書から出版されたもので、著者は都甲潔さんである。
YSPS研究所が掲げる上記タスクの議論を8/30に偶然ではあるが我が町松田で約5時間に渡り元FFの先輩TSさんとイタリアンレストランで行ったことが切っ掛けである。
話題が「五感の定義」に至ったとき、約2年前に読んだ上記「感性の起源」を思い出しその話にのめり込んで行った。
五感の内、視覚・聴覚は最も我々人間が重視して発達させてきた感覚であるが、他の3つ触覚・嗅覚・味覚は果たして対等に考えられる位分かっているのであろうか?
この本の中で、最初の部分に「アメーバーの様な単細胞生物も感性を持つ」と言うショッキングなタイトルのくだりがある。
中身は我々人間とは逆に単細胞生物は視覚は無いが、味覚・嗅覚を発達させてエサに対して「近づく」、「逃げる」と言う行動だけでなく、「好き」「嫌い」「おいしい」と思う(であろう)感性が存在するというのである。
この様な話から何と2-3時間は議論が続いた。
最後の結論は出なかったが視覚・聴覚だけでなく、触覚・嗅覚・味覚も入れた五感を同時に感じられるイベントが出来ると楽しいなあと話しながら、実際に今行っている対談がそれに相当すると分かって笑ってしまった。
更には五感以外の感覚についてももっと感性を磨いて感じられれば良いなあと話し合いながら人間の業の深さに呆れてしまった。
本日は閑話でした。
・・・
20060909>>>YSPS研究所本格稼動6>>第二東名とYSPS研究所
YSPS研究所のタスクの中に
4.保存科学と言う共通項を情報保存・文化財保存の分野に広げ、学会(写真学会・マテリアルライフ学会など)で発表することにより、真の保存科学を見極める行動を展開する。
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
があるが、高速道路開発と「保存科学」とは切っても切れない関係にあると考えている。
なぜなら道路の新設時には必ず文化財発掘が絡んでくるし、以前にも話したかも知れないが鳥取県の青谷上寺地遺跡も山陰高速自動車道開発時に発見されたもので、この開発が無かったら1800年前の生の脳の発見は無かったことになる。
と言ったわけで、以前から第二東名には一般的に言う環境問題も含めて大変関心があり、約10年前に実施された環境アセスメント説明会にも積極的に参加してきた。その後神奈川県側での説明会はピタッと無くなったので静岡県側で既に進んでいる第二東名の神奈川県側建設は凍結されたものと思っていた。
突然先週の土曜日(9/2)に我が町松田で第二東名事業概要説明会が開かれたので何はさておきそれに参画して来たのでその様子と私見を述べたい。
内容は日本道路公団の民営化に伴い、この第二東名は中日本高速道路(NEXCO)が担当して開発を進め、静岡県側は6年後のH24年に完成、最後となる神奈川県側の西部地区はそれから更に8年遅れてH32年に完成する予定との概要説明があった。
約10年前の環境アセスから説明会が途絶えた理由を質問したが明確な回答は得られなかった。又環境アセスデータ(通常は有効期間が5年らしい)の有効性も議論されたが第二東名としては建設が継続されているので、神奈川県側のデータも13年前になるが有効であるとの見解であった。
大きなくくりからするとこの第二東名の必要性は賛否両論があり、必要悪と言ったところで痛み分けの感がある。
東海地震等の非常時に有効との方向に持っていかれるとちょっと違和感があるが流れとしては仕方が無いことかも知れない。
それよりは「保存科学」としての遺物発掘が気になるが、神奈川県側は80%近くがトンネルでその場合の遺物発見はどのように扱われるのかちょっと不安が残る。
いずれにしても少し勉強をする必要が有りそうである。
・・・
20060916>>>YSPS研究所本格稼動7>>コンサルタント業務と健康管理
YSPS研究所のタスクのトップは
1.保存科学に関連する種々のコンサルタント業務を実施する。
を掲げている。
このコンサルタントはどのあたりまでを含めるのかは難しいが、
実行動としては大学、学会、企業で「保存科学」に関する講義・講演を実施し、その見返りとしてYSPS研究所の収入の部分を確保することになる。
実際来月は関西で2件(10/11京都工繊大・10/25色材協会関西支部)の決定に続いて、10/18にはOSでの企業コンサルタントとしての今年第4回目となる講演会を実施することが決定した。
11/2のセミナー参加(こちらは支出になるが・・・)や12/1の東京工芸大での講義も決定しており、まさしく勉学の秋と言ったところだ。
所でこの様な活動を継続するためにも健康管理が最も大切であることには違いない。
そこで9/13&14の両日この付近の市町が主催している「保健医療セミナー」の4つの講演に参加してきた。
タイトルは
1.「メタボリックシンドローム」とは何ですか?
