書名:1坪の奇跡
著者:稲垣篤子
発行所:ダイヤモンド社
吉祥寺の1坪の和菓子屋さんの女性店主のエッセイ。
羊羹(580円)、もなか(1個54円)のみを売っている店であるが
羊羹を買うために行列ができ、購入のための番号札が配られている繁盛ぶり。
ひとことで言えば誠心誠意であり、毎日、毎日の味を心を込めて
創りだしている。
小豆も厳選し、そのノウハウを問屋さんに伝え、問屋さんの方で対応できるようにスキームを組み上げている。お米も品種の掛け合わせデータを取り寄せるまでになっている。勿論、羊羹を作る最後の工程は、ご自分でやられることも多く、極意の瞬間を説明されても我々にはわからないほど芸術的である。
もなかの皮を作ってくれる業者さんとは運命共同体と表現している。
78歳の方であるが、一貫した主張/考え方と日々の勉学態度には感服する。
お客様を大事にする心、物を創る職人気質の両方を併せ持っている。
人間として勉強になる。
著者:稲垣篤子
発行所:ダイヤモンド社
吉祥寺の1坪の和菓子屋さんの女性店主のエッセイ。
羊羹(580円)、もなか(1個54円)のみを売っている店であるが
羊羹を買うために行列ができ、購入のための番号札が配られている繁盛ぶり。
ひとことで言えば誠心誠意であり、毎日、毎日の味を心を込めて
創りだしている。
小豆も厳選し、そのノウハウを問屋さんに伝え、問屋さんの方で対応できるようにスキームを組み上げている。お米も品種の掛け合わせデータを取り寄せるまでになっている。勿論、羊羹を作る最後の工程は、ご自分でやられることも多く、極意の瞬間を説明されても我々にはわからないほど芸術的である。
もなかの皮を作ってくれる業者さんとは運命共同体と表現している。
78歳の方であるが、一貫した主張/考え方と日々の勉学態度には感服する。
お客様を大事にする心、物を創る職人気質の両方を併せ持っている。
人間として勉強になる。