シャドウピッチング

活字が好きじゃなかった私も、なぜか文章を書きたくなってきた。これも歳なのか。。。

ゴルフクラブは越後屋ゴルフでしよ

2016年06月04日 21時03分09秒 | スポーツ


今から10年前くらい。初めてアイアンをお店で買おうか?と思い始めた時、会社の先輩に教えてもらったのが「越後屋ゴルフ」。川越線笠幡駅の近くにあるその店は、街から外れた場所にある普通のお店。ゴルフ5や二木ゴルフの様なスポーツショップとは違うため、店のドアを開けるのに勇気がいる。店に入ってもポヤーンとしていて、特に話しかけられることもない。が、ちょっと相談するとそこからが深い。10年前くらいの自分がそうだった。


アイアンの購入について社長に相談すると、まずはスイングチェックという事で、店の二階にある鳥かご(網に向かってゴルフボールを実際に打つ設備だね)で試打。自分の場合、そこでフォームのダメ出しから始まった。
「クラブを選ぶ前に、まずはフォームを固めた方が良い。うちに通いなさい」
まさかゴルフショップでレッスンを受けられると思ってなかった自分は、当時それほど仕事が忙しくなかったので毎週通った。なにせ、今までのフォームから全く変える様な印象が自分にはあったし、とにかくフォームを固めないとクラブが買えない。

なんだかんだで2ヶ月近く経ち、レッスンの合間にクラブの試打もやり、これを買おうと心に決め現金を持って店に。で、購入前に実際に一度打ちっ放しで打ちたいとお願いし、息子さんと一緒に近くの練習場に行った。ところがところが、100球打ってなんと70球位がシャンク!息子さん、
「クラブ買うのやめましょう。もう一度フォームを固めた方が良いです」
まさかお店の人に、買わない方がよいよと言われるとは思ってもなかった。残念な気持ちもあったが、ホントに客に合ったものを買って欲しいと言うお店の気持ちの嬉しさが強烈に残った。

で、またそこからレッスン再開。結局初めてお店に行ってから3カ月くらい掛け、しかも最後は社長に、「もうこれに決めなさい!」と背中を押されMIZUNOのMP27を買った。忘れられない。

このクラブは難しく、買った後も自主練はしばらく続き、安心して打てる様になったのは2、3年後かなぁ。


で、今日10年振りくらいにお店に行った。グリップを全く交換してなかったのでそれをお願いにいったのだが、相変わらず店内はほのぼのとして、息子さんにも子供がいて店内で遊び、おばあちゃんになった奥さんは店のソファーで昼寝。いい感じ。
近くの練習場で試打会やってるとの事で行ってみると、社長は相変わらずの元気さでクラブを選んでくれた。しかし気にくわないほど社長が選んでくれたクラブで打つと楽に打てる。当然ナイスショット。ホントかよ?って。今日は自分にはラッキーな事に他の客がほとんどいなかったので、ほぼ選任レッスンコーチ。また勉強になった。


ソフトボールが最優先なのは変わらないが、久しぶりにクラブを新調してまた始めてみるかなあ。