木竹記

カトリック司祭職から還俗し、広告代理店代表取締役としてそ10年になります。「木に竹」を継いだ状況にならないようにしたい。

クリスティさん国民ボランティア賞受賞

2011年12月28日 | Weblog
クリスティ・アーバンさんがフィリッピンで国民ボランティア賞を受賞しました。クリスティさんは、私もずっと係っているNGOイヤマンのフィリッピン側の責任者もしてくださっているフィリッピンの方です。少数民族イゴロットの方でバギオの大学で教鞭をとる傍ら地域の福祉のためにずっと自分のエネルギーを注ぎこんで働いてこられた方です。私も参加させていただいているイヤマンのプロジェクトはコルディリエラと総称される山岳地方の少数民族(イゴロット・ベンゲェット・ボントック・イフガオなどの人々)出身者で当地の福祉例えば保育士・助産士・農業指導員などとして働こうと言う青年のための奨学金を実施しています。もう10年以上の活動になります。 フィリッピンでは本当に自分の全存在を注ぎこんで苦難にある人々のために働いている女性たちにたくさん出会いますが、クリスティさんもそうした素晴らしい方の一人です。コンパッション(共苦)という神学言葉があるんですが、本当につらい人とともに歩む人がいると言うのはこの世も捨てたものじゃあないと思いますし、神様も嬉しいことでしょう。些細なことで一喜一憂している自分を反省しつつ、でもこういう人々が何らか世の中に認められるというのも嬉しい限りです。
今年はつらいニュースが多かった一年でしたが最期に嬉しいニュースが聞けました。新年もきっと良いことつらいことのマダラ模様の年なんでしょうが、良いほうが多い年になるよう願って今年の仕事納めにしたいと思います。
皆様の上に、恵みあふれる明るい年が訪れますように。

ポインセチアは有毒?

2011年12月06日 | Weblog
クリスマスシーズンなのでポインセチアを購入、でも居間に良い置き場がなく金魚の水槽の上に置きました。数日後、なんと金魚が瀕死の状態に!4年ほど前金魚すくいで救って来て生き延びて、今や鮒とみまごう20cm以上の丈夫な奴なのに、もうバランスも取れず頭を下にしてふらふら水槽の中に漂って、弱弱しくかすかに口を動かしているのみ(涙)。他に原因も思い当たらないので、急いで水槽に数枚落ちていた、ポインセチアの葉とがくを拾い出し、水もできるだけ代えました。その後数日は金魚は具合悪そうにして、皮膚も白っ茶けていましたが、今日ようやく餌を食べるまでに回復しました。ネットで調べるとやはりポインセチアには弱いながら毒性があるようです。あやうく不注意で金魚を死なせて仕舞うところでした。
ちなみにクリスマスの色、赤と緑。赤はキリストの受難や殉教者たちの流した血、や情熱愛を、緑は冬でも枯れることのない常緑樹の緑から永遠の命を表していると典礼学の先生に習いました。 ウチの金魚はポインセチアのお陰で、ほぼ両方味わった事になります、と言ったら金魚に叱られるかなぁ。