月初めはこの「YSPS研究所」ブログのまとめの日とします。
以下2007年08~11月のまとめ17件
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20070804>>>塾講師アルバイトのその後とYSPS研究所
6/9のYSPS研究所ブログで記載したがYSPS研究所としてもいろんな活動を継続するためにはどうしても資金的サポートは必須でハローワーク通いを今年2月より行い塾講師として6月より開始した。
現在は週に2回が定着してきて月曜日と水曜日は17-21時までの4時間は連続で3人の個人対象の塾講師を務めている。生徒も中2から高3までこれまでに7名を受け持った。現在は5名が継続中である。科目も国語を除く4科目で主として英語であるが数学、理科(物理)、社会(地理・歴史)も担当している。
夏休みに入って特別講習として火・木・金も一部入り、6,7月の2倍の稼ぎ(?)となる。いずれにしてもこの暑い夏も始まったばかりなので、月末になってバテ無い様に頑張るつもりである。
数日前から家庭教師の話しも飛び込んでいるがさてこちらはどうなるであろうか?
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20070811>>>「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加申込
6/23のYSPS研究所ブログで「カフェ・デ・サイエンス:生命の起源」参加感想とYSPS研究所について記載したが、その時のレポート(当日の司会者が詳細にまとめられる)がまだ出来ていない状態で、早くも次の参加希望申込が昨日メールされてきた。
先日のブログでも記載したようにとても面白くて、YSPS研究所としても是非継続して参加したいと思っているので早速エントリーしておいた。
今回のテーマは「宇宙の生命」で話しはどんどん広がっていく傾向にある。
開催日は9/8で、抽選日は8/28。
でも前回・前々回のことを考えると抽選で参加できる可能性は約30%くらいしかないので後は運に任せるしか無さそうだ。
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20070818>>>SHさんとYSPS研究所
8/6の「なんアラ」ブログでも記載したが、FF時代を含めてお付き合いいただいていたSHさんが7/27に急逝された。
前述の「なんアラ」出版に関して多くの助言とサポートを戴いたが、YSPS研究所設立からのアイデアなど先輩としてのアドバイスをとても親切に教えていただき、尊敬していた先輩であるだけに残念極まりない出来事であった。
昨日次女のRHさんとのメール交信で来週8/23にお邪魔して線香をあげさせていただくことが決定した。
その様子は又来週記載予定である。
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20070825>>>SHさんとYSPS研究所その2
先週の「YSPS研究所」ブログで記載したが、先月7/27に急逝されたSHさん宅を8/23に訪れ焼香をしてきた。
次女であるRHさんとまだ3ヶ月にしかならない子犬が私を迎えてくれた。
約2時間、SHさんが「YSPS研究所」設立にもいろいろアドバイス戴いた経緯をお話することであらためてSHさんを懐かしく偲ぶ事が出来た。
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20070831>>>「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加決定
8/11のこのブログで記載していた9/8開催予定の「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加希望に対する返事が一昨日来て、74名の参加希望中の30名に当選したとの連絡が入った。
このシリーズの3回目で、最初の第1回目ははずれたが、その後2,3回と続けて抽選で選ばれたことになる。この幸運を是非YSPS研究所に役立たせたいと思っている。
「宇宙の生命」とは何とも大きなテーマであり、現在最も注目されている宇宙科学の内容である。
どんな議論が飛び出すかとても楽しみである。
