園便り

園長 根元 由佳

3月 園だより

2015-03-02 11:49:33 | 日記
らいおん組のみなさん
           ご卒園おめでとうございます。
        園 長 小 林 葉 子

 玄関ホールにお雛様が飾られています。子どもたちの健やかな成長を願う日本の伝統行事の素晴らしさに胸を打たれます。
 26年度がもう少しで終わろうとしています。この時期は、子どもたちの成長にいつも驚かされます。4月入園の頃は、やっと首がすわったばかりの赤ちゃんが、一人で立って歩くようになっているのです。子どもたち一人ひとり、すべての子どもたちに成長をした様子に拍手を送りたいと思います。
 年長のらいおん組の子どもたちにも、卒園の日が近づいてきています。相手の痛みに共感できる豊かさを備え、将来に夢を持ちその夢に向かって努力を重ねることにひたむきなそんな子どもを願って、今日までこども園で育んできました。今まで、腕の中で愛おしんできた子どもたちを手放すには、万感の思いがあります。一人ひとり、みんな幸せになって欲しいと思います。祈ります。
 お隣の東京工芸大学と「万一災害が起きた時、状況に応じて子どもたちを避難させていただくことができるように」と、お願いをしてきました。話し合いの結果として、「人道的な観点から、子どもたちに避難場所の提供」をお願いすることができました。本園としても更に、東京工芸大学と協力できることは行っていこうと考えています。
 4月より、「子ども・子育て支援新制度」のスタートにより、これまでとの変更点があります。これまでは、こども園の中に幼稚園と保育園が並列的に並んでいました。これからは、幼稚園でも保育園でもなく、両方の機能や特徴を併せ持つこども園としてのスタートになります。そこで新年度からは、1号認定児から3号認定児まで、登園時間に幅ができます。これまで行ってきた9時からの東門での受け入れだけでは、対応できなくなります。そこで、4月からは全園児が正面玄関から登園するように、お願いいたします。
 この1年間、ご協力いただきまして有り難うございました。感謝申し上げます。