goo blog サービス終了のお知らせ 

鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

名古屋戦コメント

2013年05月19日 | Weblog
2013Jリーグ ディビジョン1 第12節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常にタフな試合になることはわかっていて、日程的な条件で止むを得ないが名古屋は週の半ばにナビスコカップがなくて、我々はナビスコカップを戦い試合に臨まないといけないという条件だった。そして、名古屋は長身の選手や技術のある選手がいて、ロングボールや技術を生かした攻撃をしてくるし、常にゴールを目指すことを積極的にやってくるチームだから非常に厳しい試合になるだろうと思っていた。もう1つは、名古屋が置かれている順位から非常に気持ちを持って挑んでくるということでタフな試合を予想したが、非常に良い戦いができ、勝てたことは自信になると思う。

・心配していることは日程的な関係で後半にパワーダウンしてしまうのではないかというところだった。選手達が歯を食いしばって、勝つことだけを目指して頑張ってくれたと思う。

・非常にオープンな試合だったと思う。名古屋も攻撃的で、両サイドバックも前に出ますし、時折センターバック2枚と我々のFW2枚になるという状況の中から、それだけ名古屋はゴールを目指すという意欲を持っているチームで、そういった相手の見せる短所を突けていけたと思う。日程的な部分を考えれば、ポジショニングが非常に重要になってくるので、動けない中で正しい動きをできるだけするような努力をすることが非常に大切。そういう意味で選手達は努力してくれたと思う。そういった要素が勝利に値する形になった。ただ、どちらが勝ってもおかしくないオープンな試合だった。

・タフさが出てきているかは分からないが、しっかりと自分たちが献身的にやらないといけないことがある。一番重要なことは、成し遂げたいという気持ちをもっていないといけない。そしてそれに対する努力ということで、選手達はそれを持っているからやり続けることができれば、勝ち続けられると思う。





選手コメント
【中村 充孝】
ゴールを決めたけど、これからという気持ちでいる。ホームで決める事が出来て良かった。移籍してから結果を残せず悔しかった。ここまで遅くなって申し訳ない。交代では常に点を取ることだけを考えている。サイドで仕掛けろと監督には言われているが、口では言わないだけで得点を期待していると思う。

【遠藤 康】
先制されたけど、結果、勝てて良かった。チームが連戦で他の選手は体が重い感じだったけど、みんなで盛り上げてペースを戻した。モトさんがいた時は預けて裏に抜けるようにした。得点シーンはイメージがあったのでドリブルで運んだ。

【青木 剛】
名古屋は能力の高いチームで、それが強さでもある。先制はされたけど逆転は出来たのは、諦めずにやった結果だと思う。ケネディなど高い選手がいる中の駆け引きでクロスをいかにチームとして防ぐかというところで、中の対応も全員で戦えたので勝利につながった。

2013年05月18日(土)

本日行われたJ1第12節名古屋戦は3-1で勝利しました。

【J1:第12節 鹿島 vs 名古屋】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.05.18)
5月18日(土) 2013 J1リーグ戦 第12節
鹿島 3 - 1 名古屋 (14:06/カシマ/17,161人)
得点者:24' 小川佳純(名古屋)、40' 遠藤康(鹿島)、66' 中村充孝(鹿島)、90'+4 大迫勇也(鹿島)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:今日はひとつの節目の試合でした。それを勝利で飾れたことについてお願いします。あと決勝ゴールを決めた中村選手についてコメントをお願いします。

「正直、僕自身は20年前と同じ相手だったということを今知りました。非常に不思議に思っています。ただ、同じように勝つことができたのはよかったと思います。今日だけではなく、今月はJリーグのお祝いムードだったので、いい試合を我々が提供できればと思っていました。ひとつひとつの試合を大事に戦っていければと思っています。この勝利が強敵から得られたことはよかったと思います。相手は技術が高く、能力が高い選手がいるなかで勝てました。チームにとっては非常にいいことだと思います。