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20070908>>>「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加当日
8/31のこのブログで記載していた9/8開催予定の「カフェ・デ・サイエンス:宇宙の生命」参加当日となった。
「YSPS研究所」としては大変魅力あるこの行事の本日分のアウトラインは下記の通り
タイトルは第3回 異端児のみる生命 「宇宙の生命」
内容は「われわれは孤独なのか」という問いかけをベースにして、太陽系の探査、地球外生命探査、星間通信、宇宙言語、ETは救世主か、というような話題をとりあげられる予定。
講師: 大島 泰郎さん(東京工業大学名誉教授)
ゲスト講師: 平林 久さん(宇宙航空研究開発機構・宇宙教育センター参与)
モデレーター: 三井恵津子(武田計測先端知財団 プログラムオフィサー)
日時:2007年9月8日(土)午後2時~4時
場所:ギャラリー円月(地下鉄丸ノ内線「新宿御苑前」駅)
そして前回の6/16に参加した議事録をモデレーターが作成されてネット記載されている。
その中で私が質問し、講師が回答されている部分を紹介する。
以下Sは私で、Mは講師である。
S:物理学は全て数学で説明することができると言われますが、生命と数学との関連性はどうでしょうか。
M:結論から言えば、生命と数学は極めて関連があります。ゲーデルの不完全性定理というのがあります。それは、「直感的に正しいということは確信できても、論理的に証明できないものが世の中にはある」というものです。つまり、数学で証明できないことでも、経験的には意義のあることがごまんとあるということを言っている。生命現象はそれではないかと思います。
昼前のロマンスカーで出かけるがワクワク・ドキドキ感を再び味わえることを期待している。そして一言でも質問又は意見が述べられて議論に参画したいと思っている。
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20070919>>>gooブログネット接続不良によるブログ更新不可のお詫び
「YSPS研究所」のブログは毎週土曜日に更新している。
先週の土曜日の9/15のブログはgooブログネット接続不良によってブログ更新が出来ませんでした。
ここにお詫びと御連絡を致します。
トラブルの原因はいろいろある様ですが、goo事務局とのやり取りを約1週間行い、昨夜やっと復旧しました。
次の9/22に改めてブログ記載をしますので御期待下さい。
本日はお詫びのみで失礼します。
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20070922>>>YSPS研究所としてのコンサルタント業務の可能性
先週9/15の「YSPS研究所」ブログはgooサイトの接続トラブルで記載出来なかった。お詫びします。
さて今週のトピックスはYSPS研究所としての事業項目であるコンサルタント業務の可能性が俄かに現実化しそうになってきたことである。
昨年4回にわたって行っていたSO社との定期コンサルタント業務が現在休止中なのでありがたい話である。
「なんアラ」9/20ブログでTSさんの紹介でTMさんとお会いする予定を記載した。
TMさんとも昨日メールやりとりが実現し、9/26にお会いする前に既に当日の見学・話し合いの内容の詰めを行っている。
その中でYSPS研究所としてのコンサルタント業務に発展していきそうな雰囲気となった。
紹介いただいたTSさんからも後押しをしてもらい更にその可能性は大となった。
是非前向きに事が進むことを期待したい。
来週のブログが楽しみである。
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20070929>>>塾講師アルバイトその後及びコンサルタント業務とYSPS研究所
8/4「YSPS研究所」ブログで
YSPS研究所の資金的サポートとして塾講師を6月より開始したことを述べた。
更に週に2回が定着してきて、生徒も中2から高3の5名を継続中で、科目も国語を除く4科目で主として英語であるが数学、理科(物理)、社会(地理・歴史)も担当していた。
さてその後の状況を述べると、8月の特別講義で週に3回(月水金)のパターンが9月も定着して昨日で終了した9月度も合計12日延べ33駒をこなしたことになる。
そして担当科目は高2の現代国語が入り、全ての科目を担当していることになる。
