鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

エル・ゴラッソ、Jリーグ2ステージ制アンケート結果

2013年06月11日 | Weblog
[EG向上委員会]2ステージ制を問う! 賛成?反対?アンケート結果発表!
5月28日から6月2日まで募集した「2シーズン制」に関する緊急アンケート。まずはご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
EL GOLAZO本紙上でも6月5・6日発売の1311号でアンケート結果を掲載しましたが、こちらでもアンケートの結果と紙面で紹介し切れなったご意見をあらためて紹介します。
また、今後も「EG向上委員会」では、こういった企画を実施していく予定ですので、ご期待下さい!

【アンケート結果集計】

●回答総数:3,561件
●性別 / 年齢層




●2ステージ制に賛成ですか? 反対ですか?



●賛成の理由を教えてください(複数回答可)



●反対の理由を教えてください(複数回答可)



●どちらでもない理由を教えてください(複数回答可)




なお、応援しているチームでは浦和が1359件・38.16%と圧倒的だったため、浦和以外(2202件)を集計したところ、「賛成」は56件・2.5%、「反対」は2087件・94.8%、「どちらでもない」は63件・2.9%と、いずれにしても多くの人が「反対」意見を表明している。紙面でも触れたように、こういったアンケートは「反対」の声が大きくなるものではあるが、予想以上の結果となった。個別の理由に関しては棒グラフをご覧いただくとして、自由記入の欄にはリーグ側の説明不足の声と唐突感、そして既存ファン・サポーターの声が届いていないもどかしさが多く聞かれた。

いずれにしても、いまこの話題に興味がある層は、「Jリーグのこと」を真剣に考えていることは確かだ。そこで今回のブロゴラでは紙面で紹介できなかった「アイディア」に関する意見を集約して紹介する。

規定の見直し(特にベストメンバー規定)や、審判の質の向上、代表とのリンク、スタジアムなどのハード面、交通アクセスなどのインフラ、地上波・無料動画サイトなどでの露出、プレミアリーグ構想など、さまざまな案が寄せられた。

【自由記入で寄せられたアイディア】

(※カッコ内投稿者名の後は応援するチーム)

前期・後期でタイトルを作っては?

「1st、2nd優勝クラブに加えて年間勝ち点が多いチームの三つ巴で優勝を決定すれば、勝ち点の重みも出てくると思う。野球の方法を取り入れてもいいと思う」(あっかーさん/浦和)
「チャンピオンシップをやらず、単に前期・後期制にして前期優勝や後期優勝というタイトルを作るのは賛成。箱根駅伝の往路復路のような感じで。チャンピオンシップには反対。年間の優勝を2試合で決めるのはリーグ軽視だから」(コンサネコさん/札幌)
「前半戦/後半戦というそれぞれの勝者の存在があってもいい。総合優勝と合わせて最大3チームにはなるが、総合優勝が一番という扱いで納得感もあり、昇降格との不整合も発生しない。あとはACLへの出場権を前半戦後半戦のそれぞれ上位3チームにしてプレーオフやるとか」(瑞沢さん/C大阪)

J2もからめた盛り上げ案を

「G大阪の動員貢献度を見るにつけ、2ステージ制よりもナビスコカップへのJ2クラブ参戦のほうがJリーグ全体の底上げになるような気がしている」(みやっちさん/松本)
「プロ野球のように、J2との交流戦にしたほうがいい」(パルさん/鹿島)
「ナビスコカップのJ2参加。優勝チームにはACL出場権の付与」(梶田実さん/柏)
「J1の16位とJ2の3位の入れ替え戦はあってもいいと思う」(あかうらわさん/浦和)
「J2をJ1と同じ18チームに減らし、ナビスコカップをJ1・J2交流戦方式にしたほうが面白い。ベストメンバー規定を廃止し、若手がより出やすくするために、ベンチ入りメンバーの半分を23歳以下の選手にするルールを作る」(ガンバボーイ2号/G大阪)