中村選手ですが、本人は”アツ”と呼んで欲しいと初日に言われたので、僕はそれから”アツ”と呼んでるんですけど、自分の名前をこのサッカー界に刻みたいと思ってやっていると思います。最初のシュート練習で決定力のある選手だなと見ていました。当然ながら、最初はサッカー選手だけでなく一般の人でも職場が変われば何もわからない状態ですので、シャイな部分があったり無口だったりするものですが、だいぶ時間も経ってきて最近は周りとも僕自身とも冗談を言える状態になってきましたし、気持ちも楽になってきたんだと思います。僕が求めているボールに対するアグレッシブさ、守備のポジショニングも含めて、いろんなことを要求することに関して、スポンジのように吸収して実行していってる選手です。このアントラーズというクラブの一員として良い補強ができたのではないかと思います。ただ、まだ伸びしろがある良い選手ですので、今後も引き続き伸び続けて欲しいですし、彼だけでなく、今いる全員の選手が、必ずこのクラブの歴史に何かプラスをもたらす役割を果たし続けることを願っています」

Q:交代がすごくピタリとはまった感じで、本山選手に代えて中村選手を投入しました。求めていたことはどういうことだったのですか?

「代わった選手は本山選手と中村選手だったかもしれませんが、位置は全然違いますし、本山選手のところには野沢選手を持っていって、彼も相手のボランチのケアができるクレバーな選手です。中村選手をハーフの役割にしました。彼はもともとスピードと決定力のある選手です。特に一瞬で相手を抜く瞬発力がある選手です。そういうところを生かしていければ、という思いもありました。遠藤選手を含めて、中村選手も試合をやっていかないと成長しないということもあります。そういう段階に入ってきている選手でもありますが、やはりチームの機能性と役割をしっかり理解した上でやってもらわなければなりません。攻撃に関しては、もっと自由に動いて欲しいと要求しています。ボールがここにある時は絶対にここにいないといけない、というようなことはしていません。基本的な約束事はありますけど。あとはボールを失った時、守備の役割としてスペースを埋めたり、帰陣をしっかりしたりすることだけは要求しています。そういったところは彼らもできているのではないかと思います。入った選手が10分か15分後に点を取ったかと思いますが、自分の采配で交代した選手が点を取ったからといって、采配が的中とみなさんは思うかもしれませんが、選手がそれだけの時間、努力をし続けているわけで、監督というものはチャンスを与えるだけの役割です。僕が一番心配したのは後半の運動量でした。日程的な条件が、相手は1週間ある中で、我々は週の半ばにヤマザキナビスコカップを戦う以上、どうしても後半は運動量が落ちてパワーダウンしてしまう、ということは、心配していました。それが後半落ちなかったということは、アントラーズの歴史がそこにあるとつくづく感じるところでした。後は何年もこのクラブでやり続けている選手が、このクラブに対する誇りや愛情をもっているのだなと。それはこういう時に表れるのだな、と実感しました。普通であれば後半バテて足が止まって動けなくなるものですが、自分を奮い立たせ、これだけの相手に対して、勝利を、あるいは勝利を追求する姿勢を見せたことに、監督として驚きを感じています。間違っていけないのは、現在、何かを成し遂げたのかと言えば何も成し遂げていないわけで、地道な努力、日々の努力が必要です。年末になったら何かの成果になっていればな、という思いでいます。それにしても、うちの通訳は記憶力、頭がいいですね(笑)」

以上

【J1:第12節 鹿島 vs 名古屋】試合終了後の各選手コメント(13.05.18)
●本山雅志選手(鹿島):
「今日は調子が悪かったです。ボールが収まりませんでした」

●遠藤康選手(鹿島):
「先制されてちょっとやばいな、という感じがありましたけど、結果、勝ててよかったです。
(周りが重いという感じはありました?)
思いはしましたけど、なんとかみんなで徐々にペースを持ち直して、後半は良いゲームができたと思います。
(後半はどんなことを考えましたか?)
モトさん(本山)がいる時はモトさんにボールを預けてと思っていたけど、アツ(中村)が入ってからは、相手のCBよりもサコ(大迫)の方が足が速いと思ったので、サコに勝負をさせました。
(ジーコさんとは?)
中学の時に、一回ブラジルに行ったことがあった。ジーコがサッカースクールをやっていて、そこで二人で写真を撮ってもらいました。こういう風にゴールできてよかったです」