更に新規担当生徒も2名増えて現在は6名(中2が3名、高1が1名、高2が2名)の面倒を見ている。
しかし悩みは相変わらずのドタキャンで、この3ヶ月で延べ14駒に上っている。
実に18%にもなる。その間無策の待機はどうも納得できない。
今後塾長・生徒に対する進言・指導を真剣に考えて行きたい。
さて先週のこのブログでYSPS研究所としてのコンサルタント業務の可能性を延べたが結果としては不成立に終わった。
9/26に懐かしいFF時代の知り合いであるTMさんと再会を果たし、設備見学・話し合いを持ったが、TMさんの要望は単なるコンサルタントではなく、かなりべったりとした技術サポート要員であった。
その要望を受諾すると海外出張を含めて相当な束縛を求められ、現在YSPS研究所として進めている「なんアラ」出版作業にも影響するし、何と言っても上記塾講師継続が不可能となる。
と言う訳で当面のTMさんの要望に対しては残念ながらお断りせざるを得なかった。
ただ要望されている耐久性評価は、YSPS研究所としてとても魅力のあるものなので、何とかコンサルタント業務での可能性を継続して打診している。
むしろ9/26当日の成果は更に4名の方々と知り合いになり、現在電子メール交換を始めたことである。
こちらの今後の発展にも期待をしていきたい。
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20071006>>>「プリザベーション・マネジメント」(資料保存の新しい地平)講演会参加
10/4に両国にある江戸東京博物館で開催された「プリザベーション・マネジメント」(資料保存の新しい地平)講演会に参加した。
情報保存研究会と日本図書館協会の共催シンポジウムであった。
以前から懇意にさせていただいている情報保存研究会会長のTOさんからの誘いである。
この情報保存研究会は設立当初から講演会にはほぼ全部参加していて、以前一度私が講師を担当したことも有った。
今回は図書館協会との共催でさらに規模が大きくなり参加者も350人近くあったらしい。
内容も多岐に渡り、講演者は以前からの知り合いである安江明夫さん、木部徹さんを始めとして4人の講師が講演されて盛りだくさんであった。
特に印象深かったのは資料保存のセンセーショナルな事件であった1966年のフィレンツェ洪水による大量の貴重資料の被災と救助が切っ掛けであったこと。
もう一つは御存知酸性紙問題でスローファイヤーとして現在も継続している問題、そして写真のビネガーシンドロームである。
更に資料の痛みに対する修復は、その資料の貴重さと利用頻度との情報を含めた包括的なプリザベーションの概念を保存ニーズとする考えが最も大切であることを認識した。
YSPS研究所の語源となっているプリザベーションについて改めて考えさせられたとても有意義な講演会であった。
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20071013>>>YSPS研究所としての関西地区出張:
明日から10/14-16でYSPS研究所としての関西地区出張予定である。
主目的は京都工芸繊維大学での講義を行ってくることである。
既に予稿原稿も送付してこのパソコン持参し10/15当日に備えている。
昨年度も名刺交換を含めて何人かの方々とお知り合いになったが今回も懇親会での人脈の広がりを期待している。
折角の関西地区出張なのでちょっと欲張って合計約10人と個別にお会いすることのアポを取ってYSPS研究所に対する理解と協力を求める活動を積極的に展開してくるつもりである。
土産話は来週紹介する。
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20071020>>>関西出張のYSPS研究所としての成果
先週の日曜日10/14から出かけたYSPS研究所としての関西出張は多くの成果を持って終了した。
まず主目的の10/15京都工芸繊維大学で行われた複合材料長期耐久性評価センター第9回講演会で「写真用素材の耐久性評価における色素濃度濃縮・微粒化によるモデル化と経時劣化の実際」を講演会のトップを切って講演した。
参加者は約30名で、質問も多く出てオリジナル原稿を作製した甲斐があった。
続いて学生の発表が2件と、私が特任教授を受諾している当研究室長で「なんアラ」執筆者でもあるYFさんの発表で締めくくった。