2.「しびれ」でお困りでないですか?
3.家族を過労死させないために
4.増えてきた軽症うつ病
どれも身につまされる内容で、何件か質問もさせてもらい有意義な2日間であった。
・・・
20060923>>>YSPS研究所本格稼動8>>資金投資
YSPS研究所が設立されたのが、今年3/1。
それに先立ち「YSPS研究所」ブログを立ち上げたのが今年1/8。
いずれにしても半年以上が経過している。
やはり資金面、とくに収益が気になってくる時期だ。
この時期にYSPS研究所にYMさんより投資の打診があり、快く了承した。
経理面での扱いは又税理士との相談としたいが、いずれにしてもありがたいことである。
・・・
20060930>>>YSPS研究所本格稼動9>>税理士との打合せ?
YSPS研究所の活動としての財政面での運営サポートのために小田原税務署経由で小田原税理士会から派遣戴いたHMさんから記帳指導を戴いている。
1回目を6/28に実施し、2回目を9月に実施予定であった。
所がHMさんが2ヶ月あまり入院されていて連絡がつかず、昨日やっと税務署からの連絡で本日退院とのことであった。
種々お聞きしたいことがあって、HMさんからの連絡を待って以下の項目を話し合う予定にしている。
1.投資金の扱い
2.在庫管理の仕方
3.セブンイレブン委託販売の対応
4.謹呈本の扱い
5.スポンサー前払いの扱い
などである。
いずれにしても始めて出くわすことばかりで戸惑っている。
HMさんの回復が待たれる。
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「YSPS研究所」200606&7まとめ(20070801転記)

2007-08-01 08:07:59 | Weblog
月初めはこの「YSPS研究所」ブログのまとめの日とします。
以下2006年6&7月のまとめ9件
・・・・・・・・・・・・・
20060603>>>YSPS研究所始動12>>保存科学研究に関する協調
先週のブログで京都講演会に関して述べたが、その折に現在京都工芸繊維大学在籍のYFさんと半年振りにお会いしていろいろ旧友を暖めた。
その折に本日のテーマである「保存科学研究に関する協調」の話が持ち上がった。
つまり大学で上記テーマに関しての共同研究およびセミナー講師の提案であった。
昨日それに関して具体的な話がメールされてきた。
内容は当大学で複合材料長期耐久性評価研究センターを開設し、その記念イブニングセミナーを開催するとのこと
協賛はマテリアルライフ学会関西支部、関西FRPフォーラム、強化プラスチック協会耐食部会(予定)であり、詳細は下記のごとくである。
日時:2006.6.16(金) 17:00~19:00
場所:京都工芸繊維大学 ベンチャーラボ 1階ラウンジ
費用:無料 (但しビール代カンパとして1000円徴収)
テーマ:長期使用GFRPの劣化事例とセンターの構想
2006.6.1より京都工芸繊維大学にて複合材料長期耐久性評価研究センターが開設されることになりました。開設にあたり、取り組み内容のご説明および皆様方のご意見をお聞かせいただき今後の運営の参考にさせていただきたいと考えます。
今回は別件も有り出席を見送らせてもらったが、YFさんとはYSPS研究所として今後親密にお付き合い戴くべき相手であることを再認識した。
又YFさんは「なんでもアラカルト」通巻2号の執筆者・通巻3号講演会出席者であり、大学での講義が実現すると「文化財的Archival教育」とも関連して3つのブログ共通して切っても切れない関係に有る方となる。
今後とも宜しくお付き合い願いたい。
・・・・・・・・・・・・・・
20060610>>>YSPS研究所始動13>>新規青色記帳説明会
昨日「なんでもアラカルト」のブログで一部紹介したが、この「新規青色記帳説明会」はYSPS研究所の課題であるので本日ここで詳細な報告をしたい。
4/22のブログで、会計ソフトを購入したことと、3/9に小田原税務署に申請した簡易簿記申請から複式簿記申請に変更することを記載した。
