鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

救世主、だが救うチームが違う

2007年11月10日 | Weblog

興梠が日本の救世主の座を継承

軽快な動きでメニューをこなすFW興梠(撮影・栗山尚久)
 U-22(22歳以下)日本代表FW興梠(こうろき)慎三(21=鹿島)「日本の救世主の座」を継承する。17日の北京五輪アジア最終予選ベトナム戦に向けた代表メンバーが9日、発表された。C組2位で大量得点が必要となる一戦にFWは異例の5人選出。興梠はJ得点率トップの看板を引っ提げ、最終予選に初招集された。速さと野性的なキャラは、過去の日本の救世主のタイプと合致、窮地にいるチームを救う。FWカレン・ロバート(22=磐田)MF梅崎司(20=大分)も同予選初招集となった。
 興梠が日本を救う。この日、強化担当から最終予選初招集の吉報を知ったが、心は揺れなかった。「ビックリはしなかった。これからでしょう。でも流れが来てますね。やってやりますよ。決勝点決めたら新聞の1面ですか? いいですね」。呼ばれただけで、何も成し遂げていない。それを自覚した上で成功後のイメージを膨らませた。

 97年W杯最終予選のFW岡野、04年アテネ五輪最終予選のFW大久保、05年W杯最終予選のFW大黒と、日本のサッカー史に名を刻んだ救世主たち。スピードが突出し、型破りのキャラクターを持っていた。最終予選終盤まで目立った成績も挙げず、直前の好調ぶりが買われ、大抜てきの末に日本の窮地を救ってきた。

 興梠にも救世主の条件がそろっている。鹿島トップのスピードを誇る一方で、「番長」と呼ばれることもあるほど地元宮崎にいたころはヤンチャだった。反町ジャパン発足以降、出場は1試合だけだが、リーグ戦で90分当たりの得点率は1・076とJ1トップ。6月の2次予選マレーシア戦後に代表から遠ざかり、「救世主になりたい」が、最終予選のころから口癖になっていた。思いを実現させる好機が最高の運気とともに巡ってきた。

 最終予選でチームは消極的なプレーが目立ち、2位に甘んじている。「自分のプレーを出せないのが一番嫌。全部を出していく」。強気でなければ危機を乗り切れないことを、興梠は知っている。 【広重竜太郎】 [2007年11月10日9時7分 紙面から]

U-22日本代表メンバーに興梠、内田選手が選出
アジア男子サッカー2008最終予選(北京五輪最終予選)に臨むU-22日本代表メンバーが11月9日、日本サッカー協会から発表され、興梠慎三、内田篤人両選手が選出されました。U-22日本代表は、11月17日(土)にアウェイでU-22ベトナム代表と対戦します。
興梠選手コメント
『選ばれたことは素直にうれしいです。オリンピック出場という目標に向かって、全力を尽くしたいと思います。』
内田選手コメント
『選ばれて光栄です。自分の力を発揮して、チームに貢献できるように頑張ります。』
■アジア男子サッカー2008最終予選(北京五輪最終予選) 「U-22ベトナム代表vsU-22日本代表」
 日時: 11月17日(土) 21時15分(日本時間)
 場所: ベトナム・ハノイ My Dinh Stadium

反町ジャパンFW最多5人招集!ベトナムで“追試”実施へ
 日本サッカー協会は9日、北京五輪アジア最終予選、U-22ベトナム代表戦(17日、ハノイ)に臨むU-22日本代表22人を発表。FWカレン・ロバート(22)=磐田=、FW興梠慎三(21)=鹿島=、MF梅崎司(20)=大分=の3人が同予選に初招集された。FWは今予選最多の5人。反町康治監督(43)はベトナムでFW陣に“追試”を行う方針だ。

