私のゴールデンウィークが始まった。
一年に1回のゴールデンウィークと言ってもお休みを意味するのではない。
私の年に1回のシングルライフがこのお盆になる。
住職と息子たちがいないこの1週間は、私にとっての正にゴールデンの日々。
ごはん作りから解放され、且つ自分のペースで日々が過ごせる貴重な日々。
1日目の朝は、ミルクたっぷりの紅茶を煎れ、しかもショパンのバラードを聴きながらの贅沢な時間。
この1週間はショパン三昧といくかな。
折よく、この30日にはお隣の街でショパンの生演奏が聴けるとか。
ゴールデンウィークと言ってもけして休暇ではない。
9月2日からの金沢のミュゼでの展覧会を控えて作品作りをしなければならない。
それでもごはん作りも自分の食べたい時間で食べたいものを、しかも一人分作ると言うのはそれだけで金の価値がある。
いつも思う、夏は居ながらにして避暑気分。
薪作りに帰山していた長男にお願いをした。「来年は燻製装置を作ろうよ。」と。
彼の希望でピザを焼き、10ヶ月振りでもりもり寿司を食べ、そして盆業に出た。
月末には娘が、9月には三男が帰山する。
結局家族が揃うことはないが、それぞれの場で元気でやっていればそれでいい。
でも、今年トマトが枯れ始め、二人が帰山するときは生のトマトはないだろう。
残念なのはこの私なのだ。
胃の調子も戻って来て、さて、作品作りに専念するか。
藍と墨と柿渋、この三つで何ができるだろうか、、。
Yシャツを藍で染め、それに墨で鯉を描いた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます