木竹記

カトリック司祭職から還俗し、広告代理店代表取締役としてそ10年になります。「木に竹」を継いだ状況にならないようにしたい。

スポニチ60周年記念、おめでとうございます。

2009年01月30日 | Weblog
本日スポーツニッポン新聞社の創刊60周年記念「感謝の集い」にご招待頂き、会長、専務ともども参加してきました。60年といえば、企業の寿命30年説なら二周りですから、たいしたものだと思います。時代時代を映すメディアとして、スポーツや芸能ニュースで世間を元気付けてきたのでしょう。昔語りになってしまいますが、新聞の「案内欄」が職探しの主な道具だった時代があったそうです。弊社はスポニチの案内欄を販売させていただいて、大儲けさせていただいた(会長談)そうで、時代が変わり求人媒体も多様化しましたが、現在に至るまで、スポーツニッポン新聞社さんは大きな取引先です。特に会長はその人生の多くの時をスポニチ専属代理店の看板で過ごしており、60周年の集いにつれて行くことが出来て、とても良かったと思います。かつてビジネスでご一緒させていただいた方々と談笑する父の楽しそうな笑顔を見て、心から感謝したく思いました。ありがとうございます。様々な紙媒体の創刊を経て、さらにITメディアの時代へと広告業界がシフトしてゆく中、それでも独自のニッチを新聞が占めることができれば、新聞広告にも一定の可能性はあるのかもしれません。この厳しい環境の中、集いのご挨拶の中では、一切不景気な話は聞こえませんでしたが、それがかえって事態の深刻さを表しているように感じたのは私だけではないと思います。しかし、山本社長の挨拶にありましたように、スポニチのイメージカラーの赤のように「赤く燃えるチャレンジ精神」で、夢と感動を与えるメディアとしての役割を、これからも果たしてゆかれますようにと願っています。

ターニング・ポイント

2009年01月21日 | Weblog
バラク・オバマ大統領が誕生しました。不況の中、日本でも新大統領の「チェンジ」に期待を抱いている方も多いのではないでしょうか?こんなに多くの人間の期待を担う肩はそうとう丈夫じゃないともたないでしょう。 さて今朝のニュースの中で、グリーン・ニューディールという言葉が目に留まりました。1980年代の後半、私はフランシスコ会というカトリックの修道会で、神父になるための勉強をしておりまして(神学生といいます)、当時エコロジーや文明批評的なオルタナティブを提案する本などを盛んに読んでいました。今も私の考え方、ものの見方はこの頃に出来たものが大きいと思います。で当時読んだ本の中に、フリッチョフ・カプラの「ターニング・ポイント」という本があります。化石燃料を原動力とする時代から、非化石燃料を動力源とする文明への転換を勧める内容で、とても面白く読んだ記憶があるのですが、今朝のニュースを見ていて、「ターニング・ポイント」の一部なりとも実現するのではと思いました。いわく「サステイナブルで共生的な時代」。今は会社を経営する立場からは、良い意味での資本主義が実現した積極的でダイナミックな生産活動も多くの人々の命を支えてゆくには良いものだとも思いますが、陽きわまって陰に転じる中で、より多くの命が大切にされるように、文明が転換してゆくと良いなと思いました。そのためにオバマ頼みではなく、ささやかでも、今自分に出来ることを行ってゆきたいと思います。

仕事初め

2009年01月05日 | Weblog
弊社は今日が仕事始めでした。久しぶりに会長も朝の9時に来てくれましたので、朝礼で話をしてもらいました。ベテランにはいつもの話でも、ここ2年ぐらいでの入社組みにはまだまだ新鮮な話でもあったかと思います。さて今年は経済的には厳しい環境になりそうです。しかし私の50年の人生の経験からいえば(おこがましいですけど)、楽なときにはあんまり成長せず、泣き言が思わずもれるようなときにこそ、がんばれれば成長幅もおおきかったと思います。とまあそういうわけで、足りないところは躊躇わず変更(チェンジ)し、スタッフ一同とともに、より良いサービスを提供できるように、成長してゆきたいと思います。今年が、皆さんにとってもチャレンジと成長の年になりますように。