クリスティ・アーバンさんがフィリッピンで国民ボランティア賞を受賞しました。クリスティさんは、私もずっと係っているNGOイヤマンのフィリッピン側の責任者もしてくださっているフィリッピンの方です。少数民族イゴロットの方でバギオの大学で教鞭をとる傍ら地域の福祉のためにずっと自分のエネルギーを注ぎこんで働いてこられた方です。私も参加させていただいているイヤマンのプロジェクトはコルディリエラと総称される山岳地方の少数民族(イゴロット・ベンゲェット・ボントック・イフガオなどの人々)出身者で当地の福祉例えば保育士・助産士・農業指導員などとして働こうと言う青年のための奨学金を実施しています。もう10年以上の活動になります。 フィリッピンでは本当に自分の全存在を注ぎこんで苦難にある人々のために働いている女性たちにたくさん出会いますが、クリスティさんもそうした素晴らしい方の一人です。コンパッション(共苦)という神学言葉があるんですが、本当につらい人とともに歩む人がいると言うのはこの世も捨てたものじゃあないと思いますし、神様も嬉しいことでしょう。些細なことで一喜一憂している自分を反省しつつ、でもこういう人々が何らか世の中に認められるというのも嬉しい限りです。
今年はつらいニュースが多かった一年でしたが最期に嬉しいニュースが聞けました。新年もきっと良いことつらいことのマダラ模様の年なんでしょうが、良いほうが多い年になるよう願って今年の仕事納めにしたいと思います。
皆様の上に、恵みあふれる明るい年が訪れますように。
今年はつらいニュースが多かった一年でしたが最期に嬉しいニュースが聞けました。新年もきっと良いことつらいことのマダラ模様の年なんでしょうが、良いほうが多い年になるよう願って今年の仕事納めにしたいと思います。
皆様の上に、恵みあふれる明るい年が訪れますように。