遠距離太郎のお話し…

“遠距離”介護に走りまわっている“太郎”クンのお話しです!!

逝くところ、戻るところ

2017年06月04日 | 聞いて聞いてっ!

昨日から、高知に帰っています。
帰れば、母を見舞って色々なお話をしますが、
最近はこんな話が多くなって。


母  :私が死んだら、どうするの?

太郎 : どうもこうもないよ。
           お葬式をあげて、お骨をS寺さんの納骨堂に納めるよ。

このS寺さん、僕たち遠距離家族だけでなく、
父方、母方、両方の一族に関係の深いお寺です。



高知の旧市街地にあります。その一画が、観光ガイドにも載る

「坂本龍馬が生まれた街」となっています。

そこに古くからあるお寺です。

太平洋戦争の前から戦後直後まで母方の一家が住み、
その後、偶然ですが父方の一家も住み始めました。
遠距離家もこの近くで商売をし、生活をしていました。
僕にとってはもちろんですが、
母にとっても縁のある、故郷のような場所です。

遠距離家の墓(納骨堂)は、



このお寺の本堂の真下にあります。



母   : S寺さんか…

太郎: 母さんが入れば、今よりもっとお参りに行くよ

母   :この点、S寺さんって、本当に便利ね〜

太郎 :20年くらい待ってくれる。
          何もなければ、僕が行くのが、
          それくらい先かな…

母     :〈 ニッコリ 〉

今日も、ケアハウスを訪ねた際には、
そんな話をして帰ってきました。