にほんブログ村 【 良い名前のつけ方 】
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【命名の注意事項.1】
人間は誰でも生まれたときは、名無しの権兵衛です。
法律で定められた期間内に出生届けをださないと後が面倒ですから、親は名前を付けるのに
無い知恵をしぼって、頭痛ハチマキ、まったく頭の痛いことです。子を持った親なら誰でも
経験の有ることでしょう。
「うちの子は、生まれたときから名前があったよ」といばる人がいます。今は出産前に性別が
解りますから出産予定日の一ヶ月も前に、三つの名前を用意していたというのですから恐れ
いったものです。
しかし三つの名前を全部、一人の子供に付けるわけにはいきません。
これにしょうか、このほうが良いだろうか、と選ぶのに骨を折ったというのですから、やはり
生まれたときは名無しの権兵衛だったことになります。
こんな例は世間にたくさんあることですが、姓名学の常識がなければ、三つ考えようが
十考えようが、結果は同じことです。
ザル碁や、ヘボ将棋と同様どんなに回数うってみたところで定石を知らないことは隙だらけで
ロクな譜にはなりません。
姓名学は、碁や将棋の定石とでもいうべきものと考えて下さい。その定石の一つとして
出生名には、次の字を名頭に使用しないように注意しなければなりません。
◆ 災禍を招く名前
帝・王・皇・命・神・鬼・頭
◎ これらの字を名頭に使用すると、いずれも不運を招く字、とされています。
これは、あまり現在では使用しないようですが次の字はそうとう使われています。
満・幸・嘉・慶・徳・善・美・宝・鳳・凰・龍・角・麗・豊・栄・勝
節・富・喜・寿・茂・福・吉・鶴・亀・妙・など。
◎ 世間でよく「あの人は名前負けしたんだ」といいますが、不幸な人は
この字を使用しているのが多いのです。
◎ 草木に関係のある字もいけません。
松・竹・梅・菊・榎・椿・杏・桃・米・麻・桐・藤・桂・楓・蔦・稲
葉・梢・菜・幹・早苗・梨枝・さつき・まゆみ・など。
◎ 天地日月に関する字も避けて下さい。
霜・霧・雪・露・月・日・照・輝・明・光・暁・朝・夜・夕・星・雨
東・西・南・北・波・浪・水・川・春・夏・秋・冬・など。
◎ 金銀宝石に関する字。
金・銀・錫・鈴・など。
◎ 衣服(糸ヘン)に関する字。
絹・綾・糸・袖・衣・裳・袈・裟・など。
◎ 獣類に関する字。
虎・象・馬・牛・羊・猪・熊・など。
昔の名前には、牛太郎、馬之助、猪之吉、熊吉、虎造などがあり、
トラ、クマなどそうとう多く使用されていますが、いずれも不運な
人生をたどっています。
◎ 以上の名前は出生名に使用するといけませんが、芸名、ペンネームなどには
配列・画数・五気の組み合わせなどを完全にすれば使ってもかまいません。
しかし、これらの字を、たとえ仮名にして使っても出生名(戸籍の名前)
には、いけないことになっています。
例えば
ゆき子(幸・雪) いと(糸) つばき(椿) かえで(楓) あさ子(朝・麻)
てる(照・輝) いね(稲) なみ(波・浪) きり(桐・霧)このほか
まつ・たけ・うめ・ゆり・こずえ・きん・ぎん などです。
この不運を招く字は名頭のことですから、この字の下に太郎、次郎、三郎、雄、
男、夫、子、代、枝、世、江など、どんな字がついても、いけないことは当たり前
のことですから、誤解のないようにして下さい。
とくに長男であって、これらの字を名頭にして太郎をつけることは避けなければ
なりません。春太郎・竹太郎・菊太郎・朝太郎・光太郎・虎太郎などです。
◆ 人名用漢字
出生届けを出すときには当用漢字を使うか、特に人名用漢字として認められている
字のほかは、許可になりません。これらの字は前にも言いましたように、略字の
ものはすべて旧漢字の字画によって計算しますから、この点を間違いのないように
して下さい。
また、五気をみるときは訓読ではなく、音読によって区別しますから、これも十分
に注意しなければなりません。
誤りやすい字は
「重」・・・じゅうではなく、ぢゅうまたはちょう、タチツテトに含まれて
火の性です。じゅうなら、サシスセソに含まれますから金の性になり、これは
誤りです。
「治」・・・これもじでなく、ぢですから火の性です。
「巳」・・・訓ではみですが、音ではしで金の性です。
音読と訓読は、その区別がちょっと面倒くさいですから辞書をひいてよく検討
して下さい。
