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【命名の注意事項.2】
《 平仮名・片仮名の名前 》
昔のように、トラ・クマなんていう名前は、今の女性にはまったく見られなくなりました。
時代が変われば名前も変わるもので、○○左衛門・○○兵衛なんていう男性名を、今では
つける人はいないでしょう。
漢字が略字になったり制限されている現在ですから、この傾向がさらに進むと、みんな
仮名書きになってしまう時代がくるかも知れません。
そこで仮名について説明しておきましょう。
仮名の字画はまえにも述べた通りです、特種な場合がありますから、よく覚えて
おいて下さい。
ひばり、ふじこ、こずえ、などのように濁りのある場合、この濁点は数にいれません。
ひはり、ふしこ、こすえで計算しますから、
ひはり・・・・2・4・2=8画
ふしこ・・・・4・1・2=7画
こすえ・・・・2・3・3=8画となります。
ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ、の丸も計算にいれませんから、は、ひ、ふ、、へ、ほ、の画数です。
それから、延音記号の棒も計算しません。
たとえば外人のような名前で、ジョージに例をとりますと
ジョージ → ショーシ → ショシで、3・3・3の9画として鑑定します。
これは平仮名のときも片仮名のときも同じです。
五気は、やはり発音でみます。漢字のときは音読で区別しましたが、仮名の場合は
そのままズバリになります。
念のために、次に記載しておきました。
木の性・・・・・か、き、く、け、こ ・ が、ぎ、ぐ、げ、ご
火の性・・・・・な、に、ぬ、ね、の ・ た、ち、つ、て、と
だ、ぢ、づ、で、ど ・ ら、り、る、れ、ろ
金の性・・・・・さ、し、す、せ、そ ・ ざ、じ、ず、ぜ、ぞ
水の性・・・・・は、ひ、ふ、へ、ほ ・ ば、び、ぶ、べ、ぼ
ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ぽ ・ ま、み、む、め、も
土の性・・・・・あ、い、う、え、お ・ や、い、ゆ、え、よ
わ、ゐ、う、ゑ、を
※ 姓が漢字で名が仮名の人は、どうして鑑定するのか次に説明しておきます。
10 10 4 2 2
浦 島 た ろ う
● ● ● ● ●
人数(20歳代)・・・・10+4=14画(凶)
外数(30歳代)・・・・10+2+2=14画(凶)
地数(40歳代)・・・・4+2+2=8画(吉)
総数(50歳~晩年)・・10+10+4+2+2=28画(凶)となります。
10 10 3 3 0
浦 島 タ ロ ー
● ● ○ ○
タローのほうで鑑定しますと
人数(20歳代)・・・・・10+3=13画(吉)
外数(30歳代)・・・・・10+3=13画(吉)
地数(40歳代)・・・・・3+3=6画(吉)
総数(50歳~晩年)・・・10+10+3+3=26画(凶)
次に陰陽の配列と五気とを比べてみますと
浦島 太郎・・・・ (●火●火)
浦島 たろう・・・・(●火●火●土)
浦島 タロー・・・・(○火○火)
これでみてもよくわかるでしょうが、配列はみんな悪い形で
ほとんど差はあいません。
五気も火が二つ重なっていて、これも同じことです。
しかし、画数をみた場合には、浦島タローが40歳代までは幸運ですから
同じ晩年が不遇にしても、この名前が他のものよりは良好だといえます。
どっちにしても、その晩年は大凶だという点には変わりはありませんが
このようにして平仮名にするか、片仮名にするかによって変化があるのです
から、はじめて赤ちゃんの名前をつけるときには、漢字でうまくなかったら
平仮名で考えてみるとか、ほかにも方法があるわけです。
次に片仮名だけでやってみましょう。
ウ ラ シ マ タ ロ ー
画数・・・・3 2 3 2 3 3 0
配列・・・・○ ● ○ ● ○ ○
五気・・・・土 火 金 水 火 火
人数・・・・2+3=5・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉
外数・・・・3+2+3+3=11・・・・・・・ ・吉
地数・・・・3+3=6・・・・・・・・・・・・・・・・・吉
総数・・・・3+2+3+2+3+3=16・・・吉
自分の本名が悪いときには、このようにして芸名なり、ペンネームを多少でも
良くすることができるのです。芸能人のなかにも、この方法で姓名を変えている
人が実際にありますから、皆さんにも気がつかれることと思います。
このようにして赤ちゃんに是非とも「良い名前」をつけて、長い一生を幸福に
すごせるように、考えなければならないと思います。
一人でも不幸な赤ちゃんを救い、一人でも幸福な赤ちゃんを育てるのが
私たちの責任であり、親たるものの愛情でなければならないでしょう。
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【 画数・五気・読み方・漢字の意味 ・38
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★ 名命をする時には漢字の意味を知ることは、たいへん重要なことです。
良い意味の漢字を使って「良い名前」をつけて下さい。
片仮名(音読み)・平仮名(訓読みと人名に用いる読み方)
【当用漢字・字源辞典・名づけ辞典より】
【9画】
「柔(火・金)」柔は、矛(ほこ)と木を組み合わせた形声文字。ジュウ・ニュウ・やわらかい。
ほこの柄にする弾力のある木のこと。曲げても折れないしなやかさを意味する。
→やわらか・しなやか・おだやか・おとなしい・よわい・やわら。
人名・・・・とう・なり・やす・やわ・よし。
「某(水)」:某は、甘(カン:口の中に食物を含んで味わう)と木を組み合わせた形声文字。ボウ。
楳(梅)の原字で、もと梅のこと。なにがしの意味に用いるのは当て字で明確でない
との意味を含む。→それがし・なにがし・ある~。
人名・・・・いろ。
「柄(水)」:柄は、木と丙を組み合わせた形声文字。ヘイ・え・がら。
