中央分水嶺・淀川水源の森 余呉トレイル

奥琵琶湖の豊かな自然と歴史に親しみ地域活性化を願う余呉トレイルクラブが、余呉トレイルについて情報を発信します。

七々頭ヶ岳から新谷山へのスルー

2012-05-28 22:29:18 | トレイル日記

 ☆大黒山東尾根は都合によりまして7/7(土)に延期です。次回例会は6/17(日)下谷山スルー。ウッデイパル7:30出発ですので、前泊がおすすめです。

 

丹生川(高時川)側から余呉川側への横断は菅並から椿坂への妙理山だけであったが、今日菅並から七々頭ヶ岳・新谷山を越えて柳ヶ瀬へ歩き通すことができた。

七々頭ヶ岳から新谷山までは尾根の荒れた林道を使い、新谷山最高点750mから三角点ピークまでは尾根通しに藪をかき分け、さらに柳ヶ瀬八幡神社へはケモノ道と境界切り開きをテープ付けをしながら下った。

尾根上をすっかり占領して林道を歩くしかなく、古いものではないが粗雑な作りではや自然に還りつつあって各地にある自然歩道状態に近く、さらに北や南に次々と名だたる山が現れるのに救われる。

妙理に比べるとこちらはそうしたことからも標高の低さもあって手軽なスルーといえるだろう。

展望ばかりか、瑠璃池、クリノキ平、干上がっていたが大きな池や貴重な三等三角点、下りの深い樹林などここならではの見どころがあって予想以上に歩きがいがあった。

 

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ブナ新緑の針川奧へ

2012-05-20 21:59:46 | トレイル日記

針川上谷側から登り、石留山三角点、ブナ巨樹を経て、藪をかき分けて針川奧1041ピークに立ち、ピーク727から針川へ戻る。

参加者が少なかったが、見回りがてら決行。

トレイル外ということで久しぶりであり、針川谷に入ってみると上谷下谷出合の橋がこわれていてびっくり。

ふとももまで浸かりながらの渡渉となったが、水の冷たさにまたまた驚く。

さすがにこのあたりではまだまだ沢源頭に多くの残雪があるようだ。

この先の道なき尾根やブナ巨樹の先の藪を思うと果たしてどこまで登れるやら気が重くなるが、こちらは想定内で予定通りブナ林を抜けて巨樹と出会い、ピーク1041の岩の上に立ち、上谷山の雄姿を間近に見ることができた。

右奥には三国岳・左千方もあって、苦労も忘れさせてくれる。

次回例会は5/28(月)七々頭ヶ岳池めぐり、新谷山へ抜けたいと思っています。多くのご参加を。

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栃ノ木峠から音波山・下谷山へ

2012-05-10 14:55:01 | トレイル日記

余呉トレイルクラブ例会5/20(日)針川谷と周辺の山が近づいてきました。ご承知の通り針川下谷源頭には下谷山、本流上谷源頭には上谷山があって最奥の場所です。ピーク727からブナ巨樹までは行きたいと思っています。ふるってご参加を。

昨日はサンケイ旅行会平日組6回目で栃ノ木峠から音波山・下谷山へ案内する。

ブナ林に続く森の小道は誇るべき原生林区間にふさわしいもので、整備の跡を残さないように特に気を入れて仕上げたものだ。

関西では珍しい一日じゅうブナ林を歩くコースであり、特に多くの人に知ってもらいたいコースである。

下谷山は針川下谷源頭にそびえることからそう呼び、本流上谷源頭が上谷山となる。

雪解け直後はササや低木が倒れ込み、おびただしい枝が落ちていて、片付けながら進む。

音波山の仁王ブナ、下谷山山頂周辺のブナ原生林ばかりか、二次林も浅い谷間に残る雪と若葉で素晴らしく、随所で歓声が上がる。

ミツバツツジばかりかイカリソウやイワウチワなども残っていて、彩りも豊かだ。

というわけで余呉湖から回を重ねてここまでたどりついた達成感もあって、遅い昼食の音波山、ブナ変形樹のある下谷山の山頂では大いに盛り上がった。

とはいえ距離が長く、しっかり歩いて一日コースとなるだけにあなどれず、おつかれの人も。

幸い曇り空で歩きやすかったことでペースが落ちず、予定の時間に下山することができた。

これで中央分水嶺区間を終えて、次からは淀川水源の森区間となる。

 

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