●中村充孝選手(鹿島):
「ホームで決められてよかったです。嬉しかったですけど、結果を残すのが遅かったので悔しいというか、今日になってしまって申し訳なかったと思います。
(交代したときはどんな指示を受けたのか?)
いつも点を取ることだけを考えていますし、サイドで仕掛けることを求められています。ただ、監督もゴールとはいわないだけでそれを求めていると思う。決められて良かったです。
(ゴールの場面は?)
よく(柴崎)岳がためてくれました。形的にはサコに出すとみんな思ってるところで出してくれた。良く見てくれてたと思います。
自分の特長を把握してくれるまで時間がかかってしまったところもあるけれど、自分自身も積極的にやれていなかった。やっぱり13番という番号を気にする人は多いだろうし、鹿島の13番は特別な番号。常に結果を残し続けないといけない。ピッチの上でしっかり結果を残したいと思います。
(モヤモヤが少し晴れた?)
まだです。何の満足もない。いままでの分が悔しかった。ここから取り戻さないといけないと思います」

●岩政大樹選手(鹿島):
「失点してちょっとの時間はきつかったですけど、ヤス(遠藤)の得点が大きかったですね。あれでまたみんなが勇気を取り戻すことができました。
(ジーコさんから言葉はあったのか?)
満さん(鈴木常務取締役)が狙ったようにジーコさんを出してきた。握手しただけでパワーみたいなものが入るんですよね」

【J1:第12節 鹿島 vs 名古屋】試合後のジーコ氏コメント(13.05.18)

試合前「イエローハットレジェンダリー(伝説的)ハットトリック賞」として黄色い記念ハット(イエローハット)と賞金100万円が贈呈されました。

5月18日(土) 2013 J1リーグ戦 第12節
鹿島 3 - 1 名古屋 (14:06/カシマ/17,161人)
得点者:24' 小川佳純(名古屋)、40' 遠藤康(鹿島)、66' 中村充孝(鹿島)、90'+4 大迫勇也(鹿島)

●ジーコ氏:
「コンニチハ」

Q:Jリーグ20周年の記念試合に、20年前と同じ名古屋に勝つことができました。20年前を思い出すことがあれば教えて下さい。

「当然ながらいろいろなことを思い出しました。20年前はまだスタジアムの規模が違いましたけど、ただサポーターの声援や応援は当時と変わらない温かさがあり、昔を思い出しました。また、今日は試合前に選手たちに声をかける機会がありましたので、選手たちにも20年前の第一歩から始まって、今のアントラーズというクラブが存在している。今日もつねにアントラーズらしい、団結・結束というものを示してやってくれれば、と言葉をかけました。今日、自分が来て、またアントラーズが勝利を手にすることができ、幸運をもたらす存在だったことがよかったと思います」

Q:試合前に第一号ハットトリック賞の授与がありました。その感想をお願いします。

「自分個人が賞をいただきましたけど、他の記者会見でも話したとおり、あそこで3点が取れたことはJリーグにとっても重要でした。またクラブにとっても重要だったし、私がハットトリックしたことで世界的に反響があったと思います。露出という部分でも注目度が高まりました。昨日も会見で言いましたけど、1部のリーグで40歳の選手がハットトリックをしたというのは、たぶん記録上ないと思いますし、そういった記録をつくれたことも喜ばしいことでした。私個人というよりもクラブ、Jリーグにおいて、重みのある3点だったと思います」

Q:20年間、アントラーズを見てきて、ここが変わったな、あるいは変わってない部分があれば教えて下さい。

「常にこのクラブは進化し続けています。選手にも良い設備を与えていますし、彼らのまわりにいるプロフェッショナルも良い条件を与えています。進化を続けるということがクラブにとってプラスになりますし、今日も若い選手で有望な選手、うまい選手がいました。そういった進化を続けるという部分が、このクラブの一番すごい部分ではないかと思います。
昔はブラジル人選手がチームの重要な役割を果たしていましたが、今日はそのブラジル人選手がいないなかで日本人選手、特に小笠原選手がリーダーシップをもって、ピッチのなかで示していましたし、また中田選手も彼なりの経験で示していたところが素晴らしいところです」