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名づけに人気のある吉・凶文字
( カッコ内は画数と人名の読み方)
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(音読みの50音順)
名づけに漢字の意味を知ることは、たいへん重要なことです。
また読み方は自由ですが、一般的に正しく読んで貰える範囲の読みかたを記載しました。
赤字は名頭または、名前には避けたい文字です。
【サ行(金の性)】その3 (20字)
枝(8)・・シ・(え・えだ・き)
もとになるところからわかれ出たもの。木の「えだ」・本質からはずれた様の意味を表す。
詩(13)・・シ・(うた)
心の進むままを言葉に表したもの・心の中にとまった記憶を言葉にしてとどめたもの。
名頭には避けること。後家相名となる。
実・實(14)・・ジツ・み・みのる(これ・さね・つね・ま・みのり・みる)
家の中に品物がつまっていることで、豊かさを表す字。みのり、まごころや愛情の意味。
滋(13)・・ジ・(しげ・しげし・しげる・ます)
水によって草木がどんどん生育することを表す字。ますます、多くなる、よく実るなどの意味。
名頭には避けること。後家相名となる。
慈(14)・・ジ・(しげ・しげる)
いつくしむ心の持ち主に、慈愛・慈悲など大きな愛を持つ人にとの願いが強く出る文字。
秀(7)・・シュウ・(ひで・しげる・ほ・ほつ・よし)
語源は高く実ったいねの穂をいう。そこから、他よりぬきんでる、すぐれる、美しいなどの意味。
この文字は姓名学上で他に欠点の無いことが最大の条件で、有れば災禍をを招く文字。
朱(6)・・シュ・(あか・あけ・あけみ・あや)
木の中に一がある形で、一は幹の赤い芯を表す。もとは芯が赤い木の名だが、色の名に使用。
守(6)・・シュ・ス・(手で屋根の下に囲い込んでまもるさまを表す。危険からまもる意味。
珠(10)・・シュ・(す・たま・じゅ)
真珠の玉のような美しさ、タマとスの読みでかわいらしい女子名で人気。シュの読みは現代的。
周(8)・・シュウ・(めぐる・ちか)
あちこちにゆきわたること。もののまわり・まわる・いきとどくの意味をあらわす。
脩(11)・・シュウ・(おさ・すけ・なお・なが)
語源は、細長く引き裂いた肉をあらわす。おさめる・すらりと細長い・ながい・の意味。
修(10)・・シュウ・(おさ・おさむ・なが・のぶ・のり・よし)
手入れをして飾ることから、形を整える、転じて学ぶなどの意味で修身・修行などをあわらす。
蒿(13)・・シュウ・スウ・(たか・たかし・たけ)
山と高を組み合わせた字で、高くそびえる山を表す。物の大きさ分量・かさを意味する。
名頭には避けて止め字に使用のこと。後家相名となる。
寿(14)・・ジュ・ことぶき(かず・とし・ひさ・ひさし・ひで・す)
命の長いこと。また長命を喜び祝うこと。スの当て字にも使用。しかし、
名頭に使用すると災禍を招く文字。後家相名となる。
樹(16)・・ジュ・(き・いつき)
草木を植えることを意味する。木の緑・自然・おおらかさなどをあらわす。
充(5)・・ジュウ・(あつ・みつ・みち)
語源は人体が肉づき良く成長することを示し、中身がいっぱいになる意味をあらわす。
名頭には避けること。
淑(11)・・シュク・(きよ・すえ・すみ・とし・よ・よし)
水が深いところまで清らかなことを表す。転じて、しとやか、うつくしい、立派などの意味。
春(9)・・シュン・(かす・かず・す・はじめ・はる)
草が日光に照らされて、もえ出ようとすることで、はるの季節を表す。年のはじめ、若い時代の意味
名頭に使用すると災禍を招く文字。
俊(9)・・シュン・(たかし・とし・まさし・まさる・すぐる・よし)
人よりぬきん出たすぐれた人物のことで、才知・才能の優秀さを表している。
名頭には避けること。
重(9)・・ジュウ・(しげ・え)
重なる・重い・重みを感じる文字で、男子名はシゲ・女子名はエの読みで使うことが多い。
名頭には避けること。
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◆ 読者からの質問コーナー
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■メッセージ
はじめまして、山本と申します。
姓名学では、名前だけで性格がわかると言われておりますが、どのように
判断するのですか?
