本日20日午前中に小屋スタッフが滝谷の架橋流出箇所の確認に下りました。現在、橋材は滝谷避難小屋側に打ち上げられたままです。また、大雨の影響で架橋箇所の河原の形状が大きく変わっており、同一箇所には再架橋が難しい状況となっています。
水量が十分に減り、平常時の水量に戻った場合には、ライブカメラを設置している大岩の裏側を巻くことにより、足首程度の水量の流れを渡ることで通行も可能ですが、安全に通行出来るのは、あくまでも平常時の水量に戻った場合のみです。今夜から明日にかけてはまた強い雨が降る予報となっています。現状では橋がない状態ですので、水量の減少が見られない場合には絶対に無理な渡渉は試みないで下さい。
滝谷渡渉箇所については、新しい情報が入り次第、このブログでお伝えいたしますので、お電話による頻繁なお問い合わせはお控え下さい。よろしくお願いいたします。(2016/09/20 12:30更新)
こちらは午後5時58分撮影の滝谷渡渉箇所です。昼過ぎから降り始めた雨で、日中に比べてかなり増水しています。午後6時半現在も槍平小屋周辺は簡易気象計の計測で15mm/hr前後のやや強い雨が降り続いています。翌朝にかけてさらに増水する可能性もありますので、無理な渡渉は絶対に試みないで下さい。
(保存版)滝谷架橋部の水量増減について