 ベトナム遠征に向け、すっきりと散髪したヘアスタイルで都内のJFAハウスに現れた反町監督。約2時間のスタッフ会議後、メンバー22人を発表したが、決定力不足が深刻なFW陣の選考に関しては、すっきりとはいかなかったようだ。
 「FWが多い? そうですね。いろんな選択肢があるのは悪くない話。余剰の人数を連れてって、いろんなことにしっかりと対応できるようにしたい」
 他のポジションは候補合宿(6、7日)の20人から入れ替えたが、FW陣はそのまま。FWの5人体勢は今予選で最多だ。「個人の力はだいたい分かっているが、組み合わせだけじゃなくDF(守備)の力とかゲームプランを見て、競争した中で送り出したい」などと話し、現地入り後に“追試”する方針も示した。
 判断基準は(1)試合直前の調子(2)周囲との相性(3)守備力-であることを示唆したが、気になるのは、守備力もポイントに挙げたこと。7日の順大との練習試合後もFWを含めた守備についての課題を列挙した指揮官。この日も「ゴールを取るということより、まずは勝つことが大事。ゴール=勝つことかもしれないけど」と発言。首位カタールと勝ち点7で並んでいるが、総得点差1で2位の日本。大量点で勝たなければいけないベトナム戦も従来通り、FWは守備力を重視して選ぶ?
 「代表としての情熱と誇りをかけて全力で戦いたい」と反町監督。ファンが期待するゴールラッシュに応えられるか。
(近藤安弘)
■メンバー選考
 今回選ばれたメンバーは22人。6、7日の候補合宿メンバー20人からDF河本(神戸)、MF枝村(清水)の2人が外れ、けがやチーム事情で合宿に招集されなかったGK林(流経大)、DF細貝(浦和)、MF本田拓(法大)、水野(千葉)の4人が加わった。累積警告のためベトナム戦出場停止のMF家長(G大阪)とFW森島康(C大阪)は、21日のサウジアラビア戦(国立)で復帰する可能性がある。
★ストライカーサバイバル
【平山】
 ベトナム戦へ向け、同僚のDF伊野波とともに11日のサテライトリーグ・横浜FC戦に出場することが濃厚に。2人はきょう10日の新潟戦はベンチスタートが確実。FC東京の原監督は「何分かやらせて(代表に)行かせます。あっち(代表)のことも考えてあげないと」。平山は「出るみたいなんで、頑張ります」。伊野波も「ゲーム勘をつけたい」と意気込んだ。
【カレン】
 最終予選初招集に「そこ(代表候補合宿)での動きが評価されたと思う。とにかく勝てばいい。つぶれ役もこなす」とキッパリ。「まずは(きょう10日の)名古屋戦で決めて」と前を向いた。
【李】
 10月のカタール戦に続き2試合連続の先発が有力。「とにかく点を取って勝ちたい。先発できるよう反町監督にアピールしたい」。きょう10日の横浜FC戦リーグ5試合ぶりゴールを決めて気持ちよく代表に合流する。
【岡崎】
 10月のカタール戦前に右足首を負傷、緊急帰国した無念をベトナム戦でぶつける。懸命のリハビリを経て、4日の天皇杯・明大戦では先発で実戦復帰。「コンディションを上げていきたい」と意気込んだ。

【興梠】
 6月の2次予選マレーシア戦以来の招集に「五輪出場という目標に向かって、全力を尽くしたいと思います」。チーム関係者も「岡野(浦和)になれる」と97年に日本のW杯初出場を決めた野人伝説の再現を期待していた。

初代表興梠が救世主になる…U―22日本代表22人発表

強気の性格で救世主が期待される鹿島のFW興梠
 日本サッカー協会は9日、北京五輪アジア最終予選第5戦(17日)、ベトナム戦(ハノイ)に臨むU―22(22歳以下)日本代表メンバー22人を発表した。

 満を持してアジアの舞台に立つ。最終予選で初めて選出されたFW興梠は、「救世主になる。チームを救いたい」と宣言。窮地での反町ジャパン選出に「これは流れがオレに来てるっしょ。点、決めるしかないっしょ。自分の力を出さないで終わるのが一番嫌なんで、やってきますよ」と強気に言い放った。

 振り返れば、各予選で救世主が出現している。98年フランスW杯予選時のFW岡野(浦和)、06年ドイツW杯予選時にはFW大黒(トリノ)がブレークした。そして、04年アテネ五輪予選時はFW大久保(神戸)が活躍。全員が予選の途中からチームに加入し、本大会出場の原動力に。興梠も「そうなるといいっすね」とうなずいた。

 今季リーグ戦では21試合6得点だが、90分間の得点率1・076はJトップ。1点以上の数字はJリーグ広しといえども、興梠1人だけ。その決定力に、50メートル5秒台の俊足。そして、「番長」と呼ばれる強気な性格。「決めたら(新聞の)1面ですね」反町ジャパンでは、まだ見ぬ救世主。興梠は、その資質を十分に兼ね備えている。 (2007年11月10日06時04分  スポーツ報知)

この期に及んでFWに守備力を求めるとは反町の血迷い具合が最高潮に達している。
アウェイで勝ち点1を目指しているのであろうか。
知的指揮官というふれこみで、新潟をJ1に定着させた手腕を買われての就任であったが、昨年8月よりの試合全てを観た結論は「無能」の烙印を押さざるを得ない。
眼鏡をかけているだけで「ハカセ」とあだ名が付けられてしまうようなものである。


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