丙は机や人の足がぴんと左右に張ったさま。また魚の尾が張ったさまを描いた象形文字。
ぴんと張り出している「とって」のこと。→とって・人や物の性質・もよう・がら。
人名・・・・え・えだ・かい・かみ・つか・もと。
「泉(金)」:泉は、丸い穴から水の湧き出るさまを描いた象形文字。セン・いずみ。
→水が自然に地中からわきでているところ・いずみ。
人名・・・・い・いずみ・きよし・ずみ・み・みず・みぞ・もと。
「海(木)」:海は、サンズイ(水)と毎(マイ:カイ・音符)を組み合わせた形声文字。カイ・うみ。
毎の音が、灰(カイ)・悔(カイ)などと同じく「くらい」意味をあらわし、暗い色を
したうみのこと。→うみ・
人名・・・・あま・うな・うみ・み。
「活(木)」:活は、サンズイ(水)と舌を組み合わせた形声文字。カツ。
舌(カツ:舌(シタ)とは別字で、水がくわっくわっとくびれて、勢いよく流れること。
→いきる・いかす・さかんにうごく。
人名・・・・いく。
「洪(木)」:共(両手をいっしょに動かして物をささげる)とサンズイ(水)を組み合わせた
形声文字。コウ。
各所からいっせいに集まった大量の水のこと。→おおみず。
人名・・・・・おお・ひろ・ひろし。
「津(金)」:津の字の右側は聿(手でふでを持っている様子)と彡(しずくがたれる印)を
合わせたもので、わずかなしずくの意。津は、それにサンズイ(水)を加えた
形声文字。シン・つ。
水が少なく、尽きようとしてたれることを示す。のち、うるおす・湿った浅瀬など
の意を派生した。→ふなつきば。
人名・・・・ず・つ。
「洗(金)」:洗は、サンズイ(水)と先を組み合わせた形声文字。セン・あらう。
先は、足と手を合わせた字で、人間の足さきを示す。指の間に細いすき間が
あいて離れている意を含む。足の指の間にさらさらと水を通して、よごれを
とること。→あらう・あらいながす・きよめる・すすぐ。
人名・・・・きよ・よし。
「染(金)」:水などを入れる木の器とシ(水)を合わせた会意文字。セン・そめる・しみる。
うつわの中の色のついた水に布や糸をつけて、ゆっくりと色をしみこませること。
→そめる・そます・うつる。
人名・・・・そめ。
※次回は9画の「派(水)」からお送りいたします。
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◆ 読者からの質問コーナー
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■メッセージ
こんにちわ、はじめまして孫が生まれたので息子が名前をネット調べて
つけようとしていますが私が見るかぎりでは陰陽,五気、画数、が良く
ないと思い話をしますが新字体で見たから良い。大丈夫といいますが、
分かるように伝いたいと思うのですが、どのように言えばよいでしょうか
お教え下さいませ。
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お答え致します。
文字は世界的にみていろいろありますが、大きく分けて
表意文字と音表文字の二つがあります。
A.B.C.D・・・などは音表文字で字一つ一つに何の意味もありません。
ところが、私たち日本人が使っている漢字は表意文字で一つ一つの
字に意味があります。そればかりか語源をたどっていきますと人・
山・川のように、ちゃんと原形を持っています。そこで漢字は
象形文字とも呼ばれています。
象形文字には字の形の成立に深い意味と、形体上の理由とがあって
その文字が文字の神秘性を支えています。
ですから私の「統計数理姓名学」では字は象形文字としての意味が
ある正漢字を使用します。たとえ新漢字で命名されても姓名鑑定は
正漢字(旧漢字)の画数で判断します。
漢字には手相や印相などと同じように字相があるのです。
漢字の画数は陰陽の配列には関係しますが五気には関係有りません。
画数・陰陽の配列が良くても五気の組み合わせが悪ければ良い名前
とは言えません。
ここでもう一度「良い名前の三原則」を明記します。
1.陰陽の配列が整っていること。
2.字画数がすべて正漢字で吉数であること。
3.五気の組み合わせが良好であること。
(生年月日に合っていること)
その他にも「命名の十ヶ条」があります。
可愛い赤ちゃんの一生涯の幸福を願って、親の思いつきや趣味などに
拘らず、姓名学にそって真剣に考えて、命名してあげて下さい。
それが、親としての責任であり義務です。
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通信講座受講生のことば(名前はすべて通称名です)
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通信講座の受講生になって、まだ2ヶ月ほどですが不思議な姓名学の
虜になってきました。今までは名前そのものは対人関係の見分けとか、
単なる自己主張のためにあるものと簡単に思いこんでいました。
名前によって人間の運勢が大きく変化するなど考えたこともありませんでした。
しかし、講座を受けて初めて名前の重要性がだんだん解ってきたように思います。
先生のご指導通り、良い名前の三原則は非常に大切で絶対に無視できないことが
解ってきました。
良い名前の三原則は大変ハードルの高いことも痛感してきましたが、ご指導通り
是からもしっかり勉強して、家族のために良い名前をみつけたいと思っています。
最後まで頑張りますので、ご指導の程よろしくお願い致します。
大分県・山内一郎
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通信講座終了後には、あなたの苗字に合った素敵な「良い名前」をプレゼントします。
あなたの名前良い名前でしょうか?
★赤ちゃんの命名で悩んでいる人
★名前の改名に悩んでいる人
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東洋運命学会・吉田昌功