その後の懇親会を期待していたが大学生協との手続きトラブルで中止となり、当初予定していた名刺交換によるアナログ人脈ネットワーク拡大が行えなかったのが心残りであった。
只私の講演前後で4名の方々と名刺交換を行った。
私と同じ民間出身の京都工繊大特任教授のFRP技術事務所所長TMさん、富士加工部長KNさんの他に京橋メンテックHNさん、オムロンTYさんである。
HNさんとは先日松田町での落下橋の画像を見て議論したり、TYさんとは紫外線耐久試験の是非を話したりしてYSPS研究所としてのステイタスを上げたと思っている。
その他今回の関西出張で10名以上の方々とアポを取って積極的にアナログ人脈ネットワーク拡大を狙い予想以上の成果が得られたと自負している。
今後のこれらの方々へのアプローチ活動を展開していくつもりである。
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20071028>>>YSPS研究所としてのケミルミ研究会参加
体調不良により昨日のブログ記載が一日送れたことをお詫びします。
一昨日の10/26、YSPS研究所として東京に出張した。
目的は二つ。
一つは「なんアラ」通巻7号出版に関することでそちらは「なんアラ」ブログに記載する。
もう一つの東京出張の目的は「第3回ケミルミ研究会」への参加である。
場所は上野の東京文化会館。
コンサート開場として有名で付帯施設として楽屋入り口より入る大会議室でその研究会は開催された。
ケミルミは化学発光の略だが、微弱な発光量を捉えて寿命予測に関連付けさせることが出来ればと十数年前から参加しており、この研究会の前身である「CL技術研究会」(CLは勿論ケミルミの略)では2回発表もしている。
今回は研究会会長であるTSさんからの要請もあって参加したが、MLS(マテリアルライフ学会)会員の方々との久しぶりの対面もあってとても懐かしく思った。
YSPS研究所としての名刺交換は体調不良もあって、1名に留まった。
ソニーのYKさんである。
今後のアプローチに期待したい。
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20071104>>>YSPS研究所としての画像保存セミナー参加
まず「YSPS研究所」ブログが通常土曜日に更新しているが、昨日遅れていた月毎のまとめが入ってしまい週間更新が今日にずれ込んでしまったことをお詫びします。
この1週間のYSPS研究所としてのトピックスは11/2に東京都写真美術館で開催された日本写真学会主催の画像保存セミナーに参加してきたことである。
1年に1回この時期に開催されるこのセミナーに参加するのは、長らくお世話になった学会・研究会へのお礼の意味も有るが、YSPS研究所として今後更にお付き合いしていくべき方々を特定していくという目的が最も強い。
今回も講演会での質問はほどほどにおさめ、聴衆の方々が間違った解釈をされないように修正を求めたコメントを1件提出したに留めた。
寧ろ講演会後続けて催された懇親会では積極的にいろんな方々と直接お話し、交流を深めた。
特に印象に残っているのは写真家細江英弘さんと初めて親しくお話出来たことだ。
細江さんは1996年に初めて出版出来た「写真の保存・展示・修復」の最初の章を執筆されている方であり、更に最近では便利堂のコロタイプ印刷を使った写真へのアプローチなど新しい分野にも挑戦されている丁度一回り違う74歳のバイタリティー溢れる人物であった。
今後もYSPS研究所として是非お付き合い願いたい方である。
もう一人は奈良市で文化財保存の仕事を継続してされているTAさんである。
TAさんとはこの画像保存セミナーで知り合いそろそろ5年になる中堅の方である。
今度奈良での「なんアラ」通巻9号講演会には是非参加願いたいと目論んでいる。
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20071110>>>武田邦彦先生とYSPS研究所
11/7の日経新聞の書籍紹介で懐かしい名前が登場した。
武田邦彦先生である。
約15年前にマテリアルライフ学会でお知り合いになり、その後年賀状・電子メールを通して現在でもお付き合い頂いている。
最近では前職の名古屋大学に居られた折、大学の研究室にお招き戴き大学院生を対象として「文化財的長期写真耐久性評価」の講演を行ったことが記憶に新しい。
その当時はまだFF在職時代だったので、YSPS研究所になってからはまだお会いしていないが又楽しい対談を行いたいと思っている。