露出(地上波、無料放送)を増やす

「地上波で毎節注目試合を放送できるように放送枠を買い取るなど、代表戦だけではなくもっとサッカーが目に触れる機会を増やしてほしい」(はなちゃん/C大阪)
「Jリーグ自体がもっと大きなプロモーションをしなきゃ。お金をかけて媒体を買って、番組を作って…」(vamomatsuさん/FC東京)
「Jリーグの広告費で地上波かBS、動画サイトなどでJリーグ番組を作る、無料でJリーグの試合やニュース映像が見られるようにするなど。いまある地方のJチームの応援番組をどこの地域でも見られるようにする。いまも地上波サッカー番組はあるが、どこも海外組偏重でJリーグの価値を下げてしまっている。どんな選手でも海外に行けば代表で凄い選手! みたいな風潮をなんとかしないといけない」(もも♀さん/浦和)

代表との関連性をもっと強くしては?

「代表とJリーグチームの対戦を行うなど、組織としての露出を増やす等の工夫をしたほうがいい」( い~じぇさん/川崎F)
「人気がある代表チームと連動していない。Jリーグの試合に行くと代表のチケットを購入しやすくなる、Jリーグで結果を出している選手を代表に招集する…など」(やまさん/浦和)
「ビッグコンテンツである代表戦との抱き抱え販売などができるよう、協会の協力を得るなどまだまだまだ検討できることがあると思う」(TKSIさん/浦和)

ハード、インフラ、日程の再考

「専用スタジアムは(クラブライセンスの)基準を下げるなど、優位性を持たせる。専用スタジアムの臨場感は、陸スタとは比べ物にならない。地域密着を掲げながら、無駄に大きいスタジアムができる矛盾の改善」(smdさん/鳥取)
「生でのサッカー観戦は一部の専スタ以外は生で見たいと思える魅力がない。陸上スタなどでは、映像のほうがサッカー自体を楽しめる。生観戦は一体感などの楽しみもあるが、コアなサポでない人をお金を払ってまで足を運ばせるほどの臨場感を味わえない」(ジョニー キルロイさん/甲府)
「観客が見やすい試合日程や、夏期以外のナイトゲームを減らしたりしたほうがいいのでは」(ようすけさん/川崎F)
「土日固定開催を廃止し、同地域における試合は曜日や時間をずらして複数見れる機会を増やしたり、アウェイ客に配慮して日曜はデイゲームに固定、土曜は子供のプレーヤーが見られるようにナイター開催など、さまざまな事情の人に対応した日程に改善するのが、優先して変えるところだと思う」(進撃の比嘉さんさん/横浜FM)

改革できることはほかにもある

「審判の質向上。選手のように節ごとに採点やベスト審判などを設置し、ダメな判定にはごまかさずきちんと批判すること。逆にしっかりしている審判はちゃんと褒めること←こっちが重要」(KKさん/柏)
「Jリーグ規約42条(ベストメンバー規定)や、審判のレベルの向上、誤審における処分の問題など、優先的に改革する必要のあるものが放置されたままであることのほうが問題だと思う。いっそのこと、かつてイングランドリーグがプレミアリーグ化したときのように、“新しいリーグ”が誕生してもいいのかもしれない」(fineweatherさん/浦和)
「プレミアリーグを作って10チームくらいでホーム&アウェイを2ステージやればいい。18チームでやろうとするから無理がある」(しんぞーさん/浦和)
「2~6位くらいまででプレーオフを行い、ACL出場権を争うなどしたほうがいいと思う」(猛虎さん/鹿島)
「ベテラン外国人選手を獲得しやすいように現在の外国籍選手枠とは別に30歳以上の外国人選手の特別枠を作ってみては?」(かまぼこさん/浦和)
「外資系企業のクラブ経営参加を認めるなど、クラブがお金を儲けビッククラブを作ることがこれからは大事。それが小さなクラブを助けることにつながり、各クラブが自分たちの色を作る努力ができると考える」(しろうと2004さん/名古屋)

(BLOGOLA編集部)


エル・ゴラッソ1311号に掲載されたJリーグ2ステージ制へのアンケート結果がWebに公開された。
結果は多くのファンが望むものと言って良かろう。
2ステージ制へは反対、この一言に尽きる。
この結果をJリーグの関係者は重く捉えて欲しい。

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