Q:今日もジーココールをたくさんしていたサポーターへメッセージをお願いします。

「サポーターのみなさんには感謝を述べたいと思います。私が来るたびに愛情を示していただいてありがとうございます。今、アントラーズというチームは若くなりつつあります。そして、若い選手というのは支えや声援が必要なものです。できれば常に選手たちを支え、チームスタッフも支え、彼らが自信を持って良い環境でプレーできる雰囲気をつくり続けてもらえたらと思います。アントラーズというクラブはどの大会においても勝つために、優勝するために挑みます。つねにその強い気持ちで目標を達成できればと思います」

Q:Jリーグが20年やってきて変わったこと、敢えて注文をつけることがあればお願いします。

「まず20年の中で成長している部分は多いと思います。日本のマーケットはいま、世界のなかで注目を集めています。下部組織の充実が求められるのではないでしょうか。現在、日本代表には欧州でプレーする選手が数多くいます。そのときに、日本国内でその代わりとなる選手がいないといけません。そうした意味で下部組織の充実が非常に重要だと思います」

Q:日本代表はブラジル代表に近づいていますか?

「近づいてきている、成長してきているところは当然ながらあります。ただ、日本代表が中南米のチームと対戦する時は、新たな戦い方を考えないといけないと思います。特に対戦成績で見ると、欧州のチームには勝率が高まっていますが、中南米の代表と当たったとき、特にブラジル、アルゼンチンに関してはなかなか勝てない状況です。もう少しシビアな分析や、戦い方を考え、学ばないといけないと思います」

以上

[ J1:第12節 鹿島 vs 名古屋 ]

先制を許した鹿島は40分、小笠原満男(写真右/#40)からのパスを受けた遠藤康(写真左/#25)が突破し、ゴール正面から流し込んで同点ゴールを決めた。遠藤はこれが今季2ゴール目。

[ J1:第12節 鹿島 vs 名古屋 ]

同点のまま迎えた66分、柴崎岳が相手陣内をドリブル突破すると絶妙なスルーパス。このボールを直前に途中出場した中村充孝(写真/#13)がきっちりと流し込み鹿島が逆転した。中村はこれが移籍後初ゴール。

[ J1:第12節 鹿島 vs 名古屋 ]

試合終了間際の後半アディショナルタイム、この日誕生日を迎えた大迫勇也(写真/#9)が自らを祝うバースデイゴールを決め名古屋を突き放した。大迫はこれが今季4ゴール目となった。

[ J1:第12節 鹿島 vs 名古屋 ]

先制されながら勝負強さを見せ逆転勝利を収めた鹿島の選手達。前節の敗戦の嫌な流れを断ち切る勝利で、試合終了後にはサポーターと共に勝利の喜びを分かち合った。

[ J1:第12節 鹿島 vs 名古屋 ]WOWプレーヤーズアワード:中村充孝選手(鹿島)

本日の試合で決勝点をあげた中村充孝選手(鹿島)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


“ジーコ御前試合”で鹿島が3発逆転、名古屋は泥沼4連敗
13/5/18 15:58



[5.18 J1第12節 鹿島3-1名古屋 カシマ]

 J1第12節は18日、各地で9試合を行い、カシマスタジアムでは鹿島アントラーズが名古屋グランパスに3-1で逆転勝ちした。名古屋は前半24分、MF小川佳純のゴールで先制したが、鹿島も同40分にMF遠藤康が同点弾。後半21分に途中出場のMF中村充孝が移籍後初ゴールを決めて逆転すると、後半ロスタイムにはFW大迫勇也がバースデーゴールでダメを押した。

 FWダヴィが出場停止の鹿島は大迫を1トップに置いた4-2-3-1にシステムを変更した。FWジュニーニョも欠場し、2列目は右から遠藤、MF本山雅志、MF野沢拓也。遠藤は7試合ぶり、本山は2試合ぶりの先発となった。3連敗中の名古屋は前節・横浜FM戦(1-2)と同じ先発メンバーで臨んだ。

 20年前の1993年5月16日にカシマスタジアムで行われたJリーグ開幕第1節と同一カードとなった一戦には、当時の名古屋戦でJリーグ初のハットトリックを達成した鹿島OBで元日本代表監督のジーコ氏も来場。試合前にはクラブから「第1号ハットトリック賞」の授与セレモニーが行われ、鹿島サポーターから大きな「ジーココール」も浴びたジーコ氏は両チームの選手一人ひとりと握手をかわして激励した。