その後先生は中部大学に移られて益々お元気で今回のようなベストセラーになるような本をお書きになった。
タイトルは「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」と言うセンセーショナルなものである。
でも先生を知っているものとしては特にびっくりすることではないし、先生としても常々仰っていることを本にされただけだなと理解できる。
先生のホームページを見てもその多岐に渡る広く大きな視野には毎回感心させられている。
内容は是非ご覧になれば直ぐに分かると思うが、とにかくデータベースを基本に置いての話の進め方は特に科学者にはとても理解がし易い。
現在のマスコミ一辺倒の日本社会に一石を投じた書物と思っている。
続編も出ているので又後ほどコメントを記載してみたい。
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20071117>>>YSPS研究所としての九州旅行
昨日よりYSPS研究所としての5泊6日の九州旅行を開始した。
「なんアラ」通巻7号出版記念福岡講演会を11/18に天神にある都久志会館で開催するためである。
まずは中継点となる鳴門に昨夜到着した。
今その宿泊地のRBさん宅の端末をお借りしてこのブログを記載している。
本日鳴門を8時半ごろ出発して、夕方ホテルに到着予定である。
今回の九州では半年前の東北地方国宝巡りまでは行かないが、福岡県内の国宝を数箇所廻ることと、「なんアラ」福岡講演会での新たな出会いを期待してYSPS研究所としても見聞を深めると共に人脈の拡大に力を入れたいと思っている。
結果は来週のブログで紹介する予定である。
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20071124>>>九州3200キロ旅行の成果
先週のYSPS研究所ブログは「なんアラ」福岡講演会を含む九州旅行の中継地鳴門から発信した。
その後11/18の「なんアラ」福岡講演会前後で九州地区数箇所の文化財施設・自然遺産見学を3泊4日(中継地鳴門を含めると5泊6日)で合計3200キロの旅をしたことになる。
まず11/17は博多湾の北方に位置する海ノ中道を訪れた。
ここは翌日訪問予定の福岡市博物館所有の国宝金印が発掘された志賀島に通じている名所である。
強風の玄界灘と博多湾を砂州で区切っているとても素晴らしい眺めの場所であった。夕日が沈むまでその自然の大きさに見入っていた。
11/18午後開催の「なんアラ」福岡講演会の前に福岡市博物館を訪れ、国宝「金印」をじっくり鑑賞し、詳細な説明も担当者からQ&Aの形で受けることが出来て満足であった。
2000年前の漢との交流の証として、日本最小の国宝に指定されたことはうなずける気持ちであった。
11/18午後の「なんアラ」通巻7号福岡講演会は結局11名の方々の参加で盛況下に終了した。
初めてお会いした方も4名おられ、今後もYSPS研究所としてお付き合いいただける感触を強く持った。
11/19は福岡から高速道路で佐賀・熊本・宮崎を経由して鹿児島の国分で一般道に下り、僅かに噴煙を上げている桜島の周囲を錦江湾をぐるりと廻る形でドライブし溶岩道路を経て中腹の湯之平展望台まで一気に駆け上った。
45年前に高校修学旅行で訪れて以来でその折の僅かな記憶が蘇ると共に、自然の驚異を改めて実感した。
桜島フェリーで鹿児島に渡り、指宿スカイラインを経て薩摩半島最南端の長崎鼻に到着したのは落日間近の16時半を過ぎていた。
ここでも快晴の東シナ海に沈む夕日とシルエット化した開聞岳の景色に自然の素晴らしさを只只見入るのみの空間と時間であった。
翌日11/20午前中は雨がぱらつく中、大宰府天満宮宝物殿で国宝「翰苑」(660年中国唐時代の地誌の写本で原本が無い状態では最古とのこと)の複製(原物は正月等特定日のみ公開)を鑑賞した。
そして大宰府の直ぐ近くにある観世音寺の国宝梵鐘を見学した。
こちらは現物であるがその扱いの粗雑さにちょっと戸惑いを覚えた。
逆に鑑賞する側からはほとんど訪れる人も無い自然な雰囲気の中で日本最古の梵鐘を心行くまで眺めることが出来て幸せな気分になれた。
国宝の表示も古さが残る木片越しに梵鐘を撮影した画像を貼付する。
以上今回の九州3200キロの旅はYSPS研究所としても保存科学を改めて考えさせられたものとなった。