”ホッ”とした話題
紘一郎雑記帳
“子グマ”、実は子ダヌキだった…
子狸例
青森・南部町
子グマと思ったら、実は子ダヌキ-。
青森県南部町で16日発見され、“子グマ”として
一時的に保護されていた幼獣2頭について、町農林課は27日、
クマではなくタヌキの子どもと分かったと発表した。
同課によると、2頭は発見者の男性が預かっており、健
康状態に問題はなく、時期をみて山に放すという。
2頭の幼獣は16日午前、同町下名久井の会社敷地内で発見された。
これを子グマだと思った同課は“親グマ”を誘い出すため、
同社敷地内に捕獲用おりを設置し、2頭を入れていた。
だが、動物愛護の観点から翌17日、一時的に保護することにし、
発見男性宅に預けていた。
同課は20日、引き取り先を探すため、日本動物園水族館協会に照会。
同協会がホームページに幼獣の画像を掲載したところ、
ある動物園から「クマではなく、タヌキではないか」との指摘が、
同課に寄せられた。2頭の健康状態を確認した獣医からも同日、
同様の指摘があったという。
その後、県が森林総合研究所東北支所に鑑定を依頼したところ、
「クマ」ではなく「タヌキ」と判明。
27日、県から同課に連絡があった。
同課の東野成人課長は「この件では多くの意見、助言があった。ご
心配をかけ申し訳ない」と話した。
県自然保護課の担当者は「クマとタヌキの幼獣は区別しづらく、
専門家以外は見分けがつきづらいようだ」と述べた
どちらにしても”ホッとした話題でした。