一昨日の6/8に小田原税務署のほうから南足柄商工会議所に出向いてきて個人事業対象者向けに説明会が有った。
上記4/22の変化点に関しての更なる知識取得、Q&Aを目的として説明会に望んだ。
会計ソフトに関しては実際に使用しているこのパソコンを持参して具体的な疑問点を投げかけてそれに対する回答をその場で得られたことは大変助かった。
又コンサルタント業務と出版事業の繋がりを税務署に説明してある程度の理解を求めたが、今後年末の段階で備考欄にその繋がりの内容を具体的に記載することを勧められた。
税理士の方からは簡易簿記から複式簿記に変更することのメリットなどを確認すると共に、税務署からのアンケート申請で要求した「個別指導」を今後具体的に進めて行くことを確認できたことは大きな成果であった。
・・・・・・・・・・・・・・・
20060617>>>YSPS研究所始動14>>学会誌執筆記事構想
日本写真学会誌の8月号に掲載予定の「私の写真史」執筆依頼を受けている。
原稿締め切りは7/5である。
そろそろ構想を練って執筆に取り掛からなければならない。
この原稿はYSPS研究所として対外的に出て行く最初の公式文書と考えている。
今のところプロローグでは私が写真と出合った最初のエピソードを入れるつもりだ。つまり親父から譲り受けた最初のカメラについてである。
本文はまずFF社に就職後なぜ「写真保存」の分野に足を踏み入れたのか?その切っ掛けは何だったのかを振り返ってみたい。
そして30年近く「写真保存」一筋で会社内は勿論、日本写真学会・マテリアルライフ学会・文化財関連研究会の分野を駆け抜けた実情を詳細に話したい。
その間並行して「写真分野と出版分野の共通した問題点」を考え続けて来た理由と現在に至る実情を述べる。
最後にエピローグとしてこの「私の写真史」とYSPS研究所がどのように繋がっていくのかを述べて締めくくりたい。
まあ以上のような構想を現時点で抱いているが、どの様な報告文となるか執筆者本人にもまだ分かってはいない。
乞うご期待である!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・
20060624>>>YSPS研究所始動15>>学会誌執筆記事進行中
先週に続いて学会誌投稿文進行中なので途中経過を・・・・。
まだあらすじだけだが・・!
日本写真学会誌「私の写真史」
「なぜ今アナログ保存なのか?」
写真はどこから来て、どこに行こうとしているのか?
写真は今どこにあって、これからどこに残って行くのか?
写真はどんな環境に存在していて、今後どのように変化していくのか?
1.プロローグでは私が写真と出合った最初のエピソードを入れるつもりだ。つまり親父から譲り受けた最初のカメラについてである。ミノルタ製レンズシャッター式コンパクトカメラ
ブリキ製幻灯機
最初のカラー写真
一眼レフフジカST801.初の1/2000秒
ミノルタアルファー7000
2.本文はまずFF社に1971年就職後なぜ「写真保存」の分野に足を踏み入れたのか?その切っ掛けは何だったのかを振り返ってみたい。
1974-1976のカラーレントゲンプロジェクト
3.そして30年近く「写真保存」一筋で会社内は勿論、日本写真学会・マテリアルライフ学会・文化財関連研究会の分野を駆け抜けた実情を詳細に話したい。
1980年アメリカ、1984年カナダでの海外発表
光堅牢性評価法確立のための屋外写真市場調査
一般ユーザー暗保存性評価法確立のための写真保管市場調査
4.その間並行して「写真分野と出版分野の共通した問題点」を考え続けて来た理由と現在に至る実情を述べる。
1996年、「写真の保存・展示・修復」編集委員と出版会社との仲介役、1000冊完売
2003年、500冊増刷
2002-2004年で「写真と文化財の関係」特集担当編集委員
5.最後にエピローグとしてこの「私の写真史」とYSPS研究所がどのように繋がっていくのかを述べて締めくくりたい。
「なんでもアラカルト」企画・編集・出版構想、通巻10号まで!
