参議院選挙が終わり、続いて東京都知事選挙が始まって
います。自民党東京都連は党が公認や推薦した候補者の
居る選挙区に於いて他の候補者を例え親族であっても応援
した自民党員は除名するという通達を出したと言われネット
上で大きな問題になっています。
まあ昔から慣例のように出されて来た通達で自民党員は
別段普通の事だと思っていますしそれを破って何かしら
ペナルティーを受けた方を知りません。
小泉郵政選挙の時には京都の野中広務さんが自民党籍を
有していた無所属候補者を丸抱えで応援していましたし、
１０日の参議院選挙で麻生副総理が神奈川選挙区に無所属
で立候補していた方を全面的に支援されていました。
問題は今までと同じ事をやっていた自民党東京都連幹部の
皆さんの「今」を見る目の無さと「今」を感じる心の無さにあり
ます。全ての組織に言える事ですが世代交代の重要性をもう
一度実感されるべきです。
リーダーの若返りというと年齢しか話題に出ませんが、年齢
だけを若くしろと言っている訳では有りません。私は何より
大事なのは経験だと思っている「経験至上主義者」ですが、
組織を動かすのに「今」を見る目と感じる心は必須項目なのです。
