ふしょうなブログ

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浜離宮とカレッタ汐留

2005年11月19日 23時46分30秒 | 日記のようなもの
  今日は午前中蒲田駅より15分ほど歩いたところにあるマンションへ仕事で出かけた帰り道、新橋駅で下車しました。目的は2つあり、1つ目の目的は仕事中に発見したフォーク喫茶「香林坊」を訪れる事でした。しかし、オフィス街にある喫茶店の為か本日休業の立て札が出ていました。しばしば客先へ向う道の途中に位置しているのですが、見つけたのはつい最近の事です。(そんなものなのかも)仕方がないで、某チェーン系列のカフェにてひと休みして2つ目の目的である浜離宮へと向かいました。

  またまた思い出めぐりとなってしまうのですが、浜離宮はYockが学校を卒業して最初に勤めた会社のすぐ傍にあります。(我が侭し放題で辞めた会社です)なので、意識的に浜離宮を訪れるのを避けていました。でも、その会社を辞めてから、もう何年も経ったこともあり久しぶりに訪れてみる事にした訳です。実際、浜離宮近くまで歩いてきても、そう感傷(感慨)に浸る訳でもなく、時は総てを忘却の彼方へと押しやる、時は総てを解決するようです。

  浜離宮、1654年、徳川将軍家の鷹狩場に4代将軍家綱の弟松平綱重が、海を埋め立て甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建造し、以後、歴代将軍によって幾度かの造園と改修工事を重ね現在の姿になったとか。明治維新の後は皇室の離宮となり、戦後(昭和21年)から一般に公開されました。

  この庭園は2つの鴨場(新銭座鴨場と庚申堂鴨場)と潮入の池を巡るように散策路が設けられており四季折々の景色と鴨場や池を訪れる野鳥を楽しむ事が出来ます。潮入の池は名前のように水門より海水を引き入れ、潮の干満により池の趣を変える様式となっており、何でも都内唯一現存する海水の池だそうです。

  見所としては、近年新橋駅近く(汐留地区)に建てられた日本テレビ新社屋を代表とする高層ビル群と江戸時代を偲ばせる庭園とのコントラストの妙にあります。汐留川、海岸側から園内を望むとどの位置からも高層ビル群が目に飛び込んできます。見方によっては興ざめとも言えましょうが、Yock自身としては面白い取り合わせだなと感じ入りました。


                          中島の御茶屋と高層ビル群


  海岸側を散策していると運河を進む水上バスに出会う事が出来ました。





                        潮入の池に海水を引き入れる水門



  さて、三百年の松を右手に見やりながら浜離宮を後にすると帰路はカレッタ汐留を抜ける道筋を選びました。これだけのビル群にどれだけの会社、どれだけの人数の人々が勤めているのか判りかねますが、新しい会社が湧き出てきたとは考えられず、どこぞのビルより移って来たのでしょうから、このビル群の事務所スペースが満杯になるって事は、どれだけのビルに空室が発生したのかな?なんて仕事柄か余計な事まで考えてしまいます。



                    カレッタ内の通路(円柱が面白い雰囲気醸し出しているかも)




  余談となりますが、今年の春頃、仕事で日本テレビ新社屋内を訪れた事があります。一般の人は立ち入れないところまで入りました。スタジオ内まで入った訳ではありませんが、いかにもって雰囲気のスタッフの方々が忙しそうにしていて、これがテレビ局の中なんだなと実感させられた事あります。



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