 “御前試合”で負けられない鹿島は前半12分、DF西大伍の右サイドからのアーリークロスに大迫が飛び込んだが、至近距離からのヘディングシュートはGK楢崎正剛が好セーブ。同15分にはMF小笠原満男の縦パスを本山が落とし、大迫が左足を振り抜いたが、DF田中マルクス闘莉王が体を張ってブロックした。

 鹿島は前半17分にもDF中田浩二の左クロスを大迫がヘディングで折り返し、遠藤が落としたボールをMF柴崎岳が右足ミドルで狙ったが、ゴール上へ。立ち上がりの好機を生かせずにいると、逆に名古屋が少ないチャンスをものにした。前半24分、右サイドのスペースに飛び出したDF田中隼磨がクロス。ファーサイドまで抜けてきたボールを小川が左足ダイレクトで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 先制点を許した鹿島は反撃に出るが、なかなか決定機をつくれず、攻めあぐねる時間が続いた。それでも前半40分、小笠原の縦パスをバイタルエリアで受けた遠藤が素早く前を向き、闘莉王を縦にかわす。小刻みなステップでボールを運び、PA手前から左足を振り抜き、同点ゴールを叩き込んだ。

 試合は1-1のままこう着状態となり、先に動いたのは鹿島。後半18分、本山に代えてMF中村充孝を投入し、中村が左サイドに入って野沢がトップ下にポジションを移した。この交代策がズバリ的中した。直後の後半21分、中盤でボールを奪った柴崎がドリブルで中央突破。絶妙なスルーパスに抜け出した中村がGKの動きをよく見て、右足で流し込んだ。

 今季、京都から加入した中村の移籍後初ゴールが勝ち越し弾。鹿島が2-1と逆転に成功した。追う立場となった名古屋は後半27分、MF田口泰士に代えてMF矢野貴章を投入。同37分にはMFダニルソンに代わってMFヤキモフスキー、40分にはFW玉田圭司に代わってMF田鍋陵太が入り、2列目は右から田鍋、矢野、ヤキモフスキーとなり、藤本と小川のダブルボランチにシフトした。

 一方の鹿島は後半38分、西に代えてDF山村和也を投入。山村はCBに入り、DF青木剛が右SBへ。同40分には遠藤に代わってMF本田拓也がボランチに入り、柴崎が右サイドへ回った。両チームともに次々とメンバーを入れ替え、名古屋は攻撃的、鹿島は守備的な手を打っていったが、次のゴールを決めたのは鹿島。後半ロスタイム、右サイドからの山なりのクロスを受けた大迫が絶妙なトラップから反転して左足でゴールに流し込んだ。この日が23歳の誕生日だった大迫のダメ押し弾で3-1。鹿島がジーコ氏の前で2試合ぶりの白星を挙げた。一方の名古屋はこれで泥沼の4連敗。6試合勝ちなし(1分5敗)となった。

(取材・文 西山紘平)


アツについてコメントするトニーニョ・セレーゾ監督である。
最初のシュート練習で決定力の高さを見抜いたとのこと。
伸びしろがある良い選手と評しており、今後に期待が持てる。
そのアツは、言葉にはされていないながらもゴールを求められておることを見抜いておるとのこと。
その期待に応え、見事決勝点を記録した。
これからも得点に絡むプレイで我らを歓喜に包ませて欲しい。
期待しておる。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-05-19 08:52:08
監督のコメント素晴らしいですね。
読んでて感極まって泣きました(笑)
特に、日程の問題で後半足が止まると思われたが止まらなかった、そこにアントラーズの歴史と長年居る選手のクラブへの誇りと愛情を感じた、という部分。
コメントも肴に家族で昨日は美味い酒が飲めました。
返信する
Unknown (Unknown)
2013-05-19 09:28:39
サコがケガ明け、長いトンネルから脱出して、ハンパない炸裂状態に入ったように、アツもこれから、起用時間が増えて、「ヤナギ以来の正当な鹿島の13番」を魅せてくれるでしょう!期待してます!
返信する