二人の知人(知美・佳子)がいますが、この人達の性格を判断する方法を教えて下さい。
ご多忙中とは存じますが、よろしくお願い致します。
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お答えします。
運勢は別として、性格だけの見分け方をお教えします。
「知美さんの場合」
姓名学を学べは名前だけで、その人の性格が判断できます。大変便利ですよ。
例えば「知美」の五気は、火-水です。名頭、知(火)は表面に現れる性格です。
次ぎに美(水)は、内面に潜んでいる性格と判断してください。尚、この場合は
五気不良の組み合わせですから、性格も悪い面の現象が気になります。
表面の性格は、火の性ですから、感情は図太く、鋭敏で剛気はっきりいって男性的
といえます。自分の感情や意志を短的に表現し、実行に移す決断力・積極性を持って
います。
内面の性格は、水の性で冷静で意志強く、陰気にみえてもメソメソした陰気さでは
ありません。人の腹の中まで見通すような鋭敏な神経・氷のような冷たさを持つ性格で
慎重さがあります。
しかし、最初に言いましたように、五気不良ですから、「火・水」の悪い面が目立ち
性格的に欠点が多く、短気粗暴・無口陰気・優柔不断・中途半端・疑心・嫉妬心が
深くなりますので要注意です。熱しやすく、冷めやすいことも多し。
その上、出生季が夏の場合は「火・火」の現象が強く、何事にも熟中し、感情に走りすぎ
反省を忘れて頑固・ヘソ曲がり・残酷性となりやすいので、生年月日の出生季が夏で
無いことを祈ります。
「佳子さんの場合」
佳子の五気は、木-金です。組み合わせも良好で、良い面が目立つようになります。
表面の性格は、木の性ですから、性格は明るく活動的です。理性もあり、社交性も
あります。また楽天的なところがあり、お人好しですから多くの人から好かれます。
内面の性格は、金の性ですから知性・理性が備わって、温厚沈着です。
五気組み合わせが良好ですから、良い面が、内外共に現れた良い性格となります。
しかし、この人も出生季が春の場合は、たとえ五気組み合わせが良好であっても
「木・木」の現象がつよく、理性に欠けて人の口車にのったり、軽挙盲動することが
多くなり、自己を主張しすぎる結果他の不評を招きますので要注意です。
以上のように、命名には出生季の五気を名頭に絶対使用しないで下さい。
また五気組み合わせにも十分注意して良い組み合わせの名前を選びましょう。
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通信講座受講生のことば(名前はすべて通称名です)
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吉田先生、45回の長きにわたりご添削下さり、ありがとうございました。
全く姓名学の知識がない状態で講座を修了することができたのは、ひとえに
先生の御指導のおかげと存じます。
課題は、毎回難易度の設定が絶妙で、順に解いていくことで自然と姓名学の
知識が身に付くように構成されています。
その上、先生の添削は簡潔かつ迅速で、「なかなか返って来ない!」と
いうようなイライラは一切ありません。完全にこちらのペースで学習できました。
無料講座を修了して心から思うのが、「名付けは、生半可な気持ちでしてはいけない」
ということ。配列、画数、五気を全て整え、禁字を避け、…その他細かいルールが
沢山あります。
人名漢字はたくさんあり、昨今は名前に対する考え方も寛容になっている感が
ありますが、少しでも多くの方が姓名学を学び、未来の子ども達の幸せを真剣に
考えていけることを願います。
「琴音」とても可愛らしい名前ですね。上品な感じもします。素敵なプレゼント名を
ありがとうございます。
吉田先生、素敵な学びの機会を下さり、本当にありがとうございました!
神奈川県・香川琴音
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あなたの名前良い名前でしょうか?
★ 赤ちゃんの命名で悩んでいる人
★ 名前の改名に悩んでいる人
★ 自分の運勢を良くしたくて悩んでいる人
★ 姓名学を学びたい人
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東洋運命学会・吉田昌功