鹿島ドローでリーグ7戦未勝利/J1
<J1:鹿島1-1柏>◇第13節◇17日◇カシマ
鹿島MF小笠原満男(29)が17日の柏戦で左太もも裏を負傷し、21日のアウェー(ベトナム)でのACLナムディン戦出場が微妙になった。フル出場した後に検査を受け、肉離れと診断された。重傷ではなく遠征には帯同するが、1次リーグ突破をかけた大一番を欠場する可能性もある。
4月2日の新潟戦でも左太ももに軽い肉離れを負ったが、その後も欠場することなく出場を続けていた。柏戦では前半36分にPKを今季チーム4本目にして初めて成功させ、流れを変えたがドロー。本拠地で21戦無敗のクラブ記録をつくったが、リーグ7戦未勝利に「内容はよくても結果が出ないと意味がない」と厳しかった。
この日の鹿島はDF内田、FW田代もケガの状態が悪く先発から外れ、今季全公式戦でフル出場を続けていたMF青木も16日に発症した急性腸炎の影響で後半12分に交代。MF中後も、今後の出場は可能なものの、左手甲の骨を2本折った。鹿島が火の車状態でACLの佳境に突入する。
[2008年5月18日9時46分 紙面から]
脱出ならず…小笠原、ACLへ切り替え
<鹿島・柏>引き分けに終わり、ガックリの小笠原ら鹿島イレブン
Photo By スポニチ
【鹿島1―1柏】鹿島はMF小笠原のPKで先制したが一瞬のスキを突かれて失点。1―1のドローで終了し、リーグ7試合ぶりの勝利はならなかった。4月から続いていた過密日程が終わり、久々に6日間の調整期間を経ての試合だっただけに、DF岩政は「点も取れないし、守りきることもできない。力不足ということです」。それでもMF小笠原は「ACLに向けて戦えるチームをつくりたい」と予選突破がかかる21日のACLナムディン戦(アウェー)に気持ちを切り替えていた。
[ 2008年05月18日 ]
鹿島痛恨!小笠原左太もも裏肉離れ…J1第13節
後半5分、鹿島・興梠(上)が攻め込むも柏・菅野に阻まれる
◆J1第13節第1日 鹿島1―1柏(17日・カシマ) 鹿島が決勝トーナメント進出がかかるアジア・チャンピオンズリーグ・ナムディン戦(21日・ハノイ)を前に、非常事態に陥った。柏戦でMF小笠原満男が左太もも裏肉離れを負い、MF中後雅喜は左手甲を骨折。また、途中交代したMF青木剛も急性腸炎で熱があるため、安静が必要な状況。3人は遠征に帯同する予定だが、出場は微妙な状況となった。
この日は前半36分に小笠原のPKで先制したものの、同点に追いつかれ、クラブ史上ワースト2位を更新する7試合連続未勝利(4分け3敗)。オリヴェイラ監督は試合後、「特に攻撃的な選手にけが人が多くて、攻撃の連係、連動性を欠いている」と勝てない理由を説明したが、けが人は守備陣にも及んだ。腹直筋炎で離脱中のFWマルキーニョスは遠征に帯同しない。「野戦病院」と化した鹿島が窮地を迎えた。
(2008年5月18日06時01分 スポーツ報知)
ボランチ壊滅。
この危機をどう乗り切るのか、逆に楽しみである。
船山+修人の可能性すら出てきてしまう。
燃えるとはこのこと。
ヴェトナムの地を熱い焦土と化すのだ。