れている。
もう、最後に会ってから、数十年の月日がたった。その伯母は、川崎に住んでいて、私が横浜に来た時、
いろいろお世話になった。
伯父は、私が20歳ごろの時、亡くなっている。あれから、40年、伯母は、一人で生きてきた事にな
る。洋裁の先生や、俳句を趣味にしていていた。私も、洋裁学校にいったことがあって、結婚式に着るお
色直しの服を教えてもらって作った事がある。結婚後、夫婦二人で、伯母の家にいって、桜ごはんを御馳
走になったことを思い出す。
私が妊娠した時は、赤ちゃんをおんぶする時着る、コートをいっしょに作ってもらった。型紙を作っても
らい、私が塗ったのです。子供が生まれた時は、病院まで、見舞いに来てくれた。
今、思い出すと、いろいろお世話になった自分がいた。
その伯母は、老人になって、だいぶ体に病気があって、今は、30分くらいしか会う事が出来ないよう
だ。手の神経の手術をしたり、脊椎管が狭くなって、その手術をするとか、現在、痛みがひどいらしい。
昨日、私が、福井にいる従姉の家に行きたい事を手紙でかいたら、もうじき、結婚する娘がいて、御主人
も具合が悪そうで、お母さんもこんな状態なので、電話で良かったら、電話でお話したいとのことでし
た。
娘さんににも私は40年近くあっていない。和光大学に入学して、ゴダイゴのフアンだった事を覚えてい
る。脳外科の医師と結婚して、いまは御主人が福井赤十字の副院長をしているようだ。
伯母トは、母が亡くなった時、手紙で、一度会いたいとの知らせを頂き、10月から、仕事が無いので
、行こうと思っていた。この、長女にドイツで進んでいるアルツハイマーの治療法を紹介したいと思っ