もう一つの地盤調査

先日スウェーデン式サウンディング試験という簡易調査を
行いました。木造住宅では一般的な地盤調査方法です。

結果は予想に反して、地盤改良。
意外な結果に頭を抱えてしまいました。

ちょっとした造成地ですが
周囲の建物では地盤改良していないようなのに
何でここだけ？

納得ゆかないので、もう一つの地盤調査を行いました。
それが表面波探査法という方法。

微弱な地震波を人工的に発生させ
地面下の状況を調査する方法です。




この装置とパソコンをつなぎ
データをとります。



堅い地盤の場合は、短時間でデータとれるが
柔らかな場合は時間がかかる、と調査員の方から聞きました。

この敷地は地形から考えて、地面下は良好な固い地盤
の為か速くデータがとれていたようです。

結果は後日。地盤改良なしにゆきたいものです。

ベタ基礎の予定が

茨城県でのリフォーム工事現場。
工事監理にあまり行けないのですが
工事業者の車に乗せてもらい
朝から出掛けてきました。

この住宅はセキスイハイムで建てられたもので
あらかじめ構造資料と図面を入手していました。

矩計図といわれる断面詳細図ではベタ基礎の予定でしたが
解体してみると、床下はご覧の通り土が出てきて
布基礎と呼ばれる連続基礎でありました。

解体してのサプライズはよくあることなので
工事関係者の皆さん大して慌てることなく
「コンクリート打っておきます」で解決。

その他電気関係の現場打ち合わせをして
夕方事務所に。

次の新築計画

次の新築住宅を検討しています。
木造2階建て+パッシブソーラー予定を予定。

金曜日に地盤調査を行いますが
前の現場からいただいた石が数個ころがっています。

造成地のため、駐車場の位置はあらかじめ想定されていて
排水升など入っていますが、このままでいこう、と考えています。

そのほかは、これから検討を加えてゆきます。

六浦の家オープンハウス

本当に気持ちのよい日にオープンハウスを行いました。
いつもの通り昼前から夕方まで。

以前オープンハウスを行った住宅にお住まいの皆さんも
見学に来られて、楽しいひとときを過ごすことができ
ありがとうございました。

オープンハウスとは？
行うたびにいつも考えてしまうのですが
コミュニケーションの場であるようですね。

これから計画がある方や、すでに完成してお住まいの方
情報交換するのに良い機会となっています。

工事中は関係者の皆さんいろいろ苦労がありましたが
こうしてみると苦労の跡が空間やディテールに
現れているのがよくわかります。

今後もなるべくオープンハウス続けてゆきます。