鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

健太決定!

2008年01月14日 | Weblog
笠井健太選手が加入
標記の通り、笠井健太選手が加入することが決定しましたのでお知らせ致します。

■笠井健太(かさい・けんた)
<生まれ>
 1985年12月25日、静岡県出身
<アマチュア時代の経歴> ※カッコ内の数字は加入年
 KFC (静岡)―ロンドン・ユース(カナダ・オンタリオ州、1993)―ロンドン・ユナイテッド(1997)─菊川東中学校(静岡、1999)─静岡県立袋井高校(2001)─ダラスインターナショナル(米テキサス州2002)─サントスFCジュニオール(ブラジル・サンパウロ州、2003)
<プロ選手としての経歴>
 パウリスタFC(2005年3月~2007年12月)
 ※サンパウロ州1部、全国リーグ2部
<ポジション>
 ディフェンダー
<プレーの特徴>
 多くのポジションをこなせるユーティリティープレーヤー。局面に応じた柔軟な対応が持ち味
<サイズ>
 178センチ、74キロ
<笠井選手コメント>

 できるだけ多く試合に出て、可能な限り戦力になりたいと思います。(練習生として)天皇杯では優勝のシーンに立ち会えたので、あの喜びをチームメートと一緒に、また味わえるように頑張ります。

1月9日に獲得決定と報じられておった笠井健太くんの加入が公式に発表された。
右SBの控えどころかGK以外は全てこなすという触れ込みである。
篤人が代表、U-23で抜ける穴以上に左SBに納まるやも知らぬ。
新井場はこれまでに無い正念場である。
また、4人と層の薄くなったFW起用もあり得る。
経歴豊富で想像がかき立てられる選手である。

せっかくなので2年前にパウリスタと契約した際に静岡で報じられた記事を紹介しよう。

菊川市出身DF笠井、リベルタ杯出るぞ!

パウリスタのユニホームを手に喜ぶ笠井
 菊川市出身でブラジルのパウリスタFCでプレーするDF笠井健太(20)が、南米NO・1を決めるリベルタドーレス杯に出場する可能性が出てきた。一昨年、プロを目指してブラジルに渡り、同年12月にプロ契約。昨年はU-20(2軍に相当)に所属し、今年晴れて1軍に昇格した。出場すれば、日本人では3人目の快挙。同チームの元日本代表FW呂比須ワグナー・アシスタントコーチ(37)も高く評価している。

 ブラジルに渡った笠井が、夢を実現する瞬間が迫っている。04年4月からサントスの練習に参加、同年12月にパウリスタと2年のプロ契約をした。昨年は2軍でレギュラーに定着し、今年1月に1軍に上がった。2月にはリベルタドーレス杯の登録メンバー28人に入った。出場すれば、01年のセロ・ポルテーニョMF広山望(現東京V)04年のグアラニFW福田健二(現スペイン2部カステリョン)に次いで日本人3人目、Jリーグを経ていない日本人では初の快挙となる。

 笠井はもともとFWだったが、運動量を買われてサイドバックに転向した。ポルトガル語も完ぺきに覚えて「ブラジル人以上にポルトガル語を流ちょうに話す日本人」と地元紙で報じられた。最初はプレーや判断力の速さに戸惑った。「練習中に考えすぎて気持ち悪くなった。先の先まで考えないとボールを取られてしまうから」。そんな中で鍛えられ、力を付けた。

 良き理解者がいたことも大きかった。ホンダFCでのプレー経験を持つマンシーニ監督や、昨年からアシスタントコーチを務める元日本代表FW呂比須氏は、日本人に対する理解があった。呂比須コーチは「彼はフィジカルも強くてキックも正確。スピードもある。潜在能力は十分。あとは信用、出場機会を得るが必要」と期待する。

 笠井は「高いレベルでやれて、楽しくて仕方がない。リベルタドーレスに出ることが今の目標。優勝して日本に行ければ最高」。現在、パウリスタはグループ3位につけている。12月に日本で開催される世界クラブ選手権で凱旋(がいせん)帰国することも、遠い夢ではない。

 ◆笠井健太(かさい・けんた)1985年(昭和60年)12月25日、菊川市生まれ。3歳でサッカーを始め、小2から中1までをカナダで過ごした。菊川東中3年で1カ月間、ブラジルのサントスに短期留学。袋井高では県大会出場に貢献するなど活躍し、高2の途中から米国にサッカー留学。父徹さん(47)は15年間、スズキFWとして県リーグでプレーした。177センチ、74キロ。血液型A。
[2006年3月27日11時20分 紙面から]

語学もさることながらこの20歳の時点でフィジカルが強いと太鼓判を捺されていることである。
逆輸入選手として大いに期待させられるニュースである。

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