「なんでもアラカルト」出版記念講演会構想、国内10都道府県巡回
「アナログ保存とデジタル活用」の概念確立へ
YSPS研究所設立と夢の達成へ
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20060702>>>YSPS研究所始動16>>税理士による個別指導1
先月6/10のブログで記載した小田原税務署からの通知で新規青色申告のための記帳指導を個別に実施してもらうことが決まり、6/28に南足柄市の税理士TMさんに初めて自宅を訪問願った。
3/1にスタートしたYSPS研究所の今までの流れをざっと説明して、コンサルタント業務と出版事業の関連性をまず理解願った。
その後パソコンに順次記載している内容に関して個々にチェックをしてもらいアドバイスを受けた。
ポイントは3月度の立ち上げ時の集中記載に問題が無いか?資本金などの事業主借の処置の仕方を当日のメインとして、「なんでもアラカルト」の本を謹呈した場合と執筆者への執筆料として相殺した場合に原価で売り上げそれを事業主が事業必要経費として使用したことで帳簿記載をしてみるようにアドバイスを貰った。
このパターンの数はかなりあるので、次回の9月までにテスト記載をしてそれのチェックを受けることで合意した。
又個別指導は今回を含めて合計4回(後次回9月、年末、確定申告前)受けることで了解願った。
いよいよ経営的にも本格的にスタートした感じである。
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20060708>>>YSPS研究所始動17>>学会誌執筆記事完成
先日より執筆活動を続けていた日本写真学会用記事「私の写真史」が完成し、学会に提出した。
その中で最初のプロローグを下記に記載する。
「私の写真史」YSPS研究所
「なぜ今アナログ保存なのか?」
「写真はどこから来て、どこに行こうとしているのか?」
「写真はどんな環境に存在していて、今後どのように変化していくのか?」
1.プロローグ(私とカメラ・写真感材との関係)
私が写真と最初に出合ったのは親父から見せられた戦時中の生々しい白黒写真だろうか?それはロバート・キャパの有名なノルマンディ海岸での写真を思い起こさせる。  それから次に大きく記憶として残っているのはやはり親父からのもので、まだ小学生の高学年の頃だろうか自分の宝物とも思える最初のカメラを親父から譲り受けた時である。それはミノルタ製レンズシャッター式コンパクトカメラでこの「私の写真史」にはイントロとして是非その姿を紹介したいと思い家捜ししたが見当たらなかった。数度にわたる引越し時に失くしたものと思われる。次に印象的なのはそのコンパクトカメラで最初にカラー写真を撮ったときである。それはもう大学生活も後半の1968年頃と記憶しているがこちらも最初のカラー写真の現物は見当たらなかった。
それでは明確に手に出来る形で残っている最初はカメラでは1971年に富士フイルム入社後最初に大枚を叩いて購入した一眼レフフジカST801(写真1)で日本(否世界?)初の1/2000秒シャッターを持ち合わせていた。これで噴水やジェットコースターなどの写真を撮って自慢していたことが昨日のように思い出される。
カラー写真ではそれより少し前の(従ってカメラはミノルタコンパクトカメラ)1970年に四国で撮影したものでプリントが同年3月21日、ネガフィルムが同年9月6日が最も古いもの(写真2)であることが今回の調査で判明した。いずれも若干の退色やカビに侵食されてはいるものの当時を思い起こすには充分な資料である。このときフィルムに撮影されてプリントされている女性が現在の家内であることはまだ富士フイルムへの入社前であるだけに感慨深いものがある。
そして富士フイルムが一眼レフから撤退して修理部品もなくなった時点で、ミノルタα303si(写真3)を購入し現在もアナログ写真はこれで撮り続けている。そのコニカミノルタもカメラ部門から撤退してこの先の部品在庫も含めていつまで撮り続けられるか不安である。
もう一つの「私の写真史」としての趣味の流れは動画である。かなり早い時期から8ミリフィルム(フジカシングルエイト)を愛用していて、今その編集したフィルムを取り出してみたがリーダーテープ(何故かTACベース)は変色・カーリングをおこしているものの中身のフィルム(PETベース)は問題なく残っている(写真4)し、先日映写機で撮影してみたが映像は問題なかった。但しこちらもカビは問題であり、着色材料の長期保存の観点からも低湿保存庫3)による保管が望まれる。又映写機のランプの確保、ゴム使用のプーリーに対する配慮など管理に注意しなければならない点は多い。
では8ミリフィルム用カメラの方はどうか言うと3台を使いこなした。特に水中も撮影できる完全防水カプセルAX100用フジカマリン8(写真5)はその当時は自慢の機種で磯に潜っては撮影したものである。これもスプリングは錆びているもののまだ使用できる状態で残っていた。でもまさしく博物館入りであろう。
この8ミリフィルムも磁気テープ8ミリビデオに置き換わり、そのアナログ磁気テープもデジタル用となった。 そしてその記録メディアがフラッシュメモリーにほぼ置き換わった。完全デジタル化の嵐である。ここでそのアナログ/デジタル両用のビデオカメラとしてソニーDCR-TRV300(写真6)を購入して現在撮影は元よりアナログテープのデジタル変換器として愛用している。これも既にディスコンになっていると思う。
プロローグとしてはかなり長文となってしまったが最後に現在愛用しているツールとしてのカメラを紹介する。静止画・動画兼用ビデオカメラであるバナソニックSV-AS30である。この特徴は何と言っても80gの軽量で電池寿命もかなり長くレンズヘッドを廻すことにより相手・自分を簡単に撮れ、現在はまっているスノボを滑りながら撮るのにぴったりのものである。上述の写真1-6もこのSV-AS30で全て撮影した。
プロローグの結論として静止画写真にしろ、動画にしろ保存としてはアナログメディアを、日常の仕事・遊びにおけるツールとしてはデジタルメディアをタイミング良く最新の機種で楽しむのがこの時代の生き方であろう。
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20060715>>>YSPS研究所始動18>>学会誌執筆記事校正とYSPS研究所との関連
先週のブログで日本写真学会誌の8月号に掲載予定の「私の写真史」のプロローグ部分を転載したが、一昨日その校正依頼が京都の印刷所からPDF形態で送られてきた。
早速英文タイトル、YSPS研究所の住所、そして15箇所の訂正を電子文として校正回答した。
本当に便利な時代になった。
切手を貼って投函する手間も無く、控えも必要ない。
これぞデジタル時代の最も得意とする分野か?
でも何か物足りなく、何か失われていっている様な気になるのは私の思い過ごしだけであろうか?
それはともかく、本日のブログは前回のエピローグに続き、この「私の写真史」のエピローグを転載したい。
なぜなら内容がこのブログにぴったりであるからだ。
ではご覧下さい。
エピローグ(「私の写真史」とYSPS研究所の関係)
最後となったがここまで述べてきた「私の写真史=写真保存研究」とYSPS研究所がどのように繋がっていくのかを述べて締めくくりたい。
私事で大変恐縮であるが今年3月に設立した個人事業YSPS研究所のタスクは以下の5項目である。
(1)保存科学に関連する種々のコンサルタント業務を実施する。
(2)「文化財的Archival教育」で今後展開していく内容を包括する活動を技術的にサポートする。
(3)「なんでもアラカルト」出版活動を資金的にサポートする。
(4)保存科学と言う共通項を情報保存・文化財保存の分野に広げ、学会(写真学会・マテリアルライフ学会など)で発表することにより、真の保存科学を見極める行動を展開する。
(5)保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
以上を若干補足すると私は「なんでもアラカルト」を企画・編集・出版構想を行い、2009年4月までに年2回(4,10月)のペースで通巻10号まで出版する計画を実行中である。執筆者は上記「私の写真史」に登場された多くの方々からも選出している。そして出版の翌月(5,11月)に「なんでもアラカルト」出版記念講演会を実施(既に神奈川県松田町・東京都千代田区・京都市・鳥取県米子市で既開催)し、国内10都道府県巡回(徳島県鳴門市・仙台市・福岡市・札幌市・橿原市・さいたま市を予定)することにより、上記「私の写真史」に関連された方々の土地で「保存科学」とは何かを一緒に語り合える場としたいと思っている。更に言うならば「アナログ保存とデジタル活用」の概念確立を目指すことにより、これまでの御支援のお礼としたい。そして地球規模・宇宙規模での「保存科学」を考えていくことにより、YSPS研究所の夢の達成を目指したい。
以上大変独断と偏見の文章となったが読者の皆様のお役に少しでも立てれば望外の喜びである。
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20060722>>>YSPS研究所始動19>>新規年金受給者講習会
YSPS研究所活動と直接関係無いと思われるかも知れないが、YSPS研究所をこの3/1(ブログはそれより2ヶ月早い1/8スタート)に開設し個人事業としてここまで活動して来れたのは収支バランスにおける収入がある程度確立しているからである。
その最も大きなものが年金である。
勿論公的年金だけでは到底やっていけないので私的年金も重要な位置を占めているが・・・。
今回その内、公的年金の受給に関する講習会が遅まきながら社会保険庁「社会保険業務センター」小田原支部の主催で7/20に開催されたのでそれに出席してきた。
まずは神奈川県警の婦警さんから交通安全に関する話が約15分あった。
何が関係あるのか不思議に思っていたが、交通事故にあってしまうとその年金受給も危うくなるとの主旨かららしい。この講習会の帰りにでも交通事故にあってしまう確率も無きにしも非ずとの実感を持った。
それは神奈川県内で9分に1件人身交通事故が発生し、50所帯に1所帯の割合で交通事故による被害者が存在しているらしい。
本題の新規年金受給に関する講習は約1時間有ったがその内容は既に理解している部分が90%程度でかなり退屈な時間を過ごしたが、何点か役立つ部分があってよかった。
「年金受給権者現況届」は2年目の誕生月に送られてくること。
65歳になると再度受給申請をしないと年金が受給できないこと。
源泉徴収の仕組みの複雑さ。
不明点はこまめに社会保険事務所に赴いて聞くことが必要との思いは以前から持っている。
失業給付後の年金受給へのスムーズな移行ももう少し前から確認を取っておけば良かったとの反省が今回の講習会への積極的な出席となった。
いずれにしても権利と義務のバランスの中でサラリーマン時代は義務的にかなり多くの出費を余儀なくされたと実感しているので、YSPS研究所の個人事業としての収入を確保するためにもこの権利を有効に行使する必要性を感じている。
今週はYSPS研究所の活動資金母体の話しでした。
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20060729>>>YSPS研究所始動20>>発足5ヶ月後の見直し
「YSPS研究所」を3/1に立ち上げて早いもので5ヶ月が経過した。
このブログも1/8にスタートし、下記「YSPS研究所」のタスクを1/21に表明したのが嘘のようだ。
週末ごとにリニューアルしてきたこのブログの副題「YSPS研究所始動」も今回で20回目を迎えたので始動の文字は今回のブログで終了とし、次回からは本格稼動と改名して新たにスタートする予定である。
そこで「YSPS研究所始動」の内容をここで振り返ってみたいと思う。
<1/21のブログ>
1.保存科学に関連する種々のコンサルタント業務を実施する。
2.1/31スタート予定のブログ「文化財的Archival教育」で今後展開していく内容を包括する活動を技術的にサポートする。
3.既に90件に及ぶブログ投稿を行っている「なんでもアラカルト」出版活動を資金的にサポートする。
4.保存科学と言う共通項を情報保存・文化財保存の分野に広げ、学会(写真学会・マテリアルライフ学会など)で発表することにより、真の保存科学を見極める行動を展開する。
5.保存科学を地球規模・宇宙規模で語れる場の提供を考案する。
ここで上記1/21ブログ掲載のタスク5項目に関し、この始動時期に充分トライ出来たのかを見つめてみる。
1のコンサルタント業務はまずは順調で今後とも「YSPS研究所」の収入源でもあり更に分野を広めて行きたいと思っている。
次の2の「文化財的Archival教育」で今後展開していく内容を包括する活動を技術的にサポートする部分はちょっと技術サポートまでは行かず、具体的行動の部分を年内までに数回実施することでフォローしていきたい。
3の「なんでもアラカルト」出版活動を資金的にサポートする部分は最も力を入れている所だがやはり予定より約半分のサポートに留まっている。
4はこの8月での学会誌発表で当面の形は繕えたが新規性の部分で不満が残る。
5は2&4共絡むが10/11に京都工繊大で講演予定のタイトル「文化財保存を意識した長期写真耐久性評価」の中でその構想を始めて明かしたいと思っている。
以上が「YSPS研究所」開設以来5ヶ